本日、「心理面接室TAO~「私」の人生を生きる~」は、無事2年目を迎えることができました。
 去年と同じく、やれやれというのが正直なところです。でも今は、ともかくも船出できたという去年の安堵感とは、また違った感慨があります。

 退職して3年半、開室して2年、今の生活にも馴染んできました。
 午前にクライエントさんをお迎えし、午後はだいたいスクールカウンセリング等で外に出ています。休日はちょくちょく、みなさんとともにセミナーを楽しんでいます(準備は大変ですが…)。頼まれ仕事もあります。心理臨床の勉強、企画や経理、その他の雑事など、やることは山ほどあります。毎日バタバタ暮らしているのは教員時代と同じですが、嫌な仕事は何一つありません。何とも言えない解放感です。

 人生の舵を切り替えるのは大変でした。10年越しでやっと退職を決意できた時は、思いがけず入院する羽目になったくらいですから…。(去年のブログ「咳をして記憶が飛んだ!」を読んでください)
 やっとここまでたどり着きました。やれやれです。自分で自分を解放したという自負があります。でもやっぱり、たくさんの人に支えられての、今です。
 
 開室してから知ったのですが、何であれ岡山で事業が成功すれば、全国どこででもやっていけると言われているとか。要するに、岡山県人の財布の紐はなかなか固いようなのです。貯蓄率も岡山は全国トップクラスなので、なるほどです。しかも、カウンセリング事業というのはまだ知られてなくて、相談やカウンセリングにお金を払うという感覚があまりないのも現状です。
 そんな中で、これまで、カウンセリングとセミナーを合わせて、100人くらいの方にTAOにおいでいただいたでしょうか。本当にありがたいことです。

 生きるのに真剣な方ばかりです。経済的にゆとりがある方は少ないのです。でも、何としても自分を変えたいと、時間とお金を工面していらっしゃいます。本当に頭が下がります。だから、私も1回1回真剣です。
 1年以上通って来てくださっている方も何人もおられ、ずいぶん楽になられています。こちらがひっくり返りそうになるほど、大きな変化が起きることもあります。ご自分への投資の覚悟、そして人生への取り組みの賜物です。私の力なんてわずかです。人って本当にすごいです。
 
 私自身、なかなか退職できなかったのはひとえに経済事情でした。でも、「私」の人生のためには、思い切るしかありませんでした。宝くじでも当たったんじゃないかと言われましたが、違うんですよ。
 教員時代に比べ生活は楽ではないのですが、お金やモノではない真の豊かさを感じることができます。一人でも多くの人が、この豊かさを知り、納得のいく「私」の人生を生きることができればと願います。そうなれば、世の中も変わっていくでしょうに。
 まだまだひよっこですが、草の根運動のつもりで、地道にTAOを続けていきたいと思います。

 深く心の世界でのお付き合いは、しみじみとしたいい時間です。そんな時間をたくさん持てることを、とても幸せに思います。
 みなさま、ここまで本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

                          心理面接室TAO 藤坂圭子
                          HP:http://tao-okayama.com