これも26日の大阪セミナーでのヒトコマです。
セミナーでは、お互いの実習時間で、各患者さんの治療のヒントの相談も受けています。
今回は、K先生からの相談患者さんは3名でした。
それぞれの患者さん毎に、K先生自身に“転写”して、
どこに問題点が残っているのか?
どこに手を入れたら良いのか?
K先生には、実際に体験していただきながら治療のヒントにして頂きました。
*******
その中の一人の患者さん・・
K先生に“転写”して「言霊・対話・徒手確認」していた時、
ついつい昔の(私の)患者さんのことを思い出していました。
その方も、病院で牽引治療を何度も何度も繰り返して・・“すわりの悪い”というか
骨盤(仙腸関節)がゆるゆる状態で、腰痛を繰り返していました。
当時の私は、“カイロもどき”整体で骨格矯正治療を行なっていたのですが
骨盤ベルトで固定していても、あまりに不安定な状態で、繰り返す腰痛でしたから、
予約される度に《嫌だな〜どうしたら安定するんだ!?》と
何とも苦手な患者さんでした。
現在なら、「筋膜〜腱・靭帯〜骨膜・療法」(結合組織療法)を駆使して、
自信を持って治療に当たることが出来たでしょうか
ところで、Kさんの患者さんも、牽引治療を繰り返したようで、
仙腸靭帯(仙結節靭帯・仙棘靭帯も含めて)の異常が出てきましたが
この箇所にはK先生も手を入れているはずです。
そこで、お腹の側から前仙腸靭帯〜骨膜を
探ると・・出てきます。そこで一つのアドバイスを
・・ところが
右腰(だった?)を下にできない状態で・・(“転写された”K先生もできず)
「逆になれなくて・・反対側は?」と聞かれて・・同じ体勢で出来る方法を!
*******
それにしても、何故?牽引治療を繰り返すのか?と、いつも疑問に思っています。
歪んでいる脊椎(背骨)を、上と下で引っ張って伸ばそうという発想から生まれた治療
だと思いますが・・骨盤はひとつの骨ではありません。
《解剖学的に見れば、腸骨、坐骨、仙骨が靭帯結合した関節で構成されている
それに・・
例えば、曲がった針金を上下に引っ張って伸ばす方法では、かなりの力を要しますが、
曲がったところを横から押した方が、軽い力で効果がありますが!?
理解に苦しむところです。》
腸骨に牽引ベルトで引っ掛けて強い力で引っ張れば・・
当然のこととして仙骨と腸骨の靭帯に負荷がかかってしまい、不安定な骨盤になります。
当時の私は、この牽引治療を繰り返した腰痛患者さんは苦手でしたね!
セミナーでは、お互いの実習時間で、各患者さんの治療のヒントの相談も受けています。
今回は、K先生からの相談患者さんは3名でした。
それぞれの患者さん毎に、K先生自身に“転写”して、
どこに問題点が残っているのか?
どこに手を入れたら良いのか?
K先生には、実際に体験していただきながら治療のヒントにして頂きました。
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その中の一人の患者さん・・
K先生に“転写”して「言霊・対話・徒手確認」していた時、
ついつい昔の(私の)患者さんのことを思い出していました。
その方も、病院で牽引治療を何度も何度も繰り返して・・“すわりの悪い”というか
骨盤(仙腸関節)がゆるゆる状態で、腰痛を繰り返していました。
当時の私は、“カイロもどき”整体で骨格矯正治療を行なっていたのですが
骨盤ベルトで固定していても、あまりに不安定な状態で、繰り返す腰痛でしたから、
予約される度に《嫌だな〜どうしたら安定するんだ!?》と
何とも苦手な患者さんでした。
現在なら、「筋膜〜腱・靭帯〜骨膜・療法」(結合組織療法)を駆使して、
自信を持って治療に当たることが出来たでしょうか
ところで、Kさんの患者さんも、牽引治療を繰り返したようで、
仙腸靭帯(仙結節靭帯・仙棘靭帯も含めて)の異常が出てきましたが
この箇所にはK先生も手を入れているはずです。
そこで、お腹の側から前仙腸靭帯〜骨膜を
探ると・・出てきます。そこで一つのアドバイスを
・・ところが
右腰(だった?)を下にできない状態で・・(“転写された”K先生もできず)
「逆になれなくて・・反対側は?」と聞かれて・・同じ体勢で出来る方法を!
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それにしても、何故?牽引治療を繰り返すのか?と、いつも疑問に思っています。
歪んでいる脊椎(背骨)を、上と下で引っ張って伸ばそうという発想から生まれた治療
だと思いますが・・骨盤はひとつの骨ではありません。
《解剖学的に見れば、腸骨、坐骨、仙骨が靭帯結合した関節で構成されている
それに・・
例えば、曲がった針金を上下に引っ張って伸ばす方法では、かなりの力を要しますが、
曲がったところを横から押した方が、軽い力で効果がありますが!?
理解に苦しむところです。》
腸骨に牽引ベルトで引っ掛けて強い力で引っ張れば・・
当然のこととして仙骨と腸骨の靭帯に負荷がかかってしまい、不安定な骨盤になります。
当時の私は、この牽引治療を繰り返した腰痛患者さんは苦手でしたね!