先日、あるパン屋さんから相談がありました。「雨対策で『値引キャンペーン』を実施したのですが、あまり成果がありませんでした・・・。というかどのように成果を測ればいいのでしょうか?」
値引販売の効果を測定するって難しそうですね。そこで今回から数回に分けて『変動費』と『固定費』の考え方とその活用方法についてお伝えしたいと思います。
まず『変動費』とは売上の増減に対して連動する経費のこと。例えば材料原価や包材などは売上が増えれば増えますし、売上が減れば減りますね。あと工場の水道光熱費や工場で働く人件費なども連動しますし、厳密には機械類の減価償却費も連動します。一方『固定費』とは売上の増減に関係なく毎月一定額かかる経費のこと。例えば家賃やリース料、役員報酬や販売員の給与、保険料や会費なども毎月固定費用ですよね。このように売上が増減した時に、連動する経費と連動せず固定額がかかってしまう経費があること、そして値引という売上の減少では材料原価も変動しないということを理解しておかないと、例えば今回の値引きキャンペーンのような取組をした時の数値計画と結果評価は難しいと思います。次回からこれらのことについて図を使いながら解説したいと思います。
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