2009年10月

2009年10月31日


【 I just called to say I love you】



新年のお祝いじゃないし、
ヴァレンタイデーにチョコレートを
送るからでもない。

春が来て
君に歌を届けたかったからでもないんだよ。

だって、
今日もいつもと何も変わらない
普通の日なんだから。

4月の雨が素敵だったからでも
花が咲いたからでもなくて

6月の友人の結婚式に
一緒に参列して欲しい訳でもないんだ。


何かっていうと、
本当の気持ちをね。

どうしても
君に伝えたかったんだ。

ただ電話したかったんだ、

“大好きだよ”


『とても大事に思っているんだよ。』
と言いたかったんだ

ただ君の声が聞きたかったんだ。

“大好きだよ”

心からそう思っているんだ。



真夏の太陽が眩しくて
7月の心地よい夕暮れだからというのは
少しは関係あるかもしれない。

8月の夜の満月が
優しく僕を照らしてくれた帰り道、

秋風が吹いて
少しさみしくなったのでもない。

暖かい南の空を目指して
鳥達が飛び立ってしまったからでも
もちろんないんだ。

天秤座の日でもないし
ハロウィンだからでもないんだよ。

怒られるかもしれないけれど、
君と楽しくすごす
クリスマスへの感謝でもないんだ。

でも、
その、なんていうか。

ただ、
なんとなく
君の声が聞きたかったんだ。


ただ伝えたかったんだ、

“大好きだよ”

とても大事に思っていると。



“大好きだよ”


本当に、そう思っているんだ。

スティービーワンダー。







written by Stevie Wonder
SINCE 1984

和訳:馬場知




(17:19)

2009年10月30日

さてさて、

先日、常連様より
またまた御土産を頂きました。

ジェット・ストリーム・アタック。


【渡蟹】





ギリシャ神話では
ヘラクレスと戦う
親友のヒドラを助けようと
ヘラクレスの足を挟むも

「足にくっついているのは何だ?かゆいじゃないか。」

と、
あっけなく踏み潰されてしまう大蟹ですが

大神ゼウスに親友を思う気持ちを称えられ
今でも夜空に瞬いています。

蟹を食べると
手や口が、かゆくなるのは
ヘラクレスに踏み潰された
“大蟹の呪い”が
現代でも、なお続いているからだ、
と言われています。
(うそ)


季節の御土産
どうも、
ありがとうございました。




(00:00)

2009年10月29日

さてさて、

先日、“サラリーマン漁師”さんから
御土産を頂きました。

鰤。


【鰤】




なんでも、
“神経〆”という
特別な方法で魚を〆ているらしく
身が新鮮で抜群に美味しかったです。


生きているものの
命を奪うのだから
美味しく食べさせて頂くほうが
ありがたいですね。


いつも
気にかけていただいて
ありがとうございます。


ようやく
タパスオキも
2歳を迎えることができました。






(00:00)

2009年10月28日

さてさて、

突然ですが。

僕は極度の“はずかしがり屋”です。

まわりからは
そうは見えないかもしれませんが、

それはまぁ、
結構なものでして。

どのくらい酷いかというと…。




小学校低学年のときに
TVの戦隊物で【デンジマン】という
シリーズがありました。

デンジマン。

【電子戦隊デンジマン】




ある日、
三井グリーンランドに
憧れの【デンジマン】がやってくるという
情報を聞きつけ

親にねだって
連れて行ってもらいました。

悪い怪物達をやっつけるショーも終わり
格好いいヒーロー達が舞台から降りてきての
待っていた“握手タイム”がやってきました。


隊長格で男らしく
“デンジ真空蹴り”という必殺技で
敵を蹴散らす
【デンジレッド】に
子供心に憧れていた僕でしたが

握手してもらおうと
近くに行ってみたものの
どうしても
はずかしくて手が出せません。

そのまま、
しばらくモジモジしていると
なんと、【デンジレッド】の方から
手を差し伸べてきてくれました。


しかし、
僕は、はずかしくて
手を握り返すことができません。

そうこうしている間に
時間はすぎてしまい
ヒーロー達は手を振って
帰る素振りを見せはじめました。

『これはいけない。』

と思った僕は

すたすたとレッドへと走りました。

クルリと振り向くレッドを見ると
何故だか、またはずかしくなって…。


思わず、隣にいた
【デンジイエロー】と握手をしてしまいました。


という位の
極端な“はずかしがり屋”です。



ちなみに
【デンジイエロー】の必殺技は
“イエロー・ヘッドバッド”という
ただの頭突きです。

デンジイエロー。








(11:40)

