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June 22, 2008

ロン・ハズラム(動画)

【佐藤琢磨情報】
● 無し。です。

【F1情報】
● セーフティーカーによる抑制
レースコントロールから各ドライバーにラップデータが送られ、5秒以内で応答・・・ドライバーさん。アタックラップに集中できますか?
こちら。(Top News)

・・・と・・・このような状況で恐縮です。

キーワード検索や、ご要望の多かった未公開動画をお届けさせて頂きます。

F1ではなく、イギリスでたまたま知り合う仲になった当時、「ロケット・ロン」こと「2年ほど前にお出ししたロン・ハズラム」さんの映像を集めてみました。

では早速。音量にご注意。(約5分)

● スラクストンサーキット。
最近、まだ息子さんが選手権に参加なさっているとお伺いしました。その息子さん、レオンさん(Leon Haslam)と雨の中、周回を重ねておりました。ご覧ください。どなたも注目されておりません。(苦笑) 
今で言うと、中嶋悟さんと息子さんが走ってるようなものなんですけどねぇ〜。

● Super bikeのPitへ。2輪と言えど、レーシングマシンは美しいですね。かなりシークレットな要素も多いはずですが、既にスタッフの方も(このチームへも)タイヤ供給をしていたので撮影できました。

● その隣のPitではロンさんがデータを探っておられました。
現役を離れ、鈴鹿の8耐(鈴鹿サーキット)でも表彰台、過酷なマン島T・TレースもHONDA車に勝利を残したライダーですが、その魂はまだ燃え尽きていない事が伺えると思います。

佐藤琢磨選手も年齢を重ねた時、「こんな風じゃないかな?」と思ってみたり。おそらくファンお方なら「こうでなくっちゃ。」と言う姿かも?

1998年から1999年は佐藤琢磨選手と共に過ごした一年でしたが、レースの無い週末などはミシュランU.K.のオフィシャルタイヤサプライヤーとして、私tatsuはレースに携わっておりました。
おかげで4輪とは違った角度から観られたわけです。

佐藤琢磨選手のレースの参加。
待ち遠しいですね。

また、息子さんが大きくなったら、このロンさんのようにサーキットを走っている姿も微笑ましいですよね?

今回は、いつものF1・佐藤琢磨さん情報ではございませんでした。
・・が、最後までご覧頂きありがとうございました。

○ ロンハズラムさん参照写真
こちら。(バイク レースはドラマより面白い!!)

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December 03, 2006

佐藤琢磨 ある日 最終章

1999年5月2日。英国・ペンブレイサーキットでのFormula OPEL映像。なにげない佐藤琢磨選手、チームの行動映像集。その最終章。
音量にご注意。約3分40秒。


先週の続き。ペンブレイでの映像最終章。予選後のインタビューですが、残念ながら内容が聞こえません・・。

□ 車検の様子。車両重量測定を含めた一連の基準を満たしているか確認する訳ですが、安全面。特にヘルメット、グローブ、レーシングシューズに至るまでFIA規格に重んじる所は日本以上だった記憶があります。もちろん佐藤さんのアイテムは当時からクリアーしてますが。

□ ミラーを調整する佐藤さん。コレは渡英直後から変わってないです。ほぼ身長/体型が同じ(当時)私tatsuがリヤウィングの隙間からちょうどうまく後ろが確認できるように調整しておいても、必ず少し『自分で』再調整されてました。GTカーのように手の届かない場合は別として、こう言う事に神経を使うドライバーは多いです。

「そしてグリッドへ向い、レースが・・」と言うなにげないレースの日々を流してみました。割と地味だった当時が垣間見れたのではないでしょうか?

さて。この4ヵ月後・・だったでしょうか?9月に佐藤さんが私tatsuの居る日本に帰ってきて、久しぶりの再会となり、その時のエピソードなどを展開していきますね。

【佐藤琢磨情報】
● HONDA Thanks dayの佐藤選手
コックピットへ乗り込む前の現在の佐藤さんの様子。約4分45秒。今回の映像とは対照的ですね?
こちら。(You tube)

● 02-06の佐藤琢磨選手のオーバーテイク集
懐かしいバトルシーンなど。約3分30秒。TVアニメで『佐藤琢磨物語』なんてあったらオープニングにありそうな音楽にのせて。(笑)
こちら。(You Tube)

【SAF1情報】
● SA07デビューは2月を予定
・・と仰る鈴木亜久里代表。こちら(F1 kindergarten)にもあるように、HONDA似のシャーシを使うのは、個々の良否・要不要判定を含めた確認が主立ってると思われますね。
こちら。(オートギャラリーネット)

● 鈴木亜久里代表 インタビュー
気になるSAF1代表のお言葉。非常にポジティブです。少しはぐらかしておられる様子も窺えますが、色々規制がある背景を想像すれば・・と言うことかも知れません。
こちら。(F1 kindergarten)

● SAF1&ARTA FESTA in SUZUKA CIRCUITの映像
佐藤琢磨選手がF1でFormula NIPPON, INDY, F3マシンを20秒のハンディキャップスタートから勝ってしまうと言う・・約9分近い映像。佐藤さんの出てくるシーンは映像の3分経過後。しかし・・INDY-carって大きいですね?
こちら。(You Tube)

● A・デイビッドソン選手 好印象
SAF1にセカンドドライバーとして加入し、佐藤琢磨選手が休暇中の現在、テストを重ねたフィードバックを含むチームとの歯車もうまく回っている様子。
テストの様子はこちら(ホビダス・オート)ですが、良い事ですね。
こちら。(Nifty)

【F1情報】
● 小林可夢偉選手 F1ドライブ
注目の若手選手。TOYOTAの若手ドライバー育成プログラムの一環として。
亜久里さん、右京さん、高千穂さん、寿一さん、琢磨さん・・と日本人としてちょっと珍しい名前の方がF1ドライブをする事が多いと思っているのは私だけでしょうか?
この方も・・ですね?あ。中嶋さんは・・『悟』さんなんで・・なんか普通・・
こちら。(F1 Racing)

● 週刊エフ vol.137
無料ネット配信によるF1情報ファイル。おなじみ毎週火曜日発行。
今回はHONDAにスポット。茂木でのイベントの様子も。
こちらからPDFファイルダウンロード

【コレクション情報】
● フェラーリ・スーパーカーコレクション
ローソン フェラーリ ミニカーローソンにて。11月28日よりキャンペーン展開中。対象の缶コーヒー二つをご購入頂くと、もれなくフェラーリのミニカーが付いています。この日お伝えいたしましたHot Wheel製の本格的ミニカーの最終章・・だそうです。
『おまけ』にしてはクオリティーが高いと思いますよ。コレは。
こちら。(ローソン)

【ドライビングゲーム情報】
● グランツーリスモ5 PS3で発売決定
12月24日に(HPより)コンセプト内容が無料ダウンロード予定。新たに発売されてPS3に。まだまだ進化しますね・・
こちら。(グランツーリスモ・ドットコム)

【F1雑誌情報】
● F1 MODELING vol.31
12月26日発売。F1マニア向けの雑誌ですが、それだけ充実した内容のものであるという事です。ペーパークラフトのF1(ルノーR26)など、オフシーズンに楽しめる一冊。
こちら。(Fジャーナル)

● AUTO SPORT 12月7日号(NO.1090)
佐藤さん、アンソニーの語る来年の抱負や、ホンダのエンジニアが見たSAF1の一年。マカオGPの事など。
こちら。(AUTOSPORT)

12月に入って今年もあと一ヶ月。
佐藤さんに負けず、精一杯頑張って1年を締めくくりましょう!

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November 26, 2006

佐藤琢磨 ある日 part2

1999年5月2日。英国・ペンブレイサーキットでのFormula OPEL映像。なにげない佐藤琢磨選手、チームの行動映像集。その第二弾。
音量にご注意。約5分。


先週の続き。軽くご説明いたします。
予選の模様。何度も走りこんだペンブレイサーキット。Diamond Racingのスタッフも動きが良くなっております。「カチカチッ」とトルクレンチでホイルナットを締め付ける様子がご覧になれますが、走る前に締め付けてもタイヤの発熱によってホイルが温もり、熱膨張、振動も合わせてどうしても緩んでくる事がある為、一定トルク(締め付け度)でこうして走行するたびに絞めるのが一般的。

トルクレンチに関してはこの日にもお話しましたが、GTや、Formula NIPPONなどでは大きなトルクが必要なため、この『柄』の長さが2メートル近くなる大きなお化けトルクレンチが存在します。

□ そしてリヤを持ち上げて・・おそらくダンパー減衰力の変更でしょう。コミュニケーションもこの頃バッチリできるようになっている様子。

□ 余談ですが。作業中のアナウンス。各走行枠を告げておられますが、イギリスでは日本で言う『〜分前、後』と言う伝え方が一般的。例えばハーフ・パスト・テンでは10時30分。クウォーター・トゥ・イレブンと言うと11時15分前。ナイン・サーティー(9時30分)など、学校で習った言い方はあまりしませんでした。 慣れればたいした事ないですが。少しややこしい。ちなみにペンブレイサーキットはウェールズ。言葉も実は異なります。領域を隔ててパスポートは要りませんが。

そしてカメラに向ってインタビューに答える佐藤選手と車検の様子などを軽く続けますね。お楽しみに。

【佐藤琢磨情報】
● SAF1☆ARTA FESTA in 鈴鹿サーキット
11月20日(月・平日)に行われたイベント。1万人もの方が足を運ばれたそうで。やはり佐藤選手は大人気だったようで。模擬レースではトップで終了と。写真はリンク先参照。参加された方、いらっしゃいますか?
こちら。(SAF1公式サイト)

そして鈴木亜久里代表の走行の様子も。
こちら。(F1 kindergarten)

● Honda Racing Thanks Day 2006
11月23日(木・祝)に行われたイベント。こちらも大盛況。こんな風に(ホビタスオート)楽しげな写真もございますが、佐藤琢磨選手はHONDA MP4/5もドライブ。あこがれのA・セナやA・プロストがドライブしたマシン。
ちょうど足を運ばれたモータースポーツ人気上位ランキングのkeiさんのレポートがございます。その辺りの様子。楽しいですよ。

この日とこの日と話を展開中。(Kei's Room)

フォトコンテストも12月上旬ごろから受付開始・実施されるようですね。

● Takuma Club Meeting in 大阪
この為だけにファンクラブに入会されている方も多いとの・・大阪会場での様子。関西では、こちらも足を運ばれたモータースポーツ人気上位ランキングのしげぞうさんのレポート(?)。関西のノリでお楽しみください。
こちら。(Keep your distance!)

【SAF1情報】
● ホンダのシャーシでテスト予定。
暫定ですが。今期のホンダ・レーシングF1のシャーシ『RA106』を使って28日から開始されるウィンターテストに参加予定。 以前お伝えしましたでしょうか・・?エンジンが同じで互換性があると思われるHONDAとSAF1ですが、シャーシを伝う電気系統(一部を除き)には互換性がないのでそれぞれのエンジンハーネスでないとエンジンが掛からない。少し手間の掛かる作業が必要。まぁ・・マニアックな話は置いときます。(笑)
こちら。(MSN)

【F1情報】
● ルイス・ハミルトン選手 マクラーレンへ
F1史上初とされるイギリス出身・黒人ドライバーの誕生。来期マクラーレンへ移籍するF・アロンソ選手と組むのは、2003年の英国フォーミュラールノーのチャンピオン、2005年のEURO・F3で15勝/20戦のダントツの勝率、そしてGP2を制した才能あふれるドライバー。12歳のカート乗りだった頃から代表のR・デニスに自分を売り込み続けての結果。活躍して欲しいですね。
こちら。(ロイター)
こちらも。(F1 kindergarten)
□ 更にこちらも。(F1 Live)

● 週刊エフ vol.136
無料ネット配信によるF1情報ファイル。おなじみ毎週火曜日発行。
BMWザウバーににスポット。ドライバー目線のモノコック上に立てられた摩訶不思議な1戦のみ使用の空力パーツ。F1マシンとしてはあまり・・でしたねぇ?(苦笑)巻末にはSAF1のA・デイビッドソン起用の記事も。
こちらからPDFファイルダウンロード

● レースの裏側のお仕事
今回の映像でもあったチームスタッフや、オフィシャルの方々などの、裏方さんの様子の写真。サーキットに行っても普段見えるのに、意外と見ようともしない人達の動きだったり?
こちら↓
http://www.fujitv.co.jp/sports/motaspo/staff/of_01.html
(もた・スポ) リンク禁止のためURLのみ表示。

【F1雑誌情報】
● 2006 YEAR BOOK
F1GPの総集編の一冊。1300円(税込み)発売中。マシンの特色やSAF1の『進化を続けた391日間』との記事も。
こちら。(キャッチボン)

・・・と。
先週は、イベント盛りだくさんでしたね? SAF1のホンダシャーシ使用については、全チームの同意が必要などとの背景もさることながら、アロウズのシャーシに比べて今期まで使っていた最新のものである事と、予算的なものが大きいとされてますね?

