tastenlebenのblog

ドイツでの日常生活・音楽(ピアノ・オルガン・コーラス)の日記です。HN:トミ子(㌧)

8月10日(水)  11~28℃

昨日は、初めてG市の墓地教会での葬儀で奏楽をした。

これは先日書いたように、只今G市のR牧師の代理をうちの村のE牧師がなさっていて、かつ他にオルガニストが居なかったようで、わたしに振られてきたのだった。

奏楽の準備はしたものの、昨日になって、「はて、あそこの墓地教会には一体どんな楽器があるんだろう?」と全く情報を得ていないことに気付いた。

E牧師にWhatsAppで「どんな楽器があるかご存知ですか~?」と聞いたら、「そういえば、わたしは何度もあそこで葬儀をしたけれど、楽器については覚えていないわ~。葬儀屋さんに聞いてみて?」と言うお返事だった。

まー、葬儀屋さんももう式の支度に出ているだろうから、ちょっと早めに行って確認すればいいや、と思って、1時間ほど前にG市へ出かけた。

G市の墓地には行ったことがあるが、墓地教会に入ったのは初めてだった。
外は古い感じだったが、中はリノベーションされたのか、新しくモダンで明るい雰囲気だった。

葬儀屋の元社長のお爺さん(今は娘さんが引き継いでいる)がお一人で準備されていた。

「楽器を確認したいので、早目に来ました~」と挨拶して、さて楽器はオルガン?キーボード?と祭壇の方へ行くと、なんと!
ジャーン!
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デジタルの二段鍵盤のストップが30個以上、フルペダル&スゥエル付きの立派なチャーチオルガンが鎮座していた!Σ(・ω・ノ)ノ
これは全く予期していないことだった。
機種は”Gloria”の”Optimus 231”とあった。

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実は、わたしはこのような本格的なデジタルの電子オルガンを殆ど弾いたことがないのである。
(使い方、わかるんかいな~?)とスイッチを入れて、ストップと鍵盤の確認などをした。
スゥエルペダルで音を大きくしようとアクセルを踏むとw、オートマ車のギアのように勝手にパタパタとストップが入った。Σ(・ω・ノ)ノ
(もちろん、手動で自由にストップを入れたり切ったりできる)
良くできてますナ!

わたしは電子オルガンって、鍵盤が軽くてペコペコしているのかという先入観を持っていたが、このグロリアのオルガンは、本物のオルガンの感じとは違うけれども、鍵盤がそれなりに重くて、弾き応え(と言うのか?)があった。

あとからこのオルガンを検索してみたら、お値段は大体6,500~7,500€(大体100万円前後)するらしい。Σ(・ω・ノ)ノ
さすが、G市はお金持ちだな~~~~!

このようなオルガンであれば、自宅でも充分な練習ができるだろう。
(かと言って、わたしは電子オルガンは買わないけどねっ!

葬儀の奏楽では、讃美歌には思いがけずペダルも付けられて、何とか無難にこなすことができた。

お亡くなりになったのは、71歳の男性で、長年持病はあったものの、逝去は突然だったとのことで、ご家族はさぞ驚き悲しんでいらっしゃることだろう。
今の時代、71歳は早いですよね・・・。
お葬式はいつもメメントモリ。
そう言う意味でも、やはり生きている間はやりたいことを一生懸命やるに限るのである。(`・ω・´)




8月9日(火)  13~27℃

この1年数カ月の間、村の教会に新しい鐘を取り付けるために、塔の部分が工事中だった。
鐘は既に付いたが、屋根の軒裏の木造を新しくしたり、窓枠や外壁を塗り変えたり、と全体的な修復もしていたらしく、ずっと足場が建っていた。
この足場が建っているドアから、わたしたちは出入りをしていたので、わたしは教会の鍵を持っているけれど入れなくなってしまったのだった。
入り口は祭壇側にもあって、こちらを使うことになったのだが、この扉の鍵がなんと1個しかなくて、それは教会守のCさんが管理しているので、わたしはオルガンを練習するのに、毎日Cさんの家に寄って、鍵をもらわねばならなかった。
この1年数カ月の間、ほとんど毎日・・・!

