たるの70年代のハードロック周辺レビュー

60年代後半から70年代に発売されたハードロックでCD再発されたアルバムレビューをしていきます。

TERRY REID/Bang,Bang You're Terry Reid (Epic BN 26427/'68)5

Bang, Bang You're Terry Reid


さて、もう言い古されたがレッドツェッペリンに入り損ねた男(本当は振った男)?。
高校生のときこのアルバムの日本盤を聞き一発でその声のとりこになってしまった。私の生涯にボーカリストベスト3の一人。本人はギタリストとしても認めて欲しかったみたいだけどかなわぬ夢?だったと思いますよ。

実は3枚持ってます。日本盤初版、日本盤再発、USA盤。イギリスのアーティストなのになぜかUK盤はない。

メンバー
Terry Reid (vo,g)
Peter Solley (org)
Keith Webb (ds)

Terryはその後もアルバムを発表し続けるがこのアルバムのようながむしゃらさはだんだん薄れていく。アルバムにクレジットされていない他の二人もPALADINを結成しロックの歴史の中で名前を残すことが出来た。

曲目
1. Bang Bang (My Baby Shot Me Down)
2. Tinker Taylor
3. Erica
4. Without Expression
5. Sweater
6. Something's Gotten Hold Of My Heart
7. Season Of The Witch
8. Writting On The Wall
9. Summertime Blues
10. When You Get Home
11. Loving Time
12. The Hand Don't Fit The Glove
13. This Time

あまりにも思い入れが強すぎてまともなレビューは出来そうもない(笑)



左は60年代のTerryの音源が未発表曲も含めすべて収められたCD2枚組みこれ一枚でオリジナルアルバム2枚も含まれているので全盛期のTerryを知るにはうってつけ。真ん中は驚きの近年のLIVE Album。右は残りのメンバーが結成したPALADINのセカンドアルバム。

QUATERMASS/Same Title (Harvest SHVL 775/'70)5

Quatermass


今から30年前ハーベストの廉価版を買ってから聞き続けてきたオルガンハードロックの金字塔。

メンバー
Pete Robinson (key)
John Gustafson (b,vo)
Mick Underwood (ds)

元々はChris Farlowe and HILLに在籍していたSteve HammondとPeteが中心となり結成されたギターを含む4人編成だったが、アルバム発表前にS Hammondが抜け3人のままバンドを続けることになったらしいが、曲のクレジットには何曲かでS Hammondの名前が見受けられる。

PeteとJohnは珍しいところで日本の井上陽水の「氷の世界」に参加している。3人がそれぞれ参加したアルバムを列挙するだけでかなりのスペースを使ってしまいそうなほどいたるところで名前が見られる。

曲目
1. Entropy
2. Black Sheep of the Family
3. Post War Saturday Echo
4. Good Lord Knows
5. Up on the Ground
6. Gemini
7. Make up Your Mind
8. Laughin Tackle
9. Entropy

あのリッチーブラックモアがほれ込みRAINBOW結成の一因となったとさえ言われる2.をはじめギター不在とは思えないハードな演奏はELPを持ってさえ克服できなかった。

先のRAINBOWもカバーした1.は元々HILL時代の曲でC FARLOWEのボーカルバージョンが聞ける。またANIMALS,ODINにカバーされた6.など他のアーティストにカバーされる曲も多い。

余談だが未収シングルのOne Blind Miceが無茶苦茶かっこいいのと当時のLIVE BOOTを聞くとJohnが結成するHARD STAFF時代の傑曲'Monster in Paradise'をすでに演奏している。



カバー曲を含むアルバムとメンバーが参加したアルバムをほんの一部並べてみました。

DUST/Hard Attack (Kama Sutra KSBS2059/'72)5

1f972d19.jpgHard Attack


1stもハードロックとしてはかなり激しい内容だったと思うが、このアルバムはさらに激しくさらにメロディアスにキャッチーに進化したまさに名盤。

メンバー
Richie Wise (g,vo)
Marc Bell (ds)
Kenny Aaronson (b)

