2018年07月27日

ラクダの研究会

2018年7月 この夏は記録的な猛暑となりました。7月24日には、埼玉県熊谷市で41,1度を記録。国内最高記録を5年ぶりに更新し、熱中症の症状による救急搬送は全国で2,000人を越えました。

ラクダ


あまりの暑さにヘロヘロとなっている我らカピバラ研究会メンバー。この盛夏をどう乗り切るか。それを暑さに強い生き物として有名なラクダに学ぼうと「ラクダの研究会」を開催しました。

らくだの研究会


ラクダは砂漠生活に特化したハイスペックな生き物。知れば知るほど、その特徴に驚きます。

・ラクダの一番の特徴はコブ。ラクダのコブには脂肪と浪漫が詰まっている。

・キュートな長いまつ毛は砂から目を守るため。鼻は砂埃をガードするため開閉が可能。

・砂上を歩きやすいように、足の裏はたいらになっていて、そして柔らかい。

・ラクダは一度に100リットルもの水を飲むことができる。

・栄養補給すると数週間から1か月もの間飲まず食わずで活動できる。

・汗はほとんどかかない。尿も最小限なので濃度が濃い。コッテリ。

・水分不足なったら体温を40度くらいまで上げて水分を発散させないようにする。

・ヒトコブラクダとフタコブラクダの子どもは、ヒトコブハンラクダになる。

・アラビア半島の諸国ではヒトコブラクダのレースが人気。なんとジョッキーはロボット。

・ラクダと堕落は関係ない。 むしろラクダは働き者。 よく働くだ。

らくだ


さて、研究成果の発表もそこそこに、さっそくゲーム開始!


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(砂漠を越えて)
砂漠とラクダをテーマにした「砂漠を越えて」を最初にエントリー。砂漠を舞台にラクダを配置してオアシスや水源を確保していくゲームです。

砂漠を越えて


手番になったら好きな色のラクダを2つを手に取って、自分の同じ色のラクダのキャラバンと隣り合うように置いていきます。

砂漠を越えて


最初は閑散とした砂漠が、あっという間にたくさんのラクダで埋め尽くされていく様は壮観。ゲームが進めば進むほど盤面は狭くなり、点数できるエリアが少なくなってきます。

砂漠を越えて


重要なエリアをめぐる一手ごとの競争に、思わずラクダを握る手に力が入ってしまいます。シンプルなルールでプレイ時間も短い。それなのにプレイ感は充実というナイスな仕様。

この「砂漠を越えて」は1998年のゲーム。久しぶりに取り出してきて、今回プレイしてみましたが、面白さは色褪せてません。やはり「名作は時代を越える」と感じました。


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(マジックメイズ)
続いて、会話・ジェスチャー禁止、全員同時プレイ、しかも時間制限アリの新感覚リアルタイム協力ゲームの「マジックメイズ」をエントリーです。

マジックメイズ


本来のルールでは意思の伝達は「気づいてトーン」を使用する以外は基本的に禁止。しかし、全員が初プレイなので、「多少は大目にみましょう。。」という感じでお試しプレイすることにしました。



スタートしたら、 う¨ーー う¨っ うーーん?  う¨っ という声が響く、怪しい雰囲気

頑張って4人の勇者が盗みを成功。しかし、脱出途中で砂時計が落ちてしまいました。 無念。悔しーー

どうすれば良かったのかを話し合い。次はきっとクリアできる。そう信じて2回目のチャレンジをすることに。

マジックメイズ


2回目は前回の反省を活かして、砂時計をひっくり返すアクションをタイミング良く使います。



再び  う¨ーー う¨っ うーーん?  う¨っ という声が響く、怪しい雰囲気

怪しさ満載なれど、チームワークの良さで今回は見事にミッション達成!!  やったー

砂時計を気にしながらのドキドキ感が楽しかったです。協力ゲームは一致団結している感じが良いですね


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(コヨーテ)
「マジックメイズ」で頭と体力をずいぶん使ってしまったので、次は、まったりと「コヨーテ」を楽しむことにしました。

コヨーテ


8人プレイの「コヨーテ」は初めてでした。当然、合計の数も大きくなるので、宣言する数字もインフレ気味です。それがまた面白い。

コヨーテ


「×2」や「?」の特殊カードによるハプニングも発生して、今回も笑いが生まれました。

「コヨーテ」はホント良いゲーム。どんなシチュエーションでも盛り上がるし、誰にでも安心してオススメできる作品ですね


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(モダンアート)
ここで2卓に分かれることにしました。 ひとつの卓は「モダンアート」です。このゲームはライナー・クイツィアの三大競りゲームのひとつ。ゲームファンにも根強い人気があります。「あなたの一番好きなゲームは何ですか?」と聞かれたら、「モダンアート」と答える人も多いのではないでしょうか?