その足場が、先週末、ようやくようやく取れたのだった!
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塔も綺麗になり、教会関係者もCさんを煩わせずに教会に出入りすることができるようになった。
(Cさん、大変お世話になりました。m(__)m)
Cさんは在宅していることが多い人ではあるが、それでも買い物に出かけたりするので、Cさんの家に行っても留守で鍵がもらえずに練習ができない時、出直さねばならない時もあったし、1日に2回行くことが憚れたり、お邪魔する時間も気にせねばらなかった。
あ~これでわたしもまた自由にいつでもオルガンの練習に行けるわ~!
非常に目出度い!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

~~~~~

先週日曜日は、わが村での夏教会の礼拝があった。
夏教会は、近隣の教区と共同で、礼拝を持ち回るというもの。
わが村の教区はEb村、Bet村とグループになっていて、二つの教区からも参列者がやってくる。
来週はEb村、再来週はBet村の担当となる。
夏教会は、気候も良いので野外で行われることが多い。

わが村の夏教会でも、牧師館の庭に祭壇と会衆用のいすやベンチを並べ、キーボードやスピーカーを用意して、礼拝が行われた。

お天気に恵まれ、暑かったけれど、カラッとして、そよ風も吹いて、木陰に入れば気持ち良い夏教会日和だった。

E牧師の礼拝も良かったし、わたしも幸い大チョンボはしないで奏楽を終えられた。

夏教会もう一つの目玉は、礼拝後のカフェ・タイムである。
村のご婦人たちが、ケーキ焼きの腕を披露した。
10種類以上のケーキが並んでいたと思う。
チーズケーキ、ビーネンシュティッヒ、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ、ベリーのトルテ、モカ・トルテ、芥子の実トルテなどなどあって、どれにしようか迷ったが、わたしはヨーグルトレモン・トルテとワインアップルトルテの二切れいただいた。
(写真を撮り忘れたことが悔やまれます・・・来年は必ず撮影します!)

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参加者は結構多くて、コーヒーとケーキで楽しい語らいのひと時でした。









8月8日(月)  9~26℃

先週金曜日、初めてD町の教会で奏楽した。(結婚式)
いつもだったら、初めてのオルガンは必ず事前に試弾しに行くが、今回はそれを割愛した。
というのも、奏楽はわたしのオルガンの他に歌手の方も来て、わたしが3曲、歌手の方が3曲と言う担当になってて、曲数が少なかったのと、オルガンは2段マニュアルと言う情報を得ていたので、当日のストップの確認や試し弾きで間に合うだろうと踏んだからである。

D町の牧師さんは、この3月に赴任したばかりの若い女性のL牧師であった。
彼女と連絡を取って、式の1時間前に牧師館に行って、教会の鍵を開けてもらうことにしていた。

このL牧師さんも、優しくてかつサバサバさっぱりした、とても感じの良い方だった。

肝心のオルガンはどんなだったかと言うと、バロック風のうちの教会のオルガンと雰囲気もストップ数も良く似た感じで、一見スタンダードな楽器だった。
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が!
ストップやマニュアルを確認してみると、普通は一番下の鍵盤が主鍵盤で、上が補助的な第二鍵盤なのであるが、ここのオルガンはそれが逆転していた。
つまり、大きな音は上の段の鍵盤でしか出ない。
これが慣れないと言うか、始終手を上に上げて弾かなきゃいけないしで、めっちゃ弾き難いのだ。
主鍵盤と第二鍵盤を弾き替える時も、一瞬(どうするんだっけ?)と戸惑う。
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おまけにベンチが不安定で、浅く腰掛けると(深く腰掛けると足がペダルに届かないから)、前寄りの重心のせいでベンチが前の方にゆら~んと傾いてくるのだ!
なんだか足と手のバランスが取り辛く、弾ける曲も弾けない感じがした。

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そんなこんなで、いろいろ試していたら、女性歌手のクリスティンさんも到着した。
彼女とは前日にメールコンタクトして、お互いにプローベの時間を分け合おうということにしていた。

彼女はカラオケでポップスを歌っていたのだけれど、とーーーっても上手かった!
てっきりプロかと思ったら、歌は趣味なのだって!
趣味と言って、これほどの実力を持っているのは凄い。
(わたしは趣味と言って、本当に素人の域だと言うのに。
まぁでも、彼女は幼いころから歌っていて、地元の舞台でミュージカルなどにも出演しているそうなので、プロみたいなものだ。
とても気さくな方で、空き時間にいろいろお話しもした。

コロナで会衆が歌えない時は、代わりにソロで歌ってくれる歌手の需要が大きかったものだ。
これから、歌手が必要という時には、クリスティンさんと言う良い問い合わせ先が見つかった!

本番では、何度も弾いたことのあるスタンダードな讃美歌だったのにもかかわらず、やはりオルガンやベンチとしっくりこなくて、あちこち小ミスがあった。_| ̄|○
ちょっと環境が変わったくらいで崩れたらイカンでしょ、ねー?

オルガン階からはオルガンの前に色々な出っ張りがあって、祭壇が殆ど見えなかった。
もちろんバックミラーはあったが、小さくて祭壇のほんの一部しか見えなかったので、牧師さんの声だけを頼りにした。w
従って、新郎新婦がどんな方たちだったのか、新婦のドレスはどんなだったのか、お客さんたちはどれほど来ていたのか、などなど殆どわからない状態で、ただオルガンだけを弾いて帰ってきた、という仕事だった。

んー、D町のオルガン、フツーそうに見えて実は曲者だった!







8月5日(金) 16~20℃

ここ2日また熱波が来て、突然36℃まで上がり、今日はまた一気に20℃に下がるという激しい天気である。
でも、暑い時は、息子の部屋に行くと一番涼しい~。そよそよ

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今週の火曜日は午後からお葬式であった。
E牧師が日曜日まで休暇だったので、この3週間E牧師の代理をしていた隣のG市のR牧師がこの葬儀も引き続き担当された。
R牧師とご一緒にコラボ(と言うのか?w)させていただくのは初めてだった。
とても優しく、さっぱりサバサバした牧師さんだった。

E牧師と入れ替わりにR牧師が休暇に入られ、E牧師がR牧師の代理もされるようだ。(かわりばんこ)
それで、来週火曜日に今度はG市でのお葬式があり、わたしもE牧師から奏楽を頼まれた。
G市の墓地教会で弾くのは初めて。

そして来週土曜日にもお葬式である。
これは、コニーさんのお母様のお葬式なの。

6月のダイヤモンド堅信礼で、コニーさんとアンサンブルした時に、コニーさんがご両親の介護の真っ最中だった、という事を書いたが、骨折して入院中だったお母様。
7月のある朝、病院で朝食を取られて「少し疲れたわ~」と仰って、そのすぐ後に医師が回診に来た時には、静かに亡くなっていたと。

わたしは、丁度その日、コニーさんの家の前を通ったときに、(あれからどうなったかな、コニーさんは元気かな?)と思って、ちょっと家に寄ったのだった。
そしたら、旦那さんが出て来られ、
「コニーさん、居ます?」と聞いたら、旦那さんはいつものように、「中へどうぞ」という手振りをして入れてくださった。
コニーさんはソファーに座っていたけれど、いつもの快活な様子がなくて
「元気かな?と思って寄ってみたんだけど・・・なんかあったの?」と聞くと、
「今朝、母が亡くなったのよ、突然・・・。
別に容体が悪かったということは全然なく、あとは回復に向かうだけと思っていた矢先なのに」と。
「まぁ、偶然にもわたしは何という日に来てしまったの? それはそれはご愁傷様です・・・」

コニーさんは、お母様はもうちょっと前から「もう魂はこの世に居ないな…」と感じていたそうだ。
「きっとこれで良かったんだとは思うのだけれど、余りに唐突なことで、まだ受け入れられない」と。
その日は、わたしもいろいろとコニーさんと話した。
コニーさんも話すことによって、少しは気が紛れると言うか、心が整理されると言うか・・・になったかな、と思い。

やはり高齢になってからの転倒、というのはいろいろな形に発展して、命取りになることも多いように思う・・・。あぶない。

それからは、コニーさんもいろいろな手続きやお父さんのお世話で忙しいだろうから、わたしもしばらくそっとしていた。

そうしたら、先日彼女から連絡があって、「お葬式に一緒に演奏してくれない?」と。
わたしが前奏と、讃美歌3曲を弾き、間奏と後奏に二人でヘンデルの『わたしを泣かせてください』と、フォン・パラディスの『シシリエンヌ』を弾くことにした。

2週間のうちにお葬式3件。
でもその前に、明日はお初のD町で結婚式である・・・。
気持ちを切り替えて行こう!(`・ω・´)










8月1日(月)  15~21℃


往生していたブクステフーデ・BuxWV139のフーガだが、ようやく譜読み完了した。
毎日練習しても、フーガだけで2週間はかかった。
でも、自分の中では7月中にフーガが弾けるようになろうと目標を掲げていたので、達成できて嬉しい

ベーレンライターの楽譜が届き、ペータース版と見比べてみると、思ったよりも違うところが多かった。
(=修正が大変だった💧)
音そのものが違うんだけど、校訂者の解釈によって随分違ったものになるのは、どうなのだろう。
先生の話では、ベーレンライターの楽譜が良く研究されていておススメ、とのことだったので、ベーレンライターの楽譜で弾いて行くことにするが、わたしはペータース版の譜も好きよ?
ベーレンライター版は余計なものは何もついていないが、ペータース版には、ちょっとした指遣いや、テンポの指示、ディナーミクの記号なども付いているので、そんなところもチラ見して参考にしている。

注目の的だった、思いっ切りペダルの右端でフーガのテーマを踏む箇所、果たしてベーレンライターではトリルの記号はなかった!
なるほど、だから右足で踏み始め、トリルなしで弾く人が多いワケがわかった。
でも~でもでも! わたしはやっぱり足トリルを入れたい!(わがままw)
手の方でも、トリル記号のないところにもトリルを入れている。
なんかトリリたい気分なの!w
どうしよう、楽譜通りに弾かなかったら、先生は何と仰るだろうか?
でも、演奏自体には変な癖を付けずに割と淡々と弾いて行くように心掛けている。
そこは先生に味付けしてもらうつもり。

残りのAdagio-Allegro-Adagio-Allegro部も譜読みガンバルゾ!(; ・`д・´)