R Wiseは後にKISSをプロデュース。M BellはRAMONSで活躍。K Aaronsonは枚挙に暇がないくらい多くのバンドで活躍する。メンバー3人ともその後のロックシーンの中心に存在したというが終結していたバンド。

曲目
1. Pull Away/So Many Times
2. Walk in the Soft Rain
3. Thusly Spoken
4. Learning to Die
5. All in All
6. I Been Thinkin'
7. Ivory
8. How Many Horses
9. Suicide
10. Entranco

1.の静と動を対比させた激しいロックはハードロックの枠をはるか飛び越えていた。また4.はこれ以上激しく騒々しいロックはないというハードロックで恐ろしくかっこいい。

Q65/Revival (DECCA XBY 846515/'69)4

Revival


オランダという国はショッキングブルーの成功のおかげ?でポップバンドは数多いが、ハードロックバンド他国ほど見当たらない。ただ、GOLDEN EARRINGやこのバンドのようにビートサイケからハードロックへの転身バンドにいいアルバムが多い。

メンバー
Frank Nuyens
Willem Bieler
Jay Baar
Peter Vink
Jaap Roelofs

メンバーについての詳細は名前しかわかっていません。

曲目
1. Cry in the night
2. No place to go
3. It came to me
4. I was young
5. World of birds
6. So high i've been, so down i must fall
7. Sundance
8. Voluntary peacemaker
9. Ridin' on a slow train
10. Fairy tales of truth

やっぱり1.のかっこよさは特筆に価する。ビートサイケからハードロックへの過渡期の音ではあるが、ストレートでハードなサウンドはロックの本質である破壊衝動の神経を刺激する。

アルバムはこれ以外にも何枚かあり人気バンドだったことが伺える。



ちなみに右のアルバムはオランダ盤とドイツ盤では曲が違う。ドイツ盤のほうが人気があるようだが、このCDはどちらのバージョンかは不明。

BLUE MAX/Limited Edithion (SOLAR SAR2011/'77)4

Limited Edition


ギタートリオの編成でハイトーンボーカルを中心としたハードプログレというと同郷の先輩RUSHを連想させる。オリジナルは幻!というのもカナダの水害地域出身でローカルでのリリースだったためほとんど水害で紛失してしまったらしい。

メンバー
Robert Graves (g,vo)
George Douglas (ds)
Andrew Douglas (b)

Family Nameが同じメンバーがいるところがいかにも自主制作っぽい。

曲目
1. Sweet Lovin'
2. Prisoner
3. Life Long
4. Teaser
5. March of the Trolls
6. New One
7. Your Friends
8. I Need You
9. Hooker
10. Freight Train

コンパクトでストレートな楽曲が並ぶがアレンジや構成が一筋縄ではなくそこがハードプログレ的な印象を抱かせている。8分台の5.はハードプログレとして申し分ない出来だ!

MAJIC SHIP/Same Title (BEL-AMI BA-711/'70)4

Majic Ship


激レアサイケハードロックの名盤。サイケからハードロックへの橋渡し的な内容で少しブルースロックの香りもするがどちらかというとギターサイケ調の曲調がメイン。

メンバー
Mike Garrigan (vo9
Rob Buckman (ds)
Cosmo (Gus) Riozzi (b,org)
Phil Polimeni (g)
Tommy Nikosey (vo,g)

トミーボーリンが関係しているとのうわさも流れたが詳細は不明。CDにはそこら辺は書かれているのだろうか?

