April 2009

April 26, 2009

movie


mima01


ウェブ上に今いる事務所のプロジェクトの映像がアップされたので、
興味のある方はぜひぜひ見てみてください!

www.0300tv.com/2009/04/miller-maranta-housing-schwarzpark/#more-974

5年ほど前に竣工した集合住宅です。
詳しくはこちら
残念ながら住宅の中までは撮影できなかったようですが、
こうやって完成してから何年か経った状態を
映像で見るのは興味深いです。
写真だけではなくて映像で伝えることが
これからもっとポピュラーになってきたら、
プレゼンの仕方もいろいろと変わってくるかもしれませんね。

taz001 at 02:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 22, 2009

music for everyday


オリハルコン日和
オリハルコン日和
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ようやく出た新しいアルバム!
自分たちでレーベル作ってメンバーも抜けたりして心機一転、
待ちに待ってました!

いやあ、やっぱ間違いないっす。
毎日自転車乗りながら聴いてるととってもおだやかな気分になります。
そして合わせてベスト盤も買ったのだけれど、
やっぱこれは名曲です!
いまだこれに勝るものはないかも。

THANK YOU FOR THE MUSIC / bonobos


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April 19, 2009

秋の輝き


STRAIGHT DAYS/AUTUMN BRIGHTNESS TOUR'08 [DVD]
STRAIGHT DAYS/AUTUMN BRIGHTNESS TOUR'08 [DVD]
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ついにリリースされましたね、彼らのDVD。
まあちょっと時間差ですが自分の手元にも届きました!

2枚組でのバランスもよく、
ドキュメンタリーとしての 質もさすがですが、
とにかく2枚目のリキッドルームのライブがやっばい!
これを見逃した自分を嫌悪してしまいます。
数億の言葉を使ってこれについて書くのは
さすがにまずいので細かい感想は差し控えますが、
果たしてこれほどタイトなライブをできるアーティストが
どれだけいるのか?
いろいろなものを抱えこみながら、
確実に彼らはでかくなっていっています。

そして六本木COREでのあの伝説のライブから10年、
(というかあのライブビデオDVDにして欲しい!
最後のAMENIMOMAKEZ→告別の朗読は
間違いなく日本語ラップにおけるひとつの到達点だと
断言できます。)
また5月2日にライブするみたいですね。
ああ、行きたい。。。

そして最近の個人的なビッグニュースは
ついにINDYVISUALでもSNEAを取り扱うようになったことです!
帰ったら絶対行くし!
ということでイースター休みなのに
体調を崩して引きこもっていたせいもあって、
スイスにいながらにして恵比寿界隈に思いをはせている今日このごろですが、
とりあえず残りあと4ヶ月半、 気持ちを引き締めて頑張ります!


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April 17, 2009

resistance


Caruso St John: Almost Everything
Caruso St John: Almost Everything
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ようやく手に入れることができたCaruso St Johnの新しい本。
ちょっと値が張ったけど、まあそのへんは勢いで。

最初ぱらぱらとめくった時点ではそれほど強い印象はなかったのだけれど、
細かいところを見ていくと、いろいろな発見が。
この本は作品集というよりも彼らの思考をかたちにしたようなもので、
もちろん彼らの作品も載っているけど、
それ以外の彼らの興味のあることに関する資料がかなり多くて、
正確なパーセンテージまではわからないけれど、
通常建築家の作品集によくあるような自己顕示欲にまみれた雰囲気は全くないというか
むしろそれに抗しているようにさえ思える。

この本はPhilip Ursprungが編集していて、
彼の文章がガイドとなっていて、建築家本人の文章は全くない。
つまりCaruso St Johnが設計した建物と
そのまわりをめぐるさまざまなことがらがつめこまれていて、
それによって彼らの考えをひもといていくという感じ。
もちろんこのような構成は彼らの設計に対するスタンスに基づいていて、
自分たちは新しくオリジナルなものを作ろうとするのではなく、
今までの優れた建築を参照して、
それらに対する深い畏敬の念を持って設計している。
こういった姿勢はともすると有名作品のコピーを繰り返し、
あたかもそれを自分がそれらと並ぶ建築家であるかのように
振る舞ってしまうという危険性をともなっており、
また今の世の中で新しさ、個性がすべてだと信じ込んでいる人にとっては
とても古くさい態度とも言えるのかもしれないけれど、
彼らが講演会でも言っていたように、
今の建築教育においてほとんどの学校で設計の際には
過去10年分ぐらいしか参照されていなくて、
しかも参照するというよりも表層をなぞるようなことが多くて、
それを隠しながらあたかも自分がすべてを考えだしたかのように
振る舞うように教え込まれている場合が多くて、
結局のところそのような環境では自分が何をしているのか
本当にはよくわからないままそれが正しいと無意識のうちに信じるようになる。
しかしそのようなスパンで建築を考えていても、
結局のところ10年後には本当にただ時代遅れなだけのものに
なりさがってしまって、ほとんどなにも残らない。

