たるの70年代のハードロック周辺レビュー

60年代後半から70年代に発売されたハードロックでCD再発されたアルバムレビューをしていきます。

プログレッシブロック

PINK FLOYD/Wish You Were Here

炎〜あなたがここにいてほしい〜炎〜あなたがここにいてほしい〜
アーティスト:ピンク・フロイド
EMIミュージック・ジャパン(2000-07-12)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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ピンク・フロイドというと私はこのアルバムということになる。中学生のときハード・ロック少年だった私は、従姉妹の旦那さんが持っていたレコードを借りていろいろ聞かせてもらった中にピンク・フロイドの「ウマグマ」があって当時、音楽雑誌やレコードの解説に書いてある“プログレッシブ・ロック”なるものに興味が湧いていた頃だったので、早速聞いてみたが・・・全然判らんかった。

しかし、聞き続ければ理解できるかも知れないという思いから当時新譜だった「炎(Wish You Were Here)」をエア・チェックして聞きまくった。

1曲目「狂ったダイアモンド」の長いイントロ?を過ぎると聞こえてくるデイブ・ギルモアのブルージーでエモーショナルなギターそしてボーカル・パートへと・・・当時はこのじれったい曲構成にすっかり嵌ってしまい、テープを擦り切れるまで聴いてしまった。

当時は頭の中でアルバムの最初から最後まで再生できたんだけど・・・

それからは中学生でありながらキング・クリムゾン、コロシアム、イエス、ELPなど聞きまくった。

余談だけどこのアルバムは当時よくテレビのBGMに使われていた。






ハード・ロックとしてはこのアルバムに入っている「ナイル・ソング」がお勧め!

COLOSSEUM

ストレンジ・ニュー・フレッシュ~エクスパンデッド・ヴァージョン(紙ジャケット仕様)
ストレンジ・ニュー・フレッシュ~エクスパンデッド・ヴァージョン(紙ジャケット仕様)


中学生のときCOLOSSEUMにはまり高校生のときこの兇デビューした。メンバーにあのGARY MOORE,NEIL MURRAY,DON AIREYなど、後のヘビーメタル、ハードロック界で大活躍するアーティストが在籍していた。当然リーダーはJOHN HISEMANというオリジナルドラマーで、音楽性のイニシアティブを握っているのも彼なのだが、私が個人的に気に入っているのは上記メンバーではなく、このアルバムのみに参加しているMIKE STARRSという後にLUCIFER'S FRIENDに参加するボーカリストである。

専任ボーカリストがいるにもかかわらずインスト曲でオープニングを飾ってしまうバンドのあり方は後の彼の脱退につながったようで兇魯ぅ鵐好肇丱鵐匹箸靴討瞭擦鯤發鵑任い(後のアルバムには必ず1曲GARY MOOREのボーカルをフィーチャーした曲が含まれる。これについては後述します)のである。

個人的には歌ものが好きなので、彼らのアルバムの中で一番好きなアルバムなのだが、なんと言っても2曲目のDown To Youに私はやられてしまいました。この曲は今も聴き続けているマイフェイバリットソングです。

この天才ボーカリストMIKEはしっとりとハイトーンを聞かせてくれる実に味わい深い声の持ち主ですが、時にはファンキーにシャウトしたり緩急のつけ方もなかなかです。

実はGARYもボーカリストとしてこのアルバムでも貢献しているのですが、彼の凄さが証明されるのは次の2枚のアルバムで披露される2曲なのです。その2枚については近いうちに紹介します。



これは未発表LIVEも含まれるお得な2枚組みです。

KANSAS/Two For The Show5

偉大なる聴衆へ(紙ジャケット仕様)


カンサスと聞くといつでも高校時代にタイムトリップできる。それだけ我々世代には強烈な印象を残してくれたバンドだった。

このアルバム自身は今から30年も前に発表されたものだが、最近未発表バージョンを追加したCD2枚組みとして再発された。いったいどこにこれだけの音源が残ってたのだろう。

まあ、Song For Americaがショートバージョンだということを除けば最高のアルバムである。

VISITORS/Same Title (LONDON 8137/'74)4

d0cd3d8b.jpgVisitors


プレミアも相当だけど私はアルゼンチン盤で手に入れました。内容は散々雑誌に書かれているのでご存知だと思いますが、ハードプログレの傑作です。

メンバー
アルバムのためのプロジェクトのようで20名以上が参加しています。

曲目
1. Dies Irae
2. Extra-Adventure de Villas-Boas
3. Terre-Larbour
4. Flatwood Story
5. Nous
6. Visitors
7. Retour des Dieux
やはり1.の怒りの日がフォルムラトレ+グレイシャスのおいしいとこ取りで聞き物です。



なぜか裏ジャケットですが・・・

YEZDA URFA/Boris (UNIVERSAL STUDIOS/'75)5

14d2708a.jpgボリス


アメリカン最高峰のプログレッシブロックにしてオリジナルは幻の為、昔から恐ろしいプレミアがつけられていたレコード。先の読めない展開とアメリカのバンドらしいキャッチーな曲調が聞くものをあきさせない。