~~~~~

今週1週間、夫は気功のセミナー参加&キャンプするため、Eバイクやキャンプ用具や食糧を車に積んで出かけた。
寝泊りは車の中でするそうだ。(大きなバンだから寝れる)
そのために、お高いキャンプ用のマットレスなども買い揃えていた。w

ヤッホー、息子と二人気楽な1週間!

でも、今週は明日お葬式、土曜日結婚式、日曜日わが村の夏教会(地域の教区と持ち回りの主礼拝)と、奏楽で結構忙しい。
結婚式は、初めて訪れるアウェイのD町である。
車が必要なのだが、うちの車は夫が乗って行ってしまったので、今週はノルテおばさまに車を借りている。
オートマなんだけど、初めてオートマ運転します。😬

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先日のRh村での礼拝には、自転車で出かけた。
直線で結ぶとうちの村とRh村は3kmくらいと近い。
でも、間に畑が広がっているので、車で行く場合はぐるりと大きく周らなくてはならないので3倍くらい走ることになる。
夏季の夕方、自転車で畑を突っ切って行くのは気持ち良かった。

道すがら、写真を撮ったよ。
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麦の穂が実って、一面黄金色。
先~の方にRh村が見える。
望遠で拡大してみると、
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赤屋根に黄色い壁のひときわ大きな館があって、その右の方に黒屋根に灰色の塔のような建物が見えるでしょ。
あれがRh村の教会なのだ。

後ろを振り返ると、トウモロコシ畑の向こうに、わが村とトンガリ屋根の教会。
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Rh村の教会近景。
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「雹祭りの礼拝」のあとには、レクターのリリーさんや教会役員の方々が用意してくださった軽食や飲み物が振舞われた。
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パイ生地にハムとツナを巻いたスナック。手前のスクエアなのは、羊チーズとほうれん草を挟んだパイ、プチモツァレラとプチトマトの串刺し。
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ミニハンバーグとキュウリ、バゲットと2種類のディップ、丸いのはパンの中にオリーブが一粒入ってた、奥のは、あまーいイングランド風焼き菓子のデザート。
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和やかな礼拝と美味しいスナックでした。





7月30日(土)  15~23℃

息子がリュックを失くした火曜日、実はわたしも失くしものをしていた。
その顛末をば。

月曜日の夕方にRh村の「雹祭りの礼拝」の奏楽に行った。
奏楽の報酬をいただくには、清算書の書式に日時や内容を書いて、普通はその村の教会事務所に渡して、事務所がサインしてHi市の教会役所に送り、教会役所から賃金が支払われる、と言う流れとなっている。(まだ素晴らしくアナログ・・・w)
Rh村は他の複数の村々との共同の教区で、教会事務所はちょっと離れたEb村にあるので、そういう時はそこの教会役員さんからサインをもらって、わたしが直接Hi市の教会役所に送っている。
月曜日も礼拝後、Rh村の役員さんにサインをもらい、家で清算書を封筒に入れて発送の準備を整えた。

家と教会の間に郵便ポストがあるので、翌日オルガンの練習に行くときに投函しようと思っていた。
行きには案の定、投函し忘れたので、帰りに忘れず投函しようと、すぐに取り出せるように自転車の前の籠に入れた。
教会を出てちょっと走ったら、向こうから自転車に乗った女性が近づいてきた。
それは、ウクライナから避難してきている牧師館に住むレナさんだった。
最近見かけてなかったので、(元気かな?)と思っていたところだった。
すれ違いざまに「ハロー」「ハロー」と挨拶をして、彼女がニコニコ笑顔だったので、(元気そうで良かった~)と思った。
もう少し行くとポストである。
その前に、雑貨のお店があって、そのショーウインドウにチラっと面白いものを見かけたので(ぐふふ・・・あんなものが!)と吹き出しながら通り過ぎた。
その時にはもう郵便物のことを忘れていた。(と思う)
村のメインストリートに出ると、お花屋さんがあって、そこから母娘らしい女性二人が出てきた。
(母娘でお花を買うなんて、イイな~)と思った。
そしてキオスク、肉屋、電気屋の並ぶわが村のショッピングセンターwを通り過ぎ、しばらく行くと村の端っこの新興住宅地にうちがある。
一歩、うちの敷地に入った途端「あっ、ポストに手紙を入れるのを忘れた!」と気付く。
そして、自転車の前の籠を見ると、封書がないじゃないの!!
「えっ!?(((( ;゚д゚)))」

飛んで行くほど風が強かったわけではない。
でも自転車が走って起こる風で飛んだのか?
だとしても、目の前の籠から飛んで行ったら気付くのではないか?
それとも、はたまた無意識にポストに入れたのか?
いや、その記憶は全くない。
他のことはコマゴマと覚えているのに。

とにかく、今来た道を教会まで戻って、探しながら往復した。
・・・見当たらない。

まずは帰宅しご飯を作って、食べて、それから息子が大学町に行くので、自転車にリュックを載せて駅まで送り、その足でもう一度教会と家を往復した。
・・・ない。

誰かが拾って、ポストに投函してくれたか?
その可能性は低いだろうが。

その後も4度は往復した。
いくら探してもなかった。
他のゴミは落ちたまま何日もそこにあるのに、わたしの手紙だけはどこかに飛んで行くの?

