曽根毒ガス工場
小倉南区下吉田にある陸上自衛隊小倉駐屯地曽根訓練場は、戦時中、東京第二陸軍造兵廠曽根製造所であった。

表向きは火薬製造であったが秘密裏に毒ガス弾を製造していた。
広島県大久野島で作られた毒ガスを小倉陸軍造兵廠で製造した砲弾に充填し貯蔵していた。
中国に搬送された2割が曽根工場経由という説もある。

2000年11月苅田港で50発の毒ガス弾が発見された。
中国各地に送られた毒ガス弾は約150万発ともいわれ、04年より日中共同で処理が行われている。

現在、対ゲリラ・テロの都市型戦闘訓練場となっている。