春予選日程決まりましたあの平生君は今

2018年03月08日

祝 安房高校第70回卒業証書授与式

   

卒業写真 ハイ・ファイ・セット

卒業おめでとうございます。
今年度は全然顔を出せなかったのが心残りですが、
皆さんの前途が少しでも明るいものであるようにと願っています。

昨夏は、32回生学年そろっての同窓会が初めて行われ出席しました。
半分弱のメンバーが集いましたが、90名しかいなかった女子が
なんと70名ほど集まり、現役時代にはなかった女子の多さでした。
何度でも書きますが、旧制男子中学の校舎だった当時は、
学年定員360名の内、トイレの関係で女子は90名のみでした。
当時は少数派の女子が、今回は団結力をみせました。

今年卒業される皆さんも、いつまでも友情を紡いでいて欲しいと思います。
何十年会っていなくても、会えば現役当時に戻れるのは、
高校時代という濃密な3年があればこそかと。










 

 さて、恒例の卒業講義です。

まずは、小出裕章さんの今年の講演から。



小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」2018.1.20  


そして、次は文字で読んでもらいます。
リンクからPDFもDLできます。


『新ヒバクシャ』に『能力減退症』が始まっている
三田医院 三田茂
http://mitaiin.com/?page_id=10

2011年3月11日の東日本大震災に引き続く東京電力福島第一 原子力発電所の爆発によ
り、福島はもちろん東日本は広範囲に放射能汚染された。
東京都で開業医をしていた私は、 当院患者さんたちの体調の変化に気付き、首都圏住
民を中心に約4000人の検査、診療を行ってきた。

2011年から2016 年

私の患者さんたちは、 放射能回避の意識の強い人たちなので現在まで重症の疾病の発
生は目立たない。
しかし、異常な鼻血、皮下出血(アザ)、リンパ節の腫れ、下痢、 喘息副鼻腔炎など
の呼吸器疾患の多発、難治化、ケガ、キズ、 皮層炎の治りの悪さ等が気になった。
本来小児特有の病気である手足口病やヘルパンギーナが成人にも多 く見られたり、主
に高齢者の病気である帯状疱疹が小児にも多く見られたり、 他の性病は減少傾向なの
に梅毒のみが激増したりしていることは統計からも明らかで、 注目すべき変化である。

私は国の定める電離放射線検診に準じた血液検査を、 乳幼児から老人、約4000人の受
診者に施行してきた。
小児、特に乳幼児に顕著だった白血球減少は、 2012年までの1年間はホットスポット
として知られる東京東部から東葛エリアで目立ったが、 その後は西部の武蔵野エリア
にも広がり、今や首都圏はどこでも同じとなってしまった。
巷では、主に福島の甲状腺癌の話題ばかりが取りざたされるが、 そのことのみを論じ
ていては全く不足である。
白血球の減少、白血球像の変化、諸々の自覚症状、 感染症のプロフィールの変化、疾
病の進行の様子の変化、 診断がつきにくく治療の反応が悪くなってきていることなど
を分析、議論すべきである。
私の観察によれば、東京首都圏居住者の健康被害は明らかであり、 福島県の汚染の少
ない地域や北関東の住民のそれよりもむしろ深刻である。

『新ヒバクシャ』とは?

各症状の程度は個人差が大きいが、差はあっても、 東日本居住者は全てが影響を被っ
た当事者であると認識し直すべきであり、今回私は『 新ヒバクシャ』という概念を提唱する。
2011年福島原発爆発事故により放射能被曝させられた私たちは 、ヒロシマ・ナガサキ
の、ビキニの、チェルノブイリの、湾岸戦争の、 そして軍事や核産業に従事するヒバ
クシャたちに引き続く21世紀の『新ヒバクシャ』 として自身を再認識し、自ら健康を
保持しなくてはならない。
また医療者は診療にあたり、 今までの医学常識が今後通用しなくなる可能性を忘れて
はならない。
福島原発事故は未だ収束の見通しもなく、 2017年の時点で首都圏においても降下物、
水道水とも放射性物質が検出(原子力規制委員会による) され続けている。
『新ヒバクシャ』 は長期にわたる低線量被曝を受け続けている点で、過去のヒバク
シャとは異なる特徴がある。
チェルノブイリ等の先人の研究は当然尊重し参考にしつつ、 しかし全く新たな健康被
害が発生する可能性を忘れてはならない。

 『能力減退症』とは?