実際に最終戦で見せたSA06Bのパフォーマンスから見ても、凄い勢いで成長を遂げたチーム。来年が楽しみです。

【余談】
● 形あるモノ・・
06 パソコン壊れる壊れるんですよね?以前壊れた時(ちょっとピンボケ)の画面なんですけど、最近また調子悪く、突然同じような画面が出て「はい。終了。」ブログの作業含め、編集中のものが一気に目の前で消えるので「・・・」と私自身も固まります。ノートパソコンで、友人に教えてもらったのですが、裏蓋を外してメモリーのボードを取り外し、端子をアルコールでクリーニングすると復活するのです。子供の頃、カセット式のこのゲームを持っていた友人宅でも同じような対処方法で使っていた事を思い出しました。要は接触不良なんですね。ノートPCの場合、長時間の使用で熱がこもるとパフォーマンスが凄く落ちます。

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November 19, 2006

佐藤琢磨 ある日 part1

1999年5月2日。英国・ペンブレイサーキットでのFormula OPEL映像。なにげない佐藤琢磨選手、チームの行動映像集。その第一弾。
ちょっとBGM等騒がしいです。音量にご注意。


先週に続き、英国で活動を続けた佐藤さん。ドニントンでの初優勝の映像を内側から撮って頂いてた方から送って頂いたものです。撮影者ではないので説明は・・特に致しません。

なにげなく過ぎていく佐藤琢磨選手の映像をご堪能ください。

しばらく3分程の区切りで3から4回に渡りお届け予定。引き続き佐藤琢磨選手にまつわるエピソードも順を追って展開予定。お楽しみに〜。

【佐藤琢磨情報】
● 感動した本の主人公へ会いに
佐藤琢磨選手、沖縄・美ら海(ちゅらうみ)水族館で飼育されているイルカに会いに。 実際に人工尾びれをつけたイルカ『フジ』と泳ぐ為、ウェットスーツに身を包み、プールに入ったようで。その写真はこちら(公式サイト)ですが、高いコミュニケーション能力を持つというイルカ。どんなコミュニケーションが出来たのか?興味深いですね。
こちら。(Nifty F1)

□ イルカ『フジ』と触れ合う映像
佐藤さんが、そのイルカの『フジ』と触れ合う様子がこちら(沖縄TV)からダウンロードしてリアルプレーヤーでご覧頂けます。

● 佐藤琢磨コメント
「今年は全てが冒険だった。」とSAF1の今シーズンを語る佐藤さん。
こちら。(goo)

【SAF1情報】
● A・デイビッドソン選手がチームメイトに
ご存知英国F3時代カーリン・モータースポーツのチームメイト。今期まで佐藤琢磨選手とほぼ同時期にF1のステアリングを握り始め、HONDAのF1チーム所属。金曜日のテスト走行では常にトップタイムを残す速さ、マシン解析力も評価が高く、何よりイギリス出身でSAF1にはコミュニケーション面でも問題なし。佐藤琢磨Newsには、山本左近選手の動向が判りかねましたので出しませんでした。
こちら。(F1 Kindergarten)

● デモランはA・デイビッドソン選手を予定
そして・・23日に行われるHONDAのイベントに参加予定だったJ・バトン選手が、トレーニング中に負傷し、ドクターストップ。大きな問題ではなく、来期への長期的な見解で大事をとってA・デイビッドソン選手がデモランを担当する予定との事。

● SAF1☆ARTA FESTA詳細発表
11月20日に鈴鹿サーキットで行われるイベントのスケジュールが公開。
サイン会にスペシャルトークショーなど、もしかしたら佐藤選手に近づけるチャンスがあるかもしれませんね?
こちら。(SAF1)

【マカオGP情報】
● 日本人選手好調
佐藤琢磨選手もF1デビューを前に手土産したマカオGPの日本人初の優勝。F3世界選手権3大イベントの一つ。リンク先でハッキリと分かるのは、日本、ヨーロッパどちらで活躍したドライバーが上位に居るかご覧頂ければ。 特に中嶋一貴選手にとっては、数回目になるマカオ。F1レーシングドライバーとしては成績しだいで死活問題。
こちら。(F1 kindergarten)

こちら(マカオGP公式サイト)では、フォーミュラーカーでクルージングするオンボード映像をご覧になれますよ。

余談にもなるのですが・・ マカオスペシャルセッティングとしては、山側から海側へターンする際、唯一ステアリングを持ち替える鋭角のメルコヘアピンがあるので、ステアリングのセンターを左寄りにする事。普段使わないヨコハマタイヤに即対応できた選手・チームが、有利になり、山側の大きなダウンフォース効果か、海側でスピードを乗せてパッシングポイントの1コーナー狙いか?・・と以前あるレースを学ぶ学校へ講師(と言っては大げさですが)で招かれた際、生徒さんに質問を受けたのですが、私tatsu個人としては山側セッティング派です。
順位狙いかタイム狙いかで当然変わりますが。

【F1情報】
● コヴァライネンのルノーでの活躍
来期レースドライバーに昇格するフィンランド出身のコヴァライネン選手。小柄で軽量、一発の速さもフィードバック能力も高く、スタミナもF1テストで申し分なし。後は精神面かな?レースの駆け引きとか、プレッシャーとか。活躍して欲しい選手です。
こちら。(F1 racing)

● 週刊エフ vol.135
無料ネット配信によるF1情報ファイル。おなじみ毎週火曜日発行。
マクラーレンにスポット。今期勝てなかった老舗チームの分析をメインに。中嶋一貴選手の話題も。
こちらからPDFファイルダウンロード

・・・と非常に軽めの今週。
予定イベントはたくさんで、お越しになる方は道中お気を付けください。

【余談】
○ ワイン買いました。
06 ボジョレーヌーボー買ったボジョレーヌーボーのワイン。全くの余談ですが。先週お伝えさせていただき、16日の解禁日に。で。ボジョレーってワイン。実はお店に行って見ると何種類もあるんですね?『ボジョレー産ワイン』と捉えた方が正解かも。完全に無知な産地ブランドと思っておりましたが、ちょっと似ているようで異なるようです。大体2600円でした。小さなチーズを一つ一緒に手に入れて、家でたしなむ贅沢な時間・・にするはずが、元々飲めないのでゲホゲホ言いながら頂きました。当然テイスティングについては語れません。
ど〜もスミマセン・・ってどなたに謝ってるのだか・・??

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November 04, 2006

佐藤琢磨 テスト走行日

1999年3月23日。この日の佐藤琢磨選手の渡英初優勝の2日後シルバーストーンでテストを行いました。その1分少々の映像。映像をご説明いたします。音量に注意。

ー動画ファイル不在ー

□ ・・・とは言うものの、恐縮ですがほとんど説明する必要のない映像かも? F3,やさまざまなレーシングカーの走行会があるので参加しようと計画していたものです。ただ、この日は赤旗続出。コース上より、こうしてコックピット内で赤旗解除を待つ時間の方が佐藤さんにとっては長く感じられたはず。

□ ピットレーンで身を乗り出して撮影をしていると、後ろからヒューイさんにいたずらされ、落ちかけてました。(笑)そこへ佐藤さんのマシンが帰ってくるのですが、コースインして帰って来ただけです。結局この日はほとんど走れず・・・

佐藤さん:「インラップでコースアウトするなんて、信じられないですよね?(苦笑) もぅ・・カーボンの破片とか落ちてましたし。何やってんだか?って抜けて帰ってきましたよ〜。」

・・と仰ってたのを覚えてます。 ちなみにマシン右脇でジャンプバッテリーを接続するのがこのマシン。扱いはエンジン始動時のみ接続。オルターネーター(発電機)は付いていない為。DC15.3Vで少々容量も大きく、且つ軽量のレース用ドライバッテリー。ただ・・・高価な割りにドロップ(電圧降下)が大きかったのを記憶していますが、ジェラルミンシャーシの性だったかもしれません。

っと。休日の方も多くいらっしゃるかと思い、ほんの少しの映像でしたがお出ししました。映像はまだあります。そして4月には私tatsuは帰国でしたので、いよいよこうして英国で佐藤さんと共に過ごす時間は残り少なくなっていった訳ですが、まだまだお話は続きます。

GPは終了したので話題は少ないのですが、多くの方が今だ いらして下さってますので、「いつ更新されてるのか・・・?」より、こんな風に1週間に一回でも、なにか佐藤さんの話題と合わせて展開できれば。と思います。
そんなわけで・・・

【佐藤琢磨 一般参加イベント情報】
今月のイベント並べてみました。(再告知含む。)

● SAF1☆ARTA FESTA
【開催日】 11月20日(月) 10:00〜15:00
【場所】 鈴鹿サーキット 東コース
【参加費】 鈴鹿サーキットの入場料のみ(一般)

□ 2007年のF1日本GPチケット応募
イベントに参加される事を前提の、事前応募資格獲得は11月8日まで。
こちら

● Honda Racing THANKS DAY
【開催日】 11月23日(木)祝日 8:30〜17:00予定 ※雨天決行
【場所】 ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1)
【参加費】 前売り1500円(高校生以上)

『チケット情報』

こちら
↑佐藤琢磨選手の、イベント参加を呼びかける映像もご覧になれますよ。

● 佐藤琢磨スペシャルイベント(公式サイト)
【開催日】 11月19日(大阪) 11月25日(東京)
【参加費】 6000円

ご存知「Takuma Club Meeting 2006」一般追加分。11月3日(金)から発売・・で、お申し込みはこちら(チケットぴあ)でしたが、即刻完売。結局、足らないようで。
きっとこう言うイベントが、より身近に佐藤さんを感じられるからでしょうね・・・
こちら(公式サイト)

【SAF1情報】
● 山本左近選手、鈴鹿でデモ走行
後日行われるSAF1☆ARTA FESTAに先駆け、フォーミュラーNIPPONが開催される鈴鹿で。
こちら。(鈴鹿サーキット)

【F1情報】
● マイク・ガスコイン氏Q&A
今期ガーデニングに徹していたとされる、ちょっと頑固だけど熱い風洞スペシャリストが11月からスパイカーに所属。来年はSAF1にとっても良い刺激になりそうです。
こちら。(F1 racing)

● 週刊エフ vol.133
無料ネット配信によるF1情報ファイル。おなじみ毎週火曜日発行。
2006年度のチャンピオンチーム・ルノー一色です。
こちらからPDFファイルダウンロード

● F1ジャーナリストのシーズン
年間フライト約300時間をされた、F1ジャーナリストのブラジルの交通事情を含めたフォトダイアリー。
こちら。(松下電器 パナソニックサイト)

● F1公式プログラム再販
売り切れだった今年の日本GPの公式プログラムも含め、過去のモノも。
こちら。(GRANDPRIX21)

● 2007年度F1開催概要発表
来年度の日本GP開催地である富士スピードウェイは、11月9日に概要発表予定。
こちら。(富士スピードウェイ)

● マクラーレン New technology center
F1の大御所マクラーレンのF1が整備される美しいワークショップの映像。約8分ほど。
こちら。(You Tube)

【F1雑誌情報】
● Racing on 12月号
11月1日(水)より発売中。定価980円。2007年度の日本GPサーキットを設計したドイツの『ヘルマン・ティルケ』氏のインタビュー。本屋さんでずいぶん長く読み入ってしまいました・・。
こちら。(i-dea)

【コレクション情報】
● 絶版車、80年代の名車コレクションミニカー
食玩です。コンビニで発売中のお父様年代には懐かしい名車ばかりのミニカーコレクション。この日お伝えしましたフェラーリとはまた異なる魅力があります。