2009年10月24日

さてさて、

先日の休みに
昼下がりのオープンテラスのカフェで
まだ熱いコーヒーカップで両手を温めていると、

隣のテーブルに座っていた
若いカップルが口論を始めた。

盗み聞きなんて無粋な趣味はないし
気まずい思いをするのも嫌なので

早々に席を離れようと
火傷しないように
まだ湯気の昇るコーヒーを
なるべく急いで飲んで
立ち上がろうとすると


女の子の声が耳に入った。



「あなたはショートケーキの上の
 イチゴだけ食べようとしているのよ。

 本当に私のことが好きだとしたら、

 その下のスポンジや
 生クリームも全部、
 食べないといけないの。

 私はイチゴじゃないの。

 あなたには、それが分かっていないのよ。」



そのまま、
僕は振り向かずに店を出て

夕方まで街を歩きまわり
ようやく見つけたタルト屋さんで

その日一日、
ずっと頭に残っていた

可愛い苺のショートケーキを買って
家に帰った。




(00:00)

2009年10月23日

さてさて、

先日、
常連様の居酒屋さんの大将から。


「馬場さん、俺この前“ケチャップ”すら書けなかったんだよ。」


という話を聞いた。


どうも、
メニューの考案をしていて

“ケチャップ”と書こうとして
“ケチッアプ”と書いてしまい

「何か違うな。」

と腕を組んで
しばらく考えてしまった、という。


そして話の最後に

「俺、字もまともに書けないんだから
 やっぱり飲食しかできないよ。」

といって
酒を飲みながら笑った。



まだ、僕が飲食業に入りたての頃
よく先輩方から

「腹をくくれ。」

と言われた。

今になってみて
よくわかる気がするが

『飲食業で生きていくんだ。』

という強い意志がないと
お客様に何も伝わらないし
この仕事、長くは続かない。


たとえ、
まともに字すら書けなくても

いましがたのことさえ
覚えていなくても

自分はこれで生きていくと

【腹をくくった人間】

は、カッコイイと思うんだ。

ちなみに、
その居酒屋さんは
字が書けなくても
連日予約が取れないくらい繁盛している。


予約帳にちゃんと
お客様の名前が
書けているかどうかは
知らない。

181










(00:00)

2009年10月22日

さてさて、

あたたかな、ひるさがりに
いっぴきの狐が森のなかをあるいていました。

たかい木に
ぶらさがっている
おいしそうな葡萄をみつけて
たちどまると、

「おいしそうな葡萄だなぁ
 のどもかわいてるし
 ちょうどいいものがあった。」

狐は、うれしそうに
あとずさりをしてから
葡萄へと手をのばし、とびあがりました。

しかし、
あとすこしのところで
手がとどきません。

もういちど、
こんどは2、3歩さがって、いきおいをつけると
葡萄にとびつきました。


けれども、
やはり
あとちょっとのところで
手がとどきませんでした。


狐は葡萄がほしくて、ほしくて
なんかいも、なんかいも
とびあがりましたが


葡萄は狐をみおろしているだけです。


よけいに、のどがかわいてしまった狐は
あきらめて、
さっきまでの道をあるきだしました。

そして、


「あの葡萄は、きっと、すっぱいにちがいない。」


と、まけおしみをいいました。

            【イソップ童話】



フロイトの精神分析にあるように

何かを悪者にして
自分を正当化する事は、
とても簡単で楽な作業だが

できるのであれば、
自分にも他者にも
嘘のない人生を歩いて行きたい
と心から願っている。


ついでに

わがままを言わせてもらうと

美味しい葡萄も食べたい。




(00:00)

2009年10月20日

さてさて、

2009/10/20

今日で
タパスオキも
めでたく2歳になりました。


今まで営業してこれましたのも
このお店に携わっていただいている
全ての皆様のおかげだと

スタッフ一同、


心より感謝しております。


これからも

毎日を精一杯
生きていきたいと
おもっておりますので

かわらぬ御愛顧の程
何卒、宜しくお願い申し上げます。



タパスオキ・スタッフ一同




(00:00)

2009年10月18日

さてさて、


以前、
アメリカ領の南の島に滞在していたとき

食料品などの、
ちょっとした買い物のときでさえ

時々、
店員さんが

「God breath for you」

と言って
微笑みながら
お釣りを手渡してくれた。



そんな日は

こんな
どうしようもない僕でさえ

御心のままに
尊い祝福を授けて下さる
慈悲深い神様のおかげで、

1日を幸せな気持ちに包まれて
生活することが出来た。

今まで生きてきて
神様の御加護がどんなものなのかさえ
僕には
よくわからないんだけれど。


たぶん、きっと。


雲の隙間から差し込む
朝日のようなものではないかと

最近、
密かに思っている。

神様の御加護が貴方と供にありますように。









(00:00)

2009年10月16日

さてさて、


先日、
常連様から
京都の御土産を頂きました。


お土産。




“お濃茶ラングドシャ”








「飲食店のスタッフは、お茶を習いなさい。」




昔、先輩から言われたことがある。


なんでも

“御客様をおもてなしする心”