それまでも訴えはあったが、『新ヒバクシャ』 たちの生活に影響を及ぼす症状が2016
年頃から急に増加しその程度が強くなってきた。

記憶力の低下
ものおぼえの悪さ 約束の時間を間違える メモを取らないと仕事にならない
疲れやすさ 仲間についていけない 長く働けない 頑張りがきかない だるい 疲れると3〜4日動
けない
昔できていたことができない 怒りっぽく機嫌が悪い 寝不足が続くと発熱する(小児
に多い)
集中力、判断力、理解力の低下
話の飲み込みが悪く噛み合わない ミスが多い 面倒くさい
新聞や本が読めない  段取りが悪い  不注意   やる気が出ない   学力低下   能力
低下頭の回転が落ちた 宿題が終わらない
コントロールできない眠気
倒れるように寝てしまう 学校から帰り玄関で寝てしまう
昼寝をして気付くと夜になっている 居眠り運転 仕事中に寝てしまうので仕事をやめた

第2次大戦後、ヒロシマ・ ナガサキのヒバクシャにも同様の症状は非常に多く見ら
れ、都築正男東大名誉教授は「慢性原子爆弾症の後障碍」と、 肥田舜太郎医師は
「原 爆ぶらぶら 病」と記載した。
これらの症状はビキニのヒバクシャ、 チェルノブイリのヒバクシャ、核産業のヒバク
シャの多くをも悩ませ続けている。
今回私はこの現象を新たに『新ヒバクシャ』の『能力減退症』 と呼びたいと思う。

さらに臨床医として日々の診療、治療で感じているのは、 疾病が典型的な経過を取ら
ないので診断が困難な症例、病状の悪化に伴うはずの身体所見( 炎症所見など)や血
液検査データの変化が乏しく判断を誤りやすい症例、 治療に対する反応が悪い症例を
少なからず経験することである。

病原菌に対する防御力の低下
ちょっとした病気にかかりやすい
身体の免疫力の低下、あるいは時間的な遅れ
感染に際して期待される白血球増多がみられず、 あるいは遅れるために治療が効果を
表すのに時間がかかる   生体の反応が間に合わなければ深部感染症に進行し予想外
に急速に敗血症から死に至ることもあり得るのではないか
傷害組織の治癒力の低下 小さなキズの治りが悪い 皮層炎が治りにくい 蜂窯織炎が多い

これらを含めた、多面的「能力」の「減退」ー『能力減退症』 が事故後3〜4年を経て
急速に増えていることを感じ、危惧するのである。

『能力減退症』の原因

これらの困った症状が、東日本から西日本への移住、 保養ではっきり改善することは
多く、また東日本に戻ると悪化する体験を多くの『新ヒバクシャ』 が持っている。
『能力減退症』 の原因が放射能被曝単独であるとの証明まではできないが、 旧来のヒ
バクシャたちの経験した症状との強い類似性から考えると原因の中 心に放射能被曝が
あることは間違いないであろう。
また、 1980年代から強く認識されるようになった化学物質過敏症の症状の中にはこれ
らと非常に類似した記載があることから、『能力減退症』とは、 一部化学物質過敏症
的であるとも言えるし、 放射能被曝によって身体の感受性が変化して化学物質過敏症
の発症をも誘発したという可能性もあるだろう。
例数は少ないが、MRI などの脳の画像診断を行った結果では、中枢神経にはっきりと
認識できる病的変化は起きていないし、 認知機能検査も正常範囲である。
話題となりやすい甲状腺ホルモンレベルは、 健常人の値とかわりなく変化は全く見ら
れない。

