たるの70年代のハードロック周辺レビュー

60年代後半から70年代に発売されたハードロックでCD再発されたアルバムレビューをしていきます。

UK

WARHORSE

ウォーホース
ウォーホース

レッド・シー
レッド・シー


70年代に青春を過ごしたハードロック少年はDEEP PURPLEを必ず通過してきたはず、そこで必ず出会うバンドにCAPTAIN BEYONDとこのWARHORSEがあります。私が興味を持ち聞きたいと思ったときは両方とも日本盤は廃盤でラジオで時々放送されるCAPTAIN BEYONDはなんとなく音は知っていてもほとんど放送される事のないWARHORSEはまさに幻でした。

WARHORSEはDEEP PURPLEの初代ベーシストNICK SIMPERが結成したハードロックバンド。1stはレーベル色が出たひねくれた感じのヘビーサウンド。やけに軽いギターの音がヘビーな曲調に必ずしもマッチしているとは言えずバンドとしてもややまとまりに欠ける感じがします。しかしながらこのアルバムを愛聴盤にしているのはANo Chanceの存在ですね。このバラードはフェイバリットソングのひとつです。

さて、2ndはサウンドプロダクションが向上したからか、ギタリストの交代が候をなしたのか、サウンドにまとまりが出て迫力もかなり増しています。でもスタイルがよく言われるように第一期DEEP PURPLE的というか部分部分でパクっているというか・・・

2ndの聞き物はラストのI(Who Have Nothing)ですね。Ben E Kingのカバーで当時野口五郎(だったかな)もカバーしていたバラード調の名曲です。

ただ、出来がよくなったにもかかわらず日本では発売されていないのは残念です。


WARHORSEは2枚のアルバムを発表後70年にNICK SIMPERS FANDANGOとして79年と80年にアルバムを発表する。


COLOSSEUM

ストレンジ・ニュー・フレッシュ~エクスパンデッド・ヴァージョン(紙ジャケット仕様)
ストレンジ・ニュー・フレッシュ~エクスパンデッド・ヴァージョン(紙ジャケット仕様)


中学生のときCOLOSSEUMにはまり高校生のときこの兇デビューした。メンバーにあのGARY MOORE,NEIL MURRAY,DON AIREYなど、後のヘビーメタル、ハードロック界で大活躍するアーティストが在籍していた。当然リーダーはJOHN HISEMANというオリジナルドラマーで、音楽性のイニシアティブを握っているのも彼なのだが、私が個人的に気に入っているのは上記メンバーではなく、このアルバムのみに参加しているMIKE STARRSという後にLUCIFER'S FRIENDに参加するボーカリストである。

専任ボーカリストがいるにもかかわらずインスト曲でオープニングを飾ってしまうバンドのあり方は後の彼の脱退につながったようで兇魯ぅ鵐好肇丱鵐匹箸靴討瞭擦鯤發鵑任い(後のアルバムには必ず1曲GARY MOOREのボーカルをフィーチャーした曲が含まれる。これについては後述します)のである。

個人的には歌ものが好きなので、彼らのアルバムの中で一番好きなアルバムなのだが、なんと言っても2曲目のDown To Youに私はやられてしまいました。この曲は今も聴き続けているマイフェイバリットソングです。

この天才ボーカリストMIKEはしっとりとハイトーンを聞かせてくれる実に味わい深い声の持ち主ですが、時にはファンキーにシャウトしたり緩急のつけ方もなかなかです。

実はGARYもボーカリストとしてこのアルバムでも貢献しているのですが、彼の凄さが証明されるのは次の2枚のアルバムで披露される2曲なのです。その2枚については近いうちに紹介します。



これは未発表LIVEも含まれるお得な2枚組みです。

BUDGIE/Never Turn Your Back on a Friend

Never Turn Your Back on a Friend


METALICAのカバーで有名になる以前から日本ではそこそこ人気があったグループの3rdアルバム。一般的には最高傑作的な扱いをされているが個人的には次作の'IN FOR THE KILL'が一番好きだ。このアルバムを傑作扱いする人は多分長い曲のプログレッシブ且つドラマチックさが琴線に触れるからと想像がつく。それとオリジナルメンバーでの最後の録音となることも関係しているかもしれない。

曲目
1. Breadfan
2. Baby Please Don't Go
3. You Know I'll Always Love You
4. You're the Biggest Thing Since Powdered Milk
5. In the Grip of a Tyrefitter's Hand
6. Riding My Nightmare
7. Parents
先のMETALICAや人間椅子のカバーで有名な1.はスピード感といいリフのかっこよさといい文句がない。また旧B面の2曲の大作がシンフォファンにはたまらないだろう。



いまだ日本では見ることもかなわないLIVEを特集してみました。



オリジナルアルバムではこの3枚でしょう。

追記には当時の映像が・・・
続きを読む

THREE MAN ARMY/A Third of a Lifetime5

A Third of a Lifetime


元GUNのGurvitz兄弟率いる大ハードロックバンドの傑作ファーストアルバム!!!
ブリティッシュバンドには珍しいくらい軽快なリズムが持ち味というか重くなりすぎないサウンドが特徴。とはいっても迫力が在ってアメリカのバンドのようなあっけらかんとした感覚ではなくずっしり感がある。

