どうやら俺は宿命的に、そろそろ危険な目に遭わなければいけないらしい。

藪から棒に申し訳ない。
というのも、あるブログ仲間が「ネタが無くなってきたので自分でネタになるようなことをしている」という。

福岡市内のバーで偶然知り合い、お互いにブログを書いていることで意気投合した。俺が旅行・宴会業者でコンパニオン派遣をしていると言うと自分のとこでも紹介文を書いてくれた。ありがたいことだ。

その友人が、「龍さん、そろそろハードボイルドな展開にしてみない?」などと言う。
新宿鮫の読みすぎだ。

俺は大藪春彦ではないのでそんなにネタになるようなことはないわけで、探せど中洲も昔ほど危険な街ではない。

強いて言うなら、最近知り合った女性がやたら病み癖があり、偶然会ったKが再三「極力関わらないように」と言っていたくらいだ。

Kは数少ない霊能師の家系で時々祈祷などに出掛けて数日間仕事を空けることがある。

そのKなら何かしらハードな体験があるのではと思ったが「ないない、今は人の思念というのも随分弱まってきてんだよ。昔なら不自由が多いぶん、人々の思いも強かったんだろうけどね」と、つれない返事だった。

松田優作にはなりきれないけれども取り敢えず形から入ろうと、セブンイレブンでキャメルを買った。