□ 絶版名車Vol.1〜7 こちら
□ Car of the 80's こちら。(KONAMI)

【余談】
工具工具。割と男性の方は工具、好きなんじゃないでしょうか?(使う使わないは別として?) ちょうどF1GPが終了と同時期に、当方tatsuは新たな職場に就くに伴い、持運び用の工具箱を整理しました。(ほんの一部です。)電気と機械モノを分ける事にしたのですが、この中には15年以上使っている物も。 F1や、メカニックさん御用達のこれ(Snap-on)やこんな(Mac)のが有名ですが、理由は確実に短時間でミス無く使いこなせる事はもちろん、(ホームセンター等で販売されている)一方の一般工具は、良いところ(時と場合)は良いとして、仕事では『使わない方が良い』のではなく『使っちゃいけない工具』なんです。 多くはスパナ一つにしても少し余裕(遊び)がある為、思わぬ時にナットをなめてしまっては、限られた時間で作業をこなさないといけないメカニックやエンジニアにとって致命傷になるからです。

そんな工具素材にしても、力を加えると安い『曲がる』工具に対し、先に挙げたモノは折れたりするものの、ちゃんと修理してもらえたり、特注品も多く作ってもらえる上に永久保障だったり。結局『良い仕事は良い道具から』となります。ラチェット一つにしてもこれ(SIGNET)を良く使うのは、23ノッチ(23分割/360度/1回転)等の構造に対し、狭い場所でもわずかな角度で軽く作用するフルベアリング仕様だったりするので。

それでもTOYOTAでは13mmのスパナは使わないのに、HONDAには使う。おまけにダラーラ等「外国車」はインチだし。工具箱がどんどん巨大化する一方なので、マメに整理とメンテナンスが必要なんですね。消耗するプラスドライバー一つでも、本締め・仮締めと分ける事もあります。工具は揃えるにも語るにもキリがありません・・・。
『綺麗な仕事』を心がけたいものです。

まとめてお出ししたので長くなりましたが、
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。

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October 23, 2006

佐藤琢磨 英国初優勝映像 4

1999年3月21日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝した軌跡です。
その最終回、表彰式後。映像をご説明いたします。音量に注意。


この映像の後、トランスポーターのラウンジにて。やれやれと落ち着きを取ろうとする佐藤さん。リラックスしてあまりにもお腹が減った佐藤さんはりんごを口にするところから映像はスタート。奥にはインフィールドから今回の撮影をして下さった某レーシングドライバーのお兄さん。

□ この大きなトランスポーターも、あと少しで見納め。
そこで撮った映像です。テントを含め、片付けは皆でサっと済ましてしまいます。佐藤さんが持ち上がったマシンの下から指差しているのは、縁石に底を打っていた様子を説明していた気がします。勝利の余韻に浸りながらスタッフの皆さんの片手にはお酒を握ったまま。ヒューイさんなんてマシンをつぎ込む時まで飲んでますし。(笑)

それもそのはず。実は約10年前に、当時活躍していたF1ドライバーM・ハッキネン選手を同じカテゴリーで優勝させて以来の事。ヒューイさん率いるダイアモンドレーシングにとっても、佐藤琢磨選手は今になっては、そのM・ハッキネン選手に次ぐF1ドライバーを輩出したことになります。

1998年7月に、偶然日本からやってきたから佐藤琢磨選手と出会い、1999年の4月のこのドニントンのレースは私tatsuにとって最後のレースになりました。映像の最後に出たリザルトはこの日お出ししたものです。3月21日はアイルトン・セナの誕生日。マクラーレンでそのセナのエンジニアだったのがヒューイさん。そして佐藤さんの初優勝。・・・偶然でしょうか?

佐藤さんのレース後「そりゃ〜ヒューイさんだって嬉しいでしょう。(笑)けど、皆が居るときに勝てて良かった〜!」と言っていたのが、今でも鮮明に覚えております。

その佐藤琢磨選手は今年、SAF1でチームの中心的存在にまで認められ、成長し、おそらくこんな勝利に匹敵するぐらいのシーズンを終えられた事を願います。本当に素晴らしい人生を歩んでおられる事に喜びを感じます。

Formula OPEL 佐藤さんとたった1日に起こった出来事を含め、佐藤さんと過ごした日々を振り返りました。映像はここで一旦区切りをつけました。が、どんな風に感じられたでしょうか? そんな思いを込めながら続けましたこの『tatsuのちょっとブレイク。』は、GPを終えると同時にお休みに入る前に、もう少し。

そして最後は皆様にお礼を申し上げさせて頂きたいと思います。

っと!! 完全には終りませんよ。(笑)
ディリーでお届けするのが一区切り。です。

::::: お知らせ :::::

ブラジルGPの情報等は、時差の関係上、半日から丸1日遅れでお伝えする事になります。ご了承ください・・・。 

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October 21, 2006

佐藤琢磨 英国初優勝映像 3

1999年3月21日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝した軌跡です。
その第6回、表彰式の様子。映像をご説明いたします。音量に注意。


昨日の続き。ウィニングランを終えて勝利インタビューを受ける事になった佐藤さんの下へ走ります。スタート前、タイヤとウィングをタオルで拭ってくれたエミーさんのお兄さんと勝利を共感し、佐藤さんのインタビューが始まります。

□ ご覧ください。表彰台もありません。(笑)
しかも風が強く、なんだか狭いピットレーンでの暫定表彰式。もちろん文句なしの優勝でしたが。月桂冠と言うより首輪のような少し粗末なものです。(笑)ですが一世にカメラのシャッターが佐藤さんへ向けてたくさん切られる事になりました。 その中に偶然にもA・セナの写真を撮り続けた、あのサットン氏(Satton images)の姿があり、連絡をくれるようインフォカードを手渡されます。 「そら来た!世界中に写真をばら撒いてもらえ〜」とエミーさん。インタビューの内容が聞き取れないのがちょっと残念。

□ 優勝マシンに佐藤さんを乗せ、F3のパドックの前をわざとらしく車検場へ向う事にしました。(笑)もちろん、この日本人ドライバーは注目を浴びました。ようやく本当に勝てたという喜びをも改めて感じることに。車検場でさりげなくマシンに輪をかける佐藤さん。

□ そしてVIPも集まるトロフィー授与式。チームのメンバーが見守る中「今回の優勝が、英国でのレースにおける初めての優勝です。この先どんな活躍を見せるか?」との主催者からの紹介に拍手が。そして上位3名のドライバーもトロフィーを。こう言う光景は何度見ても良いものです。

□ 「貸して見せて!」とエミーさん。大事なトロフィーを・・落とす振りをする(笑)コレにはたまらず佐藤さんもあせったようです。日本でもレースでもらった事ない、初めての自動車レースでのトロフィーですからね? そして他のチームもこうやって称えてくれるんです。ごく自然に。

雰囲気がとても良かったのが表彰式。そしてパドックに戻った佐藤さんの表情(映像)もご覧頂く前に、動画が続いた明日は写真をお出しします。

06 ブラジル 佐藤琢磨 金曜金曜日。背景の貧富の差が窺える家屋と、手前に走るハイテクのF1。対照的ですね。今回は最終戦とあって「さよなら」とか「ありがとう」とか、メッセージがあり、いかにもシーズンが終る雰囲気。あれだけ待ちに待った鈴鹿から2週間も経って、最終戦。とにかく良かったと思える最後のレースをSAF1の全員には楽しんで頂きたいです。よく全戦回れたものだと感心です。
(写真:F1 racing)

一部報じられておりますが、佐藤琢磨選手の来期のSAF1残留は決定。
新車SA07の開発はちょっとナイショですが、もうSA06と投入時から、実質同時進行ぐらいで進んでおり、開幕戦はアップディト仕様(試用?)のSA06の可能性が微妙。と言うのも。毎戦SA06は戦いながら新車SA07の投入パーツの良否判断も実戦で行っている為。『使えるor使えない』から、一歩進んだ実戦開発を効率よく行っている状況だそうです。
他のチームにも常識的に同じことはF1の世界では言えますが。

SA05が『参加してみましょう。』ならSA06は『レースしてみましょう。』SA07は『攻めて行きましょう。』って想いかも?

【F1情報】
● A・ディビッドソン選手、来期への発表は・・?
A・ディビッドソン選手。「金曜日の仕事」を相変わらずの好調で終えましたが・・まだ来期については触れられてませんねぇ・・・。SAF1の3つ目のシート。ご用意いたしておりますが・・・。
こちら。(F1 racing)

● 2007年は『AT&TウィリアムズF1チーム』
新たなスポンサーです。AT&T公式サイトはこちら。世界中にネットワークを持つ現代の花形職業であるIT関連の中心的存在。通信機器、セキュリティー分野では最高レベル。F1は格好の宣伝・テスト舞台となるでしょうね。
こちら。(F1 live)

ちなみにBMW Sauber F1 Teamをサポートしていた某通信会社の『日本GP速報!』は、決勝の5日後の週末、金曜日の昼過ぎにメールが届きました。
・・・速報!って・・・??

● F・アロンソ選手か?M・シューマッハ選手か?
選手権の行方である皆さんの予想。現時点で半々と言う感じです。
やはり勝負は最後までわからないって思っていらっしゃると。
こちら。(F1 racing)

● けんさわさんのサーキット便り・ブラジルGP
母国ブラジルのアイルトン・セナの甥のブルーノセナ選手も来ていたり・・。
こちら。(サーキット便り2006)

● 川井ちゃんのミテミテ
現地写真といえば。日本の曙ブレーキがマクラーレンに装着されている?や、SAF1の燃料タンクの写真など、マニアックなデジカメ写真。
こちら>> http://wwwz.fujitv.co.jp/f1gp/dejikame/dejikame.html
リンク禁止なのでURLのみ表示。(フジテレビ)

【余談】ブレーキの話 ついで
ちなみに曙ブレーキの公式サイト内のブレーキの説明。図解入りでわかりやすいです。こちらで。 一般車で主にフロントに使われるこのディスクブレーキシステムは、元々はサーキットでのレーシングカーの技術。

更に少し前にも触れましたがこちら(Brembo)の日本GPにシケインの進入は、220キロの減速に4.6G、95kgの力を要したとあります。踏むと言うより、蹴ってる感じですね? いつしか佐藤さんがF1で減速すると腕にすぅ〜っと血が前に寄って流れるのがわかるって仰ってたのを想像してしまいます。

さぁ〜!最後のGPが始まりましたよ!
注目は選手権の行方ですが、SAF1の打ち上げなんかがあったら現地で一緒に盛り上がりたい気分です。佐藤さんを含め、素晴らしい飛躍を見せましたよこのチームは。

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October 20, 2006

佐藤琢磨 英国初優勝映像 2

1999年3月21日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝するまでの軌跡です。
その第5回、決勝レース 後編。映像をご説明いたします。音量に注意。


昨日の続き。白熱したレース展開は、もう何周続いたでしょうか? 全てのコーナーでバトルしていたんじゃないかと思うほど、目が離せないレース。相変わらずピットレーンのスタッフはただただ『Go taku! Go! Go! Come On! Go!』しか言葉が出ない・・。

□ 『What a f○ck in beautiful laps!?(なんてタイムなんだ!?)』とサインボードに後続とのギャップをセットするエミーさん。 毎周ペースが落ちるどころか、後続とのギャップを1.4秒、2.2秒とドンドン離していきます。

□ そしてラスト3周。最終コーナーから揺さぶりを掛ける佐藤琢磨選手。
in,out,そしてin! 完全に佐藤さんの作戦勝ちです。時既に遅しのT・シェクター選手はブレーキングのタイミングを逃し、すかさずノーズを掘り込む佐藤さんはマシンをねじ伏せ前へ。

□ 残り2ラップで、『T・シェクターのマシンが止まった!』とアナウンスが。マシンがたまらずエンジントラブル、もしくはメカニカルトラブルで戦慄を離れた事を耳にしました。そこへ佐藤さんのマシンが現われます。

□ ファイナルラップを迎える直前。全くもって独走態勢。ボードのギャップ、ご覧頂けましたか?完全に逃げ切る状態に。もう、誰も佐藤さんに追いつけません。ベストラップをたたき出し、後はチェッカーを目指します。

□ そしてチェッカー!スタッフが待つウォールまでマシンを寄せ、ヘルメット越しに満面の笑みと右手の拳を力強く握り締めながらゴール!初の佐藤さんのトップでのレース終了シーン。最高にかっこよかったです。しばらくして、もぅスタッフもバンバン背中叩くし!(笑)

そしてこのシーンがまさに、現地AUTOSPORTに掲載されたこの日の写真になります。ちゃんとガッツポーズしてるでしょ?

