6月28日土曜日、定例稽古でした。
ある台本を使って稽古。
台本を使うと、シーンが立ち上がる喜びをひそかに感じます。
ぼくも高橋さんも健在です。
次の日は、マームとジプシーを観に伊達へ行きました。
座席に腰掛けると、入り口のほうに宮崎さんが見えました。遠くからでもすぐ宮崎さんだとわかります。
せっかく久しぶりに会いましたが、席が隣合わせではなく、前後になったため喋りづらい体勢になってしまいました。
劇はすごかったです。
ある地方にある一軒家と、そこでかつて一緒に暮らしていた一家を描いています。
ひとり家に残った長男の元に、出て行った長女と次女がそれぞれの子どもを連れての帰郷。
区画整理によって取り壊される「家」。
藤田さんの演出の特徴なのだと思いますが、シーンの中で同じやりとりが角度を変えて何度も反復されます。
でも単なるリピートとは違って、繰り返すごとに役者の感情が助長されています。
エスカレートしながら繰り返されるたびに、家族への感情とか家の記憶がガリガリ掘削されて穴が空いて、そこから涙とときどき笑いが漏れました。
良いものを観た!
車で3時間、途中豪雨に見舞われながらも来てよかった。
芝居したい!
ある台本を使って稽古。
台本を使うと、シーンが立ち上がる喜びをひそかに感じます。
ぼくも高橋さんも健在です。
次の日は、マームとジプシーを観に伊達へ行きました。
座席に腰掛けると、入り口のほうに宮崎さんが見えました。遠くからでもすぐ宮崎さんだとわかります。
せっかく久しぶりに会いましたが、席が隣合わせではなく、前後になったため喋りづらい体勢になってしまいました。
劇はすごかったです。
ある地方にある一軒家と、そこでかつて一緒に暮らしていた一家を描いています。
ひとり家に残った長男の元に、出て行った長女と次女がそれぞれの子どもを連れての帰郷。
区画整理によって取り壊される「家」。
藤田さんの演出の特徴なのだと思いますが、シーンの中で同じやりとりが角度を変えて何度も反復されます。
でも単なるリピートとは違って、繰り返すごとに役者の感情が助長されています。
エスカレートしながら繰り返されるたびに、家族への感情とか家の記憶がガリガリ掘削されて穴が空いて、そこから涙とときどき笑いが漏れました。
良いものを観た!
車で3時間、途中豪雨に見舞われながらも来てよかった。
芝居したい!