どうもかもねぎなべです。皆さん今季お疲れ様でした。対戦してくださった方ありがとうございます。TNシアノとear＋f で潜ってました
最後低い方のROMを動かしていたのですが追い上げ切ることができずにタイムアップでした。順位は十分嬉しいものなのですが、上位とのレート差もかなりあり悔しい気持ちも強いです。特殊ルールではありますが自分らしい構築は組めたと思うので、記念に構築記事を書いてみました。読んでいただけると嬉しいです
並び
結果 TN ear+f 最終12位(2098)、シアノ最終20位(2075)
【構築の構造】
主軸
軸の補助
補完
【個別解説】
◆ギルガルド(バトルスイッチ)
呑気 167(252)-160-198(156)-160-173(100)-60
@弱点保険
シャドーボール / アイアンヘッド / 影討ち / キングシールド
※ブレード時はB99 D83
◆テラキオン(正義の心)
陽気 166-181(252)-110-#-111(4)-176(252)
@ラムの実
インファイト / 岩雪崩 / 地震 / 剣の舞
[備考]
実質種族値が環境でもトップクラスに高く、ダイマすればホルードの地震＋電光石火や悪ウーラオスのインファイト＋不意討ちなどもしっかり耐えてくれます。ダイジェットこそありません(エアスラは覚えます)が、先行ダイマする際にダイロックの襷貫通・耐久上昇・一貫のしやすさが強力でした。技は最大打点のインファイト、ダイマリザードンを非ダイマでキッチリ落とせる岩雪崩、構築上重いギルガルドやドヒドイデに刺せる地震、軸２匹の足りない崩し性能を担保できダイウォール媒体となる剣舞です
◆オーロンゲ(悪戯心)
意地張 193(180)-154-113(220)-#-95-94(108)
@イアの実
ソウルクラッシュ / 不意討ち / ビルドアップ / 身代わり
[備考]
構築のMVP。前期塩麹さんが使っていて（下記リンク参照）、僕の好みにマッチした性能を持っていそうだと思い採用しました。悪ウーラオスに対するガルドからの引き先となり、攻め駒・受け駒両方の役割をある程度代わりにこなせる器用さを持つため、選出じゃんけん緩和に繋がります。
【選出】
oror＋
最後低い方のROMを動かしていたのですが追い上げ切ることができずにタイムアップでした。順位は十分嬉しいものなのですが、上位とのレート差もかなりあり悔しい気持ちも強いです。特殊ルールではありますが自分らしい構築は組めたと思うので、記念に構築記事を書いてみました。読んでいただけると嬉しいです
並び
結果 TN ear+f 最終12位(2098)、シアノ最終20位(2075)
【コンセプト】
・毒々、数値の高さ、守る、身代わり、先制技で誤魔化す詰めサイクル
・攻め駒は非DMでも詰めに使えるものを使い、通すよりも受け駒の詰めを補助する役割を重視する。ウーラオスより速いものでまとめる＋ダイウォール媒体の徹底
・選出を３匹にまとめるために役割依存のしにくさ(誤魔化し性能)、特定への明確な強さ(サイクル性能)、役割の特異性(選出枠を圧縮して対応範囲を広げる)を持ったポケモンをなるべく使う
【構築経緯】
シリーズ６環境では強い切り返しを行えたり、サイクルの中で展開したり、等の攻守両立の動きが可能な強い攻め駒がいないため、選出枠を圧縮できず択になりやすく感じました。同様に単純な受け駒も勝てない相手がハッキリしているものが多く、これもまた択を生む要因になりそうで軸としてピンと来ませんでした。その選出枠の問題を踏まえ、相手を選びにくく対面的に幅広く殴り合えるポケモンを軸にした誤魔化し詰めサイクルを組もうと考えました。その軸として前期に使っていた、弱点保険ギルガルド＋毒守貯水ガマゲロゲ、の２匹の並びの感触が良かったので今期も続投しました