私は2017年3月頃より『能力減退症』 を訴える患者さん約100名を中心に、脳下垂体一
副腎皮質ホルモン検査を行った。
具合は悪いが寝込むほどではなく、 不便ながらも生活できているくらいの人たちの上
記ホルモンレベルは、正常の下限周辺から低値であり、 元気な人たち(正常中央値に
近い)と比較して分布が明らかに低く偏ることが示された。
この相対的脳下垂体一副腎皮質機能低下症というべきホルモン異常 の状態が『能力減
退症』の原因の大きな一つであるのは、 後述の治療によって生活能力が実用的に大き
く回復することからも確実である。

『能力減退症』の治療

今まで医学的にはっきりした病名のつかなかったこれらの症候は、 したがってその治
療に今までは積極的なものはなく、「 ヒビの入った容器として大切に取扱う外ない
(都築)」「無理な生活を避けしめるように指導する(都築)」 というに留まってい
た。
「無理をせず、休息を十分取り、早寝する」 といった指導は確かにある程度は有効で
あった。しかし『能力減退症』の症状は、2016年頃( 被曝後5年)から症例数は多
く、程度は強くなっており、生活指導のみでは不充分で、就学、 就労に差し支えるほ
どになってきた。 相対的に不足している副腎皮質ホルモンは、
経口的に補充投与して正常レベルに近づけることが可能なので、
2017年4月よりそのような治療を開始したところ、
その約 70〜80% が「能力」の回復を実感した。
眠気が取れた 霧が晴れた感じ 昔のように働ける 元のように明るくなったと言われる
若くなったと言われた 気分が上向きになった スムーズに理解できる 頭の回転が
30%から80%に上がった できなかった宿題がすぐ終わる  イライラしなくなった  不
安なく運転できる   目のかすみが取れる等々

相対的脳下垂体一副腎皮質機能低下症に対しては、 注意深く不足ホルモンの補充をす
ることで『能力減退症』症状の改善が得られたが、 しばらくの治療の後、減薬、休薬
すると再び症状が悪化する例が多いことも事実で、 副作用を起こさないように個々に
内服量を調整しながら治療を継続している。

『能力減退症』 と明確に区別できない強い自律神経症状に悩まされている人もまた 多
いが、このような人は化学物質過敏症を併発している可能性( もともとあった過敏症
が悪化していることも)も高く、 化学物質を回避する指導が有効であることも多く経
験している。
ある種の漢方薬治療も症状改善に結びつくことが多く、 ホルモン低下症例に対しても
効果を示すことが多いようである。

『新ヒバクシャ』の皆さんに

2011年以降東日本に住んでいた、 あるいは今も住んでいる人たちは、自分自身を『新
ヒバクシャ』としてしっかり認識し、体調の変化、 疾病に対応していただきたい。
「歳をとったから」などと安易に納得せず、 前述の諸症状にあてはまる点はないか考
えて欲しい。チェルノブイリでは、 ヒバクー老化と考える人も多い。
私が最も心配するのは、感染に対する反応性の低下である。 医療機関で行った検査
では大きな異常がなく、医師に「軽症あるいは異常なし」 と言われたとしても、自覚
的に体調が悪ければ、しつこくそれを訴えて欲しい。 『能力減退症』では身体の防
衛反応が低下するため、検査データが異常を示しにくくなるので、
本当は意外に重症かもしれないからである。

医療者、とくに開業医の先生方に

症状と診察所見と検査データが乖離している、診断がつかない、 治療効果が思うよう
に上がらないときには、『能力減退症』 の可能性をも考えていただきたい。

白血球数は、増多(抵抗力大)より減少(抵抗力小)が、 むしろ病勢の悪化、重症化
を示しているかもしれない。
コルチゾール低下傾向の人が多いので、 その補充が功を奏する可能性もある。 当然
のことと考えている自然治癒力が低下すると治療にも工夫が必要と なる。