□ しばらくして『勝ったんだ!』って実感が湧いてきて、『tatsu! Come on there!(tatsu! 表彰台へ行くぞ!)』とはやし立てられ、表彰台へ駆け足で向いました。

・・・っと感動の優勝。全世界初の全世界公開で現F1ドライバー佐藤琢磨選手の英国初優勝の瞬間映像をお届けいたしております。(大げさですが。) 

この後の仮表彰式、F3のピットレーンを注目を浴びながら車検場へ佐藤さんと向うシーン、トロフィー授与の表彰式の模様、レース後の佐藤さんの表情等をご覧頂きます。

【お知らせ】
RED ランプ(写真:F1 live)映像が続いております。そしてまもなく2006年、F1GP世界選手権の最終戦が始まり、SAF1と共に新たな気持ちで挑んだ佐藤琢磨選手のレースも終え、同時にディリーでお届け致しておりますこの『tatsuのちょっとブレイク。』もお休みを頂きたいと思います。

でも!F1シーズンが終るまで『毎日更新』。
全うしますよ! もうしばしお付き合いください!

【F1情報】
● 2007年、タイヤは10セットなど
大幅にレギュレーションが変更。金曜のフリー走行は90分に延長で、4セットのブリヂストンタイヤ供給。エンジントラブルが起きた場合もペナルティは課せられないなど。ただしギヤボックスに関してギヤ比の変更は1回で『壊れ』て交換の際、5番グリッド降格など新たな設定も。2台のマシンを3人のドライバーでシェアする事や、リンク先に記載されていない事も多数。
こちら。(F1 live)

○ 正式発表はこちら。-英語-(FIA Press)

● セナの散ったイモラは来期除外
サンマリノGP。来年は開催地に選ばれなかったようです。ドイツもホッケンハイムとニュルブルックリンクが交互開催。日本と中国の開催日が入れ替わっているとも。
こちら。(F1 live)

○ 2007年度F1開催予定こちら。(Nifty)

● マクラーレンのカラーリングはボー○フォンへ
セナと言えばマールボ○カラーのマクラーレンですが、今期フェラーリスポンサーだった某携帯電話会社がマクラーレンに付くと。・・・どうもこの携帯電話会社のロゴ。コレ(白鶴酒造(株))を想像するのは日本人だけでしょうか? 下地も赤だし。
こちら。(F1 live)

ちなみに。そのボーダ○ォンのロゴは国際ローミングなどに使われる『シムカード(Subscriber Identity Module Card)』説明(All about)をモチーフにしたもの。
日本ではコレ(Soft bank)ですね。マメ知識でした。

【垂井ひろし情報】
●『のれん』特別制作
鈴鹿のイラスト展でご好評だった『のれん』。
送料別の44,000円でオーダーメイド開始と。

「販売はされないんですか?」との問い合わせにお応えする物で、プリントなどの大量生産ではない為 高価ですが、微妙にタッチが異なるであろう世界に2枚とないオリジナル。
こちら。(たるい工房)


○ "inexpensive"
英語でも物価値や値段を表現する時、一般的に高いは"expensive",安いは"cheap"とありますが、"inexpensive"は『値段の割りに価値がある』などの表現に使える便利な単語。高価、安物と言った考えより少し幅が広がり、使えます。

【余談】
● マツダの物語
最近作り直されたマツダのHP。ロータリーエンジンで1991年マツダ787Bのルマン制覇話、車の誕生秘話や、RX7のドアの開閉音などちょっとマニアックな内容も。「あ〜昔、こんなの走ってたなぁ〜」って思う車種一覧の壁紙がダウンロードも可能。なかなか楽しいです。
こちら。(MAZDA)

さぁ!いよいよ最終戦。
今日も最後までご覧頂き、ありがとうございます。

tatsu_86 at 03:52|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

October 19, 2006

佐藤琢磨 英国初優勝映像 1

1999年3月21日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝するまでの軌跡です。
その第4回、決勝レース 前編。映像をご説明いたします。音量に注意。


□ さぁ!決勝第一弾です。コース内側からの『声』の通りフォーメンションラップ。そしてスタート!です。トップの2台が綺麗なスタート。内側で冷静に撮影されてるのに、パドックでは私tatsu含め大変騒がしいです。(笑)
どぉもスミマセン・・

□ 言い忘れましたが決勝は10Lapです。
そしてスタート直後からデッドヒートのレース展開で、裏からシケイン、グランドスタンド裏ヘアピン、最終コーナー、1コーナーとパッシングポイントがあるのですが、全て互いの攻防をしながらの周回でしたので、アナウンサーがかなりエキサイトしています。

□ トップ2台はダントツでした。これだけバトルをしているにも関わらず、後続はついて行くのがやっとで、様子を窺っている訳ではありません。バトルをすれば通常タイムは落ちるのですが、それどころか、佐藤さんとT・シェクター選手のこの2台だけ、異常なペースで周回を重ねます。

・・とweb展開の都合上、決勝途中で恐縮です。

明日はこの続きを。

多少観辛い映像、ご了承ください。
それ以上のものが伝われば幸いです。

【SAF1情報】
● F・モンタニー選手TOYOTA F1チームへ
正式に契約されました。A・ディビッドソン選手がこれでSAF1に来る事になる・・の・で・しょうか?
両者共にテストドライバー暦は長いですから“レース”はしたいと願っているはずですが。
こちら。(F1 live)

【F1情報】
● 故郷は大変な盛り上がり
2冠の可能性が高いF・アロンソ選手の故郷スペインでは、大型モニター(F1 live)や、サッカーの試合前(F1 live)にも映像が移し出される盛り上がりで、引退とチャンピオンシップの掛かったM・シューマッハ選手の故郷ドイツでは、22日に盛大なパーティー“M・シューマッハの日”(F1 live)や、銅像を立てたいなどの計画もあったほど。市長さんもコメント(F1 racing)出したりエライ騒ぎです。
F1って影響力高いんですね? 日本でいつか同じ状況になったら、こんな風に盛り上がると素敵ですね?

● コスワースのラストレース
コスワースDFVエンジン(Double Four Valve)エンジンの撤退。昔は凄かったDFVイコールNA(自然吸気)エンジンの代名詞の老舗がブラジル戦で最終決戦。SAF1の鈴木亜久里代表が、Formula NIPPONの前身のF3000時代にヤマハと共同開発のコスワースのエンジンでチャンピオンを獲ってました。(1980年代後半だったかな?)資金難が痛手のようです。
こちら。(F1 racing)

● 川井ちゃんのブラジルGPプレビュー
もう現地入りされてます。標高823mのブラジルGPについて音声で。
こちら>> http://wwwz.fujitv.co.jp/f1gp/gp/pre18/gp_pre_w.html
リンク禁止なのでURLのみ表示。(フジテレビ)

【余談】
○ 皆さんで『カート』など?
なんだか気候が良い今日この頃。1年間、このブログをご覧頂いている皆さんなどで、こんな天気のいい日に集まってこんなカートとかレンタルして、休日のひと時を楽しめたら・・などと思いました。

免許も不要、グローブなどの備品も用意して頂けますし、人数が集まればレースだって出来てしまいます。トロフィーまで用意してくださるとか。ただし、料金はそこそこ人数が集まらないと割高ですし、とりあえず集まれる人数でフリー走行の数周を体験してみる事からでも楽しそうです。最低2000円からですし。

それでも2000円。198円より178円の豆腐、更に賞味期限が明日の30円引きのモノがあれば間違いなくそれを買う私tatsuですから、いかにお金を掛けず楽しめるか? それに皆さんの休日の貴重な時間。交通費だって掛かります。ですが、確かに「わざわざ」でもございますが、目的がその「わざわざ」なので面白いかも?(笑)佐藤さんの苦労までも知って頂けるかな?

あ〜将来的にオフシーズンに佐藤さんを招いて佐藤琢磨杯なんて楽しいかなぁ〜?なんて秋の陽気の中考えてたのですが、楽しくありません?
今回の動画をご覧になって、どうですか?サーキットデビューしてみます?
(参照:モーターパーク・クイック)

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October 15, 2006

佐藤琢磨 予選後 映像

1999年3月21日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝するまでの軌跡です。
その第3回、予選後。映像をご説明いたします。音量に注意。


□ 予選終了後。場所は車検場。0.093秒差の悔しさ残る2位予選通過ですが、ヒューイさん『ポールポジション、逃したな〜(笑)』と言わんばかりの往復ビンタのジェスチャー。本当にもう少しでポールでしたからね。
そばにはリヤのスタビライザーをキャンセルした状態で走行した佐藤さんのマシン。

□ トランスポーター内。マイクさんの「ステッカーたくさん貼ってたせいだ。」に対し佐藤さん:「そうかな?」、マイクさん:「TAKATAが大きすぎるよ。(特に)」、佐藤さん:「そっか。わかった。(笑)」って感じの会話です。画面左奥に少し入ってしまってる日本人の方は・・某レーシングドライバーのお兄さんです。今回のこの初優勝時の撮影にも協力して頂いてました。

□ そんな訳で。恐縮ながら、たまには私tatsuもちゃんと仕事をしていたところを少し。ボディーワークを中心に、ちょうどリヤウィングを綺麗にしているところです。 この日に出した写真をご覧ください。メインは電気系統担当なんですが、外側のボディーだって毎回ピカピカに仕上げました。『佐藤さんの乗るマシンは、ウィングにも傷一つ無く、ピカピカでなくてはならない。』と勝手に決め付けて。
まぁ、なぜかスタッフの誰も磨こうとはしなかったってのも事実ですが。

□ インタビューに応える佐藤さん。当然、この時はカメラを向けられて英語で答えるなんて初めての事。ちょっと緊張した姿が初々しいですね。
エミーさんの「ちゃんと受け答え出来たか?」の問いにも、ちょっと画面で陰になりましたが、笑顔で答えるのが精一杯だった様子で。
ただ、佐藤さんの表情も、チームの雰囲気も明るいですよね〜。

□ 映像は午後からの決勝グリッドに。P.PのT・シェクターに続き、“SATO”の文字が。この日、パドックにはF3のチームが陣取っており、映像には写っていませんが後にHONDA F1でチームメイトとなるJ・バトン選手が居ました。
直下カテゴリーになるこのFormula EUROは、F3陣営にとっても興味深いカテゴリー。

そして後に佐藤さんとT・シェクター選手の激しくも素晴らしいバトルが、ドニントンパークの観客全てを魅了します。その模様は2回に分けて、出来るだけカットせずにお届けしたいと思っております。お楽しみに〜。

っと。この1999年3月21日の模様は映像中心です。
この後『決勝』と初表彰台、その一気に注目を浴びる事になった様子、祝福を受けるうれしそうな佐藤さん、パドックでのトロフィーの授与式の様子などを続けます。

編集しながら胸が熱くなる想いです。
何度観ても、本当に良かったと思える瞬間でした。

【佐藤琢磨、SAF1、F1、雑誌情報等】

○ 今日は特にお伝えする情報はありません。

そんな日は。
ゆっくりご覧頂ける興味深いものとして・・・

● F1質問箱
フ○テレビF1中継でおなじみの川井ちゃんこと川井一仁さんが、丁寧にF1の素朴な疑問にお答えしております。「F1は年間に何台作られるのか?」と言った、面白い質問が多いのも特徴。
こちら>> http://wwwz.fujitv.co.jp/f1gp/index.html
リンク禁止なのでURLのみ表示。

映像が続いております。 
この週末にゆっくりご覧頂ければと思います。

明日はレースの無い日曜日明けなのでお休み頂きます。

今日もご覧頂き、ありがとうございました。

tatsu_86 at 06:02|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

October 14, 2006

佐藤琢磨 F-EURO予選映像

1999年3月21日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝するまでの軌跡です。
その第2回、予選。映像をご説明いたします。音量に注意。


□ 予選当日。日付は変わって3月21日。一昨日から雨が降り続け、路面は完全にウェットになりました。Diamond racingのラウンジから映像はスタート。今とは異なるヘルメットのカラーリング、TS-techのトレーナー。明るく佐藤さん登場。
なんだか佐藤さんが入ってくると雰囲気が明るくなります。

