May 19, 2010

Movin'

日本に帰ってきたのを機に、ブログを引っ越すことにしました!

http://taz00110.blogspot.com/

これからもどうぞよろしくお願いします!

taz001 at 20:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 10, 2010

いつか、また。


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気がつけばもう明日日本に出発です!
最後はスイスの故郷メンドリジオのお母さんの家にお世話になりながら、
みんな忙しいのに一人だらだらとしてます。
なつかしいメンツに久々に会って
いろいろと話したりすると、
思わず来た頃のことを思い出してしまったり。
あらためてここで得たものの大きさを知りました。

正直まだ自分が日本に帰るってことがイメージできなくて、
とりあえず空港に着いたら
本屋に行ってラーメン食うことを考えるのが精一杯ですが、
意外とすぐ慣れてしまうような気もします。

まあともかくスイスのみなさん、ありがとう!
これからまたスイスに戻って来たいと自分が思うかどうかは
今のところまだわからないけれど、
また会いましょう!

そして日本のみなさん、ひさびさに会えるのを楽しみにしてます!
一緒にうまいもん食いに行きましょう!

ではでは〜☆




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May 01, 2010

Construction


もうだいぶ前になりますが、
以前坂さんのところで手伝っていた
ポルトガルの別荘が竣工して今月の新建築に掲載されています。
(まだ確認はしていませんが、
ぼくの名前も載っているはずです。)

あの時は本当に右も左もわからず、
構造計算もやらなくてはいけなくて、
クライアントとのやりとりも難しくて
本当につらかったですが、
とりあえず無事に竣工してほっとしました。
何はともあれ自分の描いた図面が実際に建ちあがるというのは
なにより建築の醍醐味であると思うし、
完全なかたちではないにしろ
自分が少しでもそういったことができたのは
喜ばしいことだと思います。
作品そのものは別にしても、
そうやって「建てる」ということに対するこだわりは
やはりあの人から学んだような気がします。
スイスでは学校で建築を学ぶ前に
事務所で研修する制度があって、
それはスイス建築のクオリティの高さに
ものすごく貢献しているのではないかなと思っているのですが、
自分にとってはそれに近かったのかもしれません。

やっぱり何よりも建築を実際に実現させるプロセスに
関わるということが一番おもしろいところだと思うし、
スイスではそこまで踏み込んで働くことはできなかったので、
日本でいろいろと経験できたらなあと思います。

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April 29, 2010

Remembering


Wohnhaus Schwarzpark / Miller&Maranta
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昨日、この前まで勤めていた事務所のボスの講演会があったので
行ってきた。
このタイミングで客観的に話を聞ける機会があったのは
すごくよかったなあと思う。
自分がいかに彼らの考え方に影響を受けているのかが
あらためてよくわかった。

彼がしばしば口にする「ambivalence」という言葉に表されるように、
ひとつの建築の中にいろいろな要素が入っていて、
わりきれないものや、いわくいいがたさみたいなものを
どのようにして作り出すかというのが関心であり、
コルビュジェのようなマニフェスト的にはっきりしたものを
作るのではなくて、
(もちろん彼の建築は実際のところそれほど単純なものでは
ないのだけれど、)
そういった時代の流れに沿いつつも、
コンテクストによってそれが少しねじれたかたちで表れることで
建築がより厚みを持ったものになるのではという考え方だ。
そしてこの講演会の中でも言っていたけれど、
伝統的なものとモダンなものの間で何を作るか、
つまりは両方の要素を含みつつも
結果的にはどちらでもあって同時にどちらでもない、
言葉では定義しきれないものをいかにして
作るのかということだ。
こういった考え方はひとつひとつに個別解を出していかなければ
ならないからとてつもない労力を必要とするし、
その間に踏みとどまることは常にひとつひとつのことに対して
繊細に反応していく必要がある。

個人的に事務所の代表作になると思っているSt.Gotthardのホテルは、
既存の建築の上に増築をしているのだけれど、
いくつかのスターアーキテクトが古い部分と新しい部分の
コントラストを際立たせることでインパクトのあるものを
作ろうとしたのに対して、
そうではなくて開口の違いやテクスチャーの違いなど、
すごく微妙な差異だけれどよく見るときちんとした違いが見られるような、
とても繊細な操作を積み重ねて作られている。
(似たようなことはDavid ChipperfieldのNeues Museumでも感じた。)
このようにして保存をするのでもコントラストをつけるのでもなく、
今すでにあるものに対して敏感に反応していく姿勢は
ものすごく影響を受けたし、
「アイデア」や「コンセプト」というものを強調して、
メディアの反応をうかがうばかり建築そのものが持っている
原理的な要素をないがしろにしてしまっている人たちが多い中で、
決して有名になることはないにしろ、
とても有効な考え方であるように思う。