メンバー
Adrian Gurvitz (vo,g,kbd)
Paul Gurvitz (b,vo)
Mike Kelly (ds)
セカンド以降ドラムの名手Tony Newmanにスイッチし、このアルバムにあった疾走感はすこし後退(それはそれでカッコイイのだが)してしまうのが個人的には残念かな。

曲目
1. Butter Queen
2. Daze
3. Another Day
4. One Third of a Lifetime
5. Nice One
6. What's My Name
7. Three Man Army
8. See What I Took
9. Midnight
10. Together
とにかく疾走する1.は大のお気に入り。


YES/Time and a Word4

Time and a Word


個人的にイエスというとこのアルバムの,砲覆辰討靴泙Αまた、バンドでい鬟バーしていたこともあって思いいれもかなり強いアルバムです。

メンバー
Chris Squire (b,vo)
Jon Anderson (vo)
Tony Kaye (key)
Peter Banks (g)
William Scott Bruford (ds)

曲目
1. No Opportunity Necessary, No Experience Needed
2. Then
3. Everydays
4. Sweet Dreams
5. Prophet
6. Clear Days
7. Astral Traveller
8. Time and a Word
1.のRichie Havensのカバーがありえないくらいカッコイイ!重たいオルガンにストリングスオーケストラがかぶさり西部劇「大いなる西部」のテーマのイントロと中間部をはじめて聞いたときやられた〜と思いましたね。

アナログ当時アメリカ盤のジャケットは違うデザインで使われていた写真にはPeter BanksではなくSteve Howeが写っていました。
↓これ
Time and a Word




初期YES関係のアルバムを集めてみました。

DEEP PURPLE/The Book of Taliesyn5

Book of Taliesyn [12 inch Analog]


個人的にはこのアルバムがというよりKentucky Womanがフェイバリット中のフェイバリット!

なぜいまさらPURPLEと思われるかもしれないが、原因はDREAM THEATERのMade in Japan完全再現Liveを聞いたため・・・だと思う。
このアルバムについてはもうひとつのブログで詳しく説明してるのでそちらを参照願います。
たる’sわ〜るどの嗜好物日記
http://tarusworld.blog102.fc2.com/blog-entry-77.html

メンバー
Jon Lord (org)
Ritchie Blackmore (g)
Nick Simper (b)
Rod Evans (vo)
Ian Paice (ds)
いまさら説明もないだろうがすごい面子である。特にRodはCAPTAIN BEYONDというすばらしいバンドを結成しロック史上に残る名作を残したんだからね。

曲目
1. Listen, Learn, Read On
2. Hard Road (Wring That Neck)
3. Kentucky Woman
4. Exposition/We Can Work It Out
5. Shield
6. Anthem
7. River Deep, Mountain High
3.は後のHighway starの出現をも予見させるスピーディーでかっこいいハードロックアレンジのNeil Diamondのカバー。なんといってもJonのハモンドがいい。


このセカンドアルバム邦題「詩人タリエシンの世界」(左)を聞いたことがない人は是非聞いてみて下さい。右は伝説の日本公演三日分を収録した「LIVE IN JAPAN」。

HUMBLE PIE/Eat It(A&M/'72)4

イート・イット


フェイバリットボーカリストSteve Mariottの最高のボーカルが聞ける旧D面のLIVEはすさまじい。
実はギタリストとしては、Peter Framptonの摩訶不思議な独特なフレージングが好きなのであるが、バンドにはストレートなDave Clemsonの方が合っていたと改めて思わされる。ということでこのアルバムを推奨するのだが・・・

曲目
1. ゲット・ダウン・トゥ・イット
2. 大酒飲みと悪女
3. それは愛のために
4. ドラッグストア・カウボーイ
5. ブラック・コーヒー
6. アイ・ビリーブ・トゥ・マイ・ソウル
7. シャット・アップ
8. ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラブ・イズ
9. セイ・ノー・モア
10. オー・ベラ
11. サマー・ソング
12. ベクトン・ダンプス
13. アップ・アワー・スリーブ
14. ホンキー・トンク・ウィメン
15. ロード・ランナー

正直13.からのLiveしか記憶にない。14.のカバーはすさまじい迫力で聞くものを圧倒するのではないかな。


下段左は最近の日本のバンドでHot'n Nastyのカバーをやっていてなかなか聞かせる。その右はDave Clem Clemsonが参加したColosseumの傑作アルバム。

STRAY/SUICIDE (Tranceatlantic TRA 233/'71)5

Suicide


STRAYとの付き合いは実に長い。ハードロックを聴き始めたころだから30数年以上も前になります。なぜか伊勢のデパートで1stと2ndがワゴンセールで500円くらいで売られてて「へえ、こんなバンドもあったんだ」という素直な感想とともに記憶にしっかりと刻まれました。まあ、実際に手に入れたのはその数年後名古屋のピーカンファッジで1000円でした。