メンバー
Brad Christoff (ds)
Phil Kimbrough (key,mandolin,wind instruments)
Mark Tippins (g,banjo,vo)
Marc Miller (b)
Rick Rodenbaugh (vo)

例によってメンバーについては詳細は不明。

曲目
1. Boris and his 3 verses, including flow guides aren't my bag (11:00)
2. Texas Armadillo (1:48)
3. 3, almost 4, 6 yea (8:46)
4. Tuta in the Moya & Tyreczimmage (10:50)
5. Three tons of fresh thyroid glands (10:20)

牧歌的な感じで始まり徐々に盛り上がっていく1.テクニカルなカントリーソング2.ハードな展開を見せる4.等とにかくアメリカンプログレッシブとして最高峰の楽曲群は圧巻。



左の1stもプログレ専門店にはまだ在庫があると思うので安価で手に入ると思う。

LEVIATHAN/Same Title (MACH 12501/'74)4

Leviathan


BOSTONのデビューがきっかけとなったアメリカン・プログレッシブ・ハードの全盛期以前の74年にひっそりとこのアルバムは出された。日本ではBOSTON成功後の76年にこれまたひっそりと出されていた。私がこのレコードを見つけたのは某雑誌の広告でレビュー記事はなかった。

当然、田舎のレコード店に陳列してあるわけでもなくお店に取り寄せてもらい手に入れたときの感覚は忘れられないだろう。ひょっとしてコレクターの道を歩みだすことになった原因の1枚かもしれない。だって、そのとき「こんなレコード持ってるのは俺くらいだろう」と思って1人優越感に浸っていたからだ。

さて、プログレといってもこのアルバムはトリプルキーボードにツインボーカル・・・特にメロトロンの表記はシンフォニックな響きを持つ・・・が実際の音は引きずるようなギターとリズムがものすごくヘビーで息苦しいほどのヘビーロックである。

メンバー
Shof Beavers (ds)
Wain Bradley (b,vo)
Peter Richrdson (org,vo)
John Sadler (mel)
Don Swearingen (p)
Gary Trimble (g)

トリプルキーボードの編成だがギターの比重が重く3人もいる必要があるのか甚だ疑問ではあるが、それぞれつぼを押さえた使い方にはなっている。しかし特筆すべきはWain Bradleyのボーカルスタイルで、搾り出すようなハイトーンボイスはかなり好みだ!メンバーは80年代に自主制作でデビューしたHYKSOSと関係があるといわれているが定かではない。

曲目
1. Arabesque
2. Angela
3. Endless Dream
4. Seagull
5. Angel of Death
6. Always Need You
7. Quicksilver Clay

上記はUSA盤オリジナルの曲目で日本盤にはシングル曲が2曲追加されている。実はこの2曲が強烈で、CDにも収録されていませんから、もしレコードを購入の際は日本盤(LONDON GP 1026)を購入してください(おかげでプレミアが相当ついているようですが)。ちなみに追加曲のタイトルは・・・
Why Must i Be Like You (1曲目に追加)
I'll Get Lost Out There (最後から2曲目に追加)

EL RELOJ/Same Title (RCA LZ11316/'75)5

Coleccion Rock Nacional


アルゼンチンのプログレッシブ/ハードロックの中で好きなアルバムは?と問われれば、迷わずEL RELOJの最初の2枚のアルバムと答えるだろう。好きなアルバムは?と問われたらこちらの1stをあげる。

このアルバムのスピード感は尋常ではない。ラテン的な乗りをうまくスピーディーなハードロックへと転化し独特のプログレッシブなハードロックへと昇華している。

メンバー
Willy Gardi (g,vo)
Osvaldo Zabada (g)
Eduardo Frezza (b,lead vo)
Luis Alberto Valenti (key,vo)
Juan Esposito (ds,vo)

バンド自体は95年の復活後メンバーを変えながら今も現役のようだ!しかし、リーダーでソングライターであったWilly Gardiの死後出された通算6作目以降サウンドがストレートなヘビーメタルへ変化し少し物足りなくなってしまった。

曲目
1. Obertura/El Viejo Serafin
2. Ms Fuerte Que el Hombre
3. Hijo del Sol y la Tierra
4. Alguien Mas en Quien Confiar
5. Blues del Atardecer
6. Haciendo Blues y Jazz

1.の時計(RELOJとは時間のこと)の音を基調にしたOberturaで緊張感を高め複雑で起伏の激しい暴走ロックのEl Viejo Serafin以降走り出したら止まらないスピードロックに唖然とする。2ndはさらに曲構成が複雑になる。



残念ながらAmazonでは1stしか扱いがないが、下記の2ndや3rdもぜひ聞いてほしい。

ELRELOJ1ELRELOJ3
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