一昨年夏から開講の「対象関係論と精神病理」は、この第8回を持って終わりとなります。最終回は「感謝の芽生え」です。
これまで、このセミナーは下のように進めてきました。
「Ⅰ」ー対象関係論概論
「Ⅱ」-妄想分裂ポジション
「Ⅲ」-抑うつポジション
「Ⅳ」ー投影同一視
「Ⅴ」-羨望(1)
「Ⅵ」-羨望(2)
「Ⅶ」-自己愛構造体
「Ⅷ」-感謝の芽生え(今回)
「対象関係論」は、フロイト派だったメラニー・クライン(児童精神分析医、1982~1960)が創始した、精神分析の理論です。訳の分からないままこの世に生まれ落ちた赤ん坊の心がどのようにまとまっていくかを、クライン自身の子どもの観察や、豊富なプレイセラピー(遊戯療法)の臨床経験から理論化したものです。
後には、統合失調症や重篤なパーソナリティ障害などの治療に生かされるようになりました。理解が難しいほどの「心の闇」は、どうして出来上がってしまうのかについて、非常に分かりやすく説明されています
これまで「投影同一視」、「羨望」、「自己愛構造体」などの心のカラクリを学ぶ中で、ご参加の方々と人間理解、自己理解を深めてきました。
最終回は、人間らしい情緒、特に「感謝」や「思いやり」の気持ちはどのように芽生え、育まれるのかを、クラインの文献を読み解きながら学びたいと思います。
また、事例によって心の病理が癒えていく過程もご紹介します。
これまでご参加いただけなかった方も、復習も交えながらお話ししますので、どうぞお気軽にいらしてください。奥深い精神分析の世界に、少しでも触れていただければと思います。
記
これまで、このセミナーは下のように進めてきました。
「Ⅰ」ー対象関係論概論
「Ⅱ」-妄想分裂ポジション
「Ⅲ」-抑うつポジション
「Ⅳ」ー投影同一視
「Ⅴ」-羨望(1)
「Ⅵ」-羨望(2)
「Ⅶ」-自己愛構造体
「Ⅷ」-感謝の芽生え(今回)
「対象関係論」は、フロイト派だったメラニー・クライン(児童精神分析医、1982~1960)が創始した、精神分析の理論です。訳の分からないままこの世に生まれ落ちた赤ん坊の心がどのようにまとまっていくかを、クライン自身の子どもの観察や、豊富なプレイセラピー(遊戯療法)の臨床経験から理論化したものです。
後には、統合失調症や重篤なパーソナリティ障害などの治療に生かされるようになりました。理解が難しいほどの「心の闇」は、どうして出来上がってしまうのかについて、非常に分かりやすく説明されています
これまで「投影同一視」、「羨望」、「自己愛構造体」などの心のカラクリを学ぶ中で、ご参加の方々と人間理解、自己理解を深めてきました。
最終回は、人間らしい情緒、特に「感謝」や「思いやり」の気持ちはどのように芽生え、育まれるのかを、クラインの文献を読み解きながら学びたいと思います。
また、事例によって心の病理が癒えていく過程もご紹介します。
これまでご参加いただけなかった方も、復習も交えながらお話ししますので、どうぞお気軽にいらしてください。奥深い精神分析の世界に、少しでも触れていただければと思います。
記
◆日 時 4/26(日)14:00~17:00
◆場 所 心理面接室TAO(岡山市中区森下町4-12 *HPで地図をご確認ください)
◆対 象 心理学・カウンセリングや人間関係・コミュニケーションに関心のある方
自己理解を深めたい方 (経験や専門性は不問です)
◆講 師 藤坂圭子(心理面接室TAO主宰)
◆定 員 10人程度
◆参加費 3,000円+税 当日ご持参ください。
◆駐車場 お申込み先着1台のみ可とします。
◆お申込み 以下の内容を、郵便またはE-mailでお送りください
①お名前(ふりがな) ②お電話番号
③メールアドレス(PCから送信可能なアドレスをお願いします)
④参加動機 ⑤駐車場ご希望の有無
住所 〒703-8237 岡山市中区森下町4-12
E-mail cocoshin2139@tao-okayama.com
心理面接室TAO 藤坂圭子
HP:http://tao-okayama.com
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