2007年04月19日

「どこ見て歩きゃあ、褒めてくれんだよ!どこ見て歩きゃあよ!教えてくれよ!」 (名言・迷言集)

邦画/マンガ・ピンポン・松本大洋

原作のマンガも、映画も、サイコーにカッコイイ青春スポコンドラマ。

卓球に青春をかける2人(+3人)が主人公。

主役の5人は、それぞれに個性的で魅力的。
彼等の生き方のどこかしらに自分と重なる部分があるため、それぞれのキャラに共感と好感が持てる。

「ペコ」星野 裕
速攻
天性の身体能力と卓球センスが武器の天才プレーヤー。
独自の理論(屁理屈)と本能のままに生きる唯我独尊人間ながら、なぜか周囲に愛される。
自分の才能に溺れ、努力を放棄するきらいがあった。
大敗の屈辱、相棒であるスマイルとの距離感の変化、卓球への渇望などにより、上を目指す気持ちを取り戻す!

「スマイル」月本 誠
カットマン
抜群のラケットコントロールを誇るクールな天才。
人を蹴落としたり、勝つために何かを犠牲にする事がキライな穏健派。
自由奔放なペコに憧れており、メンタル面でも彼に依存するところが大きかった。
彼の成長が、どん底にいたペコを動かす要因となる。

「ドラゴン」風間 竜一
オールラウンド
(詳細は不明だが)卓球熱のある家庭に育ち、勝つことを宿命付けられている高校卓球界の絶対王者。
たゆまぬ鍛錬によって造られた強靭な肉体と反射神経、そしてなにより強い精神力が武器。
自身の弱さを、決して他人にさらす事は無い。
勝つこと、勝ち続けることの辛さを、誰よりも知っているのは彼であろう。
彼にとって卓球は、もはや楽しいものではなく、辛いものになってしまっている。

「チャイナ」孔 文革(コン ウェンガ)
ドライブマン
中国ナショナルチームに在籍するも、その選に漏れたことから活躍の場を失う。
ドラゴンを倒したい辻堂高校卓球部と、日本を制して母国の代表に復帰したいチャイナ、両者の思惑が一致した形で、日本への留学が実現した。
プライドが高く、それに見合った実力も兼ね備えている。
初めは日本の卓球をバカにしていたが、ドラゴンに完膚なきまでに敗北する。
自身の才能に限界を感じながらも、卓球を捨てきる事のできない自分を理解している。

「アクマ」佐久間 学
ショートマン
卓球の才能が皆無なうえに強度乱視というハンディまで抱えながらも、ドラゴンに憧れて名門・海王学園卓球部へ。
人並みはずれた努力と根性で、なんと1年生からレギュラーの座をつかむ。
ペコ・スマイルと幼なじみで、ペコに対して人一倍のライバル意識を抱いている。
卓球に全てを捧げるも、卓球に愛されることの無い男。
だが、凡人ゆえに見えるものや、凡人ゆえにつかめる、ささやかな幸せもある。


タイトルの台詞は、自分に絶望し、自暴自棄となったアクマが、町でからまれた暴漢を殴りながら放った言葉。

ペコに憧れ続けて、ドラゴンに認めてもらいたくて、スマイルに嫉妬して、血のにじむような努力をしてきたアクマ。
しかし、それでも、才能の無い自分は彼らに辿り着けない。

その時のアクマの心境を思い浮かべると、涙がこぼれ落ちてくる。
どうしようもなく、涙が流れてくる。

彼の絶望は尊い。
それは、誰もが簡単に得られる絶望ではなく、限界まで努力を続けた者だけが得られる絶望だからだ。
彼の努力は、今後の彼の人生を裏切らないだろう。

…つづく

tappygoal at 20:11│Comments(0) 名言・迷言集 

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