軸の補助となる攻め駒として、この２体が悪ウーラオスに明確に不利を取ってしまうこと、崩し要素が不足していることを意識して選定。まず先行ダイマによる対面的な動きで数的有利を取りやすく、暗黒強打への最低限の受け出しができ、軸で対処しにくいリザードン・ポリゴンZに強いラム剣舞テラキオンを採用しました。次にウーラオスやゲンガーの上から行動でき、読まれにくいトリックで裏のタイプ受けサイクルを強固にできるスカーフスピンロトムを採用。相手に圧力を与えつつ上から対面操作が可能なこと、アーマーガアへの強さを評価しています
ここまでで攻め２・受け２の形になっており、その両方の薄めの役割代行が可能な攻守両立ポケモンがいると選出の柔軟性が増して択になりにくいと考え、身代わりビルドオーロンゲが穴埋めとしてもピッタリはまるので採用。悪を1/4で受けられること、一部の展開構築に対して強く出やすいこと、ギルガルドが苦手なゴーストタイプに強く出やすいこと、フェアリータイプであることなどを評価しました。最後は補完としてモロバレルへのメタ意識で防塵ゴーグルウルガモスを採用し、構築を決定しました
【構築の構造】
主軸
軸の補助
補完
【個別解説】
◆ギルガルド(バトルスイッチ)
呑気 167(252)-160-198(156)-160-173(100)-60
@弱点保険
シャドーボール / アイアンヘッド / 影討ち / キングシールド
※ブレード時はB99 D83
[備考]
対面・サイクル・ストッパーの動きを全て一定水準以上でこなせる構築の軸。数値の高さと弱点保険・影討ちによる有利不利関係の逆転しやすさ、ダイナックル・アシッド・ジェット耐性での詰めやすさ、ダイホロウ→影討ちのストッパー性能、サイクルを回すうえで貴重な強い鋼枠である点、などはウーラオスへの弱さを差し引いても余りある魅力だと感じました
対面・サイクル・ストッパーの動きを全て一定水準以上でこなせる構築の軸。数値の高さと弱点保険・影討ちによる有利不利関係の逆転しやすさ、ダイナックル・アシッド・ジェット耐性での詰めやすさ、ダイホロウ→影討ちのストッパー性能、サイクルを回すうえで貴重な強い鋼枠である点、などはウーラオスへの弱さを差し引いても余りある魅力だと感じました
構築の大きな勝ち筋が詰めのため、詰めるために積極的にダイマを行使します。耐久振りのためブレードでも固く、ダイマとのシナジーは悪くなかったです。相手の行動を誘導・制限する守る(キンシ)を残飯無しで意識させることができ、タイプ受けサイクルとのシナジーが良いポケモンでした
耐久調整はドラパルト意識の手抜きなので、＋２アイへで無振りホルードを高乱数程度までAを上げたり、Sも無振りドサイドンよりちゃんと遅くするべきだったと思います。しかしホルードの地震や悪ウーラオスの暗黒強打を耐える耐久振り自体は使い勝手が良かったです。水ウーラオスの特性ご存知でないキンシを、即負けに繋がらない安定行動としてちょくちょくやっててなんか面白かったです
◆ガマゲロゲ(貯水)
図太い 212(252)-#-139(252)-105-95-95(4)
@食べ残し
熱湯 / 大地の力 / 毒々 / 守る
[備考]
図太い 212(252)-#-139(252)-105-95-95(4)
@食べ残し
熱湯 / 大地の力 / 毒々 / 守る
[備考]
ガルドと合わせて水ウーラオス・パッチラゴン両方に強く、毒々からガルドとの両守る、ロンゲの身代わり不意討ちと合わせて広範囲を誤魔化せる構築の軸です。水タイプでありながらパッチラゴンを役割対象とでき、高火力で厄介な水の役割集中にも強いため選出枠を圧縮しやすく感じました。偉いポケモンではありますが強いポケモンではなく、構築もサイクルをガンガン回すよりかは誤魔化しなため、ステルスロック採用は見送り単体性能を確保できる技構成にしました。相手視点、貯水を確定できないのが強かったです(水の一貫があるので気付く人はすぐ気付くと思いますが)
役割集中のような動きを取られると脆いため、過労死を防ぐためのダイマを積極的に切ります。タイプ受けサイクルとしては守るが偉く、相手視点勝手に引きを考慮してくれたり、ダイマ択の緩和・ターン枯らしができるのは良かったです。毒々が外れるたびに溜め息つかなきゃいけないのはご愛敬(このカエルに愛嬌なんてものがあるかは諸説)
