たるの70年代のハードロック周辺レビュー

60年代後半から70年代に発売されたハードロックでCD再発されたアルバムレビューをしていきます。

2007年11月

BERMUDA TRIANGLE/Same Totle (Private Press/'77)3

Bermuda Triangle


サウンドはハードロックではなくアコースティック楽器を中心にしたサイケフォークサウンド。ではなぜハードロックの周辺なのか?

実はあのAEROSMITHの名曲'DREAM ON'をカバーしているからである。

まあ、アグレッシブでヘビー&ハードなサウンドばっかり聞いているとこういうオアシスのようなサウンドも聞きたくなるわけでそういう意味でこういったカバーソングがあると躊躇なくハードロックファンでも購入できる。

メンバー
Wendy (vo,b)
Sam (ds,vio)
Roger (vo,org,p)
クレジットはないがほかにもギター他も演奏しているよう。メンバーは兄弟か親戚縁者のようで男×1に女×2の構成

曲目
1.Nights in White Satin
2.Right Track
3.Dream on
4.Lark in The Morning
5.Free Rice
6.Standing Together
7.Louisiana
8.Night Train
9.Wind
いきなりMoody Bluesのカバーで始まり全体的にはオリジナルとカバーが半々の内容。それにしても自主制作レベルでこれだけカバーソングを収録して権利関係は大丈夫だったんだろうか?

KALEVALA/People No Name (FINNLEVY SF 9532/'72)4

81f19258.jpgPeople No Names/Boogie Jungle


フィンランドロック最初期のグループAPOLLOのボーカリストが参加した名作。攻撃的なギターのリフで構築される疾走感たっぷりのプログレッシブハードサウンドは痛快極まりない。

しかし、2nd以降はサウンドが変化してしまうが悪くはない。

メンバー
Harry Saksala (vo,harmonica,per)
Matti Kurkinen (g)
Lido Salonen (b)
Markku Luukkonen (ds)
アルバムではキーボードの音も聞こえているが正式メンバーではない。

曲目
(レコードが見つかりません。見つかり次第UPします)
硬いトーンのギターの複雑なリフとアコースティックギターの多用が耳に残る。



現在はこの1st/2ndの2 in 1CD が手に入るようだ。

STRAY/SUICIDE (Tranceatlantic TRA 233/'71)5

Suicide


STRAYとの付き合いは実に長い。ハードロックを聴き始めたころだから30数年以上も前になります。なぜか伊勢のデパートで1stと2ndがワゴンセールで500円くらいで売られてて「へえ、こんなバンドもあったんだ」という素直な感想とともに記憶にしっかりと刻まれました。まあ、実際に手に入れたのはその数年後名古屋のピーカンファッジで1000円でした。

さて、思い出話はこれまでにして、1stを聞いて感じた垢抜けなさというか若さというものが耳について少し違和感とでもいうか、ジャケットからくるおどろおどろしさがなく妙に軽く感じてしまった。まあ、そんな中この2ndを聞いたときはかなり衝撃を受けましたね。

まず曲がコンパクトでキャッチーで、スマートでかっこいいハードロックになっていて1曲目から思わず身を乗り出してしまいました。

メンバー
Del Bromham (g,key,vo)
Steve Gadd (vo)
Richie Cole (ds)
Gary G. Giles (b)

現在もDel Bromhamが中心になりトリオ編成で活動を続けているようです。

曲目
1. Son of the Father
2. Nature's Way
3. Where Do Our Children Belong
4. Jericho
5. Run Mister Run
6. Dearest Eloise
7. Do You Miss Me?
8. Suicide

とにかく1.のハードな曲とメロトロンのマッチングはまさに衝撃でした。ギターのコードカッティングもかっこよく、ファズベースをバックにメロトロンが鳴り響く中間部はいつ聞いてもぞくぞくします。つづく2.もFUNKYなリフが耳に残る名曲です。全体的に1stのようなファズギターの使用は抑えられ子気味いいコードカッティングが随所に聞かれます。

彼らはさらにキャッチーになり元々大好きだと公言していたBEATLESを意識しだします。75年には初心に戻りハードロックバンドとして再出発しますが、正直に言うと面白みにかけてしまったという感覚はぬぐえません。
さらにNWOBHM全盛時にLIVEアルバムを出し復活をアピールしますが、日本ではあまり話題になりませんでした。そういえば同時期にGEORDIEも復活アルバムを出していましたね。