がそこにあるそうな。



実は僕も
お茶を習って2年になるが

まだまだ、

その真髄までの道程は
遥か遠いです。


ただ、

通っているお寺の齢八十を越す
おばあちゃん先生は

動作がとても綺麗です。

ぶんぶく茶釜。





お茶の世界は

茶器が主役で
我々人間は脇役でしかない。

目立たず、
でしゃばらず
謙虚な心で


明日からも
御客様を、
おもてなし出来ますように。



京都の御土産ありがとうございました。


大変、結構なお手前でした。

ラングドシャ








(00:00)

2009年10月15日

さてさて、


昨日の夜、
何故だか急に

宮沢賢治の

【よだかの星】

という短編の物語を思い出した。



理由もなく嫌われてしまう
“よだか”が
何度も、何度も
夜空へとのぼっていく話。




〜よだかは、どこまでも、どこまでも、
 まっすぐに空へのぼって行きました。〜



いや、
特別深い意味や教訓はありません。

ただ、
僕の好きな物語を思い出しただけ。





(00:00)

2009年10月14日

さてさて、

久しぶりに会う
古い仲間と
海からの帰り道では

稲刈り。






もう、
すっかり秋がはじまっていました。


納得。


道理で海水も冷たい訳だ。





(00:00)

2009年10月13日

さてさて、

久しぶりに早起きして
近くの公園へ

木陰が動く、僕は後を追う。





心地よい芝生の上の
大きな木陰で
腕を枕に寝転んで

見上げる空、白い雲。





見上げる空、白い雲。





目を閉じて
考え事をしていたら

いつのまにか
眠ってしまっていて



瞼の上の暖かい光が
僕を起こした。




知らないあいだに
ゆっくりと
木陰は移動していて

気が付けば僕は、
その後を追う。




昔から

いつも、
その繰り返し。






(00:00)

2009年10月12日

さてさて

早速、
昨日の台風の影響で
大きな波の残る海へと。


今日はサイズが大きいので
久しぶりに
引っ張りだしてきた

ショートボード。


【ショートボード】





腕には、
海の中でも使える
タフな時計をはめて

ジーショック。


【便利】






そして、
良い波が上がった日には
必ずと言っていいほど
海で見かける友人達。

兵どもが夢のあと。







思い返すと、

一緒にハワイや宮崎を旅した
すこし古めかしい板も

2回ベルトを交換した時計も


あの夏、
波待ちしてる間に
初めて挨拶を交わした
日焼けしたサーファー達も

みんな

僕が波乗りをはじめてから

10年の付き合いになる。



あれから10年も。





(00:00)

2009年10月11日

さてさて、

非常に強い台風18号“Melor”が
九州の南部をかすめた翌日。

流れる雲を追いかけて。







空を見上げると
大きな雲たちが西の方へと
流れていくのが見えた。



流れる雲を追いかけて


いつのまにか、

海へと。

野北。









(08:32)

2009年10月08日

さてさて、

先日の話

カップルでの御来店で
お二人とも
同じグラスワインの御注文。


テーブルへ
グラスを2脚お持ちして
ボトルから白ワインを注ぎ分ける。


そそぎ終わったところで
男性が一言。

苦情。









「これ、僕の方が少ないんじゃないの?」

説明。






『気持ち女性の方を多めに注がせて頂いていおります。』

拍手。





女性からは拍手が。

握手。






“正解”










(17:15)

2009年10月07日

さてさて、

もうすぐクマガイがタパスで
アルバイトをはじめてから
1年がたとうとしています。

090927クマガイ。









最初のころは
正直、

『大丈夫かなー?』

と思っていましたけれど

沢山の経験を積むにつれて
必要な人材に成長しました。(パチパチ)



先日、

お客様からお褒めの言葉を頂いて

『最初のころは彼女は【大変だった】
んですよ。』

という話をしたところ

「彼女は気持ちの方が先に成長してしまったんだね。」

と一言。


自分の事の様に嬉しいです。
ありがとうございます。


僕がいうのも憚られますが
サーヴィスは
自分で少し“出来るようになった”と思ったときが
自我が出だして、いちばん危険なので


これからも
気を抜かず
一緒に楽しく働こうね。









(16:31)

2009年10月05日

さてさて

先日、
カウンターの常連様の
県外への転勤が決まりました。

福岡に帰ってくるときには
昇進があるという条件ながら

社内的にも疑問の残る転勤で

本人にしてみると
大変、不本意な人事だとか。

移動日を明日に控えた夜
いつもより何杯か多く酒を飲み

ポツリと
「来年には、必ず帰ってきますから。」
と一言。


『それでは、お会計は出世払いにしておきますね。』




(00:00)