こういった膨大にも思える繊細な作業の積み重ねの末に、
今なおそこにあるべきかたちを作り出していくことが
できるのだと思う。


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April 26, 2010

Idea


the Schoolhouse in Paspels / Valerio Olgiati
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a House for a Musician in Scharans
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先週末、スイスを発つ前に見ておきたいと思っていたものを見てきた。
Valerio Olgiatiは自分がスイスに来るモチベーションとなった建築家の一人で、
彼のこの言葉は今でも自分の中にとても強く残っている。

「私には哲学がないということです。
哲学を持つには 課題を信じることが必要です。
わたしが作りたいのは、
たとえば、篠原一男のように、
人が頭で理解できない建築です。
人は見て理性で理解できない時、
初めてそこで考え出し、
理解しようとするのです。
その場合、その建物にまず感情的に動かされる
ということが前提条件です。
直感的に動かされないとダメなのです。
そういった建築の謎には、
知的精神性を創造的に使うことによって
到達できるのです。
そんな建築を、私は作りたいと思っています。」

(「Esquire」2004年10月号)

それで今回Paspelsの学校とScharansにある住宅を見に行った。
もちろん設計された時期が大きくことなるので
二つが違うのは当たり前なのだけれど、
個人的にはこの二つの建築は好対照をなしているなあと思った。
彼曰く建築には二つの種類があって、
ひとつは「地面から生えてきた建築」、
もうひとつは「空から降ってきた建築」で、
前者はScharans、後者はPaspelsに当てはまる。
Olgiatiのアシスタントが、
Scharansの赤いコンクリートは彼の父、
Rudolf Olgiatiにとっての白のようなものではないかと言っていて、
彼にとって「地面から生えてきた」ことを表す色なのだと思う。

Paspelsの図面は本当に何度も見返していて、
ダブルコンクリートの構造と
中世の都市を思わせるような微妙な角度のずれ、
そして二つのコンクリートが重なる部分の開口の詳細と
木で仕上げられた教室部分の開口との違いなど、
すごくシンプルに見えて一つ一つの操作が徹底的に考えられ
すべてがかみ合っているように思う。
もちろん正面性の強いファサードや重々しい窓枠など、
学校というプログラムに対して適切かどうかは
疑問に思える部分もあるけれど、
彼にとってそこは重要なことではなくて、
少なくともこの建築を見ることにおいては
あまり意味がないことだ。
ただ、実際に訪れてみて図面で見る刺激ほどのものを
空間そのものが持ち合わせていなかったようにも思えた。
そうゆう意味でこれは頭で理解するとても知的な建築なのだと思う。

そして一方のScharansは、
周辺住民のことを考慮して
前に建っていたのと同じボリュームを踏襲したことで
(それが彼の意図かどうかはわからないけれど)
周辺環境と関係を持ち始めているのが個人的には興味深い。
もちろん通常言うようなコンテクストに合わせて
決められたというものではないし、
馴染んでいるわけでもないけれど、
やっぱり個人的には何らかのかたちで
周辺と関係があったほうが
建築に厚みが出てくると思う。
特にスイスのような土地においては。
そして顔料で赤く色づけされたコンクリートに加えて
「意味のない」シンボル
(イタリアではすごく政治的な意味を持つらしいのだけど)
が型枠にひとつひとつ手作業で彫られていることで
その表面の荒々しさがより際立っている。
プランは比較的シンプルで、
もちろん与件でボリュームや内部空間の面積が決まっていたから
というのもあるだろうけれど、
中庭の上部が楕円に切り取られていたりとかそうゆうことよりも、
この建築においてはその表面の仕上げが
決定的なものになっていると感じて、
それが外部空間と内部空間の違いを相対化していて、
写真で見るだけでは理解できない質を
ここにもたらしているように思ったからだ。
もちろんここでいう理解というのは頭でわかるということではなくて
もっと身体的なレベルでの話で、
すごくフィジカルにうったえかけてくるものがあった。
シンボルのことも含めてこの建築に「意味」を求めようとすることは
意味がない。
これに限らず最近の彼の作品においては、
「頭では理解できない」部分があることで
より建築に深みをもたらしているのではないかと思う。

自分は彼のいい生徒ではなかったので
あまりつらつらと書くのもどうかと思ったけれど、
やっぱり彼の作品はいろいろと考えさせられる部分があって、
今の自分とはずれているところも多々あるけれど、
常に頭の中にあるのは確かで、
図面に対する病的なまでのこだわりなんかも含めて
すごく影響を受けていて、
これからもどんなことをするのかついつい期待してしまう。



taz001 at 09:16|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

April 19, 2010

Quality of Life


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友人がバーゼルを訪ねてきていたので、
一緒に自分のすごく好きな建築、
Otto SennのParkhausを見に行った。
この建築はもう何度も見に行っているのだけれど、
今回はたまたま住人がとてもいい人で、
(あとできいたらミュージアム関係の人だった)
なんと中に入れてもらえた!
しかも最上階の吹き抜けがある住戸に!

