2008年02月04日

餃子は日本を救う(?)

 こちらのメモ書きの続きです(クリック)

 さて、事実が確定するにしても、その「責任」は、どこにあるのか。

 農薬の混入や穴の空いていたパックが、中国人がやったのであれ、日本人がやったのであれ、過失であれ故意であれ、まず悪いのは、それを混入させた「人物」である。
 なのに、(当事者が中国や韓国や北朝鮮になると)そこを飛び越えて、いきなり国家論になる傾向が強いのが最近の風潮。すぐにバッシングの過熱報道にもなるし。


 mixiやブログを見ていても、中国(韓国・北朝鮮も)をひとくくりに「嫌い」という人は本当に多いなぁ、というのが実感。だからこそ、こういう話になっちゃうのだろう。


 これが、日本国内産の食品で事件が起きた時、「わあ、もう日本食は食えない」「だから日本人はダメなんだ」「食料は全部輸入品にしろよ!」「日本人が何か陰謀を企んでいるに違いない」とか言うだろうか。「◎×社はダメだ」とかはあるだろうけど、民族否定には繋がらないはず。まあ、妄想癖の強い人(≒何でも誰かの陰謀に見えてしょうがない電波系の人)は、陰謀については思うのかもしれないけど(笑)。


 意外とマスコミの情報に踊らされてはいけないなどと言う人に限って、「ほら見たことか、だから中国は!」とマスコミの報道を鵜呑みに語ったりするのも面白いところ。「マスコミに踊らされるな」って言う人は「俺の嫌いな情報を流すマスコミは信用するな」って言いたいだけなんだな、というのがよく分かる。


 食の安全というのは、誰にとっても重要だから、「とりあえず」輸入禁止措置を採るというのも分かるには分かるのだけど、どうも十把一絡げに「中国は全部ダメなんだよ」みたいなことを言う人たちは、「危険な気がする」「不安」というだけで、「それっぽいものは全部連帯責任」「自分の利益だけが大事で誰かが冤罪で苦しむとかどうでもいい」という風に考えがちな体質なのがよく分かる。

 残念ながら、個別的に分析的に物事を考える習慣が少ないのだろう。


 マスコミという観点では、フジテレビは、基本的に東アジア大嫌いテレビ局なので、フジテレビは特にそういう報道はひどい。
 とりあえず、中国バッシングの材料を血眼に探している人たちがいるってことが、改めて分かる事件ではあった(苦笑)。


 前はちょっとアレげな人たちだけが、そういうことを言っていたのに、最近、一番怖いのは、世間話のように「中国はダメだよね」みたいなことを、さらりと言う人が増えてきたこと。
 民族や国をひとくくりに嫌う、蔑視する(しかも、それに気付いてすらいない)という傾向が強まっていくのであれば、いやな国になるなぁ、という風に思う。



 事実を確定していく作業が重要なのに、中国=諸悪の根源みたいな報道が多くなるのは、そういう傾向の現れなんだろうし、見る側としては、それを意識して報道は見ておかないといけないんだろう。


 個人的にできることは、日記やブログなどで、せめて知人達にだけでも「中国が嫌い」という一括りな言い方は、やっぱり良くないことだという意見を表明しておくことなんではなかろうかとは思う。ただ、オープンな日記だと、「お前は在日か!」「売国奴氏ね」とか、電波なコメントもやってくるので、なかなか大変(苦笑)。


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 今回、重要なのは、「誰もが安全な食品を食べたいと思っている」こと。
 とは言え、問題は、じゃあ、安全な食品を食べたいのだけど、「できれば安い方がいい」「安くないと生活が苦しい」「できるだけ労力はかけたくない」という、要求に、どう対応するのか。

 中国食品への拒絶が強まることで、中国国内の対応が変化してくれるなら、それはそれでいいことだ(日本商社にとって痛手なのであって、中国にとってはそれほど痛い話ではないという説もあるので、期待できないかもしれないが)。

 日本でも中国でも(←重要)、食の安全に対して生産者側で意識が高まってもらわないと困るし、そのきっかけになって欲しいのだがなぁ。
 また、中国にも日本にも存在している「良き生産者」が迷惑を被るというのはなんとかしないといけない。

 実際、「中国産食品の違反率は決して高くない」という読売新聞の記事もあります(中国国内向けはヒドいらしいですけど)。アメリカよりも違反率は低いとのこと。
 朝日・毎日は信用できないというアレな人たちに向けて言っておくと、読売新聞がソースですよ。

 こちらの記事です(クリック)


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 今回の問題とは直接は関係ないけれども、食の安全を考えるならば、消費者側としては、「安いから買う」という姿勢を改める必要があるのだろう。
 とはいえ、それは、かなり難しい話でもある。
 それは自己責任の強調で、自己責任の強調というのは、道義的とか倫理的な観点で捉えられがちなのだけど、実際上は経済的な話なんだ。

 結局コストを全体で払いたくないから、個人負担でということなのだけど、食の安全問題を自己責任と言い出すと、自分で商品の成分なんか調査できないし、国内産だって怪しいと思えば下手すれば全部自分で作らないといけない。そんなん金も時間もかかり過ぎる。それ、どんだけ美味しんぼ?。僕らは海原雄山ではない。

 基本的に食の安全は、誰にとっとも重要である以上は、全体でコスト負担した方が能率はいいわけで、少々コストがかかっても、マメで広範囲な安全検査を実施していくべきなんでしょう。規制を細やかに整備して、お役所や何かが活躍してもらうしかないわけだが、天下り先を増やすな!という公務員バッシングも最近はヒドイから、どうなることやら・・・・。



 対策として、なんでも自給しろという人もいるわけだ。
 国内自給率を上げること自体に反対はしないのだけど、「日本のものは安全で他の国のものは安全ではない」というのが前提となっている対策だよなぁ、と。そういうの聞くと、「自給なら大丈夫なの?」と思ってしまう。


 中国大嫌いな方々が大好きなアメリカ様のおかげで、日本には休耕田や放置された農地やらで自給率がえらい下がっているわけでして、だから、今回のこととは無関係に、自給率自体を上げることには地方再生の意味も含めて賛成ではあるのです。
 友人が言っていたことなのですが、今回のバッシングが原因で食糧自給率を上げることに繋がるなら、結果オーライでもあるのだが・・・・・(理性による発展を信じたい僕は、怒りや憎しみというルサンチマンでの社会改善っていう愚かさが嫌いなんですけど)。


 まとまりのない文章になってしまいましたが、とりあえず思うことは、こんなことです。

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この記事へのコメント

1. Posted by buroimmurne   2013年06月11日 11:58
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