曲目
1. Sioux City Blues
2. Wednesday Morning Dew
3. Life's Lonely Road
4. We Gotta Live On
5. Where Are We Going
6. Free
7. Down by the River/For What It's Worth
8. Nightmare
9. Too Much
10. Cosmo's Theme

やっぱり爆裂ハードロックの1.がかっこいい。また7.のニールヤングとスティーファンスティルスのカバーメドレーは渋くて本家よりも好き。



以前未収録曲を大量に含んだCDもありましたが現在は入手困難のようですね。

MOUZAKIS/Magic Tube (BRITISH MAIN 90069/'71)4

Magic Tube


ATOMIC ROOSTERがFUNKをやり始めたようなサウンド。ハードロックファンには正直微妙な音だと思うが、私にはつぼだった。

メンバー
判明次第アップするがキーボード、ギター、ドラムのトリオ編成。

曲目
1. Magic Tube
2. Rock Around The Clock
3. White Horse (Rev 6-2)
4. Love Everybody
5. Long Haired Bombadier
6. Party Ball
7. Lady
8. Both Do Fine

FUNKYで熱いサウンドだがハードロックと呼ぶにはちと厳しいか。でもロックのダイナミズムはかなり持っており素直にかっこいいと思う。



なんか右はGear Fabからボーナス付で出るみたいですね。

Joe PRICHARD & GIBRALTAR (KENDALL LEE 74201/'74)5

Joe Prichard


再発盤で音を知っている人もいるかもしれませんが、オリジナルは幻です。CDは何とか手に入るのだろうか。この味気ないジャケットから素晴らしく高品質な音が飛び出します。多分聞かれた方は度肝を抜かれたことと思いますが聞いたことのない方はお勧めです。アナログ再発はジャケデザインが違います(赤に金色で意味不明の絵が描いてあります)。

メンバー
Joe Prichard (p,org)
Vincent West (g)
Norman Pelot (ds)
David Harmon (b,vo)
Steve Armstrong (vo)

アーティスト名は個人名ですが、完全にバンドサウンドです。

曲目
1. Blind Man
2. Rose Petal Lady
3. Reason to Be
4. Machine Is Small Enough
5. August Apathy

1.のキーボードを中心にした叙情性のあるハードロックは秀逸。2.はヘビーブルース4.の中間部はジャジーなインプロといった感じであきさせないし演奏も高度なテクニックに裏づけされた安定感のあるもので素晴らしい。

自主制作レベルのアルバムではMICAHとこのJoe Prichardは個人的に大推薦。いまだにMICAHがCD化されないのは非常に惜しい。


FOGHAT/Live (BEASVILLE BRK 6971/'77)5

ライヴ+1(K2HD/紙ジャケット仕様)


ハードロックバンドのライブとはこういうものだ!とでもいうような内容で最高にかっこいい。

メンバー
Dave Peverett (vo,g)
Rod Price (g,vo)
Roger Earl (ds)
Craig Macgregor (b,vo)

元SAVOY BROWNと元BLACK CAT BONESのメンバーで結成。すでにDave PeverettとRod Priceは故人となってしまっているがバンドは現在も継続中(再結成)。

曲目
1. Fool for the City
2. Home in My Hand
3. I Just Want to Make Love to You
4. Road Fever
5. Honey Hush
6. Slow Ride

全曲ハイエナジーロックンロール!スタジオアルバムの何倍も迫力がある。特に1.3.5.はフェイバリットバージョン。



冗談はスタジオ録音の傑作!下はライブを集めてみました。

WRITING ON THE WALL/The Power of the Picts (MIDDLE EARTH MDLS 303/'69)4

The Power of the Picts


かなりヘビーな感覚を持っているがまだハードロックとしては確立されていない。私なんかはどうしてもCRAZY WORLD OF Arther BROWN的な音として聞こえてしまう。要するに大好きな音だ。

メンバー
残念ながら不明です。どこかに情報はあるかもしれませんのでわかり次第更新します。

曲目
1. It Came on a Sunday
2. Mrs. Coopers Pie
3. Ladybird
4. Aries
5. Bogeyman
6. Shadow of Man
7. Taskers Successor
8. Hill of Dreams
9. Virginia Water

6.のイントロはホルストの火星を用いているが・・・水戸黄門に聞こえてしまうのはご愛嬌。演奏の緩急のつけ方はVANILLA FADGEを連想させるが、69年と言う年を考えれば当然かな。

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