3月5日(土)、4月3日(日)の二日間にわたって、第2回「TAOエンカウンター」を行いました。4月は、さくら道で拾ってきた桜の小枝を真ん中に置いて、持ち寄ったお菓子も広げて車座になり、ちょっとしたお花見気分でした。
 日常生活の気になることから、それぞれの死生観まで、さまざまなことが静かに語り合われました。
 一瞬一瞬を、自分に過たずに生きるということを、私も人生の先輩方から教えていただいたような気がします。
 参加してくださった皆様に、感謝申し上げます。

〈参加者の皆様のご感想を一部紹介させていただきます〉
・今日も自分と向き合い、気持ちの整理をすることができました。聞いてくださった皆様に感謝です。
 また参加されている方の話を聴きながら、癒されていく感覚を味わうことができました。心地よい感覚でした。

・今回も参加者それぞれが「生きる」ことへの思いを言葉にされ、その中から新しい気づきを得ることができました。
 おごりやたかぶりで他者の気持ちに土足で踏み込むような場面が全くなかった点も前回と同様で、よい空気感を味わい続けることにつながったと思います。次回を楽しみにしています。

・今日は思いがけないところから、自分の無意識なある物が出てきました。イメージとして黒い卵のような重たいものが、もう一つの感覚と融合して、とても温かいものに変化していきました。現実生活で気づかずに通り過ぎているものも、ふとこういう時間で見てみるということは、今の私にとっては、とても大切なことのように思います。
 ちなみに、あるもう一つの感覚のイメージは、昨日見ていた満開の桜の色でした。
 今日もいろんな方の人生を見させていただきながら、いい時間を過ごさせてもらいました。

・「生きている」…日々様々な感情が行ったり来たり、一人で思案していると一方通行。だが、エンカウンターで自分の思いを伝えることや他の人の思いを言葉で聞くことで、自分に返してみる。その中で、気づき、振り返ることで、自分自身を整理することができて、次に進むことができた。明日からまた、大切な日々を過ごしていきたいと思う。

・大人のエンカウンターという感じがします。自分の子ども心が引き出されずに穏やかに話が聞け、また話すことができました。時々感情がついていかない場面がありましたが、それはそれで流せたのでよしとします。
 自分の語りは、一人で考えていた時より深まったので良かったです。やはりエンカウンターはいいですね。ありがとうございました。

 
第3回「TAOエンカウンター」も同じ形で実施いたします。HPでご案内していますので、初めての方もお気軽にお申し込みください。


                         心理面接室TAO 主宰 藤坂圭子 
                         HP: http://tao-okayama.com