ハードロックファンには1stと2ndはマストアイテムではないかな。右は最近のLIVE。

FLAX/One (Vertigo 6317 751/'76)4

One


ノルウェイの新感覚(当時の)ハードロック。キーボード入りだがそこにはハモンドの音は無く分厚いシンセが取って代わっている。76年というとハードロックにキーボードの存在が薄くなり始めていたころで70年代初期のようなギターとキーボードのバトルは聞かれなくなっっていく。このアルバムもハードな曲ではソリッドなギターが活躍している。

メンバー
Hermod Falch (vo)
John Hesla (g)
Bruce C. Rasmussen (ds)
Arve Sakariassen (b)
Lars Hesla (key)

曲目
1. Demon in Your Heart
2. The Way here
3. Have You Seen my Friend
4. hell on Earth
5. Wanna Rock You
6. Pain in The Ass
7. Clever Man
8. Crusaders
9. Leaving Home
10. Mirrors
ドラマチック1.2.でおやっ?と思うが、3.以降のハードな展開でやはりハードロックバンドだと認識することができる。コミカルながらも徹底的にハードな6.や10.がお勧め。全体的にスイートを思わせるボーカルハーモニーがハードな曲調にうまくマッチしていて他のハードロックバンドと一線をかく。一言で言うととても個性的。



彼らは80年代に数枚アルバムを発表しているがCDはお目にかかっていない。それらには6.の焼き直しバージョンやCUCTUSのカバーなどが収められているのだが・・・

Friendship Time/Same Title (CD:MELLOCD 021/07('75~6))5

27acdee2.JPGFriendship Time


最近発掘された音源ですがこれは、ギタープログレファンに超お勧め。

同郷のTRETTIOARIGA KRIGETを思わせるギタープログレハード!ボーカル、ツインリードギターにドラム&ベースの5人編成で専任キーボードはいません。当時何故このバンドがデビューできなかったかと不思議でなりません。

メンバー
Dag Mattsson (g)
Kent Kroon (g)
Leif Froling (vo)
Martin Cehra (b,Mellotron)
Thomas Lowgren (ds)

ギタリストは二人ともテクニカルでクリーンなトーンでジャズよりのアプローチを取っています。
ベースはクリス・スクワイア直系の硬質なリードベース。
ドラムはジョンハイズマンを髣髴させます。
ボーカルとボーカルハーモニーはとても綺麗で北欧の透明さがイメージできます。


入手するのに少し苦労しそうですが、YESやRUSH好きの人は是非聞いてみてください。
1.Anonymiteten
2.Engine
3.Clouds
4.Martins Lilla
5.Ombadidilio
6.Watersong
7.Crawling Up

サウンドは前出のTRETTIOARIGA KRIGETの攻撃性を薄くして、よりジャズロック的にした音で、スピード感はDENMARKのTHOR'S HAMMERを髣髴させます。



右はMELLOTRONENレーベルのパーティライブのDVDkの中で1曲演奏してますが、このDVDVはスウェーデンの歴史的なロックバンドの現在の姿が見えて楽しい。すごい面子ですよ。

ELOY/Inside (Harvest C 062-29479/'73)4

Inside


DEEP PURPLEの一期を髣髴させるごみバケツジャケの1stから3年のインターバルの後に出された2nd音楽性はどちらかというとJETHRO TULL風に変化しているが演奏そのものはやはりDEEP PURPLR的なハード&ヘビーさだ。オルガンの音がドイツしていてかっこいい。このアルバムはアメリカでも発売されている。

メンバー
Frank Bornemann (g,vo)
Fritz Randow (ds)
Wolfgang Stocker (b)
Manfred Wieczorke (org,vo,g)
実はELOYはこの次の3枚目までしか追いかけていない。80年代に一枚アルバムを購入したが、PINK FLOYDの「炎」的な内容でELOYということを除けばいいアルバムだったが、このころの音を知っていると物足りない。そしてあまりにもアルバムが多すぎる。

曲目
1. Land Of No Body
2. Inside
3. Future City
4. Up And Down
5. Daybreak
6. On The Road
アナログ片面1曲の1.がやはり利き所。先述のようにPURPLEとTULLの合わせ技と言う感じの曲。シンセなどは使っておらずシンプルな楽器編成が70年代のファンにはたまらないものがあるに違いない。



残念ながら1stのCDは見つからなかったがSECOND BATTLEからアナログとCDが出ているはずなので探して聞いてみてください。上記3枚までが私の領域ぎりぎりかもしれません。
バナー
ヤフオク出品中


ランキングサイトに参加しています1日1回バナーをクリックしてね。
にほんブログ村 音楽ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ


楽天市場
訪問者数

おすすめ
たるのおすすめ70年代ロック




livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