8/5に始まった心理学セミナーの新シリーズ「対象関係論と精神病理Ⅰ」にご参加できなかった方のリクエストで、もう一度9/16に実施します。
 対象関係論は、人間が生まれ落ちた直後から、どのように「心」がまとまっていくかを論じたものです。1回目の受講がないと、2回目以降は理解が難しいかもしれませんので、ご関心のある方は是非「Ⅰ」からご参加いただければと思います。「Ⅱ」は10/28(日)です。
 以下、ご案内を繰り返します。

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 心理学セミナーの新シリーズ「対象関係論と精神病理」を、8月5日、下記の要領で始めます。

 「対象関係論」は、フロイト派だったメラニー・クライン(児童精神分析医、1982~1960)が創始した、精神分析の理論です。
 彼女は0歳~3歳くらいまでの乳幼児をつぶさに観察し、赤ん坊がどのように対象(最初期は主に母親 -特に母親の乳房)を認識し、自分の中に対象イメージを結んでいくかを研究しました。
 赤ん坊にとって、初めから母親の全体像が分かるわけはなく、まずは母親を部分的に乳房として認識するしかありません。お乳をくれない乳房というのは、赤ん坊にとってどのように認識されるのでしょう?
 母親も人間なのでいつも完璧なタイミングで授乳できるわけではありません。赤ん坊がお乳をくれる母親もくれない母親も同じ一人の人間なのだと納得するまで、結構な紆余曲折をたどらなければなりません。
 子どもの心にありのままの対象イメージが培われると、やがて子どもは適切な対人関係を築き、伸び伸びと生きることができるようになります。が、それが不完全だと、様々な障害として現れてしまいます。

 なぜどうしても人を信頼できないのか。なぜ人間関係で同じような失敗をしてしまうのか。なぜ完璧主義で0-100思考から逃れられないのか。様々な依存症、強迫性障害、パーソナリティ障害などのルーツも、「対象関係論」にヒントがあります。

 キーワードは、「良い乳房」「悪い乳房」「部分対象」「全体対象」「妄想ー分裂ポジション」「抑うつポジション」「投影同一化」「自己愛構造体」「躁的防衛」などなどです。
 「三つ子の魂百まで」の謎を、ご一緒に紐解いていきたいと思います。

 このシリーズは、4~5回で終わる予定です。難しい理論ですが、できるだけ分かりやすくお伝えします。
 心理学やカウンセリングの経験の有無は問いませんので、ご関心のある方はどうぞお気軽にいらしてください。ご自分や人間に対する理解を深め、創造的な生き方へのヒントを得ていただければ幸いです。

 

                  記

◆日 時    8/5(日)14:00~17:00
       9/16(日)
13:00~16:00(時間にご注意ください)
◆場 所  心理面接室TAO(岡山市中区森下町4-12 *HPで地図をご確認ください)
◆対 象  心理学・カウンセリングや人間関係・コミュニケーションに関心のある方    
      自己理解を深めたい方   (経験や専門性は不問です)
◆講 師  藤坂圭子(心理面接室TAO主宰)
◆定 員  10人程度 
◆参加費  3,000円+税 当日ご持参ください。
◆駐車場  お申込み先着1台のみ可とします。
◆お申込み 以下の内容を、郵便またはE-mailでお送りください
       ①お名前(ふりがな)   ②お電話番号   
       ③メールアドレス(PCから送信可能なアドレスをお願いします)   
       ④参加動機  ⑤駐車場ご希望の有無         
           住所 〒703-8237 岡山市中区森下町4-12 
             E-mail cocoshin2139@tao-okayama.com

                                                                             心理面接室TAO 藤坂圭子
                                                                             HP: http://tao-okayama.com