11/23に開催の、「エリクソンのライフサイクル論」は、TAOの移転に伴い、会場が変更になります。
 旧TAOのすぐ近くですので、交通手段も変更なしでお越しになれます。HPでのご案内が遅れていますが、お申し込みの方には、地図等でお知らせします。
 下記に、新住所とともに改めてご案内いたします。

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 新しいセミナー「エリクソンのライフサイクル論」を、下記の要領で開催します。

 E.H.Erikson(1902~1994)は、母親はデンマーク生まれのユダヤ人、父親の出自は不明で、ヨーロッパ各地を転々とした放浪の芸術家でした。
 28歳の時、ウイーンで絵の教師として雇われ、フロイトの娘であるアンナ・フロイトに出会って精神分析を学び、児童分析家としての訓練を受けました。31歳、ナチスの迫害を恐れアメリカに移住し、アメリカ初の児童分析家として活躍しながら、「ライフサイクル論」を展開しました。
 人間の一生は8つの発達段階に分けられ、それぞれに固有の発達課題があり、それをクリアしながら人間は生涯にわたって発達するものである、と説きました。発達理論は児童期止まりだった当時としては、画期的でした。波乱万丈の人生を送ったエリクソンだからこそ、編み出せたのかもしれません。
 8つの発達課題のうち最も知られているのは、青年期の「アイデンティティ(自我同一性)の確立」でしょう。これが、人生の5段階目。最後の老年期の課題は「統合性」です。
 エリクソンによると、一つの課題をクリアしないと次に進めないというわけではありません。人間は、成功も失敗も繰り返し、行きつ戻りつしながら、成長し続けることが可能だとします。 
 
 深層心理にまでは踏み込みませんので、比較的理解しやすいと思います。
 エリクソンの理論に照らし、自分は今ライフサイクルのどの段階にいるのか、やり残している課題は何なのかを明らかにすることで、充実の人生の最期に向かっていけるでしょう。また、子どもたちの成長や他者理解に関する知見も得られると思います。
 ご関心のある方は、どうぞお出でください。初めての方も大歓迎です。
 


                 記


◆日 時    11/23(木・祝日)14:00~17:00
◆対 象  自己理解・他者理解を深めたい方(経験や専門性は不問です)       
◆場 所  心理面接室TAO
       新住所:岡山市中区国富852 石原マンション302号
◆講 師  藤坂圭子(心理面接室TAO主宰)
◆定 員  10人
◆参加費  3,300円(税込) 当日ご持参ください。

◆駐車場  お申し込み先着1名のみ可。
◆お申込み 以下の内容を、郵便またはE-mailでお送りください
       ①お名前(ふりがな)   ②お電話番号   
       ③メールアドレス(PCから送信可能なアドレスをお願いします)   
       ④参加動機        ⑤駐車場のご希望の有無        
           住所 〒703-8237 岡山市中区森下町4-12 
             E-mail cocoshin2139@tao-okayama.com
◆お申し込み期限  11/21(火)
 *5名以上で実施いたします。もし実施できない場合は、9/17に連絡いたします。
◆コロナの情勢によっては、実施を見送ることもあります。その際は、HPに掲載するとともに、ご参加希望の方にはご連絡いたします。
                            心理面接室TAO 藤坂圭子
                            HP:https://tao-okayama.com