「プラザ岡山」から「心の健康」について取材を受け、3月号に以下のように記事にしていただきました。

 「ありのままの自分を受け入れてみる」というのは、言葉で言うほど簡単なことではないと分かっていますが、人が心豊かに生きるために、真に大切なことだと思っています。でも、あまりにも多くの人が忘れてしまっているのではないか、と危惧を抱いています。
 自分の領分に応じて、の~んびりと日々を楽しむということが、なかなかかなわない時代です。誰しも、常識や人の評価を気にしつつ、否が応でも「前進」しなければと躍起になっています。それで、一人ひとりが可能性を実現し、社会の進歩にもつながっているとしたら、素晴らしいことに違いないのですが、何だかそこら中に疲れが充満しているように見えます。こんな世の中でいいのだろうか?

 人の価値は、目に見える成果や実績とは関係ないと思います。この生きにくい世の中を、誰しも必死で生きていて、それだけで認められていい存在です。そんな自分を粗末にして得られるものは、ろくなものではありません。

 とは言え、自分を大切にするというのは一朝一夕にできることではありません。自分をいじめることに慣れ過ぎているからです。ただ「自分を生きる」ということが、実は生まれ変わるくらい大変なことなのです。
 自分を許す、人に甘える、大いなるものに委ねるなど、パラダイムを変えていくことが必要です。みんな、そうやっておおらかに生きていくことができれば、どんなに住み良い世の中になるでしょう。
 私自身も自分の弱さを認め、無理をせず、肩の力を抜いて生きていこうと思う、今日この頃です。  
             心の健康
       
                                                                                                 
               
                           心理面接室TAO 藤坂圭子
                           HP: http://tao-okayama.com