話がちょっとずれてしまったけれど、
この本で最初に驚いたのは、
Smithsons、Adolf Loos、Gottfried Semperなど
彼らの尊敬し参照している建築家たちの文章がそのまま掲載されていることだ。
Smithsonsに至っては本の写真がそのまま載せられていて、
その写真の文章を読むという二重構造になっている。
一部分を引用するのはよくあるけれど、
このようにまとまって作品集のなかに載っているのは初めて見た。
他にも彼らの影響の受けたアーティストの写真が彼らの作品の写真と
同じフォーマットで載せられていたりするし、
彼らの作品の写真とて、クレジットは写真家のみで、
彼ら自身のクレジットがあるのは図面と模型写真だけだ。
このようにして自分たちがいかにいろいろなものに影響されているのかを
自覚的にきちんと見せている。
このように一つの本だったり作品だったりを通して、
今まで自分が知らなかったものを知る機会になって、
いかに自分が多くのことを知らないかをわからせてくれるものは
本当に刺激的だ。

それとちょっと驚いたのが、
引用の一つにネグリ&ハートの「帝国」があったことで、
まあ建築家がこの本を引用すること自体は別に大して珍しいことではないと思うけど、
彼らのスタンスを考えると結構意外だった。
というのも彼らの作品が総じて持つ穏やかさと、
哲学や社会学なんかを引用しながら話す建築家の語り口が自分の中で結びつかないからで、
彼らのスイスにおいての評価が高いことからも伺えるように、
基本的に彼らの作品はスペクタクルなものとは無縁で、
日常生活と強く結びついている。
ただこのことから自分が思ったのはスイスとロンドンという場所の違いで、
スイスの多くの建築家が寡黙で、ある意味で牧歌的なナイーブさ、
いわば村の職人的な性格を持ち合わせているのに対して、
ロンドンという大都市においてはおそらくこのようなナイーブさは通用しなくて、
穏やかな雰囲気を作り出そうとすること自体が一つの意思を必要としているのだろう。
そう考えてみるとスイスとロンドンの一部の建築家の持つ考えがとても近いけれど、
その口数に大きな差があるのもうなずける気がする。

そして「Almost Everything」というタイトルについてだけれど、
これは未来が希望だけでも絶望だけでもなくて、
世界はそのままあってその中で自分たちはほとんどすべてのものを
選びとることができるという意味のようなのだけれど、
これを読んで思い起こしたのが、
保坂和志が柴崎友香の「きょうのできごと」の文庫版に寄せた解説、
「ジャームッシュ以降の作家」というもので、
まあ正直に言ってこれは自分の好きなものを強引に結びつけていると
言われても言い返せないけれど、
一人の人間が好きなものに全く関係がないはずがない。
それでこの文章の中にもほとんど同じようなことが書かれていて、
柴崎友香という作家は私小説といわれてイメージされるような
見えるものすべてに自分を投影する小説とは無縁で、
いかに今あるものをそのまま描くかを突き詰めている人で、
それは他者というか世界に対する強い信頼に裏打ちされていて、
それが作品にもすごくよく表れている。
そしてこういった態度はこの本を読んで感じたこととすごくよく似ていて、
自分という人間を他の人から差別かするかに余念がないようなものとは
全然違って、世界を肯定する視線に満ちあふれている。
そして保坂和志が小説の解説にジャームッシュを持ってきたのと同様、
いろいろな分野に対する強い興味という部分でも共通している。

まああんまりこじつけて結論を導きだそうとしても
何か明確なことを言おうとすればするほど
大切なものがこぼれ落ちてしまう気がするので
このぐらいにとどめておくことにするけれど、
(というかすでに書きすぎか)
このように見ることによって何かクリアな答えを教えてくれるのではなくて、
逆にいろいろな感覚を喚起させたりいろいろと考えるきっかけを
与えてくれるものが自分はやっぱり好きで、
その感覚を忘れないためにとりあえず走り書きしてみた。



taz001 at 03:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 16, 2009

186045

ROLLIN'045 / OZROSAURUS


真夏のジャム / STERUSS



横浜に住んだのはだいたい4年ちょいだけれど、
まあそれなりに思い入れがある。
特に何がいいというわけでもなくて、
もはやこれから住む理由も特にないから
もう住むことはない気がするが。
ただこの2つの曲はすごく思い出深くて、
それはもちろん日本語ラップ史に残る
名曲だからというのはもちろんあるけれど、
個人的には偶然にも横浜に来たときと離れたときに
出た曲で、今でも聴くたびにそのときの感じを思い出す。