そして、昨日の金曜日に、(もしかしてポストに投函されていたら、教会役所に届いている頃だ)と思って、担当のHさんに問い合わせてみた。

「先日、Rh村での奏楽分の清算書を送ろうとしたのですが、どこかで手紙を紛失してしまいました。
自分でポストに投函した覚えがないのですが、まずはその郵便がそちらに届いているか伺いたく思いました。
もし届いていなければ、本当に紛失してしまったということで、来週もう一度Eb村の教会事務所に清算書を送って、サインしてもらって、そこからそちらに転送してもらいますので、よろしくお願いします」

そしたら、すぐにHさんがお返事を下さった。
「その郵便は届いてますよ! もう昨日処理しました」

ええっ!?!?Σ(・ω・ノ)ノ
どーゆーこと!?
やはり自分でポストに入れたのか????
人が拾って投函してくれるよりも、その方が現実的である。
木曜日に届いてたってことは、やはり火曜日には投函してないといけない。
でも、『ポストの前で止まる~手紙を籠から取り出す~ポストの口に入れる~自転車を漕ぎ出す~』
という一連のアクションの記憶が一片もないのだが・・・。

「本当ですか!?
自分で投函した記憶がないのです。
わたしは自分の頭の状態の心配をした方が良いですね・・・。
でも、とにかく安心しました。
良いお知らせをどうもありがとうございました」

「((笑)) 時々、自分でもやったかやってないか、わからなくなることありますよね。
でも今回の場合はオーケーでしたよ。
週末を楽しんでくださいね」

Hさん、優しい・・・。(T____T)

めっちゃ気を揉んで、何度も手紙探しの旅に出ていたので、本当に無事に届いていて安堵した。
それにしても、んもーなんなのー!?
わたしもボケて来たっつーことか?_| ̄|○

そう言うわけで、息子のリュックに比べたらピーナツなわたしのブラックデーではあったが、こちらもハッピーエンドでめでたしめでたし!

どこぞの神さま仏さまかわかりませんが、わたくしめもお助けくださってありがとうございました。
🙏🙏🙏🙏🙏🙏






7月28日(木)  8~23℃

一昨日、昨日、うちでは大変なことが起こっていた。

息子は昨日、大学で対面で次に取る講義の説明会があると言うので、一昨日の晩から大学町に行った。
大学町までは電車を2回乗り継ぎ、駅からは下宿までは市電を使う。
下宿に到着した21時ころ、連絡があって
「大変なことが起こった。リュックサックをどこかに忘れて来た」と。
あちゃー!
息子は注意欠陥症候群持ちだが、今まで幸運にも大きな忘れ物をしたことはなかった。
が、ここに来て最大のミスをやっちまった。

リュックサックには、少々の飲食物と、大事なノートパソコンが入っていた。
パソコンは何より今まで大学で勉強したものがたくさん詰まっているので、これがなくなったら今後の勉強にもとてもとても困る。

息子は最初は「市電の中に置き忘れたのではないか」と言っていたが、記憶を辿って行くと、Hi市で乗り換えの待ち時間が30分あり、その時プラットフォームの椅子に座り、その横にリュックを置いたことまでは覚えていると。
なので、もしかしたら椅子の上に置き忘れて電車に乗ったのかもしれない、と。

駅のインフォセンターなどは、もう18時に閉まってしまうので、もし荷物を見つけた人がいたとしても、預けるところがないのである。(←これは問題点だ)
それに、駅にはありとあらゆる人が来て、中にはよこしまな考えを持つ人も居るだろう。
ゴミ箱の空き瓶(瓶に担保金が掛かっている)などを探している浮浪者もいる。
そう言う人が、パソコンの入ったリュックを見つけたら、持ち去ることも充分に考えられる。

とにかく、まずはドイツ鉄道とB市の市電会社の落とし物係に連絡するしかない。
ドイツ鉄道はオンラインで申請できたが、市電会社は明朝に電話でないと繋がらないようだ。

夫とわたしは、念のために車でHi市の駅へ、息子の乗った電車のプラットフォームまで確認に行った。
「リュックがそのまま椅子に残っていますように」という僅かな希望を抱いて・・・。
・・・しかし果たして、ベンチには何も見当たらなかった。_| ̄|○
横に電車が停まっていて、2人の車掌さんたちが雑談していたので、彼らに
「もうインフォメーションも閉まっていますが、荷物を置き忘れた場合、どうしたら良いでしょうか?」と聞いた。
車掌さんによると、電車内であれば、その電車会社が問い合わせ先になるが、プラットフォームなど駅構内であればドイツ鉄道の管轄になるそうだ。
とにかく、もうこの時間ではどうしようもない、とのことだった。

息子にも明日朝一番に市電の会社に問い合わせるように、と言う事しかできなかった。
彼は興奮・心配・後悔・落ち込みなどで「眠れない」と言っていた。

わたしたちも、そのことで頭が一杯で不安と祈る気持ちで、あまり眠れなかった。

翌朝、息子は市電会社に問い合わせたそうだ。
その時、息子のリュックらしきものが届いていると確認できたそうだ。
でも、実際に受け取りに行ってみるまではぬか喜びできないと、まずは大学の講座に出てから、受け取り場所に行ってみたそうだ。
そして、目出度くリュックと再会することができたのだった!!!

