ポン吉の3週間の療養中は土曜日も施術があるので丸一日自由なのは日曜日のみ。
最初の日曜日はピレネー・オリアンタル県の県庁所在地、PERPIGNAN(ペルピニァン)観光。

ペルピニャンは15世紀にフランスに侵略されるまで何度か領主は変わったものの、ずっとスペインの領土だった。
perpignan1
ペルピニャンで最も古い建造物(14世紀)の一つである、ノートル・ダム門と呼ばれるCASTILLET(小さいお城)は町の入り口であると同時に牢獄としても使われていた。
perpignan2
旧市街の細い路地も夏は観光客で賑わうのだろうが、この季節は閑散としていてどことなくうら悲しい。
perpignan3
広場の中心に泉があるのが南仏らしい。

シンプルなゴシック建築のサン・ジャン・バティスト大聖堂(14〜16世紀)。
perpignan4
身廊が広く、すっきりした印象。
perpignan5
アミラル・リベイユ通りにある横の入り口から入ってぐるりと見まわしたところ、身廊の横はアーチで柱頭はなかったし、外でポン吉と待っているLUKAがピーピー泣くのでさっさと出てきてしまったのだが、wikiの写真を確認したら、身廊脇の窪みの部分には素晴らし絵が施されていた。

タヌ子が入った南側の入り口のすぐ脇にDEVOT CHRISTという小さなチャペルがある。
perpignan15
十字架にかけられたキリスト像があるだけなのだが、今まで見た中で一番悲しい姿で胸が痛くなった。

駐車場に戻る途中LES HALLES(屋内市場)を見かけたので見学しようと思って入ったら、
perpignan8
各売り場のカウンターにイートインスペースが設けられている。
perpignan9
生ハムやチーズもその場で味見できるので、旅行中に生鮮食品を買えない観光客には実に有りがたい。
perpignan10
イートインスペースがないのはオリーブ売り場と野菜売り場のみ。
perpignan12
このオリーブ屋さんで買った野菜チップスが凄く美味しくて、帰途にお世話になるポン吉家族へのお土産にしようと思って滞在最終日に立ち寄ったら市場の定休日(月曜)だった(涙)

鶏肉屋さんの料理も美味しそうだったが、新鮮な魚をその場で調理してくれる魚屋さん、NOSTRA MARのカウンターに落ち着き、イカフライとアンチョビのフライをオーダー。
perpignan11
フランスでは美味しいイカフライは食べられないと諦めていたが、ここのイカフライはギリシャのカラマリフライに負けず劣らず美味しい。
久しぶりのイカフライだったので、お代わりしたら流石に揚げ物の食べ過ぎで胃もたれしてしまった。

このイカフライが食べたくて、後日ランチタイムにLES HALLES再訪。
perpignan13
イカフライを頼んだのに何故かイカソテーが出てきたが、これもニンニクが効いてて美味しい。
前菜のイカソテーに満足し、メインは何にしようかと市場を一周。

イタリア以外で外食にピザという選択はまずあり得ないのだが、他の人が食べているピザがあまりにも美味しそうだったので、思わずカウンターに陣取ってしまった。
perpignan14
アーティチョークLOVEのポン吉のためにカプリチオーザを注文。
見た目を裏切らない美味しさで大満足。

他にもレバノン料理のカウンターもあり、まだまだ食べてみたかった物が盛りだくさん。
来年もこの地で療養することになったら週に2回ぐらいこの市場に通いそう。

ピザでお腹がいっぱいになったところで、旧市街の南に位置する小高い丘に建つマジョルク王宮見学。
ペルピニャンがマヨルカ王国の首都となった13世紀に建設が始まった王宮。
perpignan6
王宮と言っても華やかさはなく、要塞化された質実剛健な建造物。
どこかキャラバンサライのような雰囲気が漂うのはアラブ建築の影響だろうか。
グーグルの航空写真を見ると、濠はないが、五稜郭に似た造りになっているのがよく分かる。
perpignan7
城壁からはペルピニャンの町と、遠くにはピレネーの誇り、カニグーを望むことができる(雲のように見える中央の白い部分がカニグー山)。
perpignan16
王宮内部は装飾もなくこれと言った見どころはないが、約800年の時を経てもどっしりと構えているその姿には敬意を払わずにはいられない。

にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ
にほんブログ村