チェルノブイリ原発事故前に50ヶ月ほどであった胃癌・ 肺癌患者の余命が、事故後1
年で2か月まで短縮したというウクライナの論文( 京大原子炉実験所 今中助教編)が
あることも知ってほしい。

再び『新ヒバクシャ』について

この2〜3年、眠気が強い 病気にかかりやすい 急に老けた 仕事が辛い 物忘れが激し
い といった『能力減退症』症状の訴えが、 西日本在住の人たちにも散見されるようになった。
化学物質過敏症、電磁波過敏症の悪化も無視できない。
アメリカからの旅行者が、 子どもの症状を当院で訴えたこともある。
低線量被曝は広く考えれば、全日本、全地球規模のものであり、 もともと虚弱体質の
人や障がい者、難病患者さんたちは、 2011年以降その影響を強く受けた印象がある。
『新ヒバクシャ』には『能力減退症』 以外にも注意すべき症状が起きることがある。
免疫力は低下するのみでなく暴走することもあるが、 自己免疫疾患の増加、アレル
ギーの悪化、更にはアナフィラキシー様発作の増加は気になる。

むすび

ヒロシマ・ナガサキのヒバクシャ、 ビキニのヒバクシャの医療に当たった都築正男東
大名誉教授は、昭和29年「慢性原子爆弾症について」のおわりに
「臨床醤學の立場からするならば(中略) 慢性原子爆弾症の人々に何かの異朕を認め
たならば、それが自覺的で苦悩であろうと、 他覺的の症朕であろうと、野症的だけの
慮置だけでも之を施して善慮するのが臨床醤學の責務ではあるまい か。學間的に未解
決であ るとの理由で供手傍観することは避けたいものである。」とし
「 病者と共に苦しみ共に楽しむことを日常の仕事としていられる臨床 醤家は、私の微
意のあるところを充分に汲みとって下さると思う。」 とむすんでいる。

この論文に私は強く同意し、 60余年を経て新しい概念を提唱する。

2018年2月28日


ショッキングな内容かもしれません。
正直掲載するか逡巡しましたが、これが現実と思いUPします。

今の日本では進学しても高い学費に「奨学金」という学生ローン、
卒業しても待っているのは、不安定な雇用に安月給。
修学旅行も台湾なら、いっそ進学も台湾がいいかもしれません。
中国・ベトナム・マレーシア・・・ここぞと思ったら雄飛してみませんか?
英語も中国語も学べて、学費は安いし、日本人でも使える奨学金制度もあります。
その気になれば、アジアだけでなく、ドイツなどの欧州でも留学できます。
OECD加盟国で学費が高いは、返済必要な奨学金に、卒業後の給与も安いのは
JAPANだけのようです。考えてみませんか?

管理人の知人に国際医療関係のNGOで働く人がいますが、
母国語+英語+もうひとつの語学をこなし、いききと学び働くアジアの人を見ていると、
もう少し若ければ移住したいといつも話しています。
将来を考えるなら、今成長するアジアに目を向けるのもよいかもしれません。

絶望ばかりではありません。目をアジアに向ければ、展望が開けるかもです。
青 年 よ  大 志 を い だ け !
未来は自分の手で開きましょう! 



tare_maaru at 09:00│Comments(2) mixiチェック 安房高校 

この記事へのコメント

1. Posted by いはち   2018年03月16日 09:12
私の代でも10年毎に同窓会を行っているのですが
来年はその年ですね。地元に住んでいるので
クラス幹事は必至だと思います。

へ〜。女子が少なかったのはトイレの数の
関係でしたか。知らなかったです。
2. Posted by 管理人   2018年04月09日 21:22
いはち様

現役当時、そう聞いた記憶があります。女子トイレの設備がないと。
真相は南高との問題もあったのかもしれませんが。

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