February 2009

February 27, 2009

roommate


この前ネットでニュースを読んでたら、
イタリアで今引きこもりが増えてるって話があって、
何かすごく身近に感じるなーと思ったら、
そういえばメンドリジオの寮にいりびたっていた
ルームメイトの兄貴(26歳/高校生)が
そのまんまじゃん!とか思って
久しぶりに彼のことを思い出したのでした。
いい加減高校ぐらい卒業したことを願います。
しかしあの人間みたいな爬虫類の顔は絶対
写真におさめておくべきだったとすごく後悔。。。
たぶんモザイクいるけど 笑

それでうってかわって今のルームメイトですが、
彼にはめっちゃお世話になっていて、
というかなりすぎていて本当に感謝しまくりです。
その彼はグラフィックデザイナーで、
最近ホームページを完成させました!

www.wernerarnold.com

なかなかかっちょいい感じに仕上がっているので、
ぜひ一度ご覧あれ!
そして本を作りたいときにはぜひ彼に頼んであげてください 笑
ちなみに建築家の作品集を一度やってみたいそうです!


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February 23, 2009

Ulm

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Ulmer Kirche
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Hochshule fur Gestaltung / Max Bill
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今週末はちょっと遠出して、ドイツのウルムまで行ってきました。
電車でバーゼルから一本で3時間。
しかも「ハッピーウィークエンドチケット」なるものを利用して
一人たったの10フラン!
結構な大所帯で遠足気分でした!
まあ限られた時間の中でいろいろ見たのですが、
何といっても今回の目玉はMax Billによるウルム造形大学!
Peter Smithsonが、
「あれは彼の建築作品の中でも別格だ。
誰か他の人の力が大きいのではないか?」
と疑っていたぐらいのクオリティを誇っていて、
もちろん写真などでもチェックして行ったのですが、
実際は期待をさらに上回っていて、
一部のマニアにはたまらない、とんでもないものでした!
雪とのコントラストもすばらしかった!
地形に合わせたボリュームの配置、
空間のプロポーションの操作、
開口のデザインなどディテールにいたるまで
本当にすごくよくデザインされていて、
いちいち感服しっぱなし。
とてもシンプルなデザインだけれど、
それが変にミニマリスティックな美学に陥ることなく、
おおらかな雰囲気を保ったまま建っていて、
すごく僕の理想に近い感じでした。
2009年早々にしてこのような建物を見れて本当に幸せです。
見学の予約をしようとしたけれどうまく連絡がつかなくて、
外しか見れないかもという不安があったけれど、
たまたま来ていた学生に中を案内してもらうことができて、
本当に運がよかった!

最近少しずつ立地を利用していろいろと建築を見れるようになってきて、
とてもいい経験になっています。
やっぱりいいものを見た後はすごく自分のモチベーションも上がるし、
これからも毎週少しずつでも見ていきたいです。
さあ、明日も仕事頑張ろーっと!


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February 18, 2009

TOUR


Elsaessertor 2 / Herzog & de Meuron

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Apartment and Studio Housing / Silvia Gmur

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Villa Barell / Otto Rudolf Salvisberg

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First Church of Christ, Scientist / Otto Rudolf Salvisberg

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Haus Zum Neuen Singer / Paul Artaria and hans Schmdit

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先週は土曜日に友達の誕生日パーティーがあって、
そのときに5週間で世界一周するという
なんとも強行スケジュールで建築巡りをしている
その友達の後輩に会って、
彼にちょっと触発されたのと普通に天気が良かったので、
自転車でふらふら建築巡り。
こんな感じで思いつきでいろいろ見れるのがバーゼルのいいところで、
普段から見てるものでも改めてじっくり見ると発見があったりして、
なんだか建築が街の中にすごくなじんでいるというか、
別にガイドとか持ってなくても不意に出くわしてしまう。
おそらくその当たり前さが建築のキャラクターにもつながっていて、
もちろん社会的な構造もあるけれど
建築家の街に対する意識の高さ、
それは別に大げさなことではなくて
普段街の中で生活していてその中に普通に建築があるということ、
それがすごくポジティブに働いている。

