ダヴィド・セデーノ
2012年04月27日
♪David Cedeno「Put a Little Salsa in Your Life」
今回ご紹介するのはDavid Cedeno楽団の「Put a Little Salsa in Your Life」。 ニュージャージー出身のトランペット奏者、兼アレンジャーのDavid Cedeno(ダヴィド・セデーノ)が率いる楽団の91年発売のアルバムのリイシューです。 アレンジにはSergio George、コーラスにはTito NievesとJose Albertoが加わっているとなると、そうですね、典型的なNY系ロマンチックサルサのアルバムに仕上がっています。 ロマンチックサルサの絢爛期とも言っていい90年代は、TitoNievesの「I Like It Like That」を始め、ポップスやソウル、R&B等をカバーした楽曲が、様々なアーティストによって、たくさん吹き込まれましたが、そんなアルバム群の1枚に位置づけられると思います。 ただ、当時のビッグネーム達の録音と比べると、正直、スケールが小さく、ソツなく無難にまとまってはいますが、際立った個性やインパクトには欠ける印象です。 でも、どこかで聴いたことのあるポップスやR&B等のカバーが多いのが(ほとんどなのが)何より嬉しいです。 中でも、Carole Kingの「Will You Love Me Tomorrow」や、様々なアーティストがカバーしているDooWopの名曲「So Much In Love」(オリジナルはTymesなんでしょうか?)が特に印象的です。 余談ですが、Davidoは、ジェニファー・ロペスとマーク・アンソニーの主演で話題となった映画「エル・カンタンテ 熱情のサルサ [DVD]」にも、トランペット奏者として出演しているそうです |
taopooh12 at 20:21|Permalink