2007年01月10日

労働分配率 2

本日は、昨日に引き続き「労働分配率」 についてお話します。

労働分配率とは何かを、もう一度ご説明します。

次の2つを比較してください。共に1個の商品を売上げた とします。

   ’箴綛癲2,000円 − 仕入高 1,000円 = 粗利益 1,000円

  ◆’箴綛癲4,000円 − 仕入高 3,000円 = 粗利益 1,000円

売上高も仕入高も違いますが、粗利益は同じ です。

この1個の商品を売るのに、共に500円の人件費がかかった とします。
この場合、売上高と人件費の割合を計算すると次のようになります。

   /遊鑒顱500円 ÷ 売上高 2,000円 = 25.0%

  ◆/遊鑒顱500円 ÷ 売上高 4,000円 = 12.5%

では、上の2つを比較して下さい。
では、人件費と売上の割合 が の2倍 になります。
しかし、人件費を2倍払っているわけでもなく、粗利益もまったく同じです。
粗利益から人件費を差し引くと共に、500円の純利益となります。

要は、売上高が経営の成果をあらわしているとは言えない のです。
仮に、10,000円で仕入れた商品を10,000円で売上げるとどうなるでしょうか?
粗利益がゼロでは、人件費の分配が出来ません。
売上高の何割を人件費に割り当てたかは、ほとんど意味がありません。

そこで労働分配率の計算は、人件費500円と粗利益1,000円の割合を計算し、
粗利益1,000円の何割を人件費に割り当てているかを示します。

労働分配率の計算は次のとおりです。

  付 加 価 値 = 売上高 − 外部購入価格

  労働分配率 = 人件費 ÷ 付加価値

(注) 外部購入価格とは、仕入高、材料費、外注費、配送費など 売上高を得るために、外部から購入する費用をいいます。

今回の場合は、 ´◆ゞΔ防娉嘆礎 1,000円 労働分配率 50% となります。
言い換えると、会社が得た付加価値 1,000円の50%を人件費に割り当てたことになります。

次回も引き続き、労働分配率をご説明します。



Posted by tax_hamanishi at 16:38│Comments(0)clip!経営