役割集中のような動きを取られると脆いため、過労死を防ぐためのダイマを積極的に切ります。タイプ受けサイクルとしては守るが偉く、相手視点勝手に引きを考慮してくれたり、ダイマ択の緩和・ターン枯らしができるのは良かったです。毒々が外れるたびに溜め息つかなきゃいけないのはご愛敬(このカエルに愛嬌なんてものがあるかは諸説)
◆テラキオン(正義の心)
陽気 166-181(252)-110-#-111(4)-176(252)
@ラムの実
インファイト / 岩雪崩 / 地震 / 剣の舞
[備考]
実質種族値が環境でもトップクラスに高く、ダイマすればホルードの地震＋電光石火や悪ウーラオスのインファイト＋不意討ちなどもしっかり耐えてくれます。ダイジェットこそありません(エアスラは覚えます)が、先行ダイマする際にダイロックの襷貫通・耐久上昇・一貫のしやすさが強力でした。技は最大打点のインファイト、ダイマリザードンを非ダイマでキッチリ落とせる岩雪崩、構築上重いギルガルドやドヒドイデに刺せる地震、軸２匹の足りない崩し性能を担保できダイウォール媒体となる剣舞です
＋２ダイロックでモロバレルが不利乱数だったり、ダイナックルで悪ウーラオスが乱数だったりなど、絶妙に足りないことも目立ちましたが、この環境においては仕事を計算しやすい攻め駒だったと思います。数値の高さ・一貫性・速さは偉大でしたが、ちょっと不細k()なのは許してください
◆スピンロトム(浮遊)
控えめ 149(188)-#-128(4)-165(196)-129(12)-120(108)
@拘りスカーフ
10万ボルト / エアスラッシュ / ボルトチェンジ / トリック
◆スピンロトム(浮遊)
控えめ 149(188)-#-128(4)-165(196)-129(12)-120(108)
@拘りスカーフ
10万ボルト / エアスラッシュ / ボルトチェンジ / トリック
C 無振りウーラオスをエアスラで確１
S 最速ゲンガー抜き
S 最速ゲンガー抜き
D ダウンロード調整
[備考]
スポンジくんがスピンロトムはメガライボルトだって言ってたので真似して採用してました。対面操作・行動制限の押し付けによる緩い崩し・削りから最後に通す攻め駒、といった役割を持つことができ、火力足らずなものの（これもライボと一緒）タイプ受け詰めサイクルに十分にマッチした性能だと感じました。格闘・草耐性でガマゲロゲとサイクルできます
[備考]
スポンジくんがスピンロトムはメガライボルトだって言ってたので真似して採用してました。対面操作・行動制限の押し付けによる緩い崩し・削りから最後に通す攻め駒、といった役割を持つことができ、火力足らずなものの（これもライボと一緒）タイプ受け詰めサイクルに十分にマッチした性能だと感じました。格闘・草耐性でガマゲロゲとサイクルできます
パッチラゴンに弱いですが、受け３枚は弱くはなく、役割があくまでも軸の補助なので選出には困りにくかったです。ただ、強力な地面枠に対する選出は窮屈ではありました。ゲンガーに対しての立ち回りとしてボルチェンからのガルド引きが襷・珠両対応となることが多く、ラムダイジェットのケアに襷なら凍える風や最大打点のヘドロウェーブ、珠ならダイアタックが飛んできやすいです(願望っちゃ願望ですが)
◆オーロンゲ(悪戯心)
意地張 193(180)-154-113(220)-#-95-94(108)
@イアの実
ソウルクラッシュ / 不意討ち / ビルドアップ / 身代わり
[備考]
構築のMVP。前期塩麹さんが使っていて（下記リンク参照）、僕の好みにマッチした性能を持っていそうだと思い採用しました。悪ウーラオスに対するガルドからの引き先となり、攻め駒・受け駒両方の役割をある程度代わりにこなせる器用さを持つため、選出じゃんけん緩和に繋がります。
