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Time to Suck
アーティスト:Suck
販売元:Shadoks Music
発売日:2009-07-07
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南アフリカである。昔はアパルトヘイト政策で白人至上主義の国として批判を多く浴びていた。ミュージシャンは白人社会マーケットに対してレコードを販売していたためプレス枚数もごく少数で200枚程度だったと聞く。

さて、このSUCKというバンド唯一のアルバムは、1曲を除いて同時代のハードロックやプログレバンドのカバーとなっている。しかし、その破天荒で攻撃的な演奏はオリジナルを軽く凌駕しておりハードロックコレクターのマストアイテムとなっている。

メンバー
Steohen Gilroy(g)
Saverio Grande(ds)
Louis Joseph Forer(b)
Andrew Ionnides(fl,vo)

メンバーは、bとvoが南アフリカ、gはイギリス、dsはイタリア出身のミュージシャンである。

南アフリカの白人社会でデビューしたバンドは、実はブリティッシュよりもブリティッシュロックらしい雰囲気というか、変な田舎臭さがなく洗練されているという印象を受ける。それは、先のアパルトヘイト政策のひとつの功績なのかもしれないと思うと有色人種である私たちにとって気分は複雑になるね。


曲目
1. Aimless Lady
2. 21st Century Schizoid Man
3. Season of the Witch
4. Sin's a Good Man's Brother
5. I'll Be Creeping
6. Whip
7. Into the Fire
8. Elegy

曲目を見てもらえば分かってもらえるが、GFR,King Crimson,Free,Deep Purple,Colosseumなどのカバーが中心で、オリジナル曲は1曲しか入っていない。このオリジナル曲が結構いい出来だったりするので、オリジナル曲中心のアルバムをぜひ聞きたかったなぁという気分になってしまう。

音源としては、当時のオムニバスアルバム「Rock Today」にWar Pigsがアルバム未収曲として収められていたが、CDにはボーナストラックとして収録されている。



マイナーなバンドのレコードなのだけど結構CD再発されていて、欧米での人気のほどが伺えます。