まあそれをヨーロッパだからとまとめてしまうのは簡単だけど、
建築家をスターとしてではなくて、
もう少し日常生活の延長上にあるものとして捉えるための
ヒントになるのではと思う。

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February 13, 2009

mulhouse


Storage building of Ricola / Herzog & de Meuron

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Social housing / Lacaton & Vassal

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先週末はバーゼル住民らしく、ちょっとフランスに行って来ました。
といっても電車で20分ぐらい。
毎週フランスまで買い物に行く人もいるぐらいなので。
とはいえ電車に乗った瞬間から何となく海外にいる感じがしてきて、
街の雰囲気とかも違っておもしろかったです。

今回はMendrisioから友達が来てたのもあってわりとまじめに建築旅行で、
といっても外観ばかりだったけれど、それでもなかなか楽しめました。
特にリコラ社倉庫の経年変化を建物の基本的な考えに入れつつ、
ひさしのプロポーションや素材の切り替えで外からの見え方を巧みに操作してる感じとか、
ラカトンのソーシャルハウジングではローコストであるという
一見ネガティブな条件をポジティブに変えて、
とてもクオリティの高いものに仕上げていたのがすごく印象的でした。
逆にいうと他の人たちはそれが全くできていなかった。。

これからも土地の利を生かして、
どんどん週末海外旅行に出たいと思います!

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February 12, 2009

physicalness


きっかけの音楽きっかけの音楽
著者:高橋 悠治
販売元:みすず書房
発売日:2008-10-07
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この本に書かれていた中でも特に印象的だったのは、
音楽が持つ身体感覚についてで、
楽譜という抽象的なものが介在することで
次第に身体感覚がはぎ取られていってしまうことに対して
著者は危機感を抱いている。
いかに身体感覚に基づいてものを作るのかという問いは
おそらくどの分野においても存在するとても今日的なもので、
最近読む本の中で全く関係のない人たちが同じようなことを言っているのが
とてもおもしろい。
おそらく身体というもの自体がものを考えるということに直結していて、
逆にそれのプロセスが省かれているものには
出来上がったものに全くリアリティがない。

一方でコンピューターを使って恣意性を排除してものを作るという方向性も一方にあって、
それは今のところ自分には説得力を持って感じられないけど、
それに魅せられる人がいるのは理解できる。
コンピューターが介在することで、
一人の人間のキャパシティが広がって、
それが結果的にマーケットに対する姿勢を変えうる可能性を秘めているからだ。

ものがただそこに存在している状態というのが
自分としては理想的だと思っていて、
ある意味で当たり前のことなのだけれど、
それが一番難しい。
さしあたっては「身体を使って考える」ということが、
ひとつのきっかけになる気がしている。





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February 11, 2009

non heroic architecture

最近スイスのモダニズムに興味があって、
ちょっと人に話をきいたり本を見たりしているのだけれど、
これがなかなかおもしろい。
日本にいるときはというかむしろバーゼルに来るまで
そんなことは気にもとめていなくて、
実際それほど大きなムーブメントではないし、
かなり狭い世界の話だ。
しかも別にすごく新しい発見があるわけでもない。
ただそれでも惹かれる何かがあって、
それはきっと確かにモダニズムの思想をフォローしているけれど、
同時にそれを強く打ち出しているわけでもない(ように見える)
そのアンビバレントさだと思う。
もちろん当時としては革新的だったのだろうけど、
同時にコルビュジェのように(まあ彼もスイス人だけど)
マニフェストとして革命と並べて語るようなわけでもなく、
ただそこに建っている。