モダンアート


プレイヤーは画商となって絵画を売買して、一番お金を儲けた人が勝ちです。このゲームは戦略性が非常に高いゲーム。勝利のためには、相場を作っていったり、時にはライバル達も上手に利用していく必要があります。

「そろそろ ヨーコ(Yoko)の時代がくるよ〜。」

「高値になるよ〜。 買っておきな〜。」

モダンアート


公開競りや一斉入札などの競りの種類のバラエティも豊かなところも魅力。 絵画を巡る値付けを賑やかに楽しみ、ホントの画商になったような気分を満喫です。


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(キャメルアップ)
一方の卓では、ラクダのレースに一攫千金を夢みる「キャメルアップ」をエントリー。5匹のラクダ達がレースを行い、プレイヤーはその勝ち負けを予想するギャンブルゲームです。

ラクダ達はサイコロの目で進みます。そのサイコロをピラミッドを使って振るというギミックがとてもユニーク。場の雰囲気を盛り上げるのに一役かってます。
 
「白でろ〜 頼む〜」 

「緑の1でお願い!ミドイチ!ミドイチ!」

「アオ こいっ!」

サイコロを振る前には、必然と「お願いコール」がおきます

キャメルアップ


ラクダの上にラクダが乗っかったり。さらに、お助けタイル(オアシス)やお邪魔タイル(蜃気楼)の存在も手伝って、レースは常にドラマティック。 どのラクダが勝利するか最後の最後まで予断を許しません。

今回も白ラクダが一番のビリからトップに踊りでて、そのままゴールラインをきるという劇的な幕切れでした〜


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(はげたかの餌食)
ここで、カードゲームの「はげたかの餌食」を5人でエントリー。

はげたかの餌食


ルールはシンプルなのに、面白さは折り紙つき。



勝負どころでバッティングが起きて笑いが絶えません。

はげたかの餌食


「重なるんじゃないかぁ 」

「どのカードを出したら良いのかなぁ



クラシカルな名作をワイワイとエンジョイしました



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(犯人は踊る)
この時点で、まだ、「モダンアート」組はゲーム中。そこで、6人で「犯人は踊る」を2回ほどプレイしました。

犯人は踊る


犯人と思って探偵で告発するも、アリバイがあって逃げられたり。 イヌが噛みついたり、少年が登場したりして。犯人もアッチにいったり、コッチにいったりして、面白いですね。 まさに「犯人は踊る」というタイトルがピッタリ。


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(6ニムト)
「犯人が踊る」が終わるころには、「モダンアート」組も決着がついてました。白熱の勝負だったようです。

気が付くと残り時間もあと僅か。折角なので、最後に10人で「6ニムト」をプレイしました。このゲームのマックス人数です。

6ニムト


多人数プレイだと、展開を読みきるのはなかなか難しい。そこで 「この辺りの数字なら大丈夫なのではないか?」と予想しながら、カードを選択していきます。

6ニムト


どうしてもウシが集まってしまう人はいるもので

  どうして、ワタシのところにばかりにくるの〜 」

今回もウシ集めの称号である「ギュー・ギュー」が授与されましたとさ

そんな感じで「6ニムト」を2回プレイして、「ラクダの研究会」も終了です。外にでると、夜も更けていて、猛暑も少し涼しくなっていました。  

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「ラクダの研究会」 今回もかなり楽しかったです。参加してくれた皆さま、ありがとう&また次回もよろしくお願いします。(今度はクマの研究にしようと思ってます)

では、また☆

tarouimo at 21:31|PermalinkComments(0)

2018年07月15日

カタン大会と浅草・神谷バーの電気ブラン

2018年7月。全国的に猛暑となったこの日。カタン大会の東日本予選に参加しました。

カタン大会は2005年カタンワールドチャンピオンシップ以来の参加。実に13年ぶりです。

今回の大会は、カタンを販売している株式会社ジーピーが主催しているもので、予選の10位までが7月末の全国大会に出場し、優勝者はドイツのケルンで開催される世界大会のキップを手にします。

