一日に10度以上も気温が下がって、真冬以上に寒さを感じます。
今春は例年以上におかしな気候で体調を崩されている人も多いのでは無いでしょうか!?

さて
22日、M・Sさん(男性41歳)が両肘の痛み、背中痛、左内股の痛みと
足底の痛みを訴えられて来院。
特に、足指付け根の痛みは「モートン病」と診断され“足底板”を処方されていますが
痛みは改善しないとのこと・・

なぜ、両肘に痛みがでるのか?どうすると痛みは無くなるのか?
なぜ、左内股に痛みが出るのか?などなど
彼自身の体を使い、説明しながら施術を進めていきました。

「モートン病」という“たいそうな名前の病名”、
初めて聞く病名ですが・・《以前聞いたことがあったっけ?》
要は、靴の選び方、靴の履き方の生活習慣から来る・・・
原因は足指の機能低下に他なりません。

なぜ、足指の付け根に負担が掛かるのか?説明しながら施術し
最後に、外反母趾防止用“簡易テーピング”で親指を使えるようにし
横中足骨靱帯テーピングをして終了。
「どうですか?」と聞くと
「親指を使っている・・という感じになって、・・痛くないですね!」

足指が使われるようになれば、
当然ながら!
足裏の重心も正常化して足指の付け根への負担は軽減する。

*******   *******

念のために、「モートン病」なるものをインターネットで検索しました。
原因はハイヒールの使用や、窮屈な靴での長時間の作業・・と書かれていますが
私は、逆だと診ています。
踵部固定のできないハイヒールや、踵部で手の指が入るような履き方
すなわち「踵固定」が無いために、フイットせず“不安定”になり
足指で履き物を“支える”ようとするために“つっかけ癖”をつけた結果
足指の付け根に負担を増大させることになるのが原因だと
(狭い窮屈な靴だと“ハンマートウ”化して、“外反母趾”とは別と考えるべきです)

上記の41歳男性のM・Sさんは仕事柄、
頻繁に脱いだり履いたりしなければならないために、大きめの靴を履いていました。

以下検索内容
*******   *******   ******

モートン先生が、趾神経(足の指の神経)が中足骨骨頭によって
圧迫されて起こる障害を報告して以来、モートン病と呼ばれるようになりました。

原因はハイヒールの使用や窮屈な靴での長時間の作業、
スポーツ活動によって足の指が過伸展(過度に伸ばされる状態)を強制された結果、
総底側趾神経が横中足靭帯により圧迫れて発生します。
中年の女性に多く認められます。すべての趾間(足の指と指の間)に発生しますが、
特に第3趾と第4趾の間によく認められます。

症状は痛みとシビレです。痛みは締めつけられる様な、刺す様な、
焼ける様な痛みだと訴えられます。
これらの症状は長時間の立位や歩行、スポーツ活動によって増悪し、
休憩すると軽快します。さらに進行しますと夜間痛を訴えられます。

治療は、足部に圧迫感をもたらさない様な靴を指導します。
痛みに対しては短期間の非ステロイド系抗炎症剤を処方します。
リハビリテーションとしては温熱療法や筋力強化訓練を指示します。
頑固な症例ではステロイド局所注射を試みます。
再発を繰り返す症例では装具療法として足底板を処方します
(中足骨骨頭部に圧迫がかからないような靴底を着用させます)。

これらの保存的治療(手術しない方法)にて改善が得られない症例では
手術的治療を検討します。手術は総底側趾神経を圧迫している横中足靭帯を切離し、
癒着している神経を剥離、切除します。