さて、思い出話はこれまでにして、1stを聞いて感じた垢抜けなさというか若さというものが耳について少し違和感とでもいうか、ジャケットからくるおどろおどろしさがなく妙に軽く感じてしまった。まあ、そんな中この2ndを聞いたときはかなり衝撃を受けましたね。

まず曲がコンパクトでキャッチーで、スマートでかっこいいハードロックになっていて1曲目から思わず身を乗り出してしまいました。

メンバー
Del Bromham (g,key,vo)
Steve Gadd (vo)
Richie Cole (ds)
Gary G. Giles (b)

現在もDel Bromhamが中心になりトリオ編成で活動を続けているようです。

曲目
1. Son of the Father
2. Nature's Way
3. Where Do Our Children Belong
4. Jericho
5. Run Mister Run
6. Dearest Eloise
7. Do You Miss Me?
8. Suicide

とにかく1.のハードな曲とメロトロンのマッチングはまさに衝撃でした。ギターのコードカッティングもかっこよく、ファズベースをバックにメロトロンが鳴り響く中間部はいつ聞いてもぞくぞくします。つづく2.もFUNKYなリフが耳に残る名曲です。全体的に1stのようなファズギターの使用は抑えられ子気味いいコードカッティングが随所に聞かれます。

彼らはさらにキャッチーになり元々大好きだと公言していたBEATLESを意識しだします。75年には初心に戻りハードロックバンドとして再出発しますが、正直に言うと面白みにかけてしまったという感覚はぬぐえません。
さらにNWOBHM全盛時にLIVEアルバムを出し復活をアピールしますが、日本ではあまり話題になりませんでした。そういえば同時期にGEORDIEも復活アルバムを出していましたね。



ハードロックファンには1stと2ndはマストアイテムではないかな。右は最近のLIVE。

TUCKY BUZZARD/Coming on Again (SPAIN ONLY /'72)5

Time Will Be Your Doctor: Rare Recordings 1971-1972


さて、ジャケット写真はSPAIN ONLYリリースの3rdアルバムのジャケットデザインを用いた2枚組み編集もののジャケットだが、1stからこの3rdまで全曲収録されている。

私自身もこのCDでしか3rdは聞いたことがないのだが、間違いなくブリティッシュハード&プログレの名盤と断言できる。

とかく前身のEND時代からビルワイマンプロデュースばかりが取りざたされストーンズの弟的ロックンロールバンドに見られがちだが、この3rdまでは、いかにもブリティッシュハード&プログレッシブロックという音をしている。ちなみに1stの一曲目はFUZZY DUCKの1曲目だ。

曲目
1. Suite: Coming on Again, Pt. 1/For Maryse/Over the Hill/Coming on ...
2. You're All Alone
3. You Never Will
4. Free Ticket
5. Lady Fair
1.は組曲で多分アナログではA面だったと思われる。静と動のコントラストや劇的な曲構成などどちらかというとプログレッシブロックのジャンルに入る傑曲だ!



右の編集盤があれば左二つのアルバムは含まれている。紙ジャケであることに意義を感じる人向けに掲載した。

TERRY REID/Bang,Bang You're Terry Reid (Epic BN 26427/'68)5

Bang, Bang You're Terry Reid


さて、もう言い古されたがレッドツェッペリンに入り損ねた男(本当は振った男)?。
高校生のときこのアルバムの日本盤を聞き一発でその声のとりこになってしまった。私の生涯にボーカリストベスト3の一人。本人はギタリストとしても認めて欲しかったみたいだけどかなわぬ夢?だったと思いますよ。

実は3枚持ってます。日本盤初版、日本盤再発、USA盤。イギリスのアーティストなのになぜかUK盤はない。

メンバー
Terry Reid (vo,g)
Peter Solley (org)
Keith Webb (ds)

Terryはその後もアルバムを発表し続けるがこのアルバムのようながむしゃらさはだんだん薄れていく。アルバムにクレジットされていない他の二人もPALADINを結成しロックの歴史の中で名前を残すことが出来た。

曲目
1. Bang Bang (My Baby Shot Me Down)
2. Tinker Taylor
3. Erica
4. Without Expression
5. Sweater
6. Something's Gotten Hold Of My Heart
7. Season Of The Witch
8. Writting On The Wall
9. Summertime Blues
10. When You Get Home
11. Loving Time
12. The Hand Don't Fit The Glove
13. This Time

あまりにも思い入れが強すぎてまともなレビューは出来そうもない(笑)



左は60年代のTerryの音源が未発表曲も含めすべて収められたCD2枚組みこれ一枚でオリジナルアルバム2枚も含まれているので全盛期のTerryを知るにはうってつけ。真ん中は驚きの近年のLIVE Album。右は残りのメンバーが結成したPALADINのセカンドアルバム。
バナー
ヤフオク出品中


ランキングサイトに参加しています1日1回バナーをクリックしてね。
にほんブログ村 音楽ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ


楽天市場
訪問者数

おすすめ
たるのおすすめ70年代ロック




livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