ケルン


世界大会が開かれるケルンはローマ時代からの古い歴史を誇るドイツの文化都市です。600年以上かけて造られたという世界遺産「ケルン大聖堂」で有名です。 以前に訪れた時は、その荘厳な存在感と迫力に圧倒されたものです。

ケルシュ


また、この街には、「ケルシュ」という地ビールがあります。ほのかな苦みのある独特のケルシュは、「ケルシュ協約」に調印しているケルン近郊の24の醸造所のビールだけが提供できるもの。ビール好きにはたまりません。

世界遺産「ケルン大聖堂」と、そのお膝元での「ケルシュ」を飲み倒す旅。なんという魅力でしょう。

さぁ いくぞドイツ! ケルン! 待ってろよ〜♪


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大会会場は両国です。国技館があるという土地柄もあって、駅には力士の写真や像がたくさんありました。

カタン東日本大会


てっきりカタン大会も国技館で開催されるのかと思ったら勘違いでした。

カタン東日本大会


駅から歩いて数分の国際ファッションセンターが会場。

カタン東日本大会


汗かきながら歩いて到着。メッセージボードに案内も掲載されていました。

カタン東日本大会


受付で話をきいてみると、事前エントリーしたつもりが、実は「キャンセル待ち」だったということが判明。せっかく来たのに不戦敗かとドキドキしながら入り口で待つこと30分。

カタン東日本大会


心配しましたが、無事にエントリーすることができました。全部で240名くらい集まったようです。

カタン東日本大会


まずは、主催のジーピー社の社長からの挨拶や大会概要の説明がありました。

大会は全部で4試合。卓は毎回シャッフルされます。試合の結果は占有ポイントという数値で評価され、3回戦目からは占有ポイトのランキングで対戦相手が決まります。その結果、ツワモノはツワモノ同士で、負けたものは負けたもの同士で戦うことになります。

カタン東日本大会


いよいよゲーム開始の時間。240人で一斉にスタート


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【第1試合】

テーブルに案内されると、ちょっとピリっとした雰囲気。殺伐とまでは言わないものの、ガチプレイ感がヒシヒシ伝わってきました

初期配置は4番目でした。鉄・麦が肥沃で土が極めて少ない偏ったマップで、4番目というのは厳しかったです。ひとまずコンスタントに資源がとれるように数字をバラして配置してみました。(私は白です) 

カタン(第一戦)


交渉や3:1港をつかって、いずれ道賞も視野に開拓を進めましたが、ゲーム展開があまりに早く、青プレイヤーが一気に勝負をつけてしまいました。

青プレイヤーは8麦・10麦+麦港 と 5鉄9羊10木の初期配置を共に都市化して、あとはひたすらカードを引きまくる。しかも引いたカードが強力な独占だったりして。盤面は5点しかないのに、騎士賞(2点)とポイント3点の合計10点でゲームセット。

あまりに一直線(ストレート)すぎて、対抗することが出来ませんでした。後から考えれば、盗賊で青プレイヤーを抑え、粘れた可能性もありますが、まぁ焼け石に水かな。トホホ

青プレイヤーさんも 「今回は運が良かったですね」と振り返ってました。

消化不良ですが、仕方ありません。カタンは時にはこういう試合もありますね。

勝利ポイント:5点  占有ポイント:57点

しかし、この試合。黄色プレイヤーがあまりにもガチすぎて楽しめなかったなぁ。盗賊の置く場所に不平をぶつけたり、お仕事を強要したり、他プレイヤー同士の交渉に口をだしたり。。。(マナーがちょっと・・

聞くところによると、プレーヤー同士で口論に近いようになったテーブルもあったとのこと。やっぱりカタンは、真剣にプレイするものの、あまり熱くならず、紳士的なプレイが良いのになぁ。粋にクールカタンで♪(個人的には和気あいあいが好み)


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【第2試合】

第1試合の完敗で早くもドイツ行きの夢が散ってしまいました。気を取り直して第2試合です。

まず初期配置ですが、第一試合と同様に4番目でした。麦が希少なマップですが、4番目には良い土地が残ってません。かろうじて11麦を抑えて幸運を期待しますが、可能性は低いかも。(私は赤です)

カタン(第二戦)


やはり、なかなか幸運は訪れません

青プレイヤーがこのゲームでポイントとなる中央の5鉄・6麦・3羊に開拓地を建てて、頭ひとつ抜け出します。すると、もう誰も止めることが出来ずに万事休す。また負けたー

勝利ポイント:6点  占有ポイント:79点

負けはしましたが、今回はフレンドリーなプレイ環境だったので、楽しめました

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【第3試合】

休憩中にランチを済ませて、午後から第3試合です。

ここまで2連勝している方々は、トップ同士のハイレベルな戦いに身を投じることになります。一方に私のテーブルは のんびり楽しくやりましょう♪ という雰囲気でした。 まったり