□ マシンは暖機状態。約30分前にはこうして各部を暖めておきます。一般車でも暖機はしますが、レーシングカーの場合は高温時に「適温」として設計されている部分が多いため、オーバークール(冷えずぎ)はよくありません。ただしF1のようにタイヤウォーマーは使えません。
予選開始は朝の9時から。

□ ぐるっとパドックの様子を。雨はなんとか上がり、いよいよ開幕戦の予選が始まる時が。この日も日本人は私tatsu一人。当時、誰もまだサインを求めたりもしに来ません。この予選が終わるまでは。

あ。数名、Formula Vauxhall.jrの佐藤さんの走りに魅了されたイギリス人の方がいらっしゃいました。その中に英国AUTOSPOT誌の記者のマーカス・シモンズさんも。 その様子はこの日ご紹介させて頂きました松本さんの本に記してありますので、お持ちの方はご覧ください。本の割と後半の3人のジャーナリストが語る佐藤琢磨選手についての中に。

□ 予選開始。まずは2周ウォームアップをしました。台数が少ないとは言え、クリアーラップが取れなければ、このコンディションでは大きくタイムを落とします。 そして前を大きく空けて帰ってきた佐藤さん。うまい。ここからタイムアタック!ヒューイさんも様子を聞きに来ます。

□ 緊急ピットイン。無線が無いので全てはドライバーの判断。いきなりこうして帰ってきます。タイムが上がらず、ハンドリングは悪くないのですが、オーバーステアだったようです。先日のA・G・スコット氏にアドバイスを頂いた場所で踏んでいけないそうで。ヒューイさんがすかさずリヤウィングを上げます。ご覧頂けました? 適当です。(笑)いや。一瞬で適正値に変更。 他のクルーも「そんな動けたの?」って思えるぐらいよく動いてます。個人的に驚きました。

私tatsuですか?始まってしまえば電気系統に問題が無い限り何もする事はありませんので、こうしてビデオを回していました。ちなみに幸いにして練習走行日以外にエレクトロニカル・プロブレムはありませんでした。

□ 『ギャンっ!』とギヤを噛む音を残しながらピットアウト。アタックに入ります。この後は5分程しかなかったのですが、結果は以下の通り・・・

P.P. T Scheckter 1:46.779
2nd. 佐藤琢磨選手 1:46.872
3rd. Charies Hall 1:47.315
4th. M Keohane 1:48.071
5th. Paul Edwards 1:48.292

0.093秒差! 惜しくもポールポジションは、トーマスシェクター選手に。4番手5番手の選手もマークしていた選手ですが、遅い車に掛かったか佐藤さんには及びませんでした。

佐藤さんと話したのですが。予選を終わって。
先ほどのセッティングはアンダー傾向になるのですが、こう言ったコンディションの場合、メカニカルグリップには限界が出来、ステアリングを切ってタイヤが縦に転がらないと結果的に(車の向きが変わるのを)待つ時間が長くなり、タイムをロスします。よって、フロントが横滑りを起こしやすい上りの右コーナーで『前のめり』のセッティングだと、コースアウトかスピンしやすい傾向になるので、大きな円を描き、アクセルを踏み続ける走りに変えたかったそうです。

車高を変えている時間はないので、ウィングで瞬時にアンダー傾向を誘発させ、ステアリングとアクセル・・つまり腕でカバーしたわけです。一瞬で車のクセに合わせた走りに変えた結果です。そして、すぐにヒューイさんが対応しているのは、ちゃんと走る前にコミュニケーションをとり、事前にしっかり対応策を考えていたからだそうです。エライですね。

コースに出ると、佐藤さんの頭の中のコンピューターはいろんな事を考え、その対応策を引き出し、最適な制御を行う事が出来るんですね。
予選に関しての映像は一瞬で終わってしまったようなセッションでしたので、コレだけしか残っていませんでしたが、この後、トランスポーターに戻った佐藤さんの表情をご覧頂きたいと思います。そして素晴らしいバトルを見せた決勝へ・・・。

【鈴鹿サーキット情報】
● F1 日本GP公式プログラム10月23日より再販!
売切れてしまったF1日本GPの公式プログラム。
10/23(月)AM10:00より販売を開始。サーキット内でも翌24日の午後から発売予定です。
昨日お伝えさせて頂きました内容ですが、もう決まったんですね。
余程、ご要望が多かったのでしょう。
こちら。(鈴鹿サーキット)

【F1雑誌情報】
この日お伝えしました雑誌。さっと読んでみました。内容は・・こちら(F1速報)の『琢磨の日々スペシャル』は日本GPでは・・なかったです。あるGPの密着取材。 それからこちら(AUTOSPORT)のSAF1のモーターホームがホテルなら、今回の映像の佐藤さんのダイアモンドレーシングのモーターホームが民宿に見えてしまうぐらい。
週末にでもゆっくりと日本GPを思い出しながらお楽しみください。

お伝えするほど情報は多くない今日。

そんな日は・・・

【余談】
● カーボン成型
F1に関する知識を。
先日のTAKATAつながりで、F1のシャーシ、話題のSA06のフロントサスペンションにも多用されている素材・カーボンについて。 その形が出来るまでを写真とあわせたわかりやすい解説。基本的にはリンク先にあるようにレーシングカーも、細かなパーツを含め、ウィング、シャーシに至るまでさまざまな形が作れます。

制作場の童夢は、独自でオートクレイプ(釜)と大きな風洞施設を持つ、日本では代表的なレーシングチームと言っても良いと思います。
ちなみにこう言うカーボンパーツなんかの職人さんを「コンポジットの○○さん。」なんて呼んでました。
こちら。(nifty)

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October 11, 2006

佐藤琢磨 英国初優勝へ

1999年3月20日。英国・ドニントンパークでのFormula OPELヨーロッパカップシリーズの映像。これは佐藤琢磨選手が渡英後、初めて優勝するまでの軌跡です。
数回に渡り展開。映像をご説明いたします。風の音量に注意。


□ フリー走行日。ピットで出走の時間を待つ佐藤琢磨選手。ここドニントンパークはかつてF1も開かれた由緒正しきサーキット。そして映像はグルっと一周その風景を。

□ 最終コーナーを各マシンが過ぎ去る。実はこの映像は佐藤さんのリクエスト撮影ポイント。ここでのターンインの様子や、車の動きを外から確認したかったと。カットしてますが20分間撮り続けました。

□ ちょうど緩やかなカーブを描きながら裏を駆け上がる映像。A・G・スコットさんがこの日初めて佐藤さんのここでの走りを見つめていまして、元ドライバーであったスコットさんはこのコーナリングをアドバイス。どこかの記事にその辺りの事が書いてあったのですが。・・・ですので、アンドリュー氏が出会ったのがこの日と言うことになります。それからマネージャーとして佐藤さんに付く訳ですが、当時まだSRS-Fの講師も勤めていた上、日本人のマネージャーも経験したいとの事で。斯く斯くしかじかで佐藤さんとF1までを共に歩む事になったんですね。

□ そして大きく右に回って帰ってきてシケイン通過。ここでのスピードは間違いなく佐藤さんが1番速かったです。とにかく失速させない。アンドリューさんのアドバイスを頂いてから、後続を離してここまで来るようになったので、素直なんですね。佐藤さんは。

意外にもここドニントンの走行は、同じマシンながら佐藤さんにとって半年振りの2回目でした。Formula Vauxhall.Jrと違い、ウィングカーですから、今回の映像のように風の強い日は即タイムに影響し、F1ほど「張り付く」と言ったマシンでもないので、バランスを崩すと仇になる事も。

エントリーは12台。最大のライバルとなる元フェラーリF1ドライバーの息子、T・シェクター選手や下位カテゴリーで鍛えられた選手ばかり。そして映像は予選へと移ります。フリー走行は最初カットする予定でしたが、あまり走行シーンをお見せ出来てなかった事もありましたし。写真も映像も合わせながらこの頃のエピソードを交え、振り返っていきますね。
映像は大体3分くらいづつを予定。お楽しみに〜。

【佐藤琢磨情報】
● 佐藤琢磨選手のオンボード映像
日本GPのフォーメーションラップから、決勝の映像。みるみる前が離れる・・・。悔しい気持ちで17戦走ってきたのが良くわかります。
こちら。(You Tube)

○ フリー走行の様子もこちら

【SAF1情報】
● 山本左近インタビュー
1回目の給油が出来なかった原因は、pitの電源不良と。確かに鈴鹿のpitはコンセントも両脇に3個あっただけですし、動電(200V系統)のプラグも足らない。改修の必要な部分の一つです。
こちら。(F1 kindergarten)

● F1マシンは高級車ですよ。
「あ〜もっと丁寧に扱ってあげて〜」と思うのは私tatsuだけではなかったようで。川井ちゃんも・・悲しかF・モンタニー号。
こちら。(you Tube)

【F1情報】
● M・シューマッハ選手エンジンがまた
プライベートジェットのエンジンも故障の話。日本GPの後、すぐヘレスでのテストに行く予定が行かなかったと。
もう笑うしかない。
こちら。(F1 live)

● 週刊エフ 日本GP速報 vol.130
無料ネット配信によるF1情報ファイル。おなじみ毎週火曜日発行。
日本GP特集。SAF1のアップディトディテイル・・日本語で言うと「最新の細かな変更点。」についても。
こちらからPDFファイルダウンロード

● 鈴鹿特別委員会 継続
鈴鹿市商工会議所が100億円とも言われる収益の復活も視野に入れ、委員会の継続をすると。
確かに死活問題の方も多くいらっしゃるはず。
こちら。(nikkansports)

● 本田宗一郎さんのイベント
11月17日でちょうど生誕100歳。お生まれの故郷 静岡県・浜松市では、イベントを開催予定。開催期間は11月4日から26日。マシンの展示も。 15年前の91年に85歳でお亡くなりになりましたが、今回の鈴鹿が最後かも?と聞けばきっと杖を突いてでも足を運んでおられたでしょう。
こちら。(ぽんぽんクラブ)

【F1ゲーム情報】
● Formula 1 2006発売はまだ未定。
例年なら日本GPには間に合っていたのですが、まだ発売日は公表されてません。・・・と言う事を公表する必要があるか?とも思いましたが。
こちら。(Playstation)

【余談】
○ 利用価値の高い100円ショップ。
全くの余談です。鈴鹿、結構お金使っちゃいませんでした?売ってるモノ高かったし。普段は一般ピープルの私tatsuは、地元にある大きな100円ショップ(ダイソー)にも行くのですが、佐藤さんの故郷・町田では2004年、年間200万人のお客様が。他にもこんな感じ(Nifty)で食器で食卓が楽しくなったり。クリヤーファイルのケースとか、家での書類整理には重宝しますし。安かろう悪かろうでも無いみたいです。

今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。

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September 27, 2006

佐藤琢磨 風洞実験映像 3

1999年3月11日。英国風洞実験施設MIRAでのFormula OPELの実車を持ち込んでのテスト映像です。その完結篇。映像をご説明いたします。では早速。風の音量に注意。
【映像及び内容は、イギリスMIRAの指導・協力・許可の下特別にお届けいたしております。】


第2弾の続きで、佐藤さんがT.M.Revolution(笑)ぐらい風を受けてます。この時で約60km/hの超低風速から、目視しやすい環境でスモークテストは開始。

□ 徐々に風速を上げ、80km/hぐらいになり、佐藤さんがリヤウィングにスモークノズルを翳している場面。す〜ぅっと吸い込まれる様子が確認で・き・ま・すか?

□ サイドはわかり辛かったようでパス。続いてフロントウィング、フロントタイヤへの流れを観察していますが・・・後で話してたんですが、結局はタイヤは回転して後ろへ流れる風を乱すのであまり参考にはならなかった様です。

□ 調子が悪いこのスモーク発生装置。 ちょうどファンへ向って流れるスピードから相当の風速を理解して頂けると思いますが、別に立っていられない程でもないです。その後しきりに下側のグランドエフェクトを確認しておられましたが、映像はここで終わり。

約半日に渡って深夜まで続けられた作業で、ビデオに納められたものはこの3倍ぐらいあるのですが、都合によりお届けできず。

で・・いかがでしょうか・・?

