2008年05月08日

プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔
あなたは私に似てるわ

人が何を求め
必要としているかを超え

自分のために決断できる





プラダを着た悪魔 2006/米



え。
合ってんの?

あらやだ。どうしよう。腑に落ちん。

あのラストは、あれで合ってんのかい?
持って生まれた才能のみならず、進化を続けるカリスマ上司の、
渾身と哀感を知った上で、
携帯ぽちゃーんとしてにこーっとして、
あれで合ってんの?

その上あれだ。
彼女の成長を、己の甘えで阻む彼氏。
わーい不細工に戻ったー、これでやり直せるー
で合ってんの?


ボスが没頭する世界を理解しようと、
身を投じたまではよかった。
それで失うものがあったとしても、
周囲の理解を得れなかったのは、そのイヤイヤ顔のせいだろ。
身を投じただけで、没頭は出来なかった自分の結果だ。
ボスのせいじゃないだろー。
ボスの“内なる美”を目の当たりにして、
揺らぐものがあっただろうに、ぽちゃーんとして笑うでない。
無くしたものばかりに意識を奪われ、
与えて貰ったものを無視しおってからに。


名前のシーンが印象的だ。
エミリーと呼ばれて、エミリーじゃなくてアンディでーす
ってあのシーン。
優遇慣れした一般人ここにあり、的な描写。
それでもはてな顔の彼女に、
今度はナイジェルが咀嚼して彼女の甘さをガツンと指摘。
んでセルリアンの話。
ボスの揺るがない自信が生む選択の確実さを
雄弁というよりは、さらりと軽くあしらうかたちで説く。


美しい人が、美の追求に果てしなく時間を費やす。
今以上に美しくなろうと更に努力を重ねる。
美しくない人が、それに容易く追いつく筈もなく。
ただ、
表面的に着飾るって努力くらいじゃ無駄だって話じゃなくて、
それは切欠。
歩みが速まり、高級レストレンにも躊躇なく入れるようになり、
その姿を好きな人に見せたい気持ちになり、
無意識にダイエットに励んでた。
はじめの1歩の踏み出し方を教わったんだ。

その上で、最初は試されて、また試されて試されて、
結局中身を育てられたって部分を、無視して欲しくない
っていうかなんていうか。

勝ち誇ったような敗北宣言はもとより、
褒めちぎられた後に、はたと気付くようで、
物書き出来んのかって話だ。
これが私なりの選択♪
なんつったら臍で茶が沸くぞ。
片腹痛いって。


ボスの苦悩が、
自己の美の追求じゃなく、
人が求めてるものの提供ってとこに、
当たり前なんだけど、
その当たり前のことをがっちり行動で示すあたり、
ぐっとくる。
自分の選択に責任を持つって、言う程簡単じゃない。



嗚呼こんな悪魔に出会いたい。
こんな悪魔について行きたい。
もうだめぇ…って毎晩泣き喚くだろうけど。
それでもついて行きたいぞー。




**********
アン・ハサウェイって、
ブロークバック・マウンテンでジャックの嫁やってた
金髪のおねいさん、だったのねん。




tar3345 at 00:09│Comments(2)TrackBack(1)clip!映画とか 

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1. ブランド大好き  [ ブランド大好き ]   2008年05月10日 12:09
管理人様、トラックバック送らせていただきました。 プラダスポーツのサングラスはプラダのシックなデザインのサングラスに比べて、スポーティー

この記事へのコメント

1. Posted by kuro   2008年05月08日 22:28
これ見た時にね、アン・ハサウェイって
おめめもお口も大きくて可愛いな〜って思ったの。
ぽっちゃりした唇も憧れちゃう〜
アンジェリーナ・ジョリーみたいな。
口紅塗っても映えるしね。
私は自分の口は小さいから好きじゃないのよね〜
2. Posted by tar   2008年05月09日 12:19
私もおちょぼぐちですだーー。
しかも…どんだけ白状なんだ?ってくらい薄いしーー。
この映画の中だと
アンさんはアンさんじゃなくてもよかったけど、
メリルさんはメリルさんじゃなきゃだめっ!
って感じでしたねい。
コートの投げっぷりがツボでした。ばーーん!

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