初期配置はまたまた4番手。今回は森や鉱山や牧場の場所が固まっています。難しい初期配置です。4羊と5羊を抑えました。将来の8羊と5羊、そして羊港でゲームを展開しようという作戦です。(私は赤です)

カタン(第三戦)


順調に8羊や5羊に羊港をゲットして、思惑通りにゲームを進めることができました。自力で鉄が入らないのですが、独占カードで鉄を回収。これがタイミング的にバッチリで、2つの都市化にも成功。シメシメ

その後も海沿いに開拓を進め、都市2、開拓地4となって盤面だけて8点。黄色プレイヤーから道賞(2点)を奪えば・・・10点。 「もしかして 勝てるのかも?」 と思いつつも、マークされて勝ちきれず。青プレイヤーに先を越されてしまいました。 残念 クヤシー

勝利ポイント:8点  占有ポイント:80点

3試合目にしてやっと勝敗に絡むことができました。アレコレ考え、最善を尽くしました。あと一歩で勝てませんでしたが、ゲーム展開も十分満足できる内容。一緒にプレイした皆さんにも感謝です

試合後、このテーブルの皆さんと雑談しました。ひとりは大学生でボードゲーム部に所属していて、放課後の教室で楽しんでるらしいです。また、もう一人の会社員は、社内にボードゲーム部があり、毎日昼休みにカタンやカルカソンヌを楽しんでいるとのこと。皆さん、それぞれのボードゲーム環境が素敵


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【第4試合】

最後の試合となりました。初期配置は3番目でバランス重視の配置です。(私は黄色です)

これまでの3回は初期配置時点では、正直なところ勝てる気がしなかったのですが、今回は最初から良い勝負ができそうな気がしていました。 ちょっと自信あり

唯一、ヒヤっとしたのは白プレイヤー(高校生)が4羊・5土を目指してきた時です。建設競争に負けると、形勢が逆転します。しかし、なんとか先に建設できて、ほっ

カタン(第四戦)


そこからは盤石です。青プレイヤーには盗賊を牧場に送り込んだり、白プレイヤーに道賞をキープしてもらうように展開しました。 

そして最後は 都市2 + 開拓地3 の盤面で7点。 それに騎士賞(2点)とポイント1点の合計10点で勝利。 最後の最後になって、なんとか一矢を報いることができました。

やっと勝てたー

勝利ポイント:10点  占有ポイント:114

最終的な戦績は1勝3敗でした

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その後、閉会式となりました。

カタン東日本大会


4試合の占有ポイントの上位10名が発表され、表彰されました。

カタン東日本大会


日本全国から集まった精鋭たちによる7月末の決戦を経て、ひとりが世界大会の日本代表が決まります。

カタンバッグ


ちなみに、参加賞として、カタンのバッグを貰いました。


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カタン大会を楽しんだあと、浅草まで移動しました。
目的地は明治13年創業(since1880)、日本初のバーである「神谷バー」です。

神谷バー


全部で3フロアあり、1階がバーコーナーになっています。店内はとっても明るくてキレイ。バーというより喫茶店やファミレスのような雰囲気です。人気店なので行列も覚悟しましたが、幸い待たずに席につくことが出来ました。

神谷バー


この店の名物は、電気が珍しかった明治時代に考案されたブランデーベースのカクテル「電気ブラン」です。さっそく注文します。

神谷バー


「電気ブラン」は、明治時代は薬用であった輸入ブランデーに、ワイン、ジン、ベルモットなどをブレンドしたもの。アルコール度数が45%と高く、当時から人気を博したようです。口に含むと猛暑で乾いたカラダに染み込み、一気に酔いがまわります。これこそ電気でビリビリする感じなのかも。 

作家の太宰治も「作品:人間失格」の中で、「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはないと保証し…」と書いているのもナルホドです。

神谷バー


いかした洋食をつまみに美味しい「電気ブラン」をクィっと。そして生ビールをチェイサーに、心ゆくまで老舗の「神谷バー」を楽しみました。適度に賑やかで居心地が良かったです。近くにあったら、毎週のように通ってしまいそう。