リュックは誰かが届けてくれたのではなくて、市電の終点まで行って市電の駅員に収容されたようだ。
なんと言う幸運。

はっきりと確認できた時点で息子はわたしに電話をくれた。
「良い知らせがある」と。
わたしも夫もどれほど安堵したか・・・。
こんなに窮地に追い込まれたこともなかった。

荷物を置き忘れるのは、注意欠陥症候群でなくとも、誰にでも起こりえることだが、ボーっとしている息子も、一人で荷物を持って移動するときには、常に緊張して持ち物を確認するということを心にしっかり刻むだろう。
これからは、荷物と自分を繋ぐバンドを付けておく、と言っている。w

息子のリュックには、わたしが日本の社寺で買ってきたお守りを二つ付けているが、面白いことに息子は「あのタリスマン(お守り)が助けてくれないだろうか?」と言っていたし、「今回初めて弘法大師にお願いした」と言っていた。(←以前、息子を川崎大師に連れて行ったことがある。でも全く信心はない)
やはり困った時の神頼みなのである。
でも、自分ではどうすることもできないとき、人間は神や仏に祈るしかないのだ。
(わたしも、もちろんキリストや弘法大師や縁のある神仏に祈っていた)
息子は、「神仏が助けてくれたのかなぁ?」と半信半疑に言っていたが、わたしは
「そう信じればそうだし、信じなければそうではない」と答えた。

でも、今回は本当に天に感謝するしかない。
助かりました、どうもありがとうございました!!!🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏





7月24日(日)  10~29℃

日常生活のあれこれを簡単にメモるいろいろ日記シリーズです。(笑)

昨日はガックリ&怒の午後であった。
夕方よりHi市の大きな教会で、この地域のオルガン界のボスであるRC先生と、ユルシュ先生(ジャズ・ポップス歌手・TL先生以外のもう一人の地域カントール)がタッグを組んで、音楽の夕べ礼拝を行うということを読み、これは是非出かけなければ!とずっと楽しみにしていた。

今月も9ユーロチケットを買ったが、A市でのレッスンは2回で夏休みに突入、そのうちの1回は、電車が大幅に遅れて急遽車で行ったので、電車は1回しか乗ってない。
(A市へは9ユーロ以下で往復できるので、これでは元も取れていない。w)
それでHi市へも電車で行くことにしてた。
DB(ドイツ鉄道)への微かな(反語)不信はあったが。

Hi市へ行く前に教会でオルガンの練習をするつもりだった。
家事をしていたら時間が押せ押せになってしまい、結局1時間しか練習できなかったが、アプリで電車をチェックして、遅れはないようなので、時間に間に合うように駅へ行った。
電車は珍しく時刻通りに来た。
(は~、これで礼拝には間に合う)と安心して、乗り換えのため次のE市の駅で降りた。
そしてHi市へ行く電車のプラットフォームへ移動した。
そしたら掲示板に
「次のHi市行き電車は欠便」
と表示されているではないか!
出たよ、DBお得意の突然の欠便!!!!
ここに来てやられたぁ~。
酷い、酷過ぎる・・・。
土曜日でバスの便もないし、振り替えとかもない。
もちろん「申し訳ございません」「ご迷惑をおかけします」のアナウンスの一言もない。
「その次のHi市行き(1時間後)も欠便だー」
と隣で一緒に待ってた家族のパパが言っている。
まぁ、わたしは次の電車で行っても、礼拝が終わる頃に着くので意味なし。
もう潔く絶望するしかなかった。_| ̄|○
引き返すにも1時間電車を待たねばならず、スマホで時間を潰して、家に帰った・・・。
久しぶりに、RC先生やユルシュ先生にお会いしたかった。
お二人のコラボを聴きたかった・・・。

欠便ならアプリにちゃんそう表示してほしい。
駅でアプリも確認したけど、ずっと時間通りHi市に到着と出ていた。(デジタル後進国のドイツ)
欠便とわかってたら、もっとオルガンの練習もできたのに。

DBが時間通りに運航するって、どのくらいの確率なのか?
わたしの中では50%くらいの確率しかないように感じる。
遅れはもはやデフォルト、突然の欠便も多い。
予定通りに往復出来たら超ラッキー!ヨ。
ここは後進国か?
たった1駅乗るにもこのような状態なので、9ユーロチケットで何度も鈍行を乗り継いで遠くの町まで旅をするとか、恐ろしくてとてもできんよ?
確かに、今夏のバカンス時期で、おまけに9ユーロチケットがあるから、ものすごい乗客の大群が押し寄せ、DBの人員は過酷な状態だとは思うけれど…、こっちの身にもなってみちくり。
コンサートくらいならまだ大したことないとしても、大事な仕事の用事で電車を使うとか、ホント恐怖。
大事を取って2~3時間前に出発するとか? そんなの馬鹿らしい・・・。

DBにはもう何度も何度も何度も裏切られている。
もう期待は全くしていない。

~~~~~

オルガンレッスンがお休みで、わたしも少しお休みモードで、溜まっていた雑用を片付け中。
繕い物もその一つ。

息子はアスペの特徴もあって、着慣れたものしか着ない。
新しいものを買っていても、なかなか手を付けないのね。

で、この前、何年も履いているバミューダのお尻のところが一直線に大胆に破れていた。
わたしはもうそこまで生地も薄くなって破れたら捨てるしかないと思ったが、息子はなんとか修繕してほしいと言う。(◎_◎;)
まー、修繕してもまたすぐに破れるだろうが・・・とりあえず、努力だけはしてみることにした。

裁縫やミシンが苦手なワタシだが、無い知恵を振り絞り・・・
こんなん、できました~。

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どこかわかります?
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わかるよね・・・w
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破れた部分をまずジグザグミシンで繋ぎ合わせ、その上に接着する糊シートと当て布をアイロンで貼り合わせ、その上から更にミシン掛けした。(超テケトー)


この当て布・・・
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どこから取ってきたかと言うと、脇についているポケットのカバーを外してきたのだ!
もともとのポケット。
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カバーを取ったポケット。
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もー、見かけなんてどうでも良いズボン。(≧▽≦)ギャハハ
(家だけで履いてねんw)

以上があたくしの今年の夏休み自由研究っす。

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昨日、ようやく息子の部屋にエアコンが付きました!

銅管の加工をする道具は、夫が友人の伝手で借りてもらい、真空ポンプは購入した。
そして、無事に稼働中。

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男子たちの夏休み自由研究。w
グッジョブ!👍








7月21日(木)  17~23℃

熱波は去った。
(エアコン設置は間に合わなかった。
月曜日はまぁまぁ暑く、火曜日からボルテージがガっと上がり、昨日は一日中晴天で本当に38℃まで気温が上がった。@@
教会の中もなんとここまで上がった!
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練習してると汗ばむが、湿度は高くないので、汗だくとかはなかった。

~~~~~

先週からブクステフーデのフーガ部分を練習しているが、これがめっちゃムズイ。
このフーガ部だけでもこの1週間、毎日2~3時間ずつは練習しているのに、なかなか弾けるようにならん!

