2.Boarding(人員選定)の法則

戦える仲間を選べ!
「採用はYシャツの第一ボタンだ。Yシャツの第一ボタンがズレていたら、
どれだけ頑張っても他のボタンがきちんととめられることはない。」

それだけ「メンバー選び」はチームの成否を左右する重要なアクション。
Boarding(人員選定)の法則では、
「誰をバスに乗せ、どのように降ろすのか」について効果的な方法を解いている。

【チーム4つのタイプ】
「環境の変化度合い」と「人材の連携度合い」の2軸で分類する。

1.「環境の変化度合い 小」×「人材の連携度合い 小」駅伝型チーム
2.「環境の変化度合い 大」×「人材の連携度合い 小」柔道団体戦型チーム
3.「環境の変化度合い 小」×「人材の連携度合い 大」野球型チーム
4.「環境の変化度合い 大」×「人材の連携度合い 大」サッカー型チーム

パン屋さんのような店舗スタッフチームは、
店舗を作るには一定以上の時間がかかりますし、
昨日今日で状況がガラッと変わることはありません。
また、店舗内では厨房、販売、レジに至るまでが一体となることで
初めてサービスを提供することができることから、3の野球型チームになります。

【人選における「入口」と「出口」】
入口:チームにメンバーが加わってもらうタイミングの人選
出口:チームからメンバーが離れるタイミングでの人選
「環境の変化度合いが小さい」チームは、入口にこだわるべき。
なぜなら、状況に応じてメンバーを入れ替える必要がないからです。
なので、パン屋さんのような野球型チームは、入口でメンバーをじっくりと厳選し、
長期間にわたって固定的なメンバーで活動するほうが
チーム全体のパフォーマンスが高まります。
よって、選考課程における面接の回数を増やす、合格率ハードルを高めるなど、
厳選採用する必要があります。

【人選における「多様性」】
「人材の連携度合」が小さければ似たタイプの能力を持ったメンバーを集めるべき。
(例)駅伝チームは、一番速い選手をコピーして揃えられれば勝てる。
(例)野球チームは、ホームランバッターばかりを揃えても勝てるとは限らない。
「人材の連携度合い」が大きいパン屋さんは、
分担された活動内容によって求められる能力は違う。
もし、知らず知らずに、均質的なメンバーを集めすぎていたら、
一度採用基準を見直すべきです。

【チェックリスト】
□そのチームの活動の特徴を語れるか?
□そのチームのメンバーには適切な多様性はあるか?
□そのチームには適切な流動性はあるか?
□あなたはチームに必要なメンバーの特徴を理解しているか?
□あなたはチームのメンバー集めやメンバー選びに貢献しているか?

※事例 〜流動性アイドル〜 AKB48のCD売上記録 女性アーティスト歴代1位
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固定メンバーSPEEDの記録1954万6000枚を抜いたのは、
流動メンバーAKB48。
2018年には女性アーティスト1位の5000万枚を突破!
アイドル特有の脱退等の流動性をも仕組みとして取り入れ、
状況に変化があったとしても、その流動性によって新陳代謝が起こり、
対応し続けることができた結果だといえるのではないでしょうか。