今川家が福知山への進駐を果たし、幕府過激派の抵抗拠点は掃討された。
同時に、徳川陣営栄光の遺産であった長島城が陥落。
徳川家の敗残兵は岡崎城へ避退した。

今週から安土では夏祭りが開催されており、いつもなら使い回しで見向きもされない作業も、
新感覚のミニゲームが人気を呼んでいる。
第四陣の目玉企画だ。

そして今週は合戦が無い。
徳川家は数週間敗戦続きであった為、まさに救われる思いであろう。
勝ち目の無い戦いを最後まで闘い抜いた将兵には賞賛を送りたい。
と、同時に無謀な戦いを続ける徳川本営の愚劣は極まる。

戦力と勢いは徳川陣営が優勢だった頃と今では全く逆になっている。
大局的に見れば、徳川家は越後での敗退を皮切りに総崩れ状態に陥った。
東海戦線で織田家と合流し一時は持ち直すも、上杉家の追撃を本国に受け再び腰が折れる。

プレゼンスの低下で山城の植民地が独立。それによる連合の崩壊を防ぐ為に衛星国と直接同盟。
こうして自己本位の象徴でもあった織田徳川連合軍は解散の運びとなり、
現時点で武田陣営に勝算のある合戦を起こす事は事実上不可能になった。

徳川陣営の陣形が動揺している間に、手余りになった武田家は摂津和泉を進撃。
時折突進してくる織田家を2軍戦力を以って撃退せしめ、
騎馬軍団は岸和田牧場や堺ファームで療養。
大いに鋭気を養った部隊は瞬く間に長島城を抜き去った。

合戦離れが深刻な中、勢力を維持に成功している浅井家は
伊丹で息抜き中に嵯峨に足利家の急襲を受けるもこれを返り討ちにする。
一石二鳥の曲芸的な勝利は今季の集大成とも言える強さだった。

この一連の戦いによる勝敗の固定化により、
徳川陣営は多くの犠牲を払いながらも、小さな一歩を踏み出しつつある。
「挙国一致体制」だ。

今さらではあるが、基本中の基本である。
これを知った武田陣営はおそらく笑うであろうし、実際、時すでに遅しだ。
ただし、彼らはもはや勝算などを求めていない。ある意味で死兵と化した戦士である。

この死兵の存在は、活用次第では戦力を発揮する。
だが国勢無関心が主流の現在、国勢というのは運営部のエゴでしかない。
当然、自国の滅亡を阻止し敵を見返すという流れにはなり得ない。
増してそれが初めから不可能だとわかっていれば、なおさらだ。

さらに悲劇なのは、負けを認めない彼らが外交のテーブルにつかないので、
武田陣営側は来季の継続的な協力を約束せざるをえない状況である事だ。
要するに、戦略と勝利は全て管理下に置かれる事になり、
敵陣営は合戦において、「敵国」から「家畜的な存在」へと成り下がる。

これでは国勢はますます盛り上がりに欠け、合戦はますます工作が盛んになる。
特に無知な足軽兵のごときは、将兵と同じ金額を課金しながらも
延々と敵の為に奉仕を続けさせられる事になる。

いくら公正な合戦仕様と言えども、人情的に忍び難い。
が、この現実を甘んじて受け入れるほうが個人的な利益はあまりにも大きく、
公共の利益の為に少数が犠牲になるのは世の常である以上、致し方ないと言える。

敗退からより一層の奮起を期待する徳川・織田・足利大本営は、全く進歩が無い。