右手のテーマに左手のテーマが入ってきて、そして足でのテーマ入ってくるところ・・・もっとピンポイントで言うと、足でトリルを入れ同時に両手とのタイミングを合わせるのがムズイ!
特に2回目に足が入ってくるところは、右端の方のペダルを踏まなきゃいけない。
本来は右足で弾くところ、トリルを入れようとすると左足で始めなくては不可能。
手は鍵盤の真ん中で弾いていて、両足は思いっ切り右に持って行くという。
し、姿勢が・・・
ここは皆さん、一体どういう風に弾いてるの?と思って、TYでいくつか演奏しているお姿を観察してみたが、結構人によってまちまち。
そもそも、足のトリルを諦めて全く入れない人も多かった。
んー、でもわたしはできればトリルを入れたい。
このような部分は先生にお聞きしたいものだ。
わからないまま自己流で譜読み完了させて、あとから「それは違う」と言われても修正が大変だし・・・。

それから、わたしは今はペータース版の楽譜で練習しているが、YTのオルガニストたちの演奏を聴いていると、あちこちちょっと違うところがあることに気付いた。
わたしはペータース版にある通りに弾いているので、譜の表記そのものが異なっていると思われる。
これも、あとから「違う」と言われると大変なので、先生おススメのベーレンライターの楽譜を注文した。

オルガニストたちは、わたしがこんなに手こずっているフーガを、涼しい顔でいとも簡単そうに弾いている。
いや、みんなできるようになるまで苦労し、たくさん練習したに違いない。
わたしもすぐに初期化してしまう自分の脳ミソに落胆しながらも、動きを把握できるまで練習を重ねていくしかない。(`・ω・´)




7月18日(月)  10~32℃

今年も猫の額ほどの菜園、やっとります。
(オルガンの事ばかりで、他の話題に触れる余裕がなかった)

今年は早くからトマト、キュウリ、カボチャ、パプリカの苗をポットで育てて、5月頃外に植え替えた。
霜も降りず、ナメクジ被害も最低限で、なかなか順調に育っておる。

そうそう、ナメクジには特効薬が見つかったのだ。
シュネッケンリンゼン(ナメクジ・レンズマメ)というもの。(形がレンズマメのようだから)
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容器にある絵のナメクジの上をUFOのように飛んでいる青い粒がシュネッケンリンゼン。
これは、ビール罠や他のシュネッケンコーンよりもずーーーーっと効果があって、まずナメクジが一番に飛びつくくらい美味しいらしく、食べたら必殺。
巨大ナメクジにお困りのお家には、このシュネッケンリンゼンを強くお勧めします。
(ナメクジの写真は載せるのが憚られるほどキモイ。
末尾に隠しておきますので、覚悟のある方だけ見てね)

今年の作物の特徴その1は、夫が間違ってピクルス用の短いキュウリの苗を買って来てしまったので、長いキュウリと短いキュウリがたくさんできている。
食べきれないほどできているので、せっせとキュウリのキューちゃんにしたり、お友達にお裾分けしたり。
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その2は、ようやくサヤエンドウがたくさん食べられるようになった。P1360505


その3、今年はリンゴが豊作で、しかも質が良くなりそう。
いつもは、豊作でも、早い時期から実がポトポトと落ちてしまっていたが、今年はどれもしっかりと枝に捕まっている。
そして、表面にも虫食いや斑点がない綺麗なりんごたちなのである。

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細い枝にたわわに実っているので、夫が棒で支えを作った。
P1360568このまま順調に育ちますように!

その4、もう一つ豊作なのはブラックベリー。
こんなに実を付けたことはなかった。
木からもいでそのまま口に入れるのが最高!
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その他の実や野菜
ラズベリー
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栗カボチャ
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ズッキーニ
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パプリカ
パプリカって上向きになるのね。
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ナス
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プチトマトは温室でジャングルのように茂っているが、まだ実が青い。


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「続きを読む」以下は巨大ナメクジのキモイ写真。(ご注意)
続きを読む

7月15日(金) 11~20℃

今年のドイツの夏は、6月までは天気良く暑い日もあったが、7月はちょっと曇り勝ちで今週は気温も低い。
が、来週は一転、熱波が来て35~40℃くらいまで気温が上がりそうだと天気予報が警告している
北ドイツの方も、そんなに暑くなるのだろうか?
今が20℃前後なので、20℃も上がったら寒暖差が大きくて、激しい変化に体がついて行けるかが心配だ。

ここ何年か温暖化の顕れか、本当にドイツも冬はマイルドになり、夏は暑さが厳しくなった。
うちも1階はまだ良いが、2階が暑くて暑くて、日本の夏のように、座っているだけで汗が滲む。
特に息子の部屋は2階の南西向きの屋根裏で日光もたくさん入ってくるので、めっちゃ暑い。
そこで、猛暑に備えてとうとうエアコンを買ったヨ。
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ドイツの夏は短いし、暑くても湿度が低いので今まではエアコンなしでも凌げていたが、ここ数年は耐え難くなってきていた。
ドイツでエアコンを買う日が来るとは・・・。
でも、ウクライナとロシアの戦争により、にわかに深刻なガス欠が心配される冬も、暖房として使えるので、エアコンは一石二鳥だ。(←一石二鳥が好きw)

エアコンは夫と息子が自力で設置するらしいので、来週熱波が来る前に取り付けてくださいよ。







7月14日(木)  14~23℃

昨日レッスンに行ってきた。

前回、今週はオルガンの構造についてやると言う予告があったのだが、オルガンも弾くのかなと思って、一応ブクステフーデとメンデルスゾーンの練習はして行った。
ブクステフーデはちゃんと取り組める時間が3日しかなかったが、短いプレリュードは譜読みができた。
(この部分はそれほど難しくない)
メンデルスゾーンはちょっとダレたのか、本番で思わぬミスが出ていたが、練習ではまだOKだった。
油断せずに気を引き締めて弾くべし。

