叩け!マルス

きっぷ収集初心者による初心者のためのブログ

2006年07月

JR・東武 日光・鬼怒川フリーきっぷ

2728JR-東武直通特急の運転開始に伴って設定された特別企画乗車券「JR・東武 日光・鬼怒川フリーきっぷ」です。日光・鬼怒川地区のフリーエリアへの往復に、直通特急の普通車指定席を利用することができます。

マルス券の券面に「スペーシア」の文言が表示されることなど、少し前まで考えられませんでしたが、こうして改めて指定券を眺めてみると感慨深いものがあります。

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「経由:京葉」 2 (最短経路から迂回となる乗車券)

2526券面上、発着駅及び経由表示ともに全く同一であるにもかかわらず運賃が異なる乗車券の例です。

新浦安-新習志野間の運賃は通常、画像左側の券にあるように210円ですが、西船橋経由(京葉線-京葉線3-京葉線2-京葉線)とすることで、画像右側の券ように290円となります。

なお、大都市近郊区間内ですので、マルスシステムは自動的に最短経路の運賃(210円)を回答しますが、「補正禁止」操作を行うことで経路どおりの乗車券を発売することが可能となります。

「経由:京葉」 1 (環状線一周となる乗車券)

24京葉線には、南船橋-西船橋間及び市川塩浜-西船橋間の2つの支線があり、それぞれマルスシステムの内部的には、それぞれ「京葉線2」及び「京葉線3」として処理されていますが、券面にそれらの線区名は現れず、全て「京葉」として表示されます。

画像の券は、西船橋駅を起点として、反時計回りに「京葉線3-京葉線(本線)-京葉線2」を経由し、再び西船橋駅まで戻るという片道乗車券ですが、上記のような理由により、マルス端末においては、「京葉」という経由表示のみしか印字されません。

このままでは、乗車方向の判別が不可能であると判断したのか、出札係員さんにおいて、「市川塩浜・南船橋」と経由を手書きで追記されました。今回のケースでは東京近郊区間内相互発着であるため実際は問題ありませんが、片道乗車券で発着駅を逆転して乗車することはできないのが原則ですので、この係員さんの判断は正しいと思われます。

東武の乗車券袋 2 (旧デザイン)

23旧デザインの乗車券袋です。画像のものは、意匠が「スペーシア」のものですが、「りょうもう」のものもあったかどうかは、定かではありません。

裏面は、東武ワールドスクウェアの広告が印刷されています。

東武の乗車券袋 1 (新デザイン)

2122東武の乗車券袋です。意匠が「スペーシア」のものと、「りょうもう」のものがそれぞれ用意されています。

「スペーシア」の座席番号案内図に「JR新宿」という文言が表記されていることから、3月のダイヤ改正以降に用意されたものと分かります。ただし、JR直通特急の場合、席番号の表示方はJRの表示方に合わせているので、あまり意味がないように思えます。

越生駅 社線駅発となるPOS端末発行乗車券

1920八高線の越生駅は、東武越生線との接続駅ですが、JR側に駅業務が委託されていますので、JRのPOS端末で社線駅発となる乗車券を発売することができます。

画像左側は、武州唐沢ゆきの社線単独乗車券です。経由は、「---」と表示されています。

画像右側は、北大宮ゆきの「東武東上線-JR線-東武本線」形態となる連絡乗車券です。経由は「東武線・川越・川越線・大宮」と表示されており、最後の「東武線」(野田線)の表記は省略されています。

これらのPOS券には、マルス券では自動改札非対応を示す、「(×)」印が右下に表示されています。これらから推測すると、発駅及び着駅ともに社線所属駅となる場合には、自動改札非対応となり、「(×)」印が表示されるものと思われます。

したがって、JR東日本のPOS端末においては、120mm券は発券できない可能性が考えられます。

都区内フリーきっぷ 1 (常備券)

18南武支線の川崎新町駅で購入した、常備券タイプの「都区内フリーきっぷ」です。この券は同駅が最後の取り扱い駅であったと思われます。

訪問時、残券は既に30枚程度で、その後ほどなくして売り切れ又は返納により取り扱いを終了しました。

首都圏にこのような常備券が、近年まで残存していたこと自体が奇跡的ともいえますが、秀逸な地図式の特別企画乗車券であっただけに、取り扱い終了が実に悔やまれます。

東武 太田駅発行の駅名式補充券

15伊勢崎線の太田以遠、小泉線の太田-東小泉間及び桐生線でもワンマン運転が開始されたことに伴い、太田駅にも「伊勢崎線ご案内カウンター」及び「小泉線・桐生線ご案内カウンター」が設置されました。

ここでは、館林駅の「佐野線ご案内カウンター」に設備されているものとは、若干様式の異なる駅補が設備されており、伊勢崎線の駅名のうち、大きいフォントで表記されている駅名が、ここでは太田以遠となっています。また、各線の配列順序も異なっています。これらの相違点は、両駅における使用目的及び実態に合わせているものと思われます。

こちらでは、直営により業務を行っている模様で、発行箇所欄は単に「太田駅」なっています。

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東武 館林駅発行の駅名式補充券

13143月のダイヤ改正以降、佐野線はワンマン運転が実施されています。

これに伴い、館林駅の佐野線ホーム上に「佐野線ご案内カウンター」なる、中間ラッチに近い構造の窓口が設置されました。ここでは、佐野線、桐生線、小泉線及び伊勢崎線の館林以遠の各駅名を大きく表記した、駅補を設備しています。

車内補充券とのその他の相違点としては、野岩鉄道線と会津鉄道線の全駅、日光線系統の一部の駅名が省略されていること及びJR線の大宮、池袋及び新宿の各駅が表記されている点が挙げられます。

また、このカウンターの業務は、東武ステーションサービスに委託されている模様で、発行箇所欄は「(委)館林センター(館林駅)」となっています。

東武の車内補充券 2 (東上線用 1 (旧券))

12越生線の終点、越生駅での折り返し時間に購入した、東上線用の車補です。

基本的な様式自体は、東武本線用のものと変わりありませんが、東上線には有料優等列車が存在しませんので、事由欄の「特急」等、それに関係する欄がありません。

駅名欄には、直通運転を行っている地下鉄有楽町線、寄居駅で接続する秩父鉄道線の波久礼-三峰口間及びJR線の山手線内の池袋駅を除く各駅名が記載されています。

◇平成28(2016)年10月4日(追記):記事タイトルを変更しました。
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