こんばんは。
Total Approach研究会の柳田です!!

今回は、
【TAP UP TV】Vol12「チンダウンについて
講師:吉野 透 先生



この動画の臨床応用について
紹介したいと思います。

これはST向け動画として配信していますが
PTやOTにとっても臨床のヒントが得られる
非常に示唆に富んだ内容となっています。

この動画では
嚥下の練習をする前の準備運動として
舌運動を紹介しています。

ポイントは、7分30秒くらいから。

56

写真のように
舌先を鼻に近づけようとすると
顔面・頭蓋からも舌先に向かってくる
反応が見られます。

その結果、舌運動がきっかけとなって
上位頚椎の屈曲が誘導され
結果的にチンダウンが行いやすくなります。

つまり、
身体は身体全体で上手くバランスをとりながら運動を行っている
ということが考えられると思います。

これは、何も今回の動画に限ったことではありません。

例えば、「歩行」で考えてみましょう。

立脚後期の場面を思い浮かべてください。
特に、フォアフットロッカーの部分です。
歩幅を拡げるためにも重要な部分ですよね。

hokou

フォアフットロッカーが上手く遂行するためには、
股関節伸展
膝関節屈曲
足関節底屈
第1列底屈
これらの関節運動が協調して生じることが重要です。

どの要素が欠けても
良いフォアフットロッカーを行うことはできません。

僕はよく臨床でフォアフットロッカーを改善させたい時に、
足関節底屈第1列底屈を徒手的に誘導するようにしています。

そうすると、
自然に股関節伸展、膝関節屈曲が誘導され
歩容が改善されることをよく経験します。

局所的な可動域を改善させることは
もちろん重要なこと。

でも、
改善させたい動作を〝動き〟として捉え
〝動き〟を構成する関節運動から
アプローチを検討するという考え方も
大事な視点だと思います。

身体は身体全体で上手くバランスをとりながら運動を行っている

そんな大切なことを
吉野先生の動画では改めて気づかせてくれます。

皆さんの臨床の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございまいた。

Total Approach研究会
柳田 恵佑