電車は5分遅れたが、レッスンには余裕で間に合う。
わたしの前の女の子は、バッハの小プレリュードの新曲、もうかなり上手に弾いていた。
彼女のレッスンは何故か5分早く終わったので、わたしも急いで階段を昇って行った。
先生は
「日曜日はどうでしたか?」
わたしはもう既にメールでミッション完遂の報告を一通りしていたので
「書いた通りです」
と答えた。w
「上手く行ったんですね。そう思ってましたよ」
と言われたが・・・。(-_-;)

「先生の方はどうでしたか? L町のオルガンも可愛いでしょう?」
「実はL町の礼拝は、教会じゃなくて集会所であったんですよ。しかもぼくは行っただけで、伴奏はG市のカトリック教会で弾いている人が自分のキーボードを持ってきてやっていました」
それを聞いて、わたしはピン!ときた。
「もしかしてそれはフラウDですか?」
「そうそう!」
「あ~、フラウDはうちの村の人で、わたしの前任者だったんです。でもG市のカトリック教会の方でオルガニストになったので、今はもう殆ど村の教会では弾いてないんですけど」

な~んだ、先生がL町の教会でオルガン弾いたわけではないのか~。
でも、わたしはL町のオルガンについての資料を持ってきていたので、先生に見せた。
資料はフルトヴェングラー社のオルガンについてのクロニクルで、たくさんのオルガンが網羅されている。
先生も、A市の教会が地域の歴史的オルガンについて編纂した小冊子を見せて、
「これ、持ってる?」と。
持ってないと言ったら
「あげます」
と言って、手渡してくれた。

それから、レッスンに入った。
「今日は、オルガンの構造について、ということでしたよね」
と、わたしがオルガンシューズを履いているのをちょっと不思議そうに思われたようだ。( ̄▽ ̄;)
そうよね、もうそれだけで短いレッスン時間一杯よね・・・。
「大体のことは、試験要項に付録で付いている資料に、上手くまとめられています。これをじっくり読んでくださいね」
と、言われ、もう1冊分厚い専門書も広げて見せて、これには、オルガン構造についてもっと詳細に書かれてあった。
パイプにも本当にたくさんの種類がある。
その資料を見ていると、階下には観光客らしき人々がドヤドヤと入ってきた。
ここの教会は、市民に開かれているようだ。
なので、ちょっと音出しが憚られ、人がいなくなってからようやくオルガンケースの中に入って、鍵盤からどのように力が伝わって音が出るのかを見たり、リード管のチューニングの仕方を習ったりした。
「あなたの村のオルガンでも、リード管を自分で調律してみてください」と。
こ、こわいなー。(また壊したりしたくない
でも、トランペット、ファゴットは若干狂っているし、特にフォックス・フマナ(Vox humana)と言うリード管はめっちゃ狂っていて一度も使ったことがないストップなので、自分で調律出来たら良いな、とは思う。
そんなこんなで、すぐ時間になり、夏休み前の最後のレッスンはあっけなく終わった。
一度もオルガンを弾かないレッスンであった。_| ̄|○

先生もいそいそと帰り支度をしているので
「パウゼですか~?」
と聞くと
「いいえ、今日はもう仕事終了です! あ、でも後から”Abendmusik(夕べの音楽)”というのがありますが」
「次のレッスンは、8月末になると思います」
「えっ!? Σ(・ω・ノ)ノ」
そんなに長い夏休みとは思わなかったので、ビックリした。
「どこか休暇にお出かけですか?」と聞くと
「はいっ!」
ああドイツ人だなーーーーー!と実感した。
ドイツ人の働き方は、働くときは集中してめっちゃ働き、休む時はきっぱりと長期に休む。w
夏のバカンスというのは、ドイツ人にとって大きな目標なのだ。
先生、3月に就任されてから、それこそ息つくヒマもない程の凄まじいスケジュールだったと思うので、ホント、ゆっくりと羽を伸ばされてほしい。

そう言うわけで、わたしも自動的に7週間に及ぶレッスンの夏休みに突入することになった。
なんか試験勉強の腰を折られるような気もするが、レッスンのストレスから解放されるのはホッとするし、自分の好きなように練習できるのも嬉しい。
ブクステフーデは休みの間に譜読みを終了させたいし、できれば先生から却下されたピエルネも自主練習しておこうと企んでいる。
近郊の都市では、教会音楽やオルガンのコンサートも頻繁に催されているので、どんどんと足を運びたい。
夏休みだ~~~~~~、わーい!ヾ(=^▽^=)ノ




7月11日(月)  13~19℃

昨日は午前中、わが村での洗礼式、そして夕方からはG村での主礼拝だった。

洗礼式では、友人同士である2家族の女の子2人のお祝いで、たくさんの人が集まっていた。
女性歌手も招待されていて、彼女の歌2曲(ポップス)と讃美歌(わたしの伴奏)が盛り込まれた。
式が終わって、わたしは練習のために教会に残って、次の礼拝に備えた。

一度帰宅し、家族のご飯を作って、夕方G村へ出発。
日曜日の午後なんて、もともと空いている田舎道はガラガラで、40分前に着いてしまった。
教会はまだ開いてない。
天気が余り良くなく肌寒かったので車の中で待って、20分くらい前になったらようやく教会守のKさんが来て、それからG牧師も見えた。
G牧師はメールのやり取りでは、わたしの質問などに1~2行で手短かに答えていたので、事務的な方なのかな?と思っていたが、実際には式次第についても細やかに指示して下さり、大変親切で快活な方だった。
(G牧師は優しい達磨大師と言う印象w)
G牧師はかつて12年間も南アフリカのズールー地方という、電気も通っておらず水も不足するような不便な地へミッションに行かれていたそうで、6年前にドイツへ戻って来られたそうだ。
全くの別世界に飛び込まれた牧師経験・人生経験豊富な方なんだなー。

オルガンの席からは、案の定、階下は見えず、G牧師の頭がちょっと見える程度。
どのくらいの会衆が集まっているのか全くわからなかった。💦
オルガン階のベンチには、子供が3人、女性が1人座っていた。
でも、歌声はよく聴こえて来て、結構な人が入っているような印象だった。
それに、5曲の讃美歌のうち1曲はG牧師のギターで”Herr deine Liebe(主よ、あなたの愛は)”という結婚式で良く歌われる歌を歌ったのだが、会衆はなんと3声で歌っていた!
わたしはかなり感動した。
きっとG牧師と一緒に良く歌っているんだろうな。
コーラス部があるのかもしれない。

