2010年06月05日

OBI、携帯型の睡眠脳波計開発

2010年5月28日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 手軽に測定 経済損失回避へ光

 大阪バイオサイエンス研究所(OBI、大阪府吹田市)は、科学技術振興機構(JST)のベンチャー設立支援事業において、携帯型の睡眠脳波計の開発に成功し、研究者らの出資で「スリープウェル」(大阪市北区)を設立した。装置の販売やレンタルで3年後までに年間1億円の売り上げを目指す。

 先進国では、労働や娯楽など人々の活動が24時間化しており、それに伴って睡眠障害が拡大。日本大学医学部の2006年時点での試算によると、不眠症や睡眠不足を原因とした欠勤や作業効率低下などによる生産性低下と交通事故による損害を合わせた経済的損失が、年間約3兆5000億円にも上るとしている。逆に睡眠を適正にコントロールできれば、経済的利益を得ることになる。

 睡眠障害の予防・改善のためには、睡眠状態の正確な把握が不可欠。現在、病院などでは、多数の電極を装着して脳波、眼球の動き、あごの筋電位、呼吸数、いびき発生の有無など、多くの種類のデータを計測する終夜睡眠ポリグラフィー検査(PSG)が行われている。“国民病”といえる睡眠障害の改善に取り組むには、睡眠の程度や、質、リズムを家庭や旅行先で簡便に計測できる装置の登場が待たれていた。

 OBIの裏出(うらで)良博研究部長らは、マウスなど実験動物を用いて、1対の電極で脳波を測定して、睡眠のリズムや深度を判定する手法を構築済みだった。今回、人間の睡眠や脳波解析の蓄積データなどと組み合わせることで、約60グラムと軽量で、簡便に睡眠の質を知ることのできるシステムを確立した。

 睡眠のステージは、「覚醒(かくせい)」「レム睡眠」「浅睡眠」「深睡眠」の4段階あるが、独自の判定方法を用いることで、短時間でPSGと遜色(そんしょく)のない判定を自動でできるという。

 今後、快眠ベッドなど睡眠関連事業を手掛ける企業や睡眠を研究する大学などに機器をレンタルして、得られたデータから睡眠の質やリズムを解析するサービスを実施する。また、医療機器の認可を取得し、来年度をめどにPSG実施の前段階の睡眠評価サービスなどを提供する考えだ。1台当たりの価格は15万円程度を想定しているという。

 OBIは、大阪市と民間企業63社の寄付金で設立された財団で、市の補助金により運営されている。

 設立したスリープウェルの社長にはOBIで裏出部長と企業化研究を進めてきた吉田政樹氏が就任。資本金960万円は、両氏が8割を出資した。


睡眠が十分にとれるといいですよね。
自分の睡眠とパターンがわかると、対処しやすいかもしれません。
メンタル的に調子が悪い方は睡眠にトラブルが出やすいです。
こういった開発は重要だと思います。


TAO心理カウンセリング学院
TAO心理カウンセリング学院通信講座
TAO心理カウンセラーの道
TAO心理:ツイッター


tao_counseling at 09:00│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!産経新聞 | 睡眠

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