これからの内容は先日当ブログに寄せられたしゅんさんのコメントを元に、ブログ記事用に一部を修正させていただいたものになります。
身売り騒動に揺れるベイスターズにおいて、問題点として度々挙げられる横浜スタジアムについての内容になります。
少しでも多くの方の目に触れればと思い、許可をいただいた上で記載しております。
宜しければ一読いただけると幸いでございます。




9月1日に明るみになった球団買収を申し入れたとされる2つの企業のうち、DeNAは、横浜がゲーム・玩具を扱う同業のコナミ傘下のコナミスポーツ&ライフと業務提携を結んでいる点と、モバゲーでユーザー間でのポイント取引が社会問題視されている点が懸念材料とされ既に撤退したそうです。
そして、ENEOSは、8日の夕刊フジで週刊文春にて記事にされたことを受けて報じられました。そこで実際に文春を読んでみて、最も気になったスポーツ紙デスクの話を抜粋します。


『リクシルが本拠地移転の話を出したとたんに地元のファンと財界から反対運動が起きました。
横浜スタジアムを作ったときに出資した地元財界人には、"永久シート"が割り当てられており、移転するならその権利を巡って訴訟になるとも言われました。
つまりTBSにとって移転含みの売却交渉は面倒なんです。
かつて、みなとみらい地区にドーム球場を作る計画でさえ立ち消えになったほどですから』

TBSが球団を売却する際、横浜という本拠地ありきで交渉をせざるを得ない理由が解明されています。
私は横浜スタジアムについて色々調べるうちに、先の『永久シート』と、『45年』というキーワードが諸悪の根源であるという解釈に至りました。

横浜スタジアムは、横浜公園が国有地であること、且つ都市公園法によりプロ野球専用の球場を建設することが出来ないことから、第3セクターとして設立された㈱横浜スタジアムが球場建設後に横浜市に無料で寄付したという経緯があります。
この寄付に対する見返りとして横浜市は、『公園施設の寄付に関する契約』をスタジアム側と締結。株式会社は球場施設のプロ野球興行開催の優先的使用の許可にはじまり、売店経営・広告物掲出・放映権等あらゆる権利を『45年』間に亘って握り続けているのです。
他方、㈱横浜スタジアムは球場建設費充当のため1口250万円の株を、『45年』間プロ野球公式戦バックネット裏特別席の無料優先権を付与する形で販売。すると20億円の資金が集まったそうです。
単純計算すると無料席は800席存在、過去の記事では設立後の増資分を含めると1200席あるとも言われます。
文春が言うところの『永久シート』を含め、広告・物販収入が入らない本拠地使用球団が収入源の頼みの綱の入場料のうち、1000席以上をゼロで計算しなければならないというのは球団経営を逼迫させる要因にしかなりません。

このように、㈱横浜スタジアムは設立から『45年』続くおいしすぎる既得権益を守ることで、本拠地球団を赤字にさせてでも自らは黒字経営を保っていられるのです。

前述の文春の記事に戻ると、スタジアム側は『45年』と『永久シート』を武器に、移転を画策する交渉企業に対し「権利を巡って訴訟を起こす」という脅しをかけているとも取れる一文があります。
そこに、予てから噂される闇の組織が一枚絡んでいるという仮説を立てても何ら違和感は感じられません。所謂「オーナーズ・クラブ」との関係性です。㈱横浜スタジアムの社長・鶴岡博、取締役会長・藤木幸夫、ここから派生する・・・これ以上はやめておきます。
それと、株式会社と横浜市の関係においても、㈱横浜スタジアムは市にとっての天下り先であるという事実も、横浜市民の方であれば忘れてはならないと思います。

球団を買収し所持するというのは企業にとって決してボランティアではなく、あくまでも収益を上げる営利目的であるはずです。
この悪徳企業と関わることで、赤字が必至であることが明白であるのに、悪条件での契約について鶴岡博社長は「球団が努力すればやっていける」とほざく有様。
横浜スタジアムと手を組みながら、はなから経営難覚悟で横浜の地で経営するメリットはどこにあるのでしょうか?
8日に横浜ドームを実現する会のシンポジウムがあり、あるマーケティングコンサルタントは「人口900万人の神奈川から、他県に移転するなどあり得ない」と発言したそうです。何十年先になるかもわからない球場に思いを馳せられる余裕なんてファンにはこれっぽちもありません。少しでも早く移転に関して朗報が聞きたいです。


                                                                以上

最後までお読みいただきありがとうございます。
身売りや移転騒動は球団だけでなく、ファンをも巻き込むもの。
だからこそ今一度、どうするべきかを真剣に考える機会にしていただければ幸いです。
また、宜しければご意見のほうもお聞かせください。よろしくお願いします。

最後になりますが、しゅんさんへ。
素晴らしい内容のコメントと、コメント使用の許可を下さり誠にありがとうございます。