わたしの奏楽は、めっちゃ緊張しながらもなんとかこなした。(無傷ではなかったが💦)
鍵盤が一段しかないので、トーンを変えるために弾いてる途中で素早くストップを入れ替えないといけないのが難儀だ。
プログラムの順番や典礼のタイミングや讃美歌のリピート回数などは間違わずにきちんと入れていくことができたので、大恥はかかずに済んだ。

礼拝の最後の方に『告知の部』があり、そこではいろいろなお知らせをするところであるが、その時にG牧師がわたしのことも
「今日のオルガニストは、代理のそのまた代理です」
と紹介して会衆の笑いを取っていた。w
この教区のオルガニストは二人居るそうだが、今日はどちらも都合悪くなったそうで、
「それで困ってA市の地域カントールに問い合わせたら、彼が一度は引き受けてくれたものの、それもダメになり、結局〇〇さん(わたし)がわざわざ50㎞も走って来てくれました!」
〇〇さん、どうもありがとうございます!前奏が凄く良かったですね!」
と説明されたら、会衆の皆さんも拍手してくださった!
お世辞でも義理の拍手でも嬉しいわん。w(T____T)

礼拝後、階下に行くとG牧師がまた
「どうもありがとうございました。本当にとても助かりました。前奏が凄く良かったですよ!」
とまた前奏を褒めてくださった。
(前奏は鉄板曲、Gordon Young の”Prelude in Classic Style”でした)

こんなヘッポコでもお役に立てることができて、わたしも嬉しいです。

いんや~、やっぱり初めての教区、初めてのオルガンと言うのはマジ疲れた!
でも、それだけ良い勉強と経験になった。

昨日は帰ってから安堵してフヌケになっていた。ε-(´・`) フー
今日からまた新しいスタート! ガンバロウ!




7月9日(土)  15~25℃

昨日、日曜日に初めて訪ねる教区G村の教会に、オルガンの試弾のために行ってきた。
事前に教会守のKさんに連絡したところ、「金曜日の夕方にはちょうど日曜日の準備のため自分も教会に居るから」とのことで、「もし居なくても教会は開けているのでどうぞ入って練習してください」との親切なお申し出があった。

G村へは30㎞の道のり、ナビに目的地を入れてGo!
黄金色になってきた麦畑の合間を縫って、小さな村々を通り過ぎ、ド田舎の風景を楽しみながらなかなか快適なドライブであった。
40分くらいかかって無事にG村に到着。
可愛らしい教会が出迎えてくれた。
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教会の前では、Kさんらしき人が庭仕事をしていた。
「こんにちは~。日曜日にオルガンを弾かせてもらう〇〇です」
と挨拶したら、Kさんも
「すぐわかりましたよ~」
ととても気さくに対応してくださり、早速教会とオルガンを案内してくださった。
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ちっちゃな教会で中もカワイイ。
村人たちに大切にされているんだろうな、とわかるほど綺麗に掃除、整理整頓されている。
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モダンな螺旋階段を上がっていくと、コンサートホールの2階のような感じでベンチが数段並んでいて、その一番奥にオルガンが鎮座していた。
いや~ん、オルガンもカワイイ。
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一段鍵盤。
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ストップ左側(主鍵盤)
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ストップ右側(主鍵盤の一部とペダル)
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オルガンから後ろを振り返ると、祭壇の一部しか見えない。
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そのためパイプの右上にバックミラーが付いていた。
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ストップの横にろうそく立てた付いていて、相当古いオルガンということが想像される。
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このオルガンの面白いところは、パイプが凄く近くて、顔の前に立っているようなもの。
弾いていると音がダイレクトにかなり大きく聴こえる。
(ストップは余りたくさん引かない方が良いような…)
これが教会の階下にどのように響くのかわからない。
でも練習をしていくにつれ、このオルガンがとっても好きになってきたヨ。

注意点:ペダルの足置き(?)がとても細く、その下の鍵盤との間にちょっとした隙間があり、ここにつま先が引っかかって、ペダルワークの邪魔になることがある。
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久しぶりの新しい教区、新しいオルガンとの出会い。
2時間近くも練習して、帰途に就いた。
明日、上手くいきますように!(*-ω人)





7月8日(金) 13~21℃

レッスン中、先生の仰ることにわたしがつい「はいっ」「ハイっ」と日本語で返事をしてしまうものだから(反射的にそうなってしまう💦)、先生も真似して「ハイッ、ハイッ! ぼくも日本語できるもんね~( ̄▽ ̄)」と。
ト「それだけじゃないですか~
TL「音大の同級生にも日本人留学生が居て、彼らもいつも”ハイ、ハイ”と返事してましたね(笑)」
ト「あ~そうですか! じゃあもうブレーメン音大で日本人と付き合いがあったわけですね」
TL「そう、日本人と、韓国人留学生もいました。そういえば、ぼくのピアノの先生は日本人だったんですよ!」
ト「ドイツ人が日本人からピアノを教わる…w」
TL「しかもピアノの試験は、その日本人の先生の他にもう一人試験官がいるのですが、その先生も日本人だったんです! 試験前に二人は打ち解けた雰囲気で”ハイっ、ほにゃららららら~、ハイっ!”って話してたけれど、ぼくは一言も理解できませんでしたね(笑)」
ト「うわ~それは凄い! でも今まで学友やピアノの先生は日本人でも、日本人の生徒は持ったことないでしょう?」
TL「あ、それはないですね! あなたが最初です。国際的で良いじゃないですか! ぼくの他の生徒たちは皆ドイツ人なんですよ」
ト「でもそれも大切ですよ。オルガンはドイツの伝統なのだから、ドイツ人の後進が受け継いでいかないと」

そういうわけで、わたしもこれからもレッスン中は遠慮なく「ハイっ!」「ハイっ!」と返事していけるようだ。

~~~~~

なんか、新しい曲(BuxWV139)をもらって、嬉しい(^^♪
もう心はブクステフーデに飛んでいる~~~~。ヒラヒラ
カッコいいなぁ~!
去年、ドイツ語講座の取材でリューベックのSt.マリエン教会に行った際、ブクステフーデがオルガニストを務めていたその教会で今日のオルガニスト・ウンガー氏が弾いてくださったのもこの曲だった。

まずは、ヤングなパウル君の演奏。


去年まで長年トーマス教会のオルガニストでいらしたウーリッヒ・ベーメ氏の演奏。


これから研究に勤しみます♡





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