キャビン★★★★☆(BD)
女子大生デイナは、友人のジュールズらと男女5人で、ジュールズの彼氏であるカートのいとこの別荘で週末を過ごすことになる。
別荘は、GPSにも見当たらず携帯電話も通じない山奥であったが、若者達はそんなことは関係なく楽しんでいた。
しかしその夜、突如地下室への扉が跳ね上がり、彼らは地下室へと下りていく。
そこにはカートのいとこがその別荘を購入する前からの古い物が置かれており、デイナはその中にあった古い日記を読み始めてしまう…。
いろんなホラー映画のオマージュを散りばめていて、それがおもしろいと評判だったので見てみた。
やっぱりおもしろかった。
期待しすぎるとそうでもないのかもしれないけど。
若者男女が山奥の別荘に行っちゃうというコテコテの設定に始まって、イチャつくカップルに襲い掛かる化け物、やられたと思っていた人がやられてなかったというどんでん返しなど、基本はしっかり押さえている。
何よりラスト30分のおもちゃ箱をひっくり返したような化け物てんこ盛り展開は良かった。
緻密な展開を求めていると、もうちょっとセキュリティーを・・・とか思うのかもしれないが、それまでの展開も大味風味だから気にならなかった。
ただ、出てくる化け物がみんな「本物」なので、そこの出所が気になったけど。
最後の神も本物だから、これまでの化け物も全部本物ってことなんだろうけど、どうやって管理してきたんだろ。
中だるみすることも無くて中々良い感じであったけど、中盤以降怖くないホラーってどうなんだろう。