音楽と個人的な体験が結びつくというのは
よくある話だけれど、
この場合は曲としての思い入れと場所へのそれが
別個なのに微妙に入り混じっていて何だか変な感じ。
しかししばらくライブ観てないな。
何かすごく大切な時間を失っていっている気が
してきてしまう。。。

taz001 at 09:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 13, 2009

Complex Ordinariness


歩いても 歩いても [DVD]
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この作品は、今までの是枝作品のなかでもっとも日常を描こうとしているがゆえに、
もっとも作りこまれている精度の高い作品だ。
どこにでもありえそうなことをとてつもない解像度でもって映し出していて、
ただ日常を美しく描こうとするのではなく、
人の汚い部分とか醜い部分もありのままに描き出している。
それは前作で落語をモチーフにして立川談志のいう「業の肯定」を
実践しようとしたことの延長線上にもあり、
未来は希望だけでも絶望だけでもなく、ただそのままあることを
結果として映し出しているように思える。

この人は今まで常に社会との関わり方を作品に落とし込んできたけれど、
(「花よりもなほ」とて時代劇とい形態をとっているけど
9.11のカウンターとして機能している)
今回は彼自身の母の死という極めてパーソナルなところから
製作がスタートしているということもあって、
今までの延長線上にありながらも少し違った趣を感じる。
それが何なのか今のところうまく言葉にすることができないけれど、
一つ一つのシーンに対するとても細かい作りこみ方が、
彼のこの作品に対する思い入れを表しているようでもいて、
これまでとってきたドキュメンタリー的な手法とは
似ているようでいてかなり違った質を持っている。

海外にいることもあって一つ一つのシーンに
いちいち色々と感じてしまうのだけれど、
繰り返し観れば観るほどそれがより鮮明に感じられて、
ついつい毎日のように観ている。
小津さんの後に続くことができるのは
この人しかいないんじゃないかと
ちょっと大げさなことまで口に出そうになってしまう。

taz001 at 06:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 11, 2009

emotional architecture


CSTJ01

CSTJ02


今週はETHで個人的に今一番気になっている建築家、
Caruso St Johnの展覧会とそれに合わせたレクチャーが
あったので、気合を入れ午後仕事を休んで行ってきた。

まず学校に着いたら友達が彼らのスタジオを取っていたので覗かせてもらうと、
ちょうどタイミングよくクリティークをやっていて、
しかもゲストにPeter Maerkliが来ていた。
彼らのスタジオで印象的だったのは、
まず設計を始める前にそれぞれの学生が参照として
一つの建物を選び、それのかなり突っ込んだ分析をしていたこと。
その中でも彼らが重要視していたのは、その建物が持つ
「atmosphere」で、かなり精巧な模型を作ってその写真を
同時にプレゼンさせていた。

レクチャーでは、Louis Sullivan, Adolf Loos, Sigurd lewerentzの
作品を挙げながら、彼らの建築が持つ魅力を語った後、
Gordon Matta-ClarkやRobert Smithsonらアーティストの作品について語り、
そして最後に自分たちの作品の説明をするという構成で、
通常建築家の講演でよくあるような、
あたかも自分たちが新たにすべてを発明したかのような態度ではなく、
それとはむしろ対極でいかに今までいろいろな人が
すばらしい作品を作り上げてきたかについて語り、
それらに対する強い尊敬に基づいて彼らが設計をしているというのが
ありありと伝わってきた。

その後の質疑応答で彼らが語っていたように、
いかに新しい建築といえど、10年経てばもう新しくはないし、
70年も経てば相対的に古い。
だから結局はどんな建築も日常の世界へと帰していくのであって、
狭い意味での新しさとかオリジナリティとかを追求することに意味はない。
彼らが憂いていたのは、最近の建築教育に対してで、
ほとんどの学校が過去10年ぐらいの単位でしか建築を見ていなくて、
仮に名前が出てくることがあってもそれと設計とは結びついていない。
多くのロンドンの建築家がスイスで教鞭を取っているという事実からも
伺えるように、
少し前までバブル景気で沸いていたロンドンのような大都市においては、
AAやBartlettのような学校が注目を集めていて、
いわゆるスミッソンズスクールに属するような建築家たちには
居場所はない。
(ただPeter Cookもスミッソンズの教え子であるというところが
また複雑なのだけれど。)