ボスに「スイスのモダニズムの特徴は何か?」ときいたら
「パッと見では気がつかないくらいそっけないけれど、
よく見るといろいろとおかしな部分があるところだ」
といわれてなるほどと思った。
確かにモダニズムの言語を使っているけれども、
同時に周辺環境への配慮などがすごくしっかりしていて、
街にとてもなじんでいる。
あたかも前からそこに建っていて、
これからもそこにあり続けるような。
それはクリティカルリージョナリズムのように
カウンターとしての地位を与えられるほどの明確な特徴もないけれど、
建築としてきちんとしたクオリティを持っている。
もちろんそれはヒロイックな建築の力を否定しているわけではないし、
それはそれで重要なことだ。
けれど一方でそれが資本の力にいともたやすく利用されているのを
目の当たりにしてしまうと、
ただそれだけではダメなんじゃないかと思ってしまう。

建築のような確立された分野では、
その本来の力に身をまかせることが
先に進む上での原動力になるような気がしていて、
そうゆう意味でいろいろ勉強になる。
それはスイスの現代建築にももちろん当てはまることだけれど、
周りに対する肯定的な視点、
そしてけっして出しゃばらないその寡黙さからは、
日本のサイクルのスピードに慣れてしまって
感覚が麻痺している自分たちの感覚にとって、
いい薬になる気がしている。

一方でスイス建築もH&deM以降確かに変化を見せ始めていて、
何かと目立つものが増えている。
けれど元々スイスの建築がもっているような
なんでもなさに対する繊細な感覚は、
ずっと失わずに持ち続けて欲しいと思う。

taz001 at 07:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 05, 2009

intervention


Hans-jorg Ruch: Historic Houses in the Engadin
Hans-jorg Ruch: Historic Houses in the Engadin
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クリスマスにボスから本屋の100フラン券をもらったので、
早速本屋へ行って、迷った末に買ったのがこれ。
この本は高くてその券使ってもまだ50フランぐらい払ったから
何かちょっと損した気分。。。
(ホントはCaruso St Johnの作品集が早く欲しかったのだけれど、
まだ出てなかった。。。
しかし今度チューリッヒで展覧会をやるらしいのでめっちゃ期待!)

St.Moritzを拠点に活動している建築家で、
かなりの数やっていて、この作品集も相当分厚い。
本の装丁といい写真の撮り方といい、
なんだか変にゴージャスで大げさなのが玉にキズではあるけれど、
(よくあるホテルのインテリア特集みたいな感じ)
作品自体はすごく興味深い。
というかそもそもこの本は
彼の修復及びリノベーションの仕事だけを扱っていて、
もちろん新築もやっているのだけれど
調べたところそれほど大した数ではない。
この事実がすでに特異な気がする。
それほどの数のリノベーションを手がけているということ、
そしてその仕事に対してきちんとした評価が与えられている
という部分で。
それでまずこの地域の既存の建物がすごくよくて、
壁がすごく分厚くて洞窟みたいで、
(何と13世紀のものもあった!)
実際中にはほとんど光が入ってこなさそうではあるけれど、
その圧倒的なマッシブさにはすごく惹かれるものがある。
とくに初期の作品はパッと見
どれを彼がやったのかわからないぐらいで、
よく見ると窓や屋根が少し変で、
しかもきちんと考えられている。
だんだん時間を経るにつれて、
彼の操作も大げさになってきて
ちょっとやりすぎな感は否めないけど、
それでも抑えるところは抑えているという感じ。
ちなみにアーティストのNot Vitalの家も
彼が手がけています。
絶対行かないと!