微力ながらこれら映像からも、佐藤さんがまだ、英国でF3で戦う前に失敗を許されないチャレンジに向って、いろんな経験、知識を持って挑み、日本人初の快挙、選手権制覇を獲得するまでの経緯の一部がうまく伝わっていますでしょうか・・・? まずは出来る事を精一杯取り組める環境で。 そして数日後にはこのマシン、Formula EUROの開幕戦のドニントンパークで感動の渡英優勝を飾ります。

その時のとっておきのサーキット内外からの2台で撮った映像を編集してお届けする予定です。非常に白熱したバトルの末での優勝です。お楽しみに〜。

[風洞実験映像まとめ] -それぞれ別ウィンドウ-
映像1
映像2
映像3

空力についてのバックナンバー
空力 その1
空力 その2
空力 その3

明日はこの時のテスト終了後の記念写真などを。

【鈴鹿F1GP情報】
● 垂井ひろしさんポストカード発売
20th suzuka post card
2枚一組で315円(税込)。
こちらもイラスト展でのみ販売。
お土産にどうぞ。
>>>こちら(ignition)



【SAF1情報】【F1情報】他、特にお伝えするものも無いので・・

↓こう言うのいかがでしょうか?↓
【車の雑学】
● 3Dで観る車のCG
比較的理解しにくい車の構造。 F1でも実際の開発段階で用いられる3Dのコンピューターグラフィックで、動きを観察する事から学んでみるのはいかがでしょうか?Topページではエンジン>クラッチ>ミッションへの駆動伝達の過程が一目でわかる3Dが展開されており、車関係のパーツはダウンロード(もちろん無料)されることで、皆さんのパソコンでいつでも観察できます。

□ 車関係はこちら
こちら(リアルタイム3Dコンピューターグラフィック)

TOPページにあるのが「4サイクル直列エンジン」。F1は「V8エンジン」ですから、単純に上下に動いてるピストンが「V」の形をして8つあると想像・・・出来れば「車関係」のページにある「V型6気筒エンジン」の8気筒版であることは容易に理解していただけるのではないかと・・・。

【余談】
○“2006“オートボルテージュ”アエロバティックス 日本グランプリ”
ツインリンク茂木で行われるアクロバット飛行のイベントです。
シーズンオフのサーキットイベントとして。

- 2006“HAUTE VOLTIGE”AEROBATICS JAPAN GRAND PRIX -
□ 開催日程 11/3(金・祝)公式練習,11/4,11/5それぞれ決勝
□ 開催場所 ツインリンク茂木
□ 観戦料 大人:6000円, 3歳から中学生1000円(前売り)他有り

海外ではレース前によくやる曲芸飛行イベント。
リンク先では「なぜ飛行機が飛ぶのか?」などの解説もあり、フォーミュラーカーを理解するのにも勉強になると思います。
こちら。(ツインリンク茂木)

こちらは全くの余談ですが。
○ ガス代値下げ
Good Newsです。関西の大阪ガス。値下げ。冬に消費量の多いガスですが、4人家族で年間約1603円のお得だそうです。オール電化に対抗したものらしいですね・・・。皆さんお住まいの各方面でも、電気とガスは値下げ対決やって頂いてもよろしいかと。
こちら。(goo)

っと。軽ぅ〜くなってますが、これから中国、鈴鹿へ向けてたくさんの情報があると思います。SAF1では2戦ともスペシャルエアロパッケージを投入予定。SA06シャーシも既に5台目になり、ますます開発が進んでいます。 どのタイミングでか・・・アンケートでリクエストのあったSA05,SA06や他チームの「キール」の説明・・致しましょうか〜?

今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。

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September 24, 2006

佐藤琢磨 風洞実験映像 2

1999年3月11日。英国風洞実験施設MIRAでのFormula OPELの実車を持ち込んでのテスト映像です。その第2弾。映像をご説明いたします。では早速。
【映像及び内容は、イギリスMIRAの指導・協力・許可の下特別にお届けいたしております。】


□ まず、昨日の雰囲気は過ぎて、既に1時間以上作業が進行した所からです。(笑)ヒューイさんがリヤウィング上部にあてながら手にしているのは水準器。ウィング角度をデジタル計測できるものです。ご覧の通り、リヤウィング個別のフラップではなく、全体の受ける角度を細かく変更など、リヤウィングそのもののポテンシャルを計測するなどにもトライしています。

□ ヒューイさんが左側、佐藤さんが右側で真剣に次の作業について確認しています。なんとな〜くその後のヒューイさんのスタッフへの様子で察しがつくかと思われますが、結構疲れてきてます。この時で3時間ぐらい経過していたでしょうか?

□ そして一旦ここで、佐藤さんの提案によりガーニーと呼ばれる細かなパーツが取り付けられます。これも佐藤さんから聞いた話ですが、こんな小さなパーツでも、明らかにリヤのグリップが増し、結果的にアンダーステアー(曲がらない状態)になるので、その差・影響を確認しておきたかったそうです。

あえて申しますが、佐藤さんが「ドライバー」でヒューイさんが「エンジニア」です。 佐藤さんの真剣さが伝わればと思います。

□ そして更にこの状態でリヤ荷重、ないし(坂を)駆け上がるときの状態でいかに変化するか?実際にフロントを持ち上げて、グランドエフェクトを数字で確認します。余談ですが、佐藤さんの右手の奥にあるコーヒーは、私tatsuが用意したもの。ちょっと冗談でアスリートである佐藤さんに「コーヒー飲む?」と訊いたら「いただきましょうか・・」と。飲むんですね・・・。

っと。編集によりずいぶん短くなりましたが、
まだ続きがございますので。

映像でどれだけ伝わっているか?ですが、こういった地味な作業を繰り返しては少し手を加え、計測、作業、計測の繰り返しをかれこれ4時間ぐらいブッ通しでやっており、夕方から作業で、夜遅くまで続きました。

結果的にこういった経験は、後のF3クラスで戦う上で失敗しないための重要な知識となり佐藤さん自身の財産となったはずです。

【F1情報】
● モータースポーツジャパン 大盛況
23日(土・祝)、24日(日)に開催のモータースポーツジャパン。お台場の特設ステージで大盛況の様子。HONDAのF1も中国グランプリにT-car(予備の車)として、イベント後送られる現行のものを披露さすなどの気合の入れよう。
実際に足を運ばれた方々、いかがでしたか〜?
こちら。(モータースポーツジャパン)

● 中国GPスケジュール
いよいよ一週間後のGPのスケジュール、TV情報など。
こちら。(Nifty)

【F1雑誌情報】
● 風洞の話
Racing On 10月号。2006年9月1日(金)発売で定価:980円のものです。ちょうど今話題に取り上げております風洞の話を連載中。ご興味の御座います方はどうぞ。
こちら。(Racing On)

【鈴鹿F1GP情報】
● 鈴鹿20th記念Tシャツ販売

垂井ひろしさんが描くF1のイラストがデザインされたTシャツが、鈴鹿F1GP開催期間の現地のみ限定発売されます。価格は3000円ぐらいを予定。
こちら。(ignitionオリジナル)


● 鈴鹿限定ウォッチ&チケットプレゼント
F1速報PLUSのアンケートの答えると、SAF1限定腕時計や鈴鹿F1チケットが当たるそうです。
こちら。(F1速報PLUS)

明日はお休み頂きますね。

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September 20, 2006

佐藤琢磨 風洞実験映像 1

1999年3月11日。英国風洞実験施設MIRAでのFormula OPELの実車を持ち込んでのテスト映像です。映像をご説明いたします。では早速。
【映像及び内容は、イギリスMIRAの指導・協力・許可の下特別にお届けいたしております。】


□ 数日前にSilverstoneでテストを終えたマシンを、実車スケールで空力検証が出来る施設「MIRA」へ持ち込みました。まずはその準備風景からです。実際にドライバー(佐藤さん)が乗っている事を想定して、ヘルメットを固定しようとしている所です。佐藤さん:「もう少し低いよ。」などと細かく意見も出てました。

□ トンネル施設内を一周。前方に少し明かりが見えますが、外から大量の空気を取り入れ、マシン後方にある(見えにくいですが)直径2〜3mの大きな羽根4つを使って引き込むと言うわけです。

□ いよいよマシン固定。ちょうどタイヤの下に、それぞれ4つ銀色の板が見えますが、荷重測定板です。わかりやすく言うと精密体重計。それぞれに風を受けてダウンフォース(下向きの力)が加わると、どのように(唯一地面に接しているタイヤに)荷重が掛かるかを測定するのですが、当然ながら凄い風を受けるので、マシンを固定する為、ブレーキにつっかえ棒をして動かなくしているところです。

□ 測定準備完了。まずは軽く測定のプロセス並びに手順、概要の話を聞いた後、目標などを限られた時間で行うため話し合いました。 佐藤さんの表情からもワクワク感が伝わりますよね?

っと。今回はここまで。
以前ちょっとお話しましたが、この施設についてのお話も順にご説明させて頂きます。

【F1情報】
● 注目される今期最後のテスト走行
まだ2週間残る最後のツメ。英国シルバーストーンサーキットを、最後のテストの場に選んだのはMF1(ミッドランドF1)改めスパイカーMF1、ルノー、マクラーレン、ウィリアムズ、トヨタ、SUPER AGURIの6チームとの事。
こちら。(F1 live)

火曜日のテストの写真(F1 Racing)

そのうち、SAF1のF・モンタニー選手が早くも・・

● F・モンタニー選手 TOYOTA F1をドライブ。
既に、そのシルバーストーンのテストで、来期の移籍を噂されているTOYOTAのマシンをドライブしたとの事。SAF1の広報担当の方は名残惜しそうなコメント。
こちら(F1 Racing)

そして目新しい・・?かどうか微妙なスパイカーMF1

● スパイカーMF1 新カラーリング
スポンサーの移行に伴い、シルバー/オレンジのカラーに一新。「中国語」大きく入ってますし。なんとなくマクラーレンにも・・オレンジの部分を黒にすれば似てはいないか? 写真は以下で。
こちら。(F1 Racing)

● サンマリノGP追加とテクニカルレギュレーション決定
8月末時点で発表の来期17戦プラス。サンマリノGPを追加(Nikkansports)し、テクニカルレギュレーション(技術規定)を、F1全チームの合意の下決定。この手の変更点は競技規定と合わせて、来期開催までに順次変更・追加されていくはずです。
こちら(Nifty)

【F1 TV番組情報】
● 男の夢 〜HONDA F1の魂〜
鈴鹿でのF1GPを前に恒例の特番第2弾。フジ○レビ系

□ 9月24日(日) 23:50〜24:50 放映予定

>> http://wwwz.fujitv.co.jp/f1gp/index.html
↑リンク禁止のためURLのみ表示

【DVD情報】
● 『ナイトライダー』9月21日より発売
8枚組み。17800円(税込)。「キット」でおなじみのアメリカの真っ黒のトランザム。ナントカ財団の呼べば来る便利で防弾機能まで備えた賢い車の話ですが・・・。あの一時 流行った「流れる赤いランプ」。今だ車につけてる方はいろんな意味で注目されてるはず。思わぬディスカウントストアーで売ってたりするんですよね?
webでは安いのだと・・ほら。(Yahoo!)
こちら。(ユニバーサルピクチャーズ)

【余談】
○ もう 鍋&肉まんデビュー
全くの余談ですが、先日スーパーでは鍋の材料とダシのパック。コンビニでは「肉まん始めました。」と。この間までセミが鳴いていたと思ったら、もう・・・ですね?

