山菜採りを始めてから12~3年位になるだろうか?
今シーズンの入山日数が、一番少なくわずか78日。
10月の入山数がわずか6日であることが、一番の原因だが
何故、6日しか行けなかったのか?
秋のキノコ採りには最大のチャンスであった時期に・・・・・
自分はセリ栽培もおこなっています、セリ収穫と集落の自治
会活動や会議などが要因でした。
アベレージで100日前後は入山して、山男の看板を掲げて
いたのだが、看板を下ろさねなねべが???
そんなことを考えているうちに、暖冬とは言えもう高い山は
白くなりました。
そこで、総決算として春の山菜から秋のキノコ採取まで
選りすぐりの写真をシリーズでお届けいたします。
まずは、一番早く春を食べる山菜はアザミだ。
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昨年の枯れ木を目印に
根元を探すと、10cm位に
伸びたアザミが出ています。
毒種はなく、食中毒の心配は
ない誰でも採れる山菜でしょう。
但し、当地名「馬アザミ」と言って
馬も食べないあまりおいしくない
種類もあるようです。


名前は覚えきれないので省略しますが、土深く茎部分が白いのが上等品
ギザギザがあり触ると痛いほどの葉先も湯通しすると、全くトゲが感じなく
なる不思議な山菜です。
ゆで汁がアクのため黒くなるのが欠点ですが、シャキシャキとした歯触りは
人気があります。
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採り方は、カマをグイッと土深く入れて
根際から切り取ります。
茎の途中から切ろうものなら、ばらけて
始末に負えませんので注意です。
虫も好物なようで、テントウムシ、毛虫の
食べ跡もあるので選んで採りましょう。

アザミの側には、あの怖い「トリカブト」の
若芽があるので・・・・・

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これが「トリカブト」だ。
毒は全部にあるらしい。
根が毒が一番強いと聞いたことがあります。
アザミとは似ても似つかないので、間違い
がないように思えるが、混ざって採ってしま
う可能性はあるので、じっくり見て採りましょう。
アザミの採取時期は、海岸沿いだと3月20日
頃からで、日にちとともに奥山に移っていきます。
4月20日頃になると、超人気の「タラの芽」が膨
らんできます。


次回は「タラの芽」、林道沿いは瀕死の状態で大変です。