ベルネーのメインストリートを離れ、ポン姉夫がガイドブックで見つけたレストランがあるGaston Folloppe通りへ。
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この通りは中世の木組みの家が軒を並べているが、製材技術のない時代に作られた家なので、真っ直ぐな梁を見つける方が難しいぐらい、どの家も歪んでいる。
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幼少時代の5年間をベルネーで過ごしたエディット・ピアフもショーウィンドーを眺めながら、この通りを歩いたのだろうか。

古い家を現代の生活様式に合わせて改築するよりも、取り壊して新しい家を建てた方がずっと安上がりだし(以前増築をしようと思って見積もりを頼んだら、新築の建設費用の2倍ぐらいだったのであっさり諦めた)、快適な暮らしができると思うのだが、こうして歴史のある家を残そうとするフランス人は、時の流れというものを日本人とは全く違う感覚で捉えているのかもしれない。
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ちょっとイギリスチックな本屋さん。
一歩中に入ると昔懐かしい紙とインクの匂いがしそう。
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ブルーのペンキが美しい弦楽器工房も、梁は思いっきり歪んでいるが、若い女性職人さんのお店らしく、中はすっきり。
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このお店の存在で、ベルネーの文化度がアップした感あり。
この通りにはレストランも多く、もう少し個性的なお店を増やせば人気の観光スポットになりそうなのに、ちょっと中途半端なのが残念。

ポン姉夫が選んだガイドブックお勧めの『LE BISTROT』は、通りの中でも一際目立つ赤いファサードの可愛らしいお店。
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15世紀に建造されたとは思えないぐらいしっかりしている。
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夏休み前の平日とはいえ、ガイドブックお勧めの割にはガラガラだなぁと一瞬不安になったが、先客は皆テラス席にいた。
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その昔、貧しい人々の溜まり場だったこの中庭も、今は美味しいものを囲んで明るい会話が弾む場所となっている。

ポン姉弟の前菜はシェフのテリーヌ。
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今流行のおしゃれな盛り付けの料理とは完全に逆方向に向かっている昔ながらのフランス料理。
ポン姉夫はビュロ(ツブガイ)だったので、写真はなし。

タヌ子は砂肝のコンフィのサラダ。
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砂肝の量が半端じゃない!

何故かいつも同じものを選ぶポン姉弟は牛のステーキ、ベイクドポテト添え。
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フライドポテトLOVEのポン吉はちょっと不満そうだった(笑)

ポン姉夫はリヨン風サラダを頼んでいた気がするが、ポーチドエッグが二つも乗っていた。
この厨房で修行させてもらったら、コレステロールを溜めることなくポーチドエッグ名人になれるかも(笑)
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タヌ子はノルマンディらしく、カマンベールがど〜んと乗ったタルティフレット
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決して不味くはないのだが、ジャガイモとカマンベールの組み合わせがちょっと微妙。
やはりロブロション使用の正統派の方が数段美味しい。
このお店、タルティフレットが売りで、色々なチーズを使ったタルティフレットがある。
次回このお店で食べることがあったら、ジャガイモと相思相愛の仲のラクレットのタルティフレットを食べてみよう。

デザートは狸夫妻がクレーム・キャラメル。
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今時こんな風情のある(笑)クレーム・キャラメルにはなかなか出会えない。
田舎の小都市のレストランならではの盛り付け。
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ポン姉夫妻のチョコレートアイスクリームも半世紀前から変わってなさそうな懐かしい姿。
チマチマしたおしゃれな料理が主流になりつつあるからか、こういう料理が逆に新鮮に感じられる。

前菜からデザートまで、総カロリーはどのぐらいだったのだろうと考えると、ちょっと恐ろしくなるが、この後しっかり歩いたので、5分の1ぐらいは消費できたかな。


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