で、内部空間もすごくよかった。
パッと見はそれほど目立ったところのない
すごくシンプルな空間なのだけれど、
空間のプロポーションはひとつひとつのディテールが
すごくていねいに作られていて、
とても気持ちがいい。
住人の方は某家具系のミュージアムで働いているので、
置いてあるものが若干ファンシーではあったけれど、
そうゆう時代の違いをも内包してしまうような
大らかさがこの空間にはあった。
テラスもすごく気持ちよくて
ついつい長居したくなってしまった。

自分もこの建築家については
バーゼルに来るまで全然知らなくて、
というかたとえ本で見ても
さらっと見過ごしてしまっていたような気がするけれど、
こうやって実際に体感してみると
そのクオリティの高さに思わずグッときてしまう。
この建築が今後すごく有名になったりはまずしないだろうけど、
こういった質を持つ建築を作れたらすごく幸せだろうなあと思った。



taz001 at 22:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 15, 2010

Feature


前にも書きましたが、
ウェブ上で3月までいた事務所の特集を組んでもらっていたのですが、
その記事が無事に出そろいました!

architecturephoto.net - 特集"ミラー&マランタ"

あらためてこのような機会を与えてくれた
architecturephoto.netさんに感謝したいです。
まだ見ていない人はぜひ見てみてください!

この特集を準備したのはちょっと前だったのですが、
少し時間をおいて掲載してもらったことで
自分がやったことをある程度客観的に見ることができて、
あらためていろいろ考えさせられました。
また、事務所で毎日働いていると
ついつい目の前の作業で頭がいっぱいになって
自分が何をしているのか見失ってしまいがちですが、
日々の作業を少し離れて見ることができたという意味でも
とても有意義でした。
それにこの記事に対していろいろな反応もいただいて、
しかも自分の文章も掲載してもらって
とてもいい経験になりました。

スイスに来てから3年半経って、
とりあえず一段落したわけですが、
自分が今までここで学んだことを
自分が働いている事務所を通して
日本に紹介しているような感じで、
これから日本に帰るということを考えても
一度きちんと言葉にして
知らない人にも伝えることができたのは
すごくよかったと思います。
もちろん今回は事務所の特集であって
自分の考えていることと完全に一致しているわけではないけれど、
ボスとこの記事を作るに際して
いろいろと議論できたことはかなり貴重な体験だったし、
それを自分で翻訳して
(文字通りの意味だけでなくて
考え方をという意味でも)
書いたというのは今後も何らかのかたちで
生きてくるのではと思います。

これから日本に帰ったらしばらくは
「スイスの」という冠がついてまわるかもしれないけれど、
それをポジティブにとらえて、少しずつ自分で消化して
ちょっと違った風にかたちにしていけたらなあと思います。
もちろんそんなことはなかなかできることではないと思うけれど、
同時にそれぐらい時間をかけて煮詰めていく価値のあるものを
ここでは得ることができたと思うので、
これからもじっくりと向き合っていきたいと思います。

とりあえず残りのスイスでの時間をゆっくりと過ごしながら、
ちょっとずつ頭を切り替えていこうかなあと思ってます!

taz001 at 05:43|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

April 11, 2010

Party!!!


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昨日お別れパーティーをしました!
自分で企画しといていうのもなんですが、
すごい数の日本人だった 笑
こんな数を一度に見たのはスイス来てから初めてです 笑
しかもバーゼル、チューリッヒ、クールなどのスイスだけではなく
ミラノとかロンドンからも人が来てくれてすごいうれしかったです!!
ほんとにみなさんにはお世話になりました!

なんだかいつものバーゼルのおとなしいノリとか全然違って、
いろんなところでコールが飛び交ってかなりの盛り上がりぐあいだった!
こんなのは久しぶりでなんか懐かしい感じだったー!
しかし次の日に人の家でちょんぼしたやつがいるという話を聞いたので
次会ったときにまたしかけてやります!

人を招いて頑張って料理して、
気がついたら自分はほとんど何も食べずに飲んでばっかだったけど
それはそれでまあよくて楽しかったし!


まだもう少しこっちにいるのでまた会う機会もあるだろうし、
日本に帰ってもこっちでできたつながりはきっと続いていくと思うで、
これからもよろしくお願いしまーす!!!

taz001 at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 10, 2010

Vitrahaus


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taz001 at 02:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 08, 2010

Casa di Taro


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taz001 at 07:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)