神谷バー


気がついたら、外はすっかり暗くなっていました。完全に千鳥足状態です。フラフラしながら帰途につきました。

これにて、カタンの東日本大会と浅草の神谷バー訪問も終了。ドイツのケルンでの「ケルシュ」を飲むことは叶いませんでしが、代わりに「電気ブラン」を楽しめてかなり満足です。

(「電気ブラン」でやられてしまい、帰りの電車を乗り過ごしたのはナイショ 


tarouimo at 23:00|PermalinkComments(0)

2018年06月24日

マジックメイズ

マジックメイズ戦士・エルフ・ドワーフ・魔法使いの4人の勇者(ヒーロー)。彼らの装備品が全て奪われた!  このままでは次の冒険にでかけることができません。 困った4人は、ショッピングモールで装備品をゲットすることを思いつきました。 果たして彼らは上手に必要な装備品を盗み出し、ショッピングモールから脱出することができるのでしょうか!?





4人の勇者(ヒーロー)が、ショッピングモールで万引き(?)・・・なんという設定!?
 

会話・ジェスチャー禁止、全員同時プレイ、しかも時間制限アリの新感覚リアルタイム協力ゲーム。それがこの「マジックメイズ」です。
  
マジックメイズ


プレイヤーは、4人の勇者(ヒーロー)のコマを操作するのですが、全てのプレイヤーが全てのコマを動かすことができます。どれか1つのコマを担当するのではありません。

マジックメイズ


開始時のマップはスタートタイルの1枚のみ。
ゲームが進むにつれてタイルが追加され、徐々にショッピングモールの全貌が明らかになってきます。


砂時計を逆さまにしてゲームスタート



まずはショッピングモールから彼らが必要とする装備品を盗み出し<STEP1>、その後 ショッピングモールから脱出させるのです<STEP2>

マジックメイズプレイヤーは、東担当、南担当というように、スタート時に配られたタイルでコマを動かす方向が決まっています(東・西・南・北)。

移動できる方向が各プレイヤーで異なり、さらにショッピングモールも迷路のようです。

そのため

 「ワタシがドワーフを南に2コマ動かして・・・・」
  
 「そのあとボクが東に1コマ移動させる。」

 「さらに、アナタが北に・・・」


というように、必然的に他プレイヤーとの協力が必要となります。


マジックメイズ


また、移動以外にも、3種類アクションがあって、これを効率良く活用するのがゲームのポイント。

<エスカレーター> ショッピングモール内の「エスカレーター」を使用できる。

<ワープ> 他タイルのワープポイントまで一気にワープできる。長距離を移動するのに便利。

<探索> 新たなタイルを配置することができる。


これらの一連の流れを協力して進めますが、プレイ中はプレイヤー間で会話や相談はできません。 基本的に会話禁止なのです。(できるのは、相手をじーっと見つめるくらい

会話禁止に代わるコニュケーションの手段として、赤い大きな気づいて!トークンが用意されています。これをアクションして欲しいプレイヤーに渡して、意思表示をすることができるのです。


(ドワーフをエレベータに乗せたい。。お願い!気づいて!!)


マジックメイズ



気づいて!トークンを渡されたプレイヤーは「何かしなければ・・」と気づくのですが、その具体的な意図は推測するしかありません。

 「さて、動かすべきはどのコマ?」   (お願い!気づいて!!)

 「求められているアクションは何?」  (お願い!気づいて!!)


この意思疎通の探り合いが面白くて堪りません。


マジックメイズ


こうして、移動とアクションを繰り返し、各々のコマを対応する装備品マスまで移動させます。ここで一度相談タイムとなり、例外的に会話が許さます。一瞬だけ、どのように脱出するかを相談することができるのです。 相談が終わったら再び会話禁止。急いで脱出マスを目指しましょう! 

マジックメイズ


砂時計の砂が落ちきったら失敗。ただちにゲームオーバーです。ピンチの時はコマを砂時計マスまで動かせば、砂時計をひっくり返すことが出来ます。


4人全員が脱出できたら、大勝利!!




マジックメイズは、[時間の制限] [会話の制限] [行動の制限] のエッセンスが絶妙に効いてます。プレイヤー間で充実した時間を共有でき、本当に盛り上がります。

・砂時計による時間制限(3分)でのスリリングな体験 (ハラハラ!ドキドキ!)

・会話禁止の静寂のなかでの独特のプレイ感 (どうやって行動しよう〜!?)

気づいて!トークンだけの意思疎通のままならなさ (頼む!想いよとどけ〜!!)