2009年10月04日

さてさて、

春にタパスの玄関で
お客様の目を
楽しませてくれていた薔薇たちですが

先日、花壇を手入れをしていたら
なにやらポツリと。

薔薇の実。






『誰だ!?ここにプチトマトなんか植えたのは!』


と、
一応、大声で言ってみたものの
誰からも相手にされず
どこからか秋風が。


薔薇の実が
これからどうなるのか
秋の楽しみがひとつ
ふえました。



(00:00)

2009年10月03日

さてさて、

今月のシークレットワインのご紹介です。

【99'La Grange Neuve de Figeac/Saint-Emilion】

0910シークレット



¥4,900-






ついに入荷してしまいました。

あのシャトー・フィジャックのセカンド、
そう、【ラ・グランジュ・ヌーヴ・ド・フィジャック】です。





もう、説明はいりません。

是非、お飲み下さい。



但し、今回に限り

¥4,900-とさせて頂いても宜しいでしょうか?



Blogだけの特典品ですのでオーダーの再には
『シークレットワイン』と言ってオーダーされて下さい。

数量限定品ですので
どうぞ、お早めに!!






(00:00)

2009年10月02日

さてさて、

今月の20日で
タパスオキもようやく2歳になります。


今まで
皆様、本当にありがとうございます。




…ということで。


昨年、
お客様に大好評でした

【黒トリュフのタヤリン】を

期間限定で復活いたします。

1


¥1,300−






昨年、食べ逃した方も
あの味を忘れられない方も

この機会に是非。



これからも、
タパスオキを何卒宜しくお願い致します。



スタッフ一同。




(16:40)
さてさて、

先日頂いたココナッツ・クッキーを
ムシャムシャ食べてたら
いろんなことを思い出しました。


僕は、趣味で波乗りをしていますが

日本では、
あまり良い波が上がらないことや
ひとつの波に一人しか乗れないルールもあって
残念ながら海の中は
あまり友好的な雰囲気ではありません。

僕がハワイの海に初めて入ったとき

日本とは全く違う力強くて大きな波を
なんとか潜り抜けて
沖で波待ちしていると

離れたところから
ロングボードに乗ったロコが
どうやら僕の方へパドルしてきます。

『ここはローカルポイントだったのかな?』

『ハワイまで来て文句言われたら嫌だな。』

と思っていたら。
※ローカルポイント
 (その場所の住民や特定のサーファーにしか 
  入ることが許されていない海の事)


僕の隣へボードをつけて
日焼けした鬼瓦権三みたいな顔をした
いかつい髭もじゃのオッサンが腕組みしだして

ハワイアン。

「How about the wave?」
(ここの波はどうだ?)


と聞いてくるので


おそるおそる
たどたどしい英語で

怯えている様子。

『Very good』
(とてもいい)







と答えると

急にニコッと
まるで子供のように笑い

“そうだろう、俺の生まれ育った海だからな。”
と言わんばかりに

目を閉じて
“ウンウン”と頷いて
また違う波を求めて何処かへ行ってしまいました。

『あのオッサンは何の用だったのかな?』

と思いつつ

初めてのハワイの波を
もう砂浜へ戻る体力しか残らないほど楽しんで
その日はコンドミニアムへ帰りました。


次の日、

違うポイントに入ろうとすると
今度は若いサーファーの子が

サーファーボーイ。

「How about the wave?」
(ここの波はどうだ?)




と聞いてくるので
“なるほど”と思い。

得意げな顔。

『It's the best wave』
(最高の波だよ)




と言ってあげると
とても嬉しそうに
“ウンウン”と頷いて
その場を立ち去りました。

彼等は別に
僕を威嚇していた訳ではなくて
ただ純粋に日本人がハワイの海へ
サーフィンしに来てくれた事が
嬉しかったようです。




そして、
Alohaの海の中から
空を見上げると
抜けるような青空がありました。



ハイビスカス。







(04:05)

2009年10月01日

さてさて、

先日、お客様から
御土産を頂きました。

ココナッツ。


【ココナッツ・クッキー】



僕はココナッツの甘い香りが
とにかく、もう大好きで
一時期アメリカの“SUAVE”というメーカーの
ココナッツ・シャンプーを愛用してました。

ココナッツシャンプー。








会社員を辞め
飲食に転職する前に
数ヶ月だけハワイのカウアイという島に
滞在したことがあって

カウアイ島。






ココナッツの香りをかぐと
その時のことを
今でも思い出します。

まるで、
カメハメハ大王のように
朝日とともに起きてきて
夕日とともに寝てしまう生活でしたが

島では
ゆっくりとした時間が流れ
お金や物にとらわれない
“hau'oli”(ハワイ語で【幸せ】を意味する)
な気持ちで生活することが出来ました。

帰国してからのリハビリが大変でしたが…。

一口食べると
幸せな気持ちになれる。

素敵な御土産をありがとうございました。




(16:54)