3/9に行った「交流分析Ⅳ」を、下記の要領で再実施します。
 「交流分析」セミナーは4回で完結の予定でしたが、なかなか奥が深く、また参加のみなさまとさまざまな事例やご感想などを検討していると、つい時間を要してしまい、全6回で完結の運びとなりそうです。


 交流分析は、アメリカの精神科医、エリック・バーン(1910~1970)によって創始されたパーソナリティ理論です。分かりやすく実用的で、現在では、自己分析・自己成長の促進のため、精神医療だけでなく教育現場や産業界などで広く取り入れられています。
「交流分析」には、4つの柱があります。
 1. 自我状態の分析
 2. 交流パターンの分析
 3. ゲーム分析
 4. 人生の脚本分析

 「交流分析Ⅳ」では、「人生の脚本分析」と大きく絡む「ゲーム分析」を取り上げています。
 私たちは幼少期より、周囲に存在を認めてもらうために、感情さえも自分でコントールし、「本物の感情」ではない不適切な感情を身に付けてしまうようです。それを「ラケット感情」といいます。その結果、人間関係でつい同じような失敗を繰り返してしまいます。それを「ラケット行動」と言いますが、さらにパターン化されているのが「ゲーム」です。
 
「ゲーム」は、二人の間での「裏面交流」(裏メッセージのやり取り)によって展開され、いつも否定的な結末を迎えます。怖いようですが、誰しも大なり小なり日常の中で繰り返していることではあります。が、悪くすると、精神疾患や犯罪を招いてしまいます。
 「ゲーム」には、「私を足蹴にしてくれ」
「はい、でも」「さあ、捕まえたぞこの野郎」などいろいろなパターンがあります。そういうネーミングの多彩さも「交流分析」の特徴で、面白いです。
 「交流分析」の理論によって、人間関係の難しさ、私たちの生きづらさのからくりが読み解けるのではと思います。

 「交流分析Ⅳ」では、その「ゲーム」の概要をご説明したところで、詳細や「ゲーム」からの脱却については、午後の「交流分析Ⅴ」に持ち越しになっています。
よろしければ連続受講で理解を深めてください。 

 これまでの「交流分析」セミナーを受けられなかった方にも、できるだけ分かりやすく噛み砕いてお話しさせていただきます。
 心理学の知識がなくても、相談や対人援助の職に携わっていなくても大丈夫です。毎回、いろんな職種の方々と楽しく学んでいます。どうぞお気軽にご参加ください。

                  記


◆日 時   6/22(日)10:00~13:00 
◆対 象  自己理解を深めたい方
      カウンセリングや人間関係・コミュニケーションに関心のある方    
        (経験や専門性は不問です)  
◆講 師  藤坂圭子(心理面接室TAO主宰)
◆場 所  心理面接室TAO
     (岡山市中区国富852 石原マンション302号 *HPで地図をご確認ください)
◆定 員  10人 
◆参加費  3,300円(税込) 当日ご持参ください。
◆準 備  筆記用具のみご持参ください。
◆駐車場  お申込み先着1台のみ可とします。
◆お申込み 以下の内容を、郵便またはE-mailでお送りください
       ①お名前(ふりがな)   ②お電話番号   
       ③メールアドレス(PCから送信可能なアドレスをお願いします)   
       ④参加動機    ⑤駐車場のご希望の有無       
           住所 〒703-8236 岡山市中区国富852 石原マンション302号 
             E-mail cocoshin2139@tao-okayama.com
◆お申し込み期限  6/20(金)
  
                          心理面接室TAO 藤坂圭子
                          HP: https://tao-okayama.com