T-BOX通信

美術情報

お米の値段、今週のXX

お米の値段が倍になったり、半額になったりしている。 お米が高いのならパンを食べれば良い。 
庶民にお米が主食として定着したのは、明治以降だろう。 富国強兵の掛け声で、軍隊内でお米を食べるようになって広がったのだろうか。
現在はパンもいろいろ、インスタントの麺類もいろいろ、世界の国々の主食と言われるのが日本で食べられている。 お米が価格が高いと思ったら、パンも好きな私は乗り換える。 だから「美味しいコシヒカリ」が5キロ1万円になっても構わない。 安い「カリフォルニア米」も私は好きなのでいっぱい輸入してほしい。 2千円のお米から2万円のお米が有っても良いのではないだろうか。 高橋盛夫

今週の市川佳世子 263 あしたの夢
今週の市川佳世子263ー2025.5.30−6.3あしたの夢  =市川佳世子=
広い広いポピー畑を見に行った
風にそよぐポピーは
いっせいに頭を下げ、赤い波のようだった
蜂のような虫がぶんぶん飛んでいて
蜜を懸命に集めている
咲きあいながら
どことなく
うわさ話に興じる奥様たちみたいで
面白かった


     今週の香本博 201 母の胎 あんしんの夢
今週の香本博201-2025.5.30-6.3母の胎 あんしんの夢
  =香本博=
ネコは夢を見るのだろうか?
レム睡眠とかあるのだろうか?
眠っている猫を見ていると、模様やしぐさから、
たくさんのイマジネーションを受ける。

捨て猫の「あんしん」は、母の胎動の中で、
流れに包まれた夢を見て・・同化している時かもしれない。

今週の香本博が200回達成、今週のXX


今週の香本博が200回になりました。 気が付くともう5年目になっていたのですね。

今週の市川佳世子 262 柔らかい味わい
今週の市川佳世子262ー2025.5.23−27柔らかい味わい

  絵を描く事と料理を作る事は似ていると思う。 絵でもちょっと線が長かったりすると、バランスが崩れ、変な絵になってしまう。 料理でもちょっとした塩加減で味が変わってしまう。
 最近市川佳世子は料理を作るようになった。 母親曰く「私より上手だ」との事。 これから絵もどんどん変わって行きそうだ。





  今週の香本博 200 ユキノシタ 春の雪
今週の香本博200−2025.5.23−27ユキノシタ 春の雪  早いもので今回が200回目の作品だ。 5年前から始まって、休んだ記憶が無い。 「継続は力なり」の諺どうり、毎週絵がT-BOXに届いている。 気力、体力がある証拠だ。

  =香本博=
自宅最寄りの地に、ユキノシタが自生している。
葉の群れは森のようで、花は雪のように真っ白だ。
ファンタジーの世界が浮かび上がる。

葉毛が豊かで、天麩羅にすると肉厚で満足感ある美味しさだが、
そんなことより、雪を頂いた森となったのだ。

冬でも枯れ色とならず、雪の下の野菜のように瑞々しい緑という意味から、
ユキノシタ と名付けられたという説がある。
物価高騰の折、食べられる山菜や野草が足元にあるのは、
豊かさと言えるかもしれない。

墨を薄めて輪郭の補佐とした。

遅刻と効率、今週のXX

  街路樹の葉っぱ一枚々々が美しく感じてしまう。 何処に居ても自然の美しさを感じれると有難いが、見ながら歩くとスピードが遅くなって、遅刻しそうになる。 ゆっくり歩かないように再開発の巨大なビルは建つと、多くの緑が無くなる。 葉っぱを見る時間がなくなれば、効率よく働ける。それを良く考えてくれているのは誰だろう。  高橋盛夫

 今週の市川佳世子 261 風の中
今週の市川佳世子261−2025.5.16−20風の中

花と葉の関係性が少し不明瞭だ。 花は強い線で主張され、葉は強い色で主張しているが、どちらも一歩引いている。
見る側からすると、主従がハッキリした方が理解しやすい。






  
今週の香本博 199 木洩れ日 バーコードの坂道
今週の香本博199−2025.5.16-20木洩れ日 バーコードの坂道 =香本博=
朝のゴミ出しに歩く坂道で垣間見る「バーコード」影の印象。
生活の中で、自然界にある抽象的なデザインを見せられたような、
不思議な感動に包まれる。
いつか絵にしたいと思いながら10年以上が過ぎていた。

秩父滝坂の坂道に強烈な朝日が差し込むとき、
影はまさに「バーコード」のようになる。
自宅から2分くらいの場所。
手前は橋でガードレールがある。
梟や鷹が住む森に光がまっすぐに透過・・木漏れ日の影なのだ。

物販流通に今や、バーコードは欠かせない。
そのシステムを作った田下憲雄さんが、先日亡くなった。
昔はレジスターで値段をガチャガチャ打ち込んでいた作業。
どれほど多くの人々の重複作業から解放しただろうか?

混沌とした社会に、光の筋をもたらした田下憲雄さんに敬意をこめて制作し、
ようやく作品となった。今までのご縁に感謝し、心からご冥福をお祈りいたします。
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