それゆえ、全員が無事脱出できたときの、爽やかな達成感・満足感は格別。まさに協力ゲームの醍醐味を実感できます。

マジックメイズ


また、マジックメイズには17本ものシナリオが用意されており、シナリオが進むにつれて難易度は高くなっていきます。高難易度のシナリオにチャレンジすることで、プレイに慣れてきても飽きずに楽しむことができるでしょう。

思考:★★☆☆☆
運占:☆☆☆☆☆
手順:★★☆☆☆ 
人数:1〜8人
時間:3〜15分
デザイナー:キャスパー・ラップ
2017年ドイツ年間ゲーム大賞 最終ノミネート



tarouimo at 15:50|PermalinkComments(0) 協力系 | アクション系

2018年06月15日

コンセプト

コンセプトコンセプトはコミュニケーションゲームに分類されるボードゲームです。ただし、コミュニケーションゲームといっても言葉を使ってはダメなのです。 

プレイヤーは出題者チームと回答者に分かれ、出題者チームが出したお題を回答者が当てます。お題は特定の物や人物や出来事、映画のタイトルなどがあり、出題者チームは、そのお題に関するヒントをゲームボード上のさまざまな意味を持つアイコンで示します。そう、そのアイコンだけをヒントに回答者チームは正解を導いていきます。



ゲームボード上には数々のアイコンが描かれています。

コンセプト


その種類も、場所、国、食料品、道具、衣料品、家などバラエティ豊かです。

コンセプト


また、十字、丸、三角、四角、うずまきといった形状を示すアイコンがあります。

コンセプト


他にも、赤や緑などのその色を示すアイコンもあります。

コンセプト


ヒントを示すコマ自体も クエスチョンマークやビックリマーク、そして四角いキューブが沢山あり、それらを工夫して使っていきます。


例えば「ポップコーン」というお題だった場合、メインとなるクエスチョンマークのコマを食べ物におきます。

コンセプト


そしてキューブを白色のところにたくさん置きます。これで、回答者はお題が「白い食べ物」であることがわかります。

コンセプト


ちなみに回答は早い者勝ちなので、閃いた言葉を矢継ぎ早に答えてしまってオッケー。
白い食べ物ってことは・・・

 「ご飯? 」  

 「ブッブー 不正解!」 


 「砂糖?」 

  「ブッブー 不正解!」 



出題者チームと回答者チームは言葉でのコミュニケーションは基本的に不可となっています。出題者チームも「正解!」「違う!」「惜しい!」程度の言葉でしか応えられません。

答えを絞り込めない時は、次のヒントとして、「野菜」⇒「炎」⇒「黄色」という風に、コマを配置していきます。

コンセプト


次のヒントで、「黄色い野菜・・・?」 「焼くもの?」 「コマがいっぱい。。 粒々なのかな・・・?」 と考えていきます。

コンセプト


「わかったっ ポップコーンかっ!!」

「おみごと!正解!」


正解が出たら、正解者と出題者チームがポイント獲得。出題者チームを交替して出題・解答を繰り返し、ゲーム終了に一番ポイントを持っていたプレイヤーが勝利します。
 
コンセプト


実はこのゲームには、出題者が2人のチームというのがとても良いルールがあります。 2人なので相談しながらヒント出すことができます。 「これでどうかな」 「なるほど、それいいね」 「そのヒントは、ちょっと違うんじゃない」 などと話しあって遊べるので、「どうやってヒントを出して良いかわからない」 と1人で行き詰まってしまう心配がありません。

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様々なアイコンを使って、どうやったら解ってもらえるか出題者チームが相談し、回答者チームも曖昧なヒントと頼りに答えを考える。お互いに正解に向かって、少しずつ歩み寄っていく参加者同士のやりとりが笑いを誘う。出題者も回答者のどちらの役割も楽しいです。

コンセプト


「これで分かるでしょ」 と自信タップリの出題者チームと 「え?全然分からないよ〜」 と悩む回答者のギャップも楽しく、さくっと盛り上がれる大人向けのゲームです。 プレイ人数も12人までとなっていて大人数で遊べるのも良いところです。

思考:★★☆☆☆
運占:☆☆☆☆☆
手順:★★☆☆☆ 
人数:4〜12人
時間:40分
デザイナー:アラン・リボレ&ゲートン・ブジェノー
2014年ドイツ年間ゲーム大賞 最終ノミネート

tarouimo at 20:25|PermalinkComments(0) パ−ティ−系