レストランを出たところで、殿が『アルルに行く?』と提案してきたので二つ返事で車に乗り込んだ。
食事をしたフォンヴィエイユから車で20分ほどで到着。
これまで彼らと一緒に2回アルルに来てはいるものの、一度も町を散策したことがなかったので3度目の正直のアルル観光。
arles1
旧市街の外の駐車場に車を停めたら、まずは円形闘技場を目指す。
内部をちらっと覗いたら、催し物の準備なのか修復なのか分からないが足場が組まれていたので見学はせず外を一周。
arles3
円形闘技場の近くにある古代ローマの劇場跡。
劇場に使われていた石はアルルの町の建設に利用され殆ど残っていないが、座席はかなり良い状態で保存されている。
arles19
円形闘技場近くのノートルダム寺院がある高台から立派な建物が見えたので望遠で撮ってみた。
ポン吉にあの建物はなんだろうと尋ねたら、『さっき横を通ったモンマジュール修道院だよ。見なかったの?』と呆れられてしまった。
お昼のワインが効いて車内で居眠りしてしまったらしい(汗)
それにしても5kmも離れた修道院がこんなにはっきり撮れるなんて、35倍ズームのカメラは流石だ!
arles5
レピュブリック広場にあるサン・トロフィーム教会
12世紀建立のこの教会は円形闘技場、劇場と共に世界遺産に登録されている。
隣接する建物と繋がっているためあまり目立たないが、入り口のロマネスク期の彫刻はなかなか見応えがある。
arles4
二人を腕にぶら下げる力持ちさん。
arles7
風化していてはっきり分からないが、こちらも下半身が龍のような怪物が2人の人間を逆さに抱えている。
それぞれの怪物が人間を逆さに持っているということに何かの意味があるのだろう。
arles6
教会内部はシンプルだが、壁にはキリストの生涯が描かれた17世紀のオービュッソンのタピストリーが飾られている。
回廊は教会から直接行くことはできず、隣の建物から入るのだが、世界遺産の建造物の一部が幼稚園として使われていてびっくり。
arles16
回廊へ向かう中庭はちょっと荒れ果てた感じで、石壁からのあちこちから逞しい植物達が顔を出している。
arles111
回廊の四隅にも大きな彫刻がある。
arles13
上段の3人の女性が観音様に見えるのは衣服のせい?
arles8
こちらはこの教会に関係する聖人の逸話だろうか。
arles15
柱頭には人間を捕える怪物もいれば、
arles9
冠をかぶった王族らしき人々もいる。
arles12
これは一家族らしいが、何故か全員眠っていて、牛が赤ちゃんと一緒に寝ている。
教会の彫刻は理解しがたい物が多いので、彫刻家たちにはそれぞれの作品の説明をどこかに残しておいてほしかった。

クリスマスが近かったこともあり、回廊の上階で地元の芸術家たちによるクレーシュ(降誕場面)を主とした作品展が開催されているというのでちらっと見学。
arles10
瓢箪の羊たちが可愛い。

外で何やらバタバタと大きな音がするの回廊のテラスに出てみた。
arles14
騒音の主はラブラブの鳩さん達。

陽が傾き始めてきたのでここでアルル観光終了。
arles2
白い石造りの家が並ぶ風情のある道を通り、
arles18
ゆったりと流れるローヌ川沿いを少し歩いてから旧市街の門を抜ける。
arles17
2時間ほどの短いアルル観光だったが、アルルを巡る今までのもやもやした気分が一掃できた。
再度訪れることがあったら、ゴッホの描いた跳ね橋も見てみたい。

にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ
にほんブログ村