新型コロナウイルス対策について、TAOでは次のようにクライエントさんにお伝えしています。
  ・お話しする距離をいつもより大きくとっています。
  ・藤坂はマスクをします(ストックがなくなるまでになりますが)。
  ・いらっしゃる方も、できればマスクをお願いします。
  ・お一人終わるごとに換気をしています。
  ・アルコール消毒液は手に入らないのですが、ドアノブなどは頻繁に拭いています。
  ・効果は期待できないということですが、空気清浄機は常時稼働しています。
  ・不安な方、体調が悪い方は、電話でお聴きします。
  ・今後の状況によっては、みなさま電話相談に切り替えるかもしれません。
 大丈夫だとは思いますが、一応以上のようにさせていただいています。
 20日のコラージュ療法のセミナーは、今のところ実施予定です。頻繁に手洗い・換気をしながら行います。参加者が3名未満になると延期にさせていただきます。

 日本中、いや世界中が戦々恐々としています。ウイルスを封じ込める合理的対策はもちろん必要ですが、自分が感染していないか、どこに感染者がいるか、疑心暗鬼になってしまいます。接触できない、外出できない、楽しみが奪われる。春だというのに閉塞感に包まれ、集団抑うつ状態です。
 でも、前からずっとこんな風に、世の中を恐れながら生活せざるを得ない人たちもいて、その人たちの心情が理解しやすくなったような気もします。

 未知のウイルスもさることながら、デマも困ったものです。
 トイレットペーパー騒ぎには私も慌てました。いつ行っても、スーパーもドラッグストアもトイレットペーパーコーナーは見事にカラでした。備蓄は十分だということですが、流通が追い付かないらしく、自宅もTAOも2週間分くらいのストックはあるものの、このまま手に入らなかったらどうしよう?と不安にかられました。
 6日、疲れから胃腸炎を引き起こしてしまい、診察後の薬局で処方を待っていました。ふと、何と、棚の上にトイレットペーパーが一袋、鎮座ましますではないか! この時ほど、トイレットペーパーが神々しく見えたことはありません。
 やれやれ。トイレットペーパーごときでこんなにあたふたするなんて、私も本当に小心者です。
 
 今戦うべき相手は、ウイルスよりも「不安」なのかもしれません。「正しく怖がる」心の靭さが試されている気がします。
 あるクライエントさんは、面接終了時に「心の中のコロナウイルスが暴れなくなった」と言われました。いい表現です。
 ある知人は、「これを機に、自分も何か変化が起きそうな気もするし、社会も変わっていきそうな気がする。不安の中に希望を」と言います。素晴らしいと思います。
 前にも書きましたが、「抑うつ」には意味があり、次のステップに移るための大切な時期です。私も落ち着いて乗り切らねば、と思っています。

                            心理面接室TAO 藤坂圭子
                            HP:http://tao-okayama.com