
前週末に8月月次売上高を発表、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)関連の杜仲茶ブームによりサイト訪問者数が44%、売り上げが55%と大きく伸び、業績上方修正の期待の高まりから下値を買い上げる動きとなっている。同社の8月売上高は、「ケンコーコム」サイト訪問者数が522万4000人、出荷件数が11万6000件となり、前年同期比で55%増、前月比で12%増と大きく伸びた。8月のサイト売れ筋ランキングで、杜仲茶関連商品が上位20位に7商品ランク入りするブームとなり売り上げを伸ばした。杜仲茶が、健康情報テレビ番組でメタボリックシンドローム対策の健康食品と紹介されたのをきっかけにヒットした。同社株は、今年1月に前期業績を下方修正、3月に第3者割当増資を実施したことが響き、6月、7月に上場来安値12万6000円まで突っ込みダブルボトムを形成している。話題商品が、株価を大きく刺激する展開が続こう。【兜町特捜班】