防塵シュバルゴは今ではレアなポケモン。せっかくのレア個体なんだから使わないと勿体ないよな・・・と思いつつも、孵化だけしてなかなか育成に着手できませんでした。その個体を先日ようやく育成

結構な試合数回してみて、方向性自体は合ってそうに思えたので、その型を紹介してみようと思います。その前にこのポケモンの概略を

シュバルゴ

【種族値】
70-135-105-#-105-20


【特徴】
特性防塵により、キノガッサに強く出やすいポケモン。ビビヨンとモロバレルは勝てるか怪しいんですけど、胞子・粉をコイツが防げるってだけでも、十分に立ち回りやすくなります

種族値はいかにも5世代出身な感じのピーキーさです。同タイプのハッサムに似ていますが、あちらがA種族値に似釣わしくない(?)器用な技を武器にしているのとは異なり、コイツはいかにもな不器用ポケモンとなっております。A種族値135からの一致メガホーンが武器ですが、現代ではこれでも高火力ってほどではないのでインフレの恐ろしさを感じてしまったりします。サブ技が貧弱ですが、弱点を突きやすいドリルライナー、持ち物を落とせる叩き落とす、ということで貧弱なりにも十分な負担を与えることはできそうです。捨て身タックルでステルス込みリザードンくらいなら落とせます。捨て身を採用するかはまた別の話ですが

実際、ゴツメを叩いてメガホーンでクレセリアを処理したり、相方のヒードランをドリルライナーで牽制したり、ということができます。火力が微妙で満タンだと倒せないんですけどね、ええ

4倍弱点持ちということで、ナットレイへの恨みのこもった炎の役割破壊技の一撃を食らってしまいやすかったりします。かなりの鈍足さもこのポケモンの特徴ですが、トリックルームで補助してやるほど攻撃性能があるわけでもなく、活かし方はやや難といったところでしょうか。崩し・サイクル・対面・・・どこをとっても半端ですが、特徴的な攻撃範囲・耐性によって崩しやすい並びも結構多かったりします。

ここで重要だと思われるポイント

シュバルゴは愚直な騎士である。ならば使い手の考えるべきは、彼に堅実に仕事をしてもらえるような環境を与えること


ちょっとふざけましたけど、耐性・役割破壊込みの崩し能力・鈍足さ、による性能。これを活かそうとすれば・・・ポケモンの定番、あの人形に頼るのがベターかと思います


【型紹介】
意地張or勇敢 H252 BD調整残りA
@混乱実(or残飯)
メガホーン・ドリルライナー・叩き落とす・身代わり



ということで身代わりを採用するに至ります。無振りクレセリアのサイキネは人形が2発耐え、ナットレイのジャイロにいたっては8回撃たれても壊れません。これを個性と言わずに何という。ウイップでも2発耐えますし、技外ししてもまあ安心です。これで変な択ゲームにすることなく堅実に処理することができるどころか、その2体を単騎で2タテすることも可能になります。三日月の舞・トリックルームを有するクレセリアを相手にするのであれば、身代わりは強力な対抗手足りえると思います

ナットレイを対面から起点にできるようになったこと、ギルガルドのキンシ読みの技選択肢ができたことで、今の鋼環境においてテッカグヤ・ハッサム以外のほぼ全ての鋼属に役割が見込めるようになり、選出しやすくなる。メタグロスも相方はサザンドラが多かったりしますので

アイヘを切ってるのでミミッキュやテテフへの役割はあまり期待できませんね。とはいえ、ミミッキュ側も悠長に2舞するとも思えない。相手依存はまずいんですけども。キノガッサへの役割気にするなら、ミミッキュも見ろよと言われればそういう面もありますけど。ブルル・ドランなんかも、アイヘがないことがばれていなければ、後攻身代わりから誰か1匹持ってくような立ち回りが視野に入ります。まあボーマンダが一緒にいること多いのでなんともですが

叩き落とす・ドリルライナー・メガホーンまでは個性として確定で、残りをアイアンヘッドにしてしまうと中途半端なただのフルアタ。それでは応用力がなく構築として力が出にくいかと思います。身代わりは用途の多い技です。このポケモンの鈍足さをトリルターン稼ぎに使ったり、逆にこちらがトリルを利用するなら、バシャの守る読みなんかでも使えますね。


調整は自分の中で結論が出ていないのですが、技構成自体はこれで良いと思ってます。採用する構築自体は、積みサイクル系の中での補完役が向いている印象。炎相手にサイクルするのは危険が伴いますし、他の鋼ほど対テテフが安定しないので。サイクルの中での負荷が軽い+汎用的な攻撃に乏しいです。対面処理するにも起点になりやすいので、消去法的にも積みサイクル系の補完役です。ナットレイ・クレセリア絡みの相手の並びを疲弊させて、裏を通していくイメージ

それと同時に抑止力的にもなる。むしろこっちの意識のほうが重要そう。防塵活かしたビビヨン、抵抗タイプを活かして雑多なスカーフ持ち、メガギャラドス。アイヘ採用時はゴーストZ以外のミミッキュ。なかなかに痒いところに手が届くポケモンだと思います。ラティの相方のハッサムにも、一応は先手蜻蛉・居座り剣舞の択にはできるので他に有利取れてそうなら出していってもいいかも

まとめると・・・

・積みサイクル系の補完役
・クレセリア・ナットレイ等を含む並びへの崩し
・耐性・数値・遅さを活かした抑止力
・キノガッサやバレルへの役割


・・・という感じでどうでしょうか?

クチートを身代わりでターン調整しながら1発殴って裏の圏内に入れたり・・・相手がスカーフだった場合はシュバルゴが止めます・・・みたいな抑止力意識は持っておきたい。ほんと、4倍は不安定なんで下手なサイクル、もとい役割の固定はせんことです。崩しとしても、叩けばH振りポリゴン2くらいなら確2取れたりで、なんだかんだ仕事してくれる

自分としては、対面性能・抜き性能・崩し性能、全てが微妙なこういう類のポケモンを実際に運用してみるのは珍しいことで、新鮮に感じました。動かしてみると、ほんと地味にいい仕事をしてくれたので、こういう役割の持ち方があるんだ、と視野が少し広がったような気がします。


終わり