個人的には彼らの普通のものをつぶさに観察してモノに置き換えていく態度は
すごく共感を覚えるというか学ぶものが多くて、
かなり影響されている。
展覧会自体はすごく規模の小さいものだったので少々拍子抜けしてしまったけれど、
彼らが以前の講演会で言っていた、
「自分たちのオリジナリティは何か新しいものを発明することでは
なくて何を見ているかというところにある」
という発言に伺えるように、
SullivanやLewerentzの作品と自分たちのものとを並べて展示していて、
彼らのつくることに対する姿勢が伺えた。
この展覧会に合わせて出版された作品集と著作集が売られていたのだけれど、
自分の直前で売り切れてしまって悔しい思いをした。。。
早く手に入れて読み込みたい。

Caruso St John: Almost Everything
Caruso St John: Almost Everything
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Adam Caruso: Writings on Architecture
Adam Caruso: Writings on Architecture
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April 07, 2009

Spring Break


spring01

spring03

spring02


先週からサマータイムが始まったのに合わせて、
天気も急激によくなってきました。
週末にはかなり暖かくて、
もう外に出歩くのが楽しい感じです。

土曜日には若干一名ツイてない人がいたものの、
元メンドリジオ名物、「ゐヨーダ」カレーを作ってもらい、
しかも日曜は一晩寝かせたカレーをテラスで食べて、
何とも幸せな週末でした!
これからどんどん自慢の中庭を活用できそうです。
今ルームメイトが夏に向けて手入れ中。
しかもちゃっかり建築も見に行ったし。
これで花見ができれば言うことなしですが。

しかし今日朝起きてみたら、何と花粉症が。。
スイスに来てからあんまり大したことなかったのに
急にかなりひどくなったのでへこみます。。。
季節の変わり目だから体調に気をつけないと。
そろそろ何か運動も始めないとなー

taz001 at 05:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 02, 2009

as it is


Museum Insel Hombroich
Museum Insel Hombroich
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仕事がひと段落して、ちょっと気分転換に本屋をのぞいたら、
というかまあしょっちゅうのぞいているのだけれど、
ドイツのデュッセルドルフの郊外にある
「Insel Hombroich」の本を見つけたので即買いした。

この場所は2年前に学校で課題の敷地になったところなのだけど、
おそらくスイスに来て自分がもっとも影響を受けた場所のひとつで、
まあそれは課題を含めてなのだけれど、
今の自分の考え方のベースになっていると言っても
過言ではない。

この場所はいわゆるアートパークで、
来訪者は地図一枚を手がかりに敷地の中を歩き回る。
最近では安藤さんとかスターアーキテクトが
いろいろ建てているけれど
まあはっきしいってそれはどうでもよくて、
その公園部分の持つ雰囲気がすごく良い。
通常の美術館と比較するとわかりやすいのだけれど、
質・量ともにすごく高いレベルにあるにも関わらず、
一切の説明や人工照明がなく、
もちろん柵や線なんかもなくて、
ただアートと直に向き合わされることになる。
最近の美術館、例えば高層ビルの中にあるやつなんかは
少し近づいただけで係員が立ち上がったりして
とても落ち着いて見れたもんじゃないが、
こういった状態はある意味で理想的であると思う。
さらにはその結果としてアーティストのネームバリューが
意味をなさないと同時に、
公園にあるなんでもないオブジェクトまでが
アートの一部のようにも見えてきて、
自分の感覚を総動員して鑑賞することになる。

建築の話をすると、まず設計したのが建築家ではなくて彫刻家で、
まあミニマリズムの文脈で捉えてまちがいないと思うのだけれど、
面白いのはレンガを再利用したりとかサッシがちょっと無骨だったりとかして、
あまり美学的になりすぎずに広大な敷地の中で
ぽつんと建っていることで、
スタジオの先生は「穏やかさ」と言っていたけれど、
なんだかアートのための空間にありがちな変な緊張感がなくて、
ゆったりした雰囲気の中で時間をかけて鑑賞することができる。

正直に言ってしまうと一番最初に見たときの印象はそれほどでもなくて、
まあそれは時期の問題もあるのだけれど、
宿泊して時間をかけて見ていくうちにいろいろとわかってきて、
結果的にすごく好きになった。
この自分の中での変化はあとから考えてみるとすごく大きなことで、
意外とこうゆうことはそのときにはわからない。

事務所で働いているとどうしても目の前のことに目がいきがちで
いろいろと忘れてしまうのだけれど、
きちんと注意して見逃さないようにしなくてはいけない。
日本に帰る前にはもう一度行って、
しっかりと見直しておきたいなー


taz001 at 03:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)