今年は、缶コーヒーのアイスコーヒーのバリエーションの多さを楽しみ、ブラックコーヒーがマイブームになったと思っていた矢先。今度はホットコーヒーですね。このブログも深夜の作業ですから、コーヒーが欠かせません。

今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。

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August 31, 2006

佐藤琢磨 テスト映像 part2

1999年3月5日と9日。シルバーストーンでのFormula OPELのテスト時のピット映像です。映像をご説明いたします。
風洞実験の映像前にちょっとだけ。

では早速。音量にご注意。(いきなり音量大。


前回の続き…で。イギリスはシルバーストーン。ミッショントラブルです。既に走行を一回終え、佐藤さんの「ギヤが3速でスタックして‥」の対応。とにかくバラして確認するしかないのでバラしている最中です。

□ 恐縮ながらtatsuが佐藤さんと写っている映像は、既に1時間近くの時が経ち、ギヤにクラック(割れ)があったことが判明。デフにもトラブルが。その確認に「なんで?」と佐藤さんが顔を出してきたわけです。何でも知りたがる。良い意味ですよ。積極的なんです。問題に対して。
ちなみにtatsuはメカは作業している彼が担当なので、電気関係しか触りません。

□ ばたばたと走行したので、いきなり車が走り終えた映像。コックピットから降りずにデータをダウンロードできるようにしてあるのでご覧の通り。(メットを被ったままでもコネクターが挿せるようにしてあります。)サーキットは時間との戦いですから。佐藤さんの自前のパソコンは、当時流行ったS○NY・バイオ。カメラを引いた時の殺風景なこと…。今ではフラッシュ&スタッフで溢れかえってますよね?

□ 3月9日。F1とは大違いのパドック風景。すぐ裏にレストランがあるんですよ。パスタとサラダがオススメ。ヒューイさんの「It's on me.(おごるよ。)」をいつも期待してました。(笑) "on"はおもしろい単語です。
We live on rice.で「お米を主食にしています。」と日本人の食生活を一言で済ませられたり。余談ですね。

□ ピットで待機する佐藤さん。さまざまなカテゴリーが一斉に走るので赤旗もよく出ました。既に時間がスケジュールと異なり、合図が出るまで待っている映像。無事出走、それを見届けるヒューイさん。で、終了。

□ おまけ。クラッシックフォーミュラー、H○NDAインテグラなどプロ・アマ混合の走行会でした…と言う映像で締めくくり。

実際の走行が無いのは残念ですが、私tatsuが仕事をしている訳で…。少人数チームですから。後々の佐藤さんの初優勝時は2台のカメラを回しておりますので、それをお楽しみに…。 それでもFormula OPELの当時の佐藤琢磨選手のテスト走行風景はおそらく他に無いと思われる貴重なものです。

【SAF1テスト情報】
● 次戦GP開催地イタリア・モンツァで29日(火)からテスト走行が始まっております。初日は井出有治選手が久しぶりにステアリングを握ったんですが、トラブルでほとんど周回出来なかったと。山本左近選手も周回出来なかったようです。 本格的にSAF1は30日(水)から参加で、佐藤琢磨選手は31日(木)の午後と9月1日(金)に参加予定の模様。具体的な不具合の発生原因と解決法が見出せるトラブルは歓迎です。
だからテスト走行。
こちら。(ホビダス・オート)
こちらも。(Motorsport.com)-英語-

【トルコGP総括】
● 川井ちゃんのトルコGP総括
某F1中継独占放映権を持つフジ○レビ。前回、プレビューをお伝えしましたが、レース後には「総括」も…今日になって出ております。ただしICレコーダー>携帯電話受信>録音>コンバート再生音って感じで、日本人のtatsuでもヒアリング難しいです…。紹介に躊躇いたしましたが「プレビュー」をお伝えした手前…
↓こちら↓
アドレス:http://wwwz.fujitv.co.jp/f1gp/index.html
(直リンク禁止なので。一応。表示のみ。)

【F1雑誌情報】
● AUTO SPORT 9/7号(NO.1078)
そのトルコGPデビューのSA06Bについて。開発者からの記事が掲載。
こちら。(AUTOSPORT WEB)

【鈴鹿F1GP情報】
● 鈴鹿F1GP後の名古屋行きの直行バスのご案内
一例を。誠に恐縮ですが鈴鹿の情報は挙げればキリが無いので、専門サイトをお勧めいたします。車中泊、電車、バス、ホテル‥スタイルもアプローチも異なりますので。
こちら。(三重交通)

【鈴鹿D1GP情報】
● 9月9日・10日 第6戦 鈴鹿D1GP開催
その鈴鹿でドリフトの華麗さを競う「D1GP」が(初)鈴鹿サーキットで行われます。速さを競うのではなく、テールをスライドさせながらタイヤスモークを上げ、ハイスピードでコーナーを抜ける車の角度やコントロールの正確さ、迫力等を安全に競う競技です。
こちら。(D1GP公式サイト)

「プロのドリフト」をご覧になっていない方は鈴鹿F1GPの前に是非いかがですか?ダンロップコーナーから逆バンクを逆行します。日本のトップレーシングドライバーでさえ「あれは真似できない。」と言うハイレベルの高速ドリフト競技。マシンも(派手で)かっこいい。子供にはウケる。観戦料も安い。(是非前売り券を。)

[PR] 生活費+@を。

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August 12, 2006

佐藤琢磨 テスト走行映像

1999年2月26日。シルバーストーンでのFormula OPELのテスト時のピット映像です。映像をご説明いたします。

では早速。音量にご注意。(途中、音量大あり。)


□ イギリスはシルバーストーン。映像中の私tatsu(黒いジャンパーを着ているのは寒いから。)の映像、恐縮ですがこれが当時のDiamond Racingテスト時のフルメンバーです。 ちょうどポジショニングでリヤセクション(メカ)、フロントセクション(メカ)、フューエル・トータルマネージメント(総括管理)、そして私tatsuがエレ・ワイヤリングセクション(電気系統全般)とそれぞれの担当で動いている様子です。映像を撮って頂いているのはトラッキー(トランスポーター運転手)の方。

F1と同じ舞台でのサーキットですが、ジュニアフォーミュラークラスですからピット内は何の飾りつけもありません。響くエアーコンプレッサーの音、ツールの音…私tatsuが作業しているのは、当日ウェット路面の走行で、オイルも多量に拾ってきていた為、佐藤さんがダウンロードするデータの電気系統(コネクターなど)に水などが浸入してエラーを起こす事などの無いよう、一生懸命拭っているわけです。地味ですが。

□ 少しフロントセクションからマシンに近づいた映像。当時で10年近く前の設計のマシンですから、非常にオーソドックスな造りである事を窺わせると思います。それでも2000ccのエンジンはとてもパワフルでいい音がします。ただ、足回りはぐにゃぐにゃです。ドライビングポジションも良くないと言う佐藤さん。

□ 佐藤さん登場。走行前、走行後に佐藤さん自ら持参のパソコンでロギングデータ(走行記録データ)のセットアップとダウンロードを行ってました。ですから私tatsuはその機能が果たせるよう環境を整えるわけです。理由は単純。唯一電気がわかっていたから。後、ボディワーク(カウル)も担当。 …とは言うものの、チーム内では出来る人がやればいいと言う考えで作業は進んでいたような気がします。強制ではありません。大事なのは全うする事。

佐藤さんの後ろの総監督のヒューイさんがお茶目にされてますが、レースに関しては凄く熱い方。 既に外は結構な雨で、佐藤さん、捨て猫のように濡れてます。ただこの明るい笑顔とチームの雰囲気がお伝えできれば…。

□ 暗い画面はトランスポーターの内側から。わかりづらいですがマシンが収められている様子です。そして内部前方にカメラを向けると、ホスピタリティーとしての佐藤さんの待機場所となるわけです。当時のヘルメットデザインが垣間見れることと思います。スタジオコメさんのヘルメットの入れ物も。

…っと。今回は3分ほどの短い映像。おまけに走行シーンが無くすみません。この後数日毎に(テスト)走行に出かけてますので、その様子は後ほど ご覧頂ける様させて頂くつもりです。

ただ、こういった当時のマシン&佐藤さんが映像として残っているのは、他ではまずございません。今までの映像も含め、当時の地味な佐藤さんの姿からそれぞれに感じ取って頂けるものがございましたら幸いです。 次回は数日後の同じくシルバーストーンでの、このFormula OPELマシンでの走行風景。そして風洞実験…と続きます。 お楽しみに。

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July 27, 2006

佐藤琢磨 旅行 Part2

ココの動画の続き。1999年2月21日。Part2。佐藤琢磨選手とのドライブの後、その佐藤さんが前日Formula OPELマシンによるテスト行った場所でF3走行の見学。映像をご説明いたします。

では早速。音量にご注意。(途中、音量大あり。)


□ 佐藤さんの運転するMINIでドライブの続き。ウェールズの壮大な景色を実際、降りて観る事に。どんよりした天気ですが、いつもこんな感じです。強風。佐藤さんのこのMINIの撮影場所がココであることが確認できると思います。そして、ここで佐藤さんに撮って頂いた写真がコレ

□ なんとか地図を頼りにペンブレイサーキットへ戻りました。子供たちがカート走行をしていたので見学に。元カート選手権のチャンピオンとしても佐藤さんは真剣に観ていました。お腹が減ったのでサーキット内のレストランで昼食。大盛り♪

□ F3ニューマシン見学。当時、佐藤さんが乗りたくってウズウズしていたマシンです。白いマシンがF1フェラーリのワールドチャンピオン・ジョディー・シェクターの息子トヴィー・シェクター。お兄さんのトーマス・シェクターとは、後のFormula OPEL開幕戦で佐藤さんとバトルすることに。赤いマシンは開幕戦以降、圧倒的な速さを見せたM・オコネルだった…はず。佐藤さん自身も初めて接触するチームですが、こうしてアッパーカテゴリーに自分の存在をアピールする事が、後に凄く大切であったとわかるものです。

□ 当時の佐藤さんの英会話力を実証する場面。ステアリングを持って、シフトアップ時にパドルレバーを引いてアクセル全開出来る工夫が施してあるのですが、佐藤さん:「これ。どうやって操作するんですか?」と英語での質問がわからず、撮影者のtatsuに尋ねて一瞬撮影中止。良いんです。こうやってどんどんコミュニケーションとる事が大事なんです。

□ 佐藤さん:「全日本(F3)に比べてこのフロントタイヤでも10mmも幅が広いんですよ。」と説明している先のtatsuは撮影中。その後うらやましそうに走行を見つめる佐藤さん。一走行見終えたF3マシンをマニアのように撮影する佐藤さんの手にあるのは、当時高級なデジカメ。

□ サーキットを後に。帰りの車中、佐藤さん:「もぅ〜引きずり降ろして乗りたくなりますよね?(笑)」と感想を。夕食を佐藤さんと二人で高速道路のレストランで。佐藤さんが仰るようにお金‥まだ払ってません。 二人:「このまま逃げましょうか?」の部分はカット。あ。言っちゃった。

かなり荒い編集&素人撮影お許しください。 今回は3分の放映時間を大幅にオーバー。 さて。この後tatsuのレンタカーで佐藤さんのMINIを追いかけながら撮影していたのですが、ほとんど真っ暗。でも凄く速いんですよ佐藤さんのMINI。もう売っちゃったんでしょうか…? 今はモナコですしね。

動画はまだまだ御座います。シルバーストーンでのテストなども含め。そちらもお楽しみに。

【SAF1情報】
● F・モンタニー選手残留決定。
急遽SAF1のレギュラードライバーとして参戦し、佐藤琢磨選手とがんばってきたF・モンタニー選手は、テストドライバーとして今シーズン終了までSAF1に残留するとの事。良かった…。
こちら。(F1 live)

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July 20, 2006

佐藤琢磨 旅行 Part1

ココの動画の続き。1999年2月21日。佐藤琢磨選手のFormula OPELマシンによるテスト、ウェールズでのB&Bの宿泊から一夜明けて。二人だけで旅行に。映像をご説明いたします。

では早速。音量にご注意。


□ 佐藤さんの運転するMINIでドライブ。まずはB&B(宿)から数キロ離れた高原鉄道を地図で見つけ行ってみることに。聞き取りにくいですが、佐藤さん:「今日はやってませ〜ん。(笑)」って言ってます。強風。

□ 実は結構迷ってます。地図だけを頼りにF3のテストが行われるというペンブレイサーキットへ向かってる訳ですが、時間が有り余っていたので寄り道したため。ただ、景色はすばらしい!