スイスにはまだ自分の知らないいい建築家が
ごろごろといそうな気がします。
しかし本は重いので買いすぎに注意しなければ。。。

taz001 at 07:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

February 04, 2009

keep condition


私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)
著者:内田 樹
販売元:文藝春秋
発売日:2006-07
おすすめ度:4.5
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この本を読んだのは、特にユダヤ人について
特別の興味があったわけではなくて、
内田樹という人が最近すごく気になっているからだったのだけれど、
これもすごく興味深かった。
おそらく本当に良いものというのは、
その分野や形式を問わず、
それがその中だけで完結せずにもっと広くいろいろなものに
接続されていくのだと思っているのだけれど、
(もちろん同時にその分野や形式であるがゆえの
質を実現しているはずで、その両義性が魅力的なところだ。)
この本もユダヤ人というテーマを通して、
人がどのようにして自分と世界とを関係付けていくかということに
対しての考えを深めようとしているように思えた。
それは決して因果応報などの明確なストーリーに
ものごとを回収してしまうのではなく、
いかに理路では語り尽くせないもの、
現実に存在している不条理をいかにして受け入れ、
それと対峙し続けるかということで、
この本の中の言葉を借りるならば、
「「これから存在させねばならないもの」を基礎づけるために
いまだ存在したことのないもの」を時間的に遡行して
想像的な起点に措定しようとする思考」のことである。

正直自分でもどれだけ理解しているか怪しいところではあるけれど、
そのわからないという状態に対して、
いかにして自分が向き合っていくのかということが
この本で書かれていることのようにも思える。



taz001 at 08:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 03, 2009

時間の感覚

文藝 2008年 11月号 [雑誌]文藝 2008年 11月号 [雑誌]
販売元:河出書房新社
発売日:2008-10-07
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この号は柴崎友香特集ということで買ったのだけれど、
その中に掲載されていた磯崎憲一郎の「世紀の発見」がすごい。
何というか、柴崎友香は空間の人であるとすれば、
磯崎憲一郎は時間の人であるような。
文藝賞をとった「肝心の子供」も時間の流れが独特ですごくおもしろかったけど、
この小説は本人もその方向での最終作と位置づけているように、
時間をかなり意識して描かれている。
主人公は名前さえ与えられずに、ただ淡々と描かれているのだけれど、
ふとした瞬間にそれがすごく大きな時間の流れに乗ってしまう。
普通だったら小説においてはクライマックスとなるようなことが
何でもなく描かれているのに、
普段の生活の記述がとても繊細な手つきで世界に接続されている。
小説自体はすごく短いのだけれど、一文ずつがそれぞれすごくいい。

こういったすばらしい小説を読んだあとは、
生活に対する意識が少しだけ変わったりして、
なんだかちょっと幸せな気分になる。
あるいは自分にとってはそのように
日常生活に対する解像度を少しだけ上げてくれるものが、
すばらしい芸術であるのかもしれない。

taz001 at 07:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

February 02, 2009

a holiday


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先週末はインターンを始めてから4ヶ月経って
ついに初の土曜出勤をしてしまいました!
日本の事務所に勤めてる人に言ったら殺されそうですが。。。
そしてその後友人宅で日本食をご馳走に。
しかも極上のコシヒカリを食してめっちゃ感動!
やっぱ日本米はいいっすねえ!

日曜には午後から活動を始めたものの、
まずH&deMのカートゥーンミュージアムに行って、
友達に勧められて行ったらこれが意外とよくて、
小さいスケールながら細部までシンプルによく考えられていて、
ガラスの使いわけ方や角度の微妙な変化の仕方、
照明もかなりきちんと考えられていたし
遊び心もあってかなり好きだった。
しかも展示もすごくよくて、
ドイツ語の勉強という言い訳をたてにして
思わず本まで買ってしまった。
いやあ、大満足です。

その後さらに映画館にダニー・ボイルの新作を観に行って、
ただいまインドにかぶれ中のルームメイトに勧められたのだけれど
これもストーリーはともかく映像がすごくきれいで、
かなり楽しめました!
ただやっぱり真ん中の休憩はよくわかんなかったが。。。

そんなこんなでバーゼルはコンパクトながら
いろいろと見るところがあって、
週末は家に引きこもってばかりいないで
ちゃんと行動しないとなーとすげー実感しました。
まずはちゃんと情報集めしないとね。
「tokyo sonata」は見逃したし。。
これで天気さえよくなってくれれば最高なんだけどなー!



taz001 at 06:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)