あけましておめでとうございます。
本年がみなさまにとって、良い年となりますよう、お祈り申し上げます。
2016年の年頭に当たり、改めて私の思いを述べさせていただこうと思います。
「心理面接室TAO(タオ)」はサブタイトルを~「私」の人生を生きる~としています。
みなさまは、「私」の人生を生きられているでしょうか?
今の日本は問題山積、超多忙な上、やはり日本人ならではの「常識」や「因習」にとらわれて、ついつい自分の「心」を置き去りにして、あくせく生活せざるを得ないことが多いようです。
そんな生活や生き方に何か違和感を感じたり、調子を崩してしまったりすることもあります。自分一人で考えてもぐるぐる回るばかり。誰かに聴いてもらって励ましてもらえても、根本的な解決にはなかなかつながらないことも多いです。
心理カウンセリングはそんなときのためにあります。
闇の中に一人でいるのは怖いです。でも、カウンセラーがともにいて、苦しみを分かち合います。
そして、心の傷を癒し、気になっていることを丁寧に丁寧に見つめながら、知らず知らずのうちに置き去りにしてきた大切な「何か」、自分が本来どういう傾向を持っていて、どう生きていきたいのかを探っていきます。「あ、これなんだ!」と、深いところの「私」が目覚めるまで。
そして、今まで封じ込めてきた部分も含め、本来あなたの中にある可能性全体を伸び伸びと生きることを目指します。
精神科医のユングは、これを「個性化の過程」と言いました。(これについてはまたいつか詳しくお伝えします)
そのためにはどうしても時間がかかります。カウンセラーは、毎回じっくりとあなたのお話に耳を傾けます。
岡山ではまだ、心理カウンセリング自体がどういうものかあまり知られていませんが、関東や関西では私設の心理面接室(カウンセリングルーム)も多く、よく利用されています。
岡山でも、ここ「心理面接室TAO」で、「心」を大切にし、「私」の人生を生きる文化を、みなさまとともに作っていきたいと思っています。
心理面接室TAO 藤坂圭子