□ 御見苦しいtatsuの映像、恐縮です。ただ、この2ショット映像からMINIの小ささが良くわかると思います。ウェールズの広大な景色をご堪能ください。

□ イギリスでは「ペトロール・ステーション」。ガソリンスタンドです。今では日本でも多くなったセルフです。(ガソリン)入れ終わったらお店へ自己申告制です。ウソ言ってはいけません。カメラが監視していますので、正直に「〜番のポンプで給油しました。」とお店の方に告げましょう。 当時…ガソリンの値段は今の日本と同じくらい130円/L(レギュラー)だったと思います。

□ 迷ったら「i」のマークのインフォメーションセンターへ。っと、言うわけで近くの町へ寄ってみる事に。結局「どぉ〜でもいいや。」の佐藤さんの一言で、降りて歩くことにしました。佐藤さん・・この時も確か新聞なんか売っているお店に寄ったとき、tatsuと同じく細かいお金でその町のポストカード買っていた気がします。やがて絵を買ってたりもする(日本円で数千円程度のモノ)ので、絵や、芸術には興味を惹かれるんでしょうね?確かにスケッチなんかも上手ですよ。佐藤さんは。

〜っと。とりあえず3分ぐらいをワンカットで展開して行こうと思います。とりあえず軽くPart1です。もう少しドライブが続き、いよいよ後に佐藤さんが乗ることになる当時あこがれのF3の新車走行見学へと続きます。(チームはカーリンではありません。) いかがですか?今と違ってサーキットでは見せない佐藤さんの表情なんかが垣間見れると思われます。また次回もお楽しみに〜♪

【SAF1情報】
SA06 新車走行 シルバーストーン● SA06新車 お披露目&テスト
佐藤琢磨Newsにもアップさせて頂きましたが、いよいよシルバーストーンでSAF1の新車「SA06」が、期待を背負って佐藤選手の手でテスト走行が行われましたね?コースに出たSA06&佐藤琢磨選手は一周毎にピットインで、手始めに各システムチェックを主に行い、マシンの感触を確かめていたようです。 他にも現地から個人的に入ってきた情報はございますが、まずは完走に向けて各機能がちゃんと働いていることを確かめているようです。 記事はこちら&その他の写真はこちらにも。(F1 Racing)
『追加情報』
●SA06追加情報(7/20 AM5:00追加)
2号車(山本左近選手用)も20日、用意され、テスト後ドイツへ送られるとの事。シェークダウンの日の朝の様子はこちら。テストの様子はこちら。(F1 kindergarten)

● 鈴鹿、SAF1の応援席発売
ライフMasterカードから8月10日AM10時より発売されるようです。詳細はSAF1公式サイトKei's RoomのKeiさんのブログをご参考頂ければ。

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June 07, 2006

佐藤琢磨 テスト&旅行

ココの動画の続き。1999年2月20日&21日。佐藤琢磨選手のFormula OPELマシンによるテストとその後、佐藤さんのミニ(車)で二人だけで旅行に。映像をご説明いたします。

音量にご注意。


□ 続きで少しクローズアップした走行場面。(実際はこんな映像が20周位続きます。)その後、一瞬だけ映像に出る、パソコンを持った佐藤さんと話しをしているのは、チームクルーのエミーさんのお兄さん。そしてテスト終了後、佐藤さんのミニを追って帰宅予定・・が。

□ 突然。佐藤さん:「明日(21日)にF3のテストやるらしいんですよ。」と帰り際に二人で寄ったガソリンスタンドで。「なら、観に行こう!」と急遽、どこかに泊まり、次の日まで予定外の旅行を計画。tatsuのレンタカーをGSに置き去りにして、佐藤さんのミニで宿を探しに走ったと言う訳です。宿泊は夜遅く見つけた安宿の「B&B」。B&Bやイギリスについてはこちら。宿の場所は・・・ウェールズの・・どこか忘れました。(笑)

□ 部屋にて。ココでお話した佐藤さん自身のパソコンで走行後のデータを確認しているところ。こういう地道な反省をこの頃から続けているという証拠映像ですね。ほんと感心(&関心)です。

□ 一夜明けて。イングリッシュ・ブレックファーストを佐藤さんと。内容ですか? 大豆を煮たモノ、卵焼き、ソーセージ、ジャガイモ、薄い食パン、イギリスの朝の定番中の定番。

・・・と。3分ほどの映像ですが。映像中の聞き苦しいtatsuの声、ご了承ください。また。プロのTV局のカメラマンではなく、素人撮影ですので御見苦しい点も申し訳ないですが。ただ、こういった映像が残ってるだけでも貴重と思えませんか? もちろん世界初公開。雑誌編集部やTV局の関係者の方、ご興味ございましたらどうぞ。原画はDVなので、実際もう少し見やすいです。まとめてオフ会で皆さん集まります?(笑)

実は。こんなたった3分の編集に6時間以上掛かりました。理由はパソコンのフリーズ。映像処理は負担が大きいらしく、作業にてこずったと言う訳です。

クリックお願いいたします。>モータースポーツRanking
この旅行の写真もエピソードを添えて お出しますね。

【佐藤琢磨 情報】
● イギリスGPに向けてのプレビューが。「第二のホームレース」と佐藤さん。こちらに。
(SAF1)
● 「週刊F」。アロンソ選手の彼女さんはスペインの歌手で、シーズンオフには結婚されるとか。こちら

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
クリック&投票お願いいたします。>モータースポーツRanking
今週・来週、tatsuはちょいと多忙です。京都、大阪、神戸と・・・
【追伸】
そんなわけで。更新できなかったらゴメンナサイ。この佐藤さんの映像を繰り返しお楽しみください。でもクリック「モータースポーツRanking」はお願いいたします・・・ね。

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June 06, 2006

動画 編集中です・・・

・・・昨夜から動画編集中です。

写真(編集)のようにサクサク行かず、朝になってしまっているという訳です。 楽しみに待っていてくださいね。今回は割と佐藤さんの声もハッキリ入ってますんで。(笑)とりあえず昨日のネタは・・・
・・・の前に↓先頭集団 最後尾です↓
クリックお願いいたします。>モータースポーツRanking
ありがとうございます。

● SAF1のサードドライバーのこんな噂話。出てますね。

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June 01, 2006

佐藤琢磨 テスト走行

1999年2月20日。佐藤琢磨選手のFormula OPELマシンによるテスト走行です。 場所はウェールズに位置するペンブレイサーキット。
映像をご説明いたします。

音量にご注意。
- 1999 2 20 佐藤琢磨テスト走行 ペンブレイサーキット -


□ 天気。曇ってますがイギリスはこんな感じです。緑のジャケットを着た方は「トラッキー」。トランスポーター運転手。それから赤いミニ(車)。佐藤さんが渡英当初に手に入れた車。佐藤琢磨ファンでもありますイラストレーターの垂井ひろしさんもこんな風に描いておられます。シーズンオフにはこのMINIで(ベルギーの)スパまで出掛け、あの「オゥルージュ」を駆け上がって来たそうです。

□ 予定外のピットイン。笑いながらスタッフが駆け寄る佐藤琢磨選手のマシン。実はコースオフし、マシン両サイドに草や土を・・・耕して戻って来たところ。なんとなく佐藤さんも申し訳なさそうな・・・。(笑)

□ 連続タイムアタックの様子。実は。この頃からビデオを持ち込んだのは佐藤さん自身が「外から見た様子を確認したい。」との希望から。
ですからこの走行の様子は何周にも渡り延々と続き、マシンを降りては実際に佐藤さんが反省に用いていた映像です。まぁ・・そんな訳で申し訳ないのですが、目的が「見せる」ではなく「見る」為の映像だった訳で、たまたまそこに佐藤さんが映っていたのを編集で取り上げてある訳です。お見せすると分かっていればもう少し佐藤さんに近づいとけば良かったですね。

ひたむきに走り、つたない英語ですが一生懸命 ヒューイさんと会話する当初の佐藤さんが窺えたと思われます。 地道に頑張ってF1にたどり着いた、ほんの1ページに過ぎない出来事が、映像を通してお伝えできればと思います。 映像中のクレジット表記等御見苦しい点がございますが、ご了承ください。

【佐藤琢磨情報】
● 6/1発売のF1速報には佐藤琢磨選手のロングインタビューが掲載。加えて鈴木亜久里氏も。

【F1情報】
● ネット配信の「週間F」ではモナコの話題をPDFファイルで配信中。
レッドブルのモーターホームの停泊両が3000万円、R・バリチェロの、コースではスピードが出なかったけどピットロードではスピードが出た理由(?)、SA05のなんちゃってクリオネウィングの写真etc。

【余談】
● 6/1から駐車違反に対する監視・取り締まり制度が変わりますね?警視庁も「逮捕」など厳しい処分を遂行するとか。営業等「外回り」の方々、本当にご苦労様です。

明日はこの解説行ってみましょうか!


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May 16, 2006

佐藤琢磨 動画初公開。

佐藤琢磨ビデオ初公開につきお待たせいたしました。(こちらはイメージ画像です。)「佐藤琢磨懐かしのムービー第一弾。」とりあえずと言ってはなんですが。まずは仮で編集した1分ほどのビデオを。 映像はtatsuの管理サーバーではなく、今回は一般公開いたしております。シンプルな一連映像と保護が挿入されてお見苦しい点も御座いますが、ご覧ください。

● 佐藤琢磨初動画公開。


…っと。ご覧になった上で。これからの展開、いろいろ思う事を。 こう言ったネットでの佐藤さんを公開するにあたり、考えてみました。

写真と共に佐藤琢磨選手の98年のFormula Vauxhall Jr.までを一気に幼年期から振り返ってお届けする事ができました。 コレはもともとはホームページの補足として立ち上げたブログで、「(Newsの)合間に佐藤選手の昔話でも。」と思い始めた企画です。ただ、思いのほか反響が大きく、「なら折角なので振り返ってみましょう!」と毎日更新を欠かさず行いました。 佐藤琢磨選手に関わる多数の方のご協力も賜り、何より皆様の*モータースポーツRankingへの御投票により、本当に励まされ、お気持ちをクリックでたくさん頂いております。本当にありがとうございます。 もちろん、「ランキングの投票」ですから金銭的なものも含め利益などと言うものもtatsuには存在しませんが、皆様のお気持ちを授かっております。 そして「どんな話につなげようか?」とご覧になる方の事を思い浮かべながら、あれこれ考え続けております。
*現在は参加しておりません。

いかがでしょう?振り返ってみて。 何度か皆様には問い掛けておりますが、佐藤さんの(当時の?)考えや想い(思い?)身の回りに起こった事やレースに掛ける意気込み等…うまく伝わってますでしょうか? ボキャブラリーが乏しく、つたないtatsuの言葉でどんな風に(ブログを)読んで下さってる皆さんには伝わっているのだろうか?とも。 けど、本当に「クリック投票」と言う形でお気持ちは届いております。

ただ。これからは「レース」を離れ、少々プライベートな場を共にした展開に移る訳です。「写真と映像、声」と言う形で代弁抜きに伝わるところも。 そして。素直に考えた際、佐藤さん自身はtatsuのこの展開に歓迎かどうか?も私tatsuの中で後ろ髪が引かれる思いもあるのも事実です。 ファンの皆様に「うん。昔こんな事もあったんだよ。」と当時を(映像などを通じて)佐藤さんの代弁として出来るなら喜ばしい事ですが、問題はその逆の場合。 もちろんあまり立ち入った場面や会話は出せませんが案外そういったものは少なく、素顔の佐藤さんを出せるとは思うのです。

で。問題はその「出し方」もですね?ネットで公開と言う…。
今や公の佐藤さんの扱いと言うか。微妙です。 皆さんに対しても映像編集も長いプロセスでやっと出来上がるものですし、話の展開の質は落としませんがペースは「今まで通り」とは‥ちょっと。 そんな長い目で見て頂け、一人の佐藤琢磨さんにお近づき頂けるのなら佐藤さんも歓迎されるとは思うのですが。もちろんtatsuは双方の合意の下続ければ。とは思います。

皆さんはどう思われますか? こう言う佐藤さんの立場と言うか…双方の思いを汲み取りながらなら(続けるのなら)大丈夫でしょうか?しばらく皆様のお心をクリックの反応(1日1回は効くようです。)で(公開を)続けるべきか第三者の立場でも考えてみたいと思います。


_| ̄|○
いつもブログの拝見ならびに最後まで読んで下さってありがとう御座います。感謝いたしております…。 tatsu

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tatsu
佐藤琢磨の渡英時(1998〜99年)のレース関係者(Diamond Racing)。帰国後も某レーシングチームのデータロガー(Pi system)のエンジニアとして活躍。現在、佐藤琢磨ファンサイトを含むモータースポーツwebsiteの管理者。大好きなモータースポーツ関連の事、佐藤琢磨選手の事、愛車AE86の事などいろいろ。


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