2018年04月

 先日HPをリニューアルしたのですが、うまく画面が表示されない機種があるみたいです。
 やや古い機種に対応できていないようで、私のiPhon6でも出ません。
 変なトップページになっていて、ページ検索もできず、ご迷惑をお掛けします。
 また、近いうちに調整をいたしますので、しばらくお待ちください。

                         心理面接室TAO 藤坂圭子
                         HP:http://tao-okayama.com

 HPをちょっとリニューアルしました。
 心理面接室TAO開室から2年半ほどになります。半年後のリニューアルに引き続き、2度目です。

 何事もやってみないと分からないものです。こんな面接室にしたいというビジョンはあったものの、2年半のうちに何とか形が定まってきて、HPでのご案内とズレが出てきたので、実態に合わせて部分的に書き直しました。
 大きく変更したのは、トップページと「TAOのカウンセリング」と「セミナー」のページです。
 
 最初は、岡山初のプロセスワークのカウンセリングルームにしたいと意気込んでいたのですが、いろんなクライエントさんが来てくださり、どうしたらお役に立てるだろうと試行錯誤しているうちに、プロセスワークにこだわってはいられないと気づきました。どのカウンセラーにも専門分野がありますが、それを押し付けてもクライエントさんのためにならなければ意味がない。なので、開室前よりいろんなアプローチを勉強するようになりました。クライエントさんに育てていただいているなあと、とてもありがたく思っています。
 それでも、思いを込めて書いたプロセスワークやドリームワークなどのページは何だか懐かく、そのまま残しています。今でも、プロセスワーク的な感性は大切にしているつもりです。

 セミナーも、受講者の方々と一緒に作り上げている感があって、本当にありがたいです。ご要望に応じながら、またいろいろ企画していきたいです。
 TAOエンカウンターをもっとたくさんできたらと思うのですが、時間が取れず、今はやむなく、2グループをクローズドでさせていただいています。どうにか工夫していきたいと思っています。

 思えば、開室に当たって何が一番大変だったかと言えば、HPでした。そもそも、不特定多数の方に自分をアピールするなんて全く性に合わず、怖いし恥ずかしいし、HP作成の作業はとっても気が重かったのです。それは今でも同じですが、そんなこと言ってたらTAOを知っていただけないので、背に腹は代えられない、エイ!って感じです。

 ということで、今回は思い切ってトップページに私の顔写真も載せました。
 カウンセリングを受けるというのは、全く知らない人に心を開くということなので、物凄く勇気のいることだと思います。事前にこんな顔の人だと知っていただけたら、少しでも安心していただけるかと。(ちょっと古い写真ですみません)

 今回の改訂に当たっても、アッパービレッジさんには大変お世話になりました。いろいろご提案くださり、素敵なデザインにしていただきました。
 
 まだまだ力不足で、ご迷惑をお掛けすることも多いのですが、TAOに来てくださる方々と共に前進していきたいと思っています。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。

                           心理面接室TAO 藤坂圭子
                           HP:http://tao-okayama.com 

 「自分」って、簡単に分かりそうで分からないものです。つかみどころのない「自分」を抱えたまま、地に足つかず生きていくのは苦しくて、何かにすがりたくなります。
 だから、年齢を問わず心理学に関心がある人は多く、挙句の果ては、私のようにカウンセラーになってしまう人もいるわけです。カウンセラー仲間と、「私たちって、もともとどっか変だよね」などと笑い合うことはよくあります。

 私はとっても苦しい思春期を過ごしましたが、「簡単に人の気持ちが分かってたまるか!」という妙な反骨精神があって、高校卒業時、心理学を学ぼうなんて気はさらさら起こりませんでした(やっぱり変な人です)。人間がリアルに現れるのは文学だと思い、文学科に進学しました。
 それから教員になって、担任したクラスの生徒への対応を考えているうちに、心理学やカウンセリングの世界にいざなわれ、こんなに深くのめり込むことになったのです。
 で、心理学で人の心が分かるのかという疑問は、半分は本当で、半分はウソだと気づきました。

 心理学もカウンセリングも「科学」です。大量の事例分析に基づいて理論が構築されているので、なるほど!とうならされます。でも、どんなに理論を当てはめても、「実感」がないところで、「自分」がつかめたという感じはしないものです。

 TAOには、心理学の本を読んだり症状をネットで調べたりして、自分は〇〇障害に違いないとか、成育歴のあのことが影響しているのではなどと、思いを巡らして来られる方もいらっしゃいます。印象的な夢を見た後、いろんな夢分析や象徴論を当てはめて、あーでもない、こーでもない、と考え込んで来られたりも。
 それらが当たっているかどうかは、「あー、そうだ!」とストーンと落ちる感じがあるかないかで分かります。あるいは、心にグッときて涙があふれたり、体がスーッとする感じです。
 心理学の理論も、もちろん自分を知るヒントになりますが、アタマだけでココロは分かりません。思考を止めて、自分の内側を感じることが大切です。
 
 自分の内側を辿るのは面倒くさくて怖いので、つい逃げたくもなります。だから、「人」とか「自然」とか「気」とか、安心できる何かとつながる必要があるようです。その安心感の中で出会う「あー、これだ!」という「実感」は、感動的で癒しをもたらしてくれます。たとえそれが、悲しみや怒りであっても。

 あるクライエントさんは、スマホであれこれ検索するのを止めたらずいぶん楽になった、と言われました。「自分」が「自分」とつながってきたんですね。その感覚こそが、きっと確かな人生につながっていくでしょう。

                           心理面接室TAO 藤坂圭子
                           HP:http://tao-okayama.com
 
 

 GW~5月末までの開室・閉室について、お知らせします。
 GW中の祝日は午前中開室します。後はほぼ通常通りですが、申し訳ありませんが、12日(土)・19日(土)は他の業務のため、早めに閉室となります。ご注意ください。

   4/30(月)・5/3(木)~5/5(土) 9:00~12:00  〇(最終は11:00~)
   5/12(土)12:00~ ✕(最終は11:00~)
   
   5/19(土)11:00~ ✕(最終は10:00~)
 
 申し訳ありませんが、通常午後はスクールカウンセリング等で外に出ていて、18時以外はお取りできないことが多いです。
 土曜日はご希望が多いので、お早めにお申し込みください。 

 木の芽時は調子を崩しやすいです。
 また、新年度の気の張りが緩んでくる頃の、「5月病」も要注意です。
 GW中の開室を是非ご利用ください。 
 

                             心理面接室TAO 藤坂圭子
                             HP:http://tao-okayama.com

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