このポケモンが加入したおかげでガルドの役割の自由度が増し、初手から対面的に動いて裏ロンゲ＋ゲロゲで詰めたり、ガルドとゲロゲで崩してからロンゲで詰めていくようなゲームプランを取れるようになり構築の安定感が飛躍的に増しました（前期のガルド＋ゲロゲはあくまでも詰めの駒として体力を温存しないといけないことが多く、初手の攻め駒選出じゃんけんになってました）。
その他、悪戯心無効でオーロンゲ展開に強いこと、ポットデス・ゲンガー・ランクルスの処理がしやすいこと、欠伸カビゴンを起点にできること、など痒いところに手が届く穴埋めにピッタリなポケモンでした。個人的に環境にいるフェアリータイプは選出択や行動択製造器で綺麗に動かせそうな奴が皆無だと思っていましたが、このポケモンは明確に選出できたり、誤魔化し性能が高かったりで、自分好みの性能をしていました
その他、悪戯心無効でオーロンゲ展開に強いこと、ポットデス・ゲンガー・ランクルスの処理がしやすいこと、欠伸カビゴンを起点にできること、など痒いところに手が届く穴埋めにピッタリなポケモンでした。個人的に環境にいるフェアリータイプは選出択や行動択製造器で綺麗に動かせそうな奴が皆無だと思っていましたが、このポケモンは明確に選出できたり、誤魔化し性能が高かったりで、自分好みの性能をしていました
※塩麹さん、リンク掲載許可ありがとうございました
◆ウルガモス(虫の知らせ)
臆病 161(4)-#-85-187(252)-125-167(252)
@防塵ゴーグル
炎の舞 / 虫のさざめき / ギガドレイン / 蝶の舞
[備考]
諸説枠。モロバレルに受け出し、１サイクル目にさざめきやギガドレインを撃って相手サイクルを崩しに行く狙いでしたが、選出択を作りやすくイマイチ活かし切れませんでした。とはいえ環境においてトップクラスの性能を持っていて強力なため、最後まで続投しました。この枠にハマるポケモンを見つけることができればもっと上を狙えたかもしれません
◆ウルガモス(虫の知らせ)
臆病 161(4)-#-85-187(252)-125-167(252)
@防塵ゴーグル
炎の舞 / 虫のさざめき / ギガドレイン / 蝶の舞
[備考]
諸説枠。モロバレルに受け出し、１サイクル目にさざめきやギガドレインを撃って相手サイクルを崩しに行く狙いでしたが、選出択を作りやすくイマイチ活かし切れませんでした。とはいえ環境においてトップクラスの性能を持っていて強力なため、最後まで続投しました。この枠にハマるポケモンを見つけることができればもっと上を狙えたかもしれません
【選出】
oror＋基本選出。ガルドゲロゲがわりと万能な詰め駒なので、優先的に出します。ガルドに何の役割を持たせるか、ゲロゲの過労死を防げるかが重要でした
【重いポケモン】
ドヒドイデ、ウルガモス、ナットレイ、アシレーヌ、ドサイドン、アローラキュウコン、マンムー、悪ウーラオスetc
【感想】
上位禁止ということで理想とする偉い構築と、強い動きが合致せず四苦八苦しました。実際、最後まで構築に強い動きを組み込めないままではありましたが、こういう誤魔化し詰め構築は自分の手に馴染むので、強くはなくても気分よく潜ることはできました。選出を３匹にまとめること、そのために役割が柔軟なポケモンを採用すること、が大事なんだなと思いました。来期以降も引き続き頑張っていけたらなと
【重いポケモン】
ドヒドイデ、ウルガモス、ナットレイ、アシレーヌ、ドサイドン、アローラキュウコン、マンムー、悪ウーラオスetc
【感想】
上位禁止ということで理想とする偉い構築と、強い動きが合致せず四苦八苦しました。実際、最後まで構築に強い動きを組み込めないままではありましたが、こういう誤魔化し詰め構築は自分の手に馴染むので、強くはなくても気分よく潜ることはできました。選出を３匹にまとめること、そのために役割が柔軟なポケモンを採用すること、が大事なんだなと思いました。来期以降も引き続き頑張っていけたらなと
おわり
コメント