今日はこのアルバム(CD・mp3)! Black or Brown Music Lovers Only!

Soul(ソウル)からFunk(ファンク)、R&B、Jazz、Latin、Carib、Cuba、Brasil、Afro・・・ Black Music好きの筆者が、ブラック・ミュージックとBlackの洗礼を受けた混血(ミクスチャー)音楽の中から、気の向くままに今日のお勧めの1枚&1曲を紹介しています

2012年03月

♪Toure Kunda(トゥレ・クンダ)「Live Paris: Ziguinchor」4




Live Paris: Ziguinchor

西アフリカのセネガルのベテラン(だそうです)グループToure Kundaトゥレ・クンダ)の86年頃の仏のパリでのライブ

セネガルの伝統音楽とレゲエを始めワールド・ミュージックの融合で、時に斬新に、時にポップでエネルギッシュに、そしてスピリチュアルにと、バリエーションに富んだ音楽を聴かせてくれます。

何と84年にサザン・オールスターズによる招聘で来日し、サザンとともに各地をライブ・ツアーで周り、日本の夏をわかせたなんて逸話もあります。

私の場合、当時このアルバムの「Salya」を聴いて、忘れられないグループの1つになりました。






♪Salif Keita(サリフ・ケイタ)「Soro」4




Soro

西アフリカのマリが生んだ世界的ポップ・ヴォーカリストSalif Keitaサリフ・ケイタ)の87年仏のパリで吹き込んだソロ・アルバム「Soro」(多分、初ソロ・アルバム)

13世紀に西アフリカ一帯を征服した古代マリ帝国の王家の直系だったもののアルビノとして生まれたため、不遇の幼少時代を経て、70年に「Rail Band de Bamako」の一員としてレコードデビュー。

70年代の後半、続くAMBASSADEURSで「Mandjou」などが西アフリカ全体でヒットし、彼の名はアフリカ以外の国々にも知られる様になり、紆余曲折を経て世界的デビューのきっかけとなったのが、紹介している「Soro」。

力強く、しなやか、そしてAfrica特有の揺らぎやスピリチュアルな呪術性に癒されます。

名盤とされる、Salif Keita在籍時の「Rail Band de Bamako」の以下の1枚もどうぞ


ビュフェ・オテル・ドゥ・ラ・ガール







♪Papa Wemba(パパ・ウェンバ)「Au Japon」4




Au Japon

中央アフリカ・コンゴのリンガラ(Lingala)ミュージック(Rumba Rock)を代表する歌手の1人 Papa Wembaパパ・ウェンバ)の86年初来日時のライブ。

Franco(フランコ)、Tabu Ley(タブー・レイ)等により引き継がれて来たコンゴ(当時はザイール)のRumba Rock(日本では「リンガラ」と呼称)は、「ZAIKO LANGA LANGA(ザイコ・ランガ・ランガ)」によってアフリカ全土に広められ、さらに世界的な流行へと導いたのが、そのメンバーだったPapa。

そんなPapaが世界的デビューをまさに果たした頃のライブ。

ルーツの1つが「Afro Cuban」ミュージックと言うのも神妙です。
パワフルでノリノリなのはもちろん、アフリカ系音楽の特徴の1つリフに酔い、揺らぎに癒されます。

気に入った方は、名盤とされる以下の1枚もどうぞ


Papa Wemba






♪Joe Arroyo(ジョー・アロージョ)「Live」4




Live

コロンビアを代表する歌手の1人 「Joe Arroyoジョー・アロージョ)」の04年のライブ。

コロンビアの大衆音楽であるクンビアやバジェナートはもとより、カリブのコンパ(ハイチ)、ズーク(マルチニーク)等々、周辺の様々な音楽をミックスされた、カリブ海諸国のそれとは、また一味違う土の匂いのするトロピカルなサルサ。

代表曲の「Rebelion」、「La Noche」、「Rebelion」、「Mary」等を網羅、陽気な音からだけでは判りませんが社会派ならではのメッセージも






♪Malavoi(マラヴォア)「Au Zenith」4




Au Zenith

先日ご紹介したCompaがHaitiはもとよりカリブ沿岸地域で大流行していた70年頃に、フランス領マルチニークで、ポロ・ロジーヌ(p)やマノ・セゼール(vl)らによって結成されたバンド 「Malavoiマラヴォア)」の87年、仏パリのZENITHでのライブ。

Kassav始め、80年当時大流行していた同じくフレンチ・カリビアンの「Zouk」が、エレクトリック楽器を多様していたのに対し、チェロやヴァイオリンを前面に、ビギンを基本路線としたマルチニークの伝統にこだわったアコースティックな音楽に回帰、こうして制作した「Malavoi」が大ヒット、一躍、世界的なスター・バンドに。

CubaのChrangaの様に上品、そしてフレンチならではの甘さや優雅さがミックスされえたサウンドは唯一無二で、とても新鮮です